こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」5話を読んだので紹介したいと思います。
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声なきものの唄 5話 あらすじ
前話4話のネタバレはこちら
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その日の美緒は相変わらず荒れていました。
毎度のように朋輩(なかま)を泣かし、自分のところは400年続いた名家であると決め台詞を言うのでした。その美緒にたじたじのチヌ。店主に頭を下げ、店主はそれを見て美緒はイキの良い禿(かむろ=遊女の使う幼女)だと笑うのでした。
そんな中美緒の前に実の兄が訪ねて来ます。彼は美緒を本名の茜と呼ぶのでした。
そんな楽しそうな雰囲気の2人に、チヌは兄に挨拶をします。
彼の名は堀田一彦と言い、チヌは廓の中でなら外出しても良いと指示し、2人を外で会わせます。名家の出であるはずの兄は大学の試験にも落ちておりどことなく暗いオーラが漂います・・?
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声なきものの唄 5話 ネタバレ
美緒は気位の高い禿(かむろ=遊女の使う幼女)でした。
朋輩(なかま。友だち)と自分は違うと、自身の生まれた家は名家であり、400年続いていると告げるのでした。チヌは騒がせたことを店主に詫びると、彼は美緒を気に入ったように笑うのでした。
帰宅したチヌは美緒の目を盗んで洗濯をしています。美緒は手が荒れることを気にして説教をします。そんな美緒をチヌは遣り手のトシの様だと笑うのでした。
そんななか、美緒の兄である堀田一彦が訪ねて来ます。美緒は嬉しそうに兄と話をし、廓の女郎たちは美緒の話である、名家出身だということを、兄の容貌を見て本当であると信じるのでした。
兄は近くの小此木町に下宿していると言い、大学へ進学するための評判の学問所に通っていると告げるのでした。
チヌは2人に廓の中での面会なら大丈夫だと告げ、2人を送り出します。行先は近所の「味つ屋」でした。出かける2人の姿を見てチヌは嬉しそうですが、美緒が売られた事情をしっているトシはその光景をあきれ顔で見ていました。チヌがその事情を聞くと、何と美緒が売られたのは、兄の学費のためであり実際家は没落しているのでした。売られた当時9つだった美緒は頭も良く、顔も整っているため、楼主は大変喜んで彼女を買ったのでした。
それから二年が経ち、兄は帝大に落ちてしまったと先ほど聞いている美緒。現在の境遇は辛くないかと問われますが、『実家にいたことよりも幸せだ』と笑うのでした。それを聞いて兄はどこか影を落とします。しかし美緒はそれに気づかず、かつて兄がよく秘密でおやつの干し芋を分けてくれた話をしだします。兄はそれに答えず、味つ屋の扉に手をかけます。
なんか兄さん、暗いね。
その夜、チヌは客から姉のサヨリらしき人物をみたと聞きます。その先は京の島原。瀬戸内の小さな島の出身だという遊女がいたというのです。しかし彼は金を持っておらず、その高級な店には揚がれなかったというのです。チヌは隠していた自身の金を客に渡し、姉かどうかを確かめてほしいと頼みます。客は快く引き受けますが、ほかの者への告げ口を禁じます。その理由は足抜けや里ごころが付くという理由でした。
帰宅するその客、杉浦が帰る頃にチヌは杉浦にすがる姿を栄太に見られます。栄太はそれを見てショックを受けるのでした。
そこにちょうど小蝶がやってきて、『彼は良い人か』と問うとチヌはまんざらでもない顔をし、栄太は余計にショックを受けるのでした。
チヌはひらがなが書けるようになったので、姉のサヨリに手紙を書こうと思いたち、美緒にすずりを頼むのですが、どこか様子が変です。
しかしチヌは自身のことに夢中になっていて、気づいていませんでした。
ん?美緒どうした?
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声なきものの唄 5話 感想・考察
この回はなんとも胸糞が悪くなる回でした。
美緒はとても賢く、それでいて素敵な少女です。それが食い物にされるというのがなんとも痛々しいのです。
しかし一番の見所は、兄の一彦が一人で酒を飲んでいるところを発見したチヌが美緒を助けに行くシーンです。普段泣いたりすることで感情を爆発させているチヌ。
そんな彼女の怒りに震える顔は表現しがたいですが、美緒の年齢を考えるとこんな風な態度にもなる気がします。チヌの優しさと強さを感じる5話でした。
姉のキッカケも掴んだチヌ。今後が気になります。
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次回6話のネタバレはこちら!
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