こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は森山絵凪 先生の「この愛は、異端。」の3巻を読んだので紹介したいと思います。
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この愛は、異端。3巻 あらすじ
前巻はこちら↓↓↓
よしのの両親(の魂?)がバアル(悪魔)に懇願するシーンからはじまります。
父「私達の魂は差し出すので、よしのだけはどうか・・・」
母「どうかあの子に人としての幸福な未来を・・・」
「お前たちは何も知らない。この娘がこうしてこの世に生まれ、生きながらえている理由など。」というバアル。
昔の回想シーン。
位の低い神の一種が出産前のよしのの母を階段の上から突き落とします。
なんとかバアル(悪魔)のお陰で一命をとりとめます。どうやらバアル以外にも土地神などのモノたちも、よしのの魂を狙ってちょっかいを出して来るのでした。
また、毎晩夜泣きをする生後間もない赤ちゃんのよしの。
バアルが両親を起こして世話させようとしますが、両親は熟睡してまったく起きません。
仕方なくバアルが実体化(天使バージョンの姿)しておしめを交換し、抱っこし、ミルクを与えると泣き止むよしの。
たびたび実体化(天使バージョン)しては赤ちゃんよしのをあやすバアル(悪魔)。
昔話を赤ちゃんよしのに聞かせる中で、なぜ堕天使になったのか判明します。
その昔、兄のように慕う天使ルシファーがベリアル(バアル)に言いました。
「俺があの神になりかわる。ついて来い。」
ベリアル(当時天使)はルシファー(当時天使)について行きましたが、結果は惨敗。
ルシファーに協力した天使は全員、天から堕とされ堕天し悪魔となってしまいました。
その後も、よしのが3歳くらいまでは、バアルは実体化(よしのが泣かないように天使バージョン)して、しょっちゅう面倒みていたのでした。
塗り絵、お絵かき、積み木、お話…
そして1巻の冒頭であった、以下の内容はやはりバアル(悪魔)がすべて助けていたのでした。
- 生まれてくる前に流産手前で奇跡的に助かった。
- 1歳の時に誤飲で酸欠になっても、助かった。
- 5歳の時に神社の階段から落ちても、助かった。
- 7歳の時に独り山で遭難しても、助かった。
- 9歳の時に誘拐されても(突然犯人が死んだりして)、助かった。
その後もずっと、ずっと、ずっと守り続け・・・
時には心の恐怖も取り除いてきました・・・あの日・・・
その魂に魅せられ、命を狙うモノからも・・・
あの日とは、交通事故でよしのの両親が亡くなる日。事故を故意に起こしたのは山の畝(うね)一帯を治める山神の仕業でした。
バアル(悪魔)は片翼を失いながらも、山神とのバトルの末、よしのを守り切ります。
そのあと、親戚の家で性的暴行を受けそうになった時も、ハンガーを倒して大きな物音を立て、人が来るように仕向けたのはバアルでした。
ビルの屋上から飛び降りようとするよしのを救ったのもバアル。
偶然を装い、よしのに自分を召喚させたのもバアル。
そして、“対価”と称して愛撫していた事も、実は悪魔が定期的に体を触れることで、あえて肉体を汚し(匂いみたいな感覚?)、神も魔も遠ざける事が真の目的でした。
つまり、全てはよしのを守り生かすため。
本来の“対価”とは魂か肉体のみであり、それ以外は悪魔にとって全くの無価値なのでした。
本当は遠い昔に気付いていたバアル(悪魔)。これは悪魔という存在の自分が持ってはいけない感情だということを。
それでもバアルは「かつてはいらないと言った、お前の心が欲しい・・・」
心などとうに決まっていたのでした・・・。
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この愛は、異端。3巻ネタバレ(前半)
バアル(悪魔)はある家族の家を訪れます。
それは堕天使(悪魔)仲間のアスモデウスの家。彼は人間の女性(サラ)と結婚して生活しています。
