今回はLINEマンガで連載中のSAM先生の
「君の全てを奪いたい」101話を読んだので紹介したいと思います。
この記事はネタバレを含みます。
物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませっ!
君の全てを奪いたい 101話 あらすじ
前話のネタバレはこちら!
↓↓↓
そしてイアロスはメーデイアを愛しているかのような振る舞いをしながらも、彼女への想いはないと断言するのでした。
君の全てを奪いたい 101話 ネタバレ
プシュケーが・・!!!!
力の代償(反作用)が・・
しかし、初めての出来事に
と動揺したのもつかの間、すぐに
と判断し落ち着きを取り戻したプシュケーは、今度は力を加減して再度怪我人を癒そうとしました。
聖女すぎるよ・・プシュケー・・
そうして彼女が放った眩い黄金色の光を、離れた場所にいながら唯一視認出来たのがペロンです。
さしもの彼もそれがプシュケーによるものだとは気付かなかったのか、それとも彼女の身に起きた異変を無意識に察知したのか・・・兎にも角にもまたなにか良からぬ事態が起きたのではないかと危惧したペロンは、「確認してくる」と言うなり馬を走らせはじめました。
ぬおっ・・
やがて光の柱が上がった場所へ辿り着いたペロンが目にしたのは、自らの血で白い衣装を赤く染めたプシュケーと、そんな彼女を恐れ、その目にどことなく嫌悪の色を浮かべた負傷者たちの姿でした。
周りの方々に当然知られちゃうよね・・でも傷を治してもらってるのに・・
瞬時にどんな状況かを察したペロンは、真っ直ぐにプシュケーへ近付き手に取った彼女の血液を舐めると、「血に毒は混ざってない」と敢えて周囲に聞こえるようキッパリと宣言します。
イケメンすぎる・・
さらに「ケガ人を助けに来たんだろ?恩に着る」と感謝を伝えることで、彼は「皇太子妃殿下は国民を助けに来たが予期せぬ事件に巻き込まれてしまった」という即興のシナリオを人々に信じ込ませたのです。
おかげでつい先ほどまでプシュケーを遠巻きにしていた者も彼女の優しさを讃え、無力感に苛まれる当人の心境とは裏腹に、元より高かった人気がいっそう強固なものとなったのでした。
ペロン、ありがとう・・!
一方その頃メーデイアは、この惨劇は自分が仕組んだことだとなぜか明かしてきたイアロスに困惑を隠せず、思わず素直に「なぜ私にそのようなお話をなさるのですか?」と尋ねていました。
するとイアロスはこともなげに「皇帝陛下には逝去してもらう」とさらなる計画があることを示唆し、それに協力するよう彼女に迫ったのです。
さらにイアロスは、メーデイアが自分の手を取るならば、代わりに「今までのことは猫のいたずらだと思って水に流してやろう」と囁きながら、引き寄せた彼女の髪に優しく触れます。
あたかも愛しい相手にするような扱いを受けたメーデイアですが、それに対して彼女は冷然と微笑み、
「殿下がプシュケーと競わせて私を落とさなかったら、今のようにベリアードの家主になることもなく・・・皇太子妃として殿下に協力したでしょう」
と返しました。
そして、その答えを受けひとまずその場を去ろうとしたイアロスの背中へ向けて、「殿下は私のことを愛しているのですか?」と問いかけたのです。
これは・・。
するとイアロスは「そなたもくだらぬことを言うのだな」と答えながらも馬首を返し、メーデイアがわざと外した胸元の飾りを付け直してやろうと彼女に近付きます。
メーデイアもまた、特に乱れてもいないイアロスの襟元を正すと言って彼に触れました。
・・・。
君の全てを奪いたい 101話 感想・考察
101話の見どころは、メーデイアとイアロスが会話するシーンです。
メーデイアは、物語が始まって早々にイアロスの婚約者という立場をプシュケーによって奪われました。
当時彼女は裏切られた憤怒に染まっていましたが、その理由としては皇太子妃の座に対する執着が前面に押し出され、イアロス個人への未練があると考えていた読者は少ないはずです。
ところが今話のメーデイアは、まるでイアロスをずっと想っていたかのような振る舞いを見せます。
いや・・これ・・どっちなんだ・・・?
またイアロスも口では否定しますが、やたらと近い距離はメーデイアに対して特別な感情があるとしか思えません。
殺伐としながらも胸が高鳴る2人の絡みをぜひご覧ください。
次回第102話ネタバレはこちらから
↓↓↓
コメント