こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は安武わたる先生の「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」19話を読んだので紹介したいと思います。
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声なきものの唄 19話 あらすじ
前話18話のネタバレはこちら
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その日チヌはまた見世に返り咲きました。
そのことは遊郭内でもかなり話題になり、チヌには馴染みからのご祝儀がたくさん届いていました。
よかったね！チヌ。
そんな中、少し前に拾った仔猫を亡くし気落ちしていたチヌに後藤田がペルシャ猫を持ってやってきます。
するとそれと同時に若様まで部屋に入ってきてしまいました。
三角関係・・！！！
初対面した2人でしたが、若様は笑顔で後藤田と向き合います。
その場面を目の前で見るチヌも美緒もタジタジですが、そこに再び嵐がやってくるのでした_____？
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声なきものの唄 19話 ネタバレ
チヌはようやく謹慎が明け、下働きの女中からまた見世に戻ってきました。
そのことを祝うために、馴染みの客はたくさんの祝儀を積み、それを見た楼主はかなり喜びたまにこういう催しをしようかと画策し始めます。
チヌ！おかえりなさい！
そんな中、後藤田は最近チヌが拾った仔猫が亡くなり気落ちしていると聞き、ペルシャ猫を連れて揚がります。
するとそこに手違いで若様までやってきてしまい、その手には珍しい三毛猫のオスがいました。
なんとっ・・！！
初めて対面した2人でしたが、若様は気にも留めずに笑顔で応対するのでした。
その瞬間を目の前で見ていたチヌと美緒は背筋が凍ります。
するとそこにまた別の猫が部屋に入り込みます。
他の２匹と出会ってしまったその猫は急に争いだし、部屋の中は大変なことになります。
その猫を連れてきたのは一人の老女でした。老女は転びそうになったところを後藤田に助けられ、その隙に猫たちが部屋を出てしまいます。後藤田も若様も猫を追い、部屋を出て行くのでした。
どんだけ猫おんねん、この部屋。笑
残されたチヌと美緒、老女は困り果てていました。
そこに老女の猫を呼び寄せるチヌ。その猫の名はおヒィというらしいのですが、チヌはその名に違和感を持つのでした。
老女の名はおシノということが番頭により分かります。
彼女は元々番頭の知り合いであり、下働きとしてやってきたのでした。
かつて彼がいた見世の売れっ妓だったのだと聞き、みな驚くのでした。
年を取り、遊女もできなくなったため、番頭のことを風の噂で聞きつけ、頼ってきたのでした。おシノはかつての経験から遊女たちに化粧の仕方を指南します。チヌにもそばかすに効くビワの葉を煎じたものを勧めるのです。
おシノはかつて３度身請けされたことを話し、女朗たちに驚かれます。
そうしておシノは床入りの秘訣を彼女たちに教えます。
そこに通りかかった巴も話を聞かないのか問われますが、彼女だけは聞く気にならないと去ってしまうのでした。
その話を聞いた番頭はかつてのおシノの話をします。
彼女は確かに器量良しで身請けもされたものの、男に頼り切りで生きていたため夫が仕事などで忙しくしていると、ほかに男を作り、追い出されるということを繰り返してきたのでした。
そうしている内に年を取り、最後は猫のおヒィだけが手元に残ったということです。
巴はそんな話を聞き、チヌに関わりすぎないように釘を刺すのでした。
チヌは巴の付き人におシノを推そうと画策していたのですが、巴には見え見えでした。
そうして番頭はかつておシノと良い仲であったことを２人に告白します。
そうしてかつて良い仲だったおシノを少しでも気にかけており、最後まで面倒を見たいと思っていると巴とチヌに頭を下げるのでした。
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声なきものの唄 19話 感想・考察
今回はおシノというかつては売れっ妓であった、女郎の最後を描いた回でした。
もし身請けされても必ずしも幸せになれるとは言えないという回でした。
今回のみどころは、おシノのなかなか狂気的な後藤田への恋とおシノの過去です。
なかなか波乱万丈であり、当時の女郎さんで身請けされるのは幸せだった人もいるでしょうが、ほとんどはおシノのような人も多かったのではないでしょうか。
そう考えてしまい、少し寂しくなる回でした。
おシノさん、最後は幸せになれたのでしょうか。思いを馳せてしまいます。
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次回20話のネタバレはこちら！
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