管理人halu
それから時が過ぎ、久米親分が身揚がりの客として巴のもとを訪れる日がやって来ました。
しかしいよいよ愛しい人にその身を任せようとしたところで、徳次が山道で事故に遭ったという報せが入ります。
管理人halu
えっ・・・?!
似たような状況で亡くなった父のことが頭を過った巴は、慌てて東陽楼を飛び出し徳次のもとへと走りました。
ですがそうして必死になって辿り着いた先で見たのは、なぜか傷一つ負っていない元気な徳次の姿だったのです。
管理人halu
は・・・?え・・・?!
実は、徳次が谷底へ落ちたと言って駆け込んできたのは久米親分の息がかかった者でした。
自分と巴が結ばれた場合、彼女はいつか必ず徳次を捨てたことを後悔するだろう・・・
と考えた久米親分は、愛する女の幸せを願うがゆえに一計を案じ、自ら身を引いたのです。
声なきものの唄 73話 感想・考察
73話は、巴と徳次、そして久米親分の三角関係にとうとう終止符が打たれる見逃せない回となっています。
久米親分は口数が少ない上に表情もあまり変化しないので、別れを告げるシーンすらなんだかアッサリとしているように見えてしまうのですが、これまでの彼の言動を見れば、巴に対する気持ちは真剣なものだったことは間違いありません。
巴の想いをただ拒むのではなくわざわざ一芝居打ったのも、未練を残さず幸せになって欲しかったのでしょう。
管理人halu
直前のパートで公三郎の態度にかなりモヤモヤさせられた分、引き際鮮やかな久米親分の姿が非常にカッコ良く見えました。
次回ネタバレはこちら
↓↓↓
声なきものの唄 74話ネタバレと感想。人目を忍ぶように栄太がチヌに会いに。その理由(ワケ)は
今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」74話を読んだので紹介します。
管理人halu
この記事は高...
コメント