今回はLINEマンガで連載中のSAM先生の
「君の全てを奪いたい」98話を読んだので紹介したいと思います。
この記事はネタバレを含みます。
物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませっ!
君の全てを奪いたい 98話 あらすじ
前話のネタバレはこちら!
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イアロスの手先だろうと乳母を追い出すことを決めたのです。
君の全てを奪いたい 98話 ネタバレ
乳母の凶行の現場にプシュケーが・・
「何してるのよ・・・!」
というプシュケーの悲痛な叫びに、乳母は平然と「下の者たちがミスを犯したのでお仕置きしております」と返し、さらには「お嬢様はお気になさらず」と言って早く自室へ戻るよう促します。
は・・・?!
しかしいつもと違いここで引き下がるつもりなどないプシュケーは、「理由を聞いてるでしょ!!」と再度声を荒げ、「大したことないのに変な理由をつけてあの子たちを勝手に叩かないで!」と乳母を叱責しました。
言った・・・
乳母は思わぬプシュケーの強硬な姿勢に少しだけ怯みつつ、
と内心激しく苛立ちます。
しかし彼女の中に芽生えた怒りはすぐに焦燥へと変わりました。
プシュケーが「家門の一員である使用人に暴力を振るう乳母なんて追い出したほうがよさそうね」などと言って冷たく睨み据えてきたかと思うと、「これは明らかに越権行為よ」と吐き捨て、リンとリラ、そしてソニーとエミリーの4人をその場から連れ去ったからです。
GJ・・!!!
「お・・・お嬢様!お待ちください!」
と慌てて制止の声を上げるも時既に遅く、足早に自室へと引き上げていくプシュケーは、自身に歩み寄ってくれた使用人たちを不当に虐げた乳母を、たとえイアロスに怪しまれようともポリー伯爵邸から追い出すことを決意していたのでした。
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その頃、エファラント帝国内は、ペロンの枢機卿就任に対するお祝いムード一色に染まっていました。
ペロン、ついに。
そうして彼らは40年ぶりとなる新たな枢機卿の誕生に、
「万歳!!ペロン猊下万歳!!」と口々に歓声を上げたのです。
中には「今までありがとうな!!民衆の英雄!お疲れさま!!これからはエファラント帝国の英雄になれよ!!」と感謝と激励を送る者もいて、意にそわぬ派手さに辟易し嫌々馬上の人となっていたペロンも、思わず胸を熱くしたのでした。
ペロン、おめでとう!!
へ・・?
えっ・・
城壁の堅固さを信じて疑っていなかった民たちが、この不慮の事態に対処出来るはずもありません。
君の全てを奪いたい 98話 感想・考察
98話の見どころは、プシュケーの変化です。
メーデイアと精神が入れ替わり、それまで考えつきもしなかった様々なことを知ったことで己の無知・無力を恥じて強くなろうとしていたプシュケーですが、生来の気性のせいか、その立場の難しさからか、これまではどうにも及び腰な印象がありました。
しかし今話では、ようやく誰もが皆笑顔になれる都合の良い結末など到底望めないと悟ったのでしょう。
とうとう乳母との和解の道を諦め、彼女の排除に動く覚悟を決めたのです。
性善説を信じるプシュケーにとってこれは苦渋の決断であり、同時に重大な契機と言えるでしょう。
そしてラストシーンよ・・。誰が仕組んだ・・?
次回第99話ネタバレはこちらから
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