アスモデウスとサラとの間には子供もいます。
長女はまだ幼く、もう一人はサラのお腹の中、つまり第二子は妊娠中でした。
悪魔と人間から生まれたハーフは、魂の色から「人間」なのだという事が分かりました。
その他にもプロポーズの仕方や、人間界での生活など根ほり葉ほり聞いて、アスモデウスとは別れます。
(アスモデウス的にはまったくメリットなし・・・)
最後にサラから声を掛けられます。「また遊びにいらしてね。今度は奥様を連れて」と。
訪問時に気になる情報をアスモデウスから聞きます。
仲間のセーレ、アザゼル、アステマたちが天使に重傷を負わされ休養中ということ。
相手は大天使ラファエルで元バアルの上司。ラファエルは別格なので気をつけるようにとの注意喚起でした。
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この愛は、異端。3巻ネタバレ(中盤)
クリスマス・イブの朝。バアル(悪魔)は勝負スーツを着ていました。
よしのが家を出るとき、後ろから抱きつきながら「帰ったら大事な話があります。」というバアル。
よしのは勝負スーツといい何か企んでいると勘ぐっており、「私の契約の願い」を叶える気がないんだなと疑います。
バアル(悪魔)は一人でよしのの親戚の家に出向き、何やら書類に署名をもらいます。
夕方、よしのが帰り道を歩いていると男性とも女性ともいえない、中性的で綺麗な顔をした男性が立っています。
彼こそがラファエルでした。
バアルの代理で来たのでついて来て欲しい。と言うラファエルによしのはついて行ってしまいます…。
廃墟ホテルの連れていかれ、「ここで彼(バアル)を召喚していただけますか?」というラファエル。
(おかしいな?)と思いつつもバアル(悪魔)を召喚するよしの。
「お久しぶりですね。ベリアル・・・」というラファエル。
「ラファ・・・エル・・・」バアルの顔が引きつります。
「よしの、そいつから離れなさい」バアルにそいつは天使(敵)だと知らされ、こちらに来るよう促されるよしの。
「行ってはなりません。私はあなたの両親に頼まれて、あなたを救いに来たのです。」というラファエル。
「えっ・・・パパと・・・ママ・・・」動揺するよしのにラファエルは畳みかけます。
「パパとママが毎年お盆に会いに来ていたのに、あの悪魔に追い返されていた。」
「あの悪魔はよしのが生まれる前から魂をつけ狙っていた。」
「両親が亡くなった事故でもあなただけを助け両親を見殺しにした。」とラファエル。
「あれは不可抗力だった!」というバアル(悪魔)に対しても動じません。
「では、その後はどうです?」
「古本屋でグリモワールを見つけさせ自分を召喚させるよう仕向けた。」
「金銭面でもよしのにあえて恩を売っている。」
「恋路も邪魔をした。」
「あなたが自分にだけに依存するように仕向けた。」
「よしのさん、あなたはこの男の掌のうえで弄ばれていたのですよ!」というラファエル。
「本当・・なの・・・本当なんだ・・・」といい涙が頬をつたうよしの。
『近寄るな ベリアル』
「さて・・・彼女との契約書を出しなさい」
本体となり戦闘モードに突入したラファエル。
「誰が出すか・・・」(勝ち目などない・・万に一つも・・・)と思うバアル。
契約者と一定以上はなれると契約書が無効となってしまうため、逃げられないバアル。
鋭いラファエルの剣をかわすバアル(悪魔)。
その時にバアルの羽が壁にあたり、崩れ落ちる壁。
(このホテル・・・少しでも暴れたら崩れる!)よしのの身を案じるバアル。
さらに鋭い剣技で襲い掛かるラファエル。ギリギリでかわすバアル。
「やめろ。建物が崩れたらよしのはひとたまりもない。」というバアル。
対してラファエルは「万一そうなっても私が傷を癒せばいいだけのこと。」と聞く耳なし。
よしのを傷つけることに躊躇などないラファエル。バアルはその逆。
そこに気付いたラファエルは、シャンデリアをわざとよしのの真上に落とします。
直ぐによしのに覆いかぶさり、かばいに行くバアル。
ガッシャーーん!!!
