今回は野村美月| 竹岡美穂 | 高坂りと先生の
「文学少女と死にたがりの道化」3巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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“文学少女”と死にたがりの道化 3巻 あらすじ
前巻ネタバレはこちらから
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愁二への恨みを口にする添田は心葉を愁二の代わりに自分を責めに来たのだと主張し、その首に手をかけます。
しかし、全ては千愛の企てだったのです。
愁二をしに追いやったSは添田だったと推理した千愛でしたが、遠子はその答えを否定します。
太宰の「人間失格」を引用した「想像」で遠子はSの正体を暴きます。
全てが終わったかと思った矢先、心葉は千愛の秘密基地で新たな「手記」を見つけるのでした。
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“文学少女”と死にたがりの道化 3巻 ネタバレ
足の止まる心葉の腕を引きその人物は添田康之でした。
心葉を愁二と呼ぶ添田は、事故で亡くなった咲子の名を口にします。
彼女に好意を寄せていた添田は、咲子の心を射止めた愁二が気に食わなかったのです。
その為、あの日咲子を送るよう愁二から頼まれた添田は、咲子に言い寄りました。
添田を拒絶した咲子は赤信号を無視して道路に飛び出し、事故に遭ったのです。
逃げ出した添田は今日までずっと「自分が告白をしなければ」と後悔していました。
その後悔は愁二への恨みへと変化します。一方で愁二の苦しみを彼は知りません。
だからこそ、彼は屋上で愁二をナイフで刺したのです。
死んだ愁二が、なぜ再び自分の前に現れるのかと心葉を責め立てる添田。
幸せな生活を手に入れる為なら何度でも愁二を殺すと心葉の首に手をかけます。
これは罪滅ぼしなのだと覚悟を決めた心葉は、最期に美羽を思い返しますが・・・
「心葉先輩から離れてっ!」と千愛が間に飛び込みました。
手紙で添田を屋上に呼び出したのは千愛でした。
愁二と最後にいた人物Sを探していた彼女は、添田がSなのだと確信を持ったからです。
咲子の死は、自分が咲子の気持ちを試した結果だと自責の念に駆られた愁二は、自らも死ぬべきだとSに殺されることを願います。
敵であり友であり理解者のSならば自分の意図に気づいてくれるだろうと。
そんな内容の手紙を隠し持っていた千愛は、事の真相を知るため、愁二とSがしたであろう最後の会話を知るために調査を始めたのでした。
しかし、添田の言葉は千愛の期待するものではありません。
そんな中、千愛の推理を否定する声があがりました。
文学少女だと名乗り登場した遠子は、真鍋と理保子を連れていました。
添田の不審な様子に気付いていた二人は添田の罪に難しい顔をしますが、しかし遠子の言葉は添田がSでないことを主張します。
千愛の見落としていること、それはSは愁二の理解者であるということ。
コンプレックスのある添田はSに相応しくないと語り、
彼女は推理ではない「文学少女の想像」を口にします。
太宰治の人間失格の影響を受けた愁二の手紙を読み解く遠子は、
唯一愁二が頭の上がらなかった人物、添田…旧姓瀬名理保子がSだと想像しました。
その言葉を肯定する理保子は、自らの罪を認めます。
咲子を添田に送らせようと言い出したのも、添田を嗾けたのも理保子です。
当時真鍋と付き合っていた理保子ですが、ある日愁二を責め立てた時に見せた本性に心惹かれてしまいました。
太宰のようにずるく、愛さずにはいられない男だった彼は、咲子の死を境にどんどんと心のバランスを失っていきます。
愁二の気持ちに気付きながら、理保子は悩みましたが、一人で死なれるくらいならと呼び出された屋上へと向かいます。
途中添田とすれ違いましたが、彼女が行った時まだ愁二は生きておりました。
殺したいほど人を憎む添田の気持ちも死んだ咲子を悲しむ気持ちも理解できない愁二は、理保子に殺して欲しいと頼みます。
愁二の気持ちを組んだ理保子は、彼の望みを叶えました。
自らのトラウマと重なる心葉の前で、また添田もまた頭を抱えます。
幸せなはずの未来が地獄へと変わったからです。
しかし、理保子にとって添田は共犯者で、彼でなければ共に未来を歩むことができないのでした。
一生愁二を忘れられない者同士で生きていこうと。
理保子の告白を受け、心葉は意識を失います。
美羽のことで追い詰められていた心葉は、
