その後、アースの言っていた通り、カインは自分の客だと言って大勢の男たちをロースチェント伯爵邸へ招き入れました。
兵士たちが、きた・・
同じように貴族派の他の家へ滞在している兵士たちはずいぶん横柄な態度をとっているともっぱらの噂でしたが、なぜか皆アリアに対しては丁寧に接してきます。
おそらく、アリアからアースへ情報が流れ、帝国の皇太子に目をつけられてしまうのを恐れているのでしょう。
しかし、これをロースチェント伯爵家のさらなる弱体化を図る好機と見たアリアは、あえて兵士らに遠慮は不要だと伝えたのです。
その結果、ロースチェント伯爵家の財政はかなり逼迫することになったのでした。
あっ・・笑
そういうことか・・笑
伯爵の財産を食い潰させてるわけだね・・
さてその頃、この度帝国へ送り込んだ兵士を用意したピアスト侯爵は、そもそもの目的である探し人を見つけるため、ビカと共に帝国内を回っていました。
そして、ロースチェント伯爵家にクロイと良く似た外見の令嬢がいるという情報を得て案内役を務めているビカは、彼なりのほの暗い思惑を持ってピアスト侯爵に協力していたのでした。
悪女は砂時計をひっくり返す 75話 感想・考察
以前登場した女性裁判官・フレイの弟で、アリアに似て美しい容姿をしているというクロイの父が、なんとクロア王国の貴族・ピアスト侯爵であることが75話後半で判明しました。
なんと!!!
アースの持つ特殊能力について説明された際、不思議な砂時計を使うことが出来るアリアもいずこかの家門の血を引いている・・・すなわち本当の父親が高貴な身分だということは分かっていましたし、アリアの母親が端々で見せる態度から、2人は事情があって結ばれなかったことも分かっていました。
しかしまさか、祖父にあたる人物がクロア王国の人間で、しかも高位貴族だとは驚きです。
この事実が公になった時のアリア本人や周囲の反応が楽しみです・・!
次回ネタバレはこちらから
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少し先の物語になりますが、原作小説版も翻訳してるのでよかったら合わせてどうぞ!表現キツいので【閲覧注意】・・笑
※アリアがいい感じにガチ悪女してて最高です・・
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