今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」56話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
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声なきものの唄56話 あらすじ
前話ネタバレはこちら
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三保炭鉱の女郎屋「うさぎ屋」の新入り、老婆のような見た目の「お香」は、チヌの姉、サヨリでした。
死にたいと思いつつ、
それでも、いつか恋しい瀬島が迎えに来てくれることを夢見ています。
東陽楼では、チヌと、旦那候補の後藤田が親密な雰囲気です。
後藤田から「死んだ恋人の身代わり」である事をセツに教えたと聞いたチヌは、気の毒だと怒りますが、逆に「むごいことしとんのは若様やで」と言われてしまうのでした。
一方、セツのもとに夫の板倉が通っていたことを知った若水は、楼主に身請けの意思を告げるのでした。
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声なきものの唄56話 ネタバレ
四国の三保炭鉱、女郎のなれの果てが流れつくといわれる「うさぎ屋」の新入り女郎の名は「お香」、つまりチヌの姉、サヨリです。
サヨリ・・もう見る影もない・・。
美しかった彼女は、やせ衰え、鼻が曲がり、歯が抜け、老婆のような見た目で、女郎仲間にも見下されるほどになっていましたが、テツという炭鉱夫が彼女を目当てに通っていました。
河原で春をひさぐサヨリは、ここに来るまでのことを思い出していました。
瀬島に会えると言われたのに会えず、悪い見世で客に顔を殴られ、体の具合もおかしくなって、ゴミ同然に捨てられてしまいましたが、気がとがめた荷物運びの男が、ここには仲間がいるから、とうさぎ屋に置いて行ってくれたのです。
気づくと、首にテツの手がかかっていました。
切迫した目で「殺してくれるんか?」と聞いたサヨリに、テツは何も言わず手をはずし、魚を取って差し出します。
うさぎ屋の女主人が毛皮売りの商売から戻ってきました。
お金ではなく魚しかもらわなかったサヨリは殴り飛ばされますが、抵抗もせずぼんやりしたままです。
彼女の願いは、自分では死ねないから誰かが殺してくれること、本当は、いつか瀬島が迎えに来てくれること、それしかないのです。
・・・。
東陽楼では、チヌが旦那候補である後藤田の相手をしていました。
「後藤田様」ではなく「甚様」と呼ばれ大喜び。
子供のように甘え、旦那は自分だろうと念を押します。
その時チヌは、
というお職太夫巴の言葉を思い出していました。
誰を選んでも、結局はその人に頼って生きてゆくことになる。
と考えてしまうのでした。
突然の叫び声。
猫のおヒィが後藤田の足に嚙みついてしまいました。
怒る後藤田の足を舐め始めるチヌ。
ウブさが売りだった千鳥太夫の意外な振る舞いに、後藤田はそそられます。
若水の死んだ恋人の身代わりであることをセツに教えた話をして、「ええ気味やろう」と笑う後藤田に、いい気味だがそれと同じくらい気の毒だとチヌは怒りますが、「まちがえんな千鳥。むごいことしとんのは若様やで」と言われてしまいます。
西海楼には、ドレスの仕立て屋が来ていました。
死んだ恋人の寿子が着ていたものとまったく同じ型を指示して作らせたようです。
この世には居ない寿子だけを見つめる若水。
錯覚でも構わない、セツを身代わりにしている非道さは自覚しつつも、一生自分とセツをだまし続ける覚悟でいました。
そこへ女郎のお志摩が乱入してきました。
若水ひいきのお志摩は、セツが夫と密通していたことが許せず告げ口にきたのです。
楽しんでいたわけではない、でも夫が通っていたのは事実だ。
とうとう知られてしまったと絶望するセツ。
そして、若水は、楼主の道正に
「セツ――早みどりを 身請けします」と告げます。
のらりくらりと身請け話を引き延ばしていた夫の板倉には一銭も渡らぬよう正式に離婚する、必要とあらば警察を“動かしてでも”と。
そんな事はつゆ知らずの板倉は、金をたかりに行くため、夜道を西海楼へ向かっていました…。
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声なきものの唄56話 感想・考察
あんなに美しかったサヨリがこんな哀れな姿になってしまいました・・。
自慢だった姉のこの現状を、もしもチヌが知ってしまったらどれだけ悲しむだろうか・・
セツにしてもサヨリにしても、美貌がむしろあだになってしまっていることが残酷で恐ろしいと感じます。どんなにみじめでも男に頼ってしか生きていくことができない心細さ。
チヌが思うように「自分の足で踏ん張って生きていく」ことができたら…
身請けを決めた若水は今までになく恐ろしい表情です。
板倉への怒りのあまり強引に話を進めているようにも見えるね。
身請けしてもされなくても不幸でしかないセツを不憫に感じます。
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