遠子との出会いで徐々に彼女のことを意識の外に追いやってしまっていました。
その報いを受けたのだ、だからこんな苦しい結末をみてしまったのだと心葉は後悔します。
保健室で目を覚ました心葉は、
これまで多くの人が吐いていた嘘に、突きつけられた現実に絶望します。
何が正常で何が異常なのかがわからない、
と傷つく心葉に遠子は導くように言い聞かせるのです。
「その答えは自分で見つけなければならない」と。
全てが終わったけれど、ななせや遠子は千愛が来なくなったことを気にします。
レポートを代わりに受け取ってきて欲しいと願う遠子に苛立つ心葉ですが、千愛の目的を聞いていないと遠子は主張します。
彼女のお節介に感化された心葉は、千愛の秘密基地へと向かいました。地下室で心葉に謝罪をする千愛は、平凡な自分の送る日常に嫌気がさし、偶然見つけた愁二の手紙から新しい日常が始まるのではと調べ始めたのだと告白します。
しかし、その結果千愛は悲しい現実を知りました。
千愛の友人もまた咲子と同じように事故で亡くなっていたのです。
・・・。
平凡な日々も悪くはないと言う心葉に、千愛は同意し、心葉に別れを告げます。
しかし、千愛の平凡さもまた彼女の仮面だったのです。
千愛の「手記」を見つけてしまった心葉は千愛を追って地下室を飛び出しました。
千愛が何故Sを探し出そうとしたのか、愁二の最期に拘ったのか、それは全て彼女が愁二と同じ人の感情がわからない「お化け」だったからです。
千愛はS…斉藤静の前で道化を演じ、
わざと転んだがために静は事故に遭って亡くなってしまったのです。
恋人ができれば変わるかもしれないと、自分に好意を寄せる相手と付き合い始めましたが、ただ悲しくなる一方でした。
静のいなくなった自分は、この先道化を演じ続けなければならない地獄に気付きます。
そんな千愛の手記を読んだ心葉は、これまでの彼女の言葉が全く違った意味を持っていたことに気づき、激しく後悔します。
屋上へと向かう階段で美羽を思い出す心葉ですが、遠子の言葉が再び走る力を与えてくれました。
扉を開けた先で千愛を引き止める心葉。
彼女は見つかってしまったノートに残念がります。
しかし、彼女の死への願望は薄まりません。
千愛は愁二が死んだ理由は罪悪感からではなく、恋人の死に心が動かなかったことが恥ずかしかったからだと言います。
そして、それは親友が死んだ時、ちっとも悲しくなかった自分と同じだと。
自分のような人間が恥ずかしくて、
惨めで恐ろしいから死ぬのだと告白する千愛は心葉の手を振り払います。
その拍子に足を滑らせた千愛は屋上から落ちそうになりますが、
すんでのところで駆けつけた遠子がその手を掴みます。
必死に千愛の自殺を引き止めようと言葉をかける心葉と遠子。
二人の説得は二人の秘密を暴露するような取り止めもないものでしたが、最終的に千愛は彼女の心を解き放つかのように、静の形見であるマグカップを手放すのでした。
生きる理由を一緒に探すと言う心葉、太宰作品は「人間失格」だけではないという遠子の二人の手を取った千愛は、これからも道化を演じ続けます。
しかし、その仮面は以前ほど恥ずかしくはないと思えるのでした。
千愛はレポートを心葉に届けます。
その味はひどく苦いものでしたが、遠子はそれでも大事そうに食べます。
そして心葉は、そんな遠子のためにあまいデザートを用意するのでした。
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“文学少女”と死にたがりの道化 3巻 感想・考察
解決編でもある今巻の見どころは、二つあります。
ひとつは「文学少女の推理ではない想像」を語るシーンです。
千愛ちゃんが読み違えたSの正体を、遠子先輩が太宰治の「人間失格」を引用して想像するところは非常に凛としていて格好良いです。
あくまで「遠子先輩の想像」なところが、普通の推理小説と違っていて面白いです。
もうひとつの見どころは、
千愛ちゃんの自殺を止めるために心葉くんが屋上へと向かうシーンです。
これまでトラウマのために屋上へ行くことを拒んだり弱音を吐いていた心葉くんが、遠子先輩の言葉で自らを奮い立たせるシーンは主人公の成長を感じる素晴らしいシーンです。
是非遠子先輩に感化された心葉くんの活躍をご覧ください!
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次回第4巻ネタバレはこちらから
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