君の全てを奪いたい 106話 ネタバレと感想。天下の「ディオン」とデキスと対面し・・

ベリアード公爵邸でそんな騒動があった次の日、ポリー伯爵邸にはプシュケーの見舞いという名目でイアロスが訪れていました。

ただし自分なりのやり方で彼と闘う覚悟を決めたプシュケーに、素直にその訪問を受け入れるつもりはありません。

乳母によって身支度を整えられた後、プシュケーは「裏庭で待ってなくちゃ」と呟いて、さもイアロスが贈ってくれた花が植えてあるそこで彼を待つかのように乳母に思わせた上で自室にとどまります。

そして、裏庭にプシュケーがいないことで彼女の部屋へやって来たイアロスが扉を開けるタイミングに合わせ、なぜかまだ着替えている最中の姿を彼に見せつけたのです。

管理人halu

ラッキースケベだ・・！！笑

君の全てを奪いたい 106話　感想・考察

１０６話では、前話にてメーデイアに夜這いを仕掛けてきた青年の名前や人となりが明らかになりました。

ディオンという名の彼は、狡猾だったり冷徹だったりする男性キャラクターが多い本作においてめずらしく裏表がなく、思っていることをそのまま口に出してしまうような、物事を深く考えないタイプの人間のようです。

管理人halu

天下の「ディオン」様やで・・

まだ見破られてはいなかったにも拘わらずペラペラとメーデイアの寝室に忍び込んだことをバラしてしまったり、デキスの内心を見抜けず彼に媚びを売り始めたりするシーンは滑稽で、思わず笑ってしまいますね。

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