こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は草川為 先生の「世界で一番悪い魔女」６巻を読んだので紹介したいと思います。
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世界で一番悪い魔女６巻 あらすじ
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ジュードとパメラによって推薦書を全て奪われてしまったクインタと教授一行。
ひとまず元に戻ったマダムの屋敷に身を寄せることにする。
信頼していたジュードの裏切りのショックで風邪を引き、寝込んでしまった教授。
クインタは教授が立ち直らない限り進むべき道がないと思う。
とりあえず、マダムの屋敷の修繕を手伝うことにしたアンブローズ達。
ニコルはマダムとの会話の中で、ジュードの目的が「賢者の図書館」の近くにある「有智の書架」に研究を申請し、自分の名前で独占する気ではないか？と思いつく。
そしてニコルは単独で「有智の書架」へと向かう。
その頃、風邪で寝込んでいた教授は夢の中で再び自分同士で会議を行っていた。
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世界で一番悪い魔女６巻 ネタバレ
夢会議の中で自分同士で話し合う教授たち。
親友の裏切りにショックを受けていても、研究心は失われることはないと自分に諭される。
更にこの研究心があったからこそ、ジュードと親友になれ、クインタと出会うことが出来たのだと言われ、己の中で結論のでた教授は目を覚まし、旅を再開することにする。
一方、クインタはパメラが去り際に渡した小箱を開こうと屋敷の外にエルマーと一緒にいた。
そこへ合流した教授とリンゼイ。
教授はクインタに対して、再び賢者の図書館を目指すことを伝える。
安心したクインタは精霊の力で箱を開けようとしていたが、何気なく小箱をかりた教授がうっかり落としてしまい、箱を開けてしまう。
中から出てきたのは黒い煙。その正体はクインタへの呪いだった。
呪いを解く為、マダムの人脈を頼りに近くの街のアマチュアの呪い研究家を訪ねることにする。
サリヴァンという研究家の家にやってきたクインタ達。
サリヴァンは部屋が散らかっているからと、同行したエルマー、リンゼイに街で時間を潰すように言い、クインタと教授のみ家に招き入れられる。
サリヴァンに促されて椅子に座った２人だったが、その椅子は呪いの椅子だった。
サリヴァンはマダムの夜会の時に教授を攫おうとしていた魔法使いだった。
偶然やってきた教授を捕らえる事に成功したサリヴァン。
自身の魔力を吸い取る呪いのかかったクインタをそのままにして、家にある地下通路から教授を連れ去ろうとする。
呪いを受けたままで魔法を使い教授に追いついたクインタだったが、無理に使いすぎてその場で倒れてしまう。
その後も攻防が続いたが、遂にはクインタは地下道を崩してしまう。
咄嗟にサリヴァンが自分の身を守るためにかけた魔法によって助かったクインタと教授。
身動きの取れなくなったサリヴァンと、呪いでこれ以上動けないクインタを前に、今自分のできる最大の誠意を持ってサリヴァンを説得する。
遂にはクインタの呪いを解く事に成功、クインタの魔術で地下道は元にもどり３人は助かるのだった。
時を同じくして「有智の書架」の近くの宿屋でジュードとパメラを発見したニコル。
黒洞々のひびりに発見され、逃げ回っていた。
その途中、ひびりが踵を返してどこかへ行くのを見届けホッとするニコル。
そのニコルに声をかけたのは、教授の研究チームに一緒に在籍していたスコットだった。
クインタとの勝負ですっかり自信を無くしたスコットは、魔術の仕事から離れ、現在は「有智の書架」に勤めていた。
更にもう1人教授の研究を手伝っていた魔女、ロザムンドが殺された事を聞く。
ニコルはジュードの差金でパメラがやったのではないかと推察する。
教授の推薦状を奪ったジュードは、一緒に奪ったカバンの中に入っている研究メモを読み、ネスターの研究の確信部分を探していた。
しかしそれはどこにも記されておらず、恐らく教授の頭の中にのみあるのだと推測する。
それを聞いたパメラは教授を攫って拷問して吐かせれば良いと言い、ジュードは過激な発言に呆れる。
その後２人はしばらく宿で過ごす。
ジュードは自分の身体に染み付いているいい子の気質が抜けない苛立ちを覚える。
が、パメラから「貴方は根っからのいい子だから出来るわけがない、貴方は私が出会った中で一番のいい子よ。」と言われ思わず涙を流す。
そして街へ出かけパメラはジュードの選んだ帽子を気に入り購入。
ついでに目的である「有智の書架」へ立ち寄った所、ニコルと遭遇する。
ニコルと一緒にいたスコットはロザムンドが殺された事をジュードに伝えた所をパメラの魔術で殺されてしまう。
目の前で元同僚を殺されたジュードは呆然と立ち付くす。
その隙にニコルはジュードが奪った推薦状を奪い返し逃げ去る。
追いかけるパメラに「ニコルは殺すな」とだけ言う。
ジュードに返事を返すことなくニコルを追うパメラ！
森まで逃げたニコルだったが、パメラに見つかり魔術で応戦。
力の差は歴然であったが、僅かの隙をついて逃げる事に成功した。
推薦状を取り返せなかったパメラはジュードの元へ戻る。
そして朝、ジュードに結ってもらった髪が乱れたからもう一度やり直して欲しいと頼むが、ジュードがこれを拒否。
何時までもいい子でいるジュードにしびれを切らせたパメラ。
「おもいきりの良くなる薬」をジュードに飲ませる。
そして「これで貴方も私と同じ側にたてるわ」と呟くのだった。
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世界で一番悪い魔女６巻 みどころ
教授の落ち込み方と立ちの治り方が普通ではありませんw
そしてここでやっと教授がクインタに対する思いを恋だと認めます！
ジュードとパメラの関係も、只の契約者とその魔女の範疇を超えているようにも見えるんですよね。
パメラが時折、ジュードに見せる表情は、少女の様であったり母親の様であったり・・・。
いずれにせよ、パメラは目的の為なら平気で人を殺めることが出来る非道な大魔女です。
そしてジュードはいくら頑張ってみても根っからのいい子をやめることが出来ません。
次巻が最終巻との事なので、どんな結末になるのか楽しみですね☆
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