「よしの!怪我は!!」
「大丈夫。どこも痛くないよ。バアル」ホッと安堵するバアル。
その時、
グサリ
ラファエルの剣がバアルの胸を貫きます。
「契約書を出しなさい。」と要求するラファエル。
「嫌だ・・・!!!」拒絶するバアル。
ズバッ
片翼を切り落とされるバアル。
「さぁ、契約書を」迫るラファエル。
「死んでも渡さない・・・!!!」と拒むバアル。
ズバッ
もう片翼も切り落とされるバアル。
「契約書を!」
ボッ
腕を切り落とされるバアル。
『誰が・・・出すか・・・玉無しのクソ野郎・・・!!!』とかえすバアル。
「・・・もういいです。では死になさい」
最後の剣をふりかざすラファエル・・・
するとバアルは一瞬で消えてしまいます。
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この愛は、異端。3巻ネタバレ(後半)
「ふあーッッ、あっぶねーっっ」
「いよぉ!久しぶりだなラファエル!」
なんと間一髪で助けてくれたのはサタンでした。
「ルシファー(天使時代のサタンの名前)、あなた御自らとは…」少し焦るラファエル。
「こいつ、うちの稼頭なんでね。死なれちゃ困るんだわ」というサタン。
「契約書を貰うまで、相手がたとえあなたでも一歩も退きませんよ。」諦めないラファエル。
ここでサタンは気付きます。バアルの傷が深すぎてもう時間が無いことに。
(バアル・・・大丈夫なの・・・)心配するよしの。
サタンは契約書は渡すから、今日はここで停戦にしようと提案します。(バアルを助ける事を最優先)
サタンからも脅されて、しぶしぶ提案に応じるラファエル。
「分かりました。仕方ありません。今回はそれで条件をのみましょう・・・」というラファエル。
「よし!!取引成立だな。さ・・・ベリアル(バアル)。契約書だせ」というサタン。
・・・
・・・
「嫌だ・・・絶対に渡さない・・・死んでもだ!」とかえすバアル。
「だから!お前!いま死にかけてんだよ!物理的に!」というサタン。(あきれ顔(´-ω-`)
「だから何です。死んでも渡さないと…言ったでしょう…」頑なに拒むバアル。
「よしの、こっちへ」バアルのもとに行こうとするよしの。
ラファエルは奥の手で両親(の魂?)を実体化させ出してきます。
「パパ・・・ママ・・・・」抱き合うよしのと両親。
両親は必死によしのに、あの悪魔(バアル)のところに行ってはいけないと説得します。
「あなたにあんな酷い“対価”を払わせ続けて…」とママが言ったところでサタンが割って入ります。
『聞き捨てならねぇな!!!ラファエル。そいつらに言ってねぇ事があんだろうが!』
サタンは実はバアル(悪魔)のお陰で、よしのがこれまで奇跡的に助かったことをバラします。
(実はサタンは知っていました)
サタンは続けます。「大体なお嬢さん(よしの)。こいつはあんたと契約してからは・・・」
「こいつはずっと・・・対価なんてもらってないんだよ」
(え・・・)驚くよしの。
悪魔への対価は魂か肉体のみ。それ以外は何の価値もない。
サタンはバアルに「もう帰ろう」と諭します。サタンのコレクションから、よしのに似た色の魂をあげるとまで言います。
・・・
「嫌だ・・・」(バアル)
「・・・は?」(サタン)
「よしのでなければ何の意味もない。代わりなど利かない・・・」
「かわいい私のよしの。絶対・・・誰にも渡さない。」とバアル。
サタンからは馬鹿じゃねーのお前!!!と罵られます。「ベリアル(バアル)!いいから契約書出せ」と迫るサタン。
ボッ・・・
バアル(悪魔)の手から紙が出現します。それを見たサタンは
「おッ。よしよし契約書だな!?今ラファエルに———」
紙をよく確認するサタン。
・・・
「お前・・・これじゃねーよ!・・・これは・・・」
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この愛は、異端。3巻 みどころ
1巻と2巻からの伏線を全て回収してくる3巻です。
これまでと違って内容はかなりのド直球なのですが、だからこそバアルの想いがグッと心に刺さります。
いままでとおり、絵の綺麗さ、コマ割り、キャラクターの細かい心理描写もしっかり描かれており見どころ満載です。
あと、ラファエルは大嫌いなのですがサタンが最高です!
ああいうのが最高の上司と言うのでしょう。
知らないフリして実は陰で見ていて、ここ一番の部下のピンチに助けに来る。
強敵相手でも部下の命を最優先に相手と交渉する。
超頑固な部下(バアル)でサタンも大変ですが、一番最後の方では肝心なところのケアは抜けていたりもして笑えます。
なかなかのハッピーエンド?な展開の3巻。この3巻で第一部完です。
本編の結末をお見逃しなく♪
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