今回は桜小路かのこ 先生の「青楼オペラ」5巻を読んだので紹介したいと思います。
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青楼オペラ 5巻 あらすじ
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江戸時代、遊郭吉原が舞台のお話です。
家族を殺され、家が取りつぶしになってしまった武家出身の娘、朱音(吉原では茜として働く)は家族を殺した犯人を見つける為に吉原で働く事になります。唯一の味方、以前の家で家来だった利一郎も一緒にお店に潜入します。うまいこと潜り込み、お店で1位の人気がある、朝明野の妹女郎になりました。
客として来た高利貸しの若旦那、近江屋惣右助に気に入られ、茜の事情をしった惣右助は一緒に犯人探しを手伝うことにしました。
二人は密会を重ねるごとに惹かれあい、茜も惣右助の純粋な気持ちに心を動かされるものの、お互いの立場上、将来がないため気持を隠そうとします。それでも止められず、ついに二人はキスをしました。
一方、茜が曙楼(茜の勤める吉原の店の名前)で仲良しの遊女、葵に自分が実は両親の敵討ちのために犯人を探している事を打ち明けると、葵も仲間に加わってくれる事になりました。葵の恋人の佐吉のおかげで大きな手がかりを手に入れます。
少しずつ真相に近づき順風満帆な仲間一同だったのに、葵と佐吉が曙楼内で死んでいるのが発見されました。
敵を尾行したつもりが、逆につけられ、殺されたのだと茜たちは気づきます。
茜は大事な友人を失い、自分のせいだと後悔し、これ以上犯人探しをすればさらに利一郎や惣右助も殺される事を案じ、手を引こうと考えます。
しかしそんな茜を惣右助は「死んでいったあいつらは、犬死だな。」と批判し、「あいつらの為にも諦めるな」と背中を押すのでした。
悲しみの中、死んだ葵の片見分けをしていると、茜は葵との思い出の本を見つけ手に取ると、そこには中村屋の悪事を暴く証拠が記入されている事に気づきました。
茜は再び死んだ家族の敵討ちという目的を思い出し、惣右助と最後の思い出にと一晩過ごします。
翌日、惣右助と涙をこらえ別れ、利一郎と二人だけで敵討ちをすると心に強く誓います。
惣右助は納得できず、何度も店に通うものの会う事ができず、「俺の身を案じてくれるのは嬉しいが離れるのはがまんできない、俺が死なない事を証明して見せる」と茜にいい残し去りました。
後日、惣右助は行った通り三橋と松坂屋を仲間に入れ、さらに敵の中村の懐に成功し、中村を引き連れ茜のいる店へ乗り込んでくるのでした。
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青楼オペラ 5巻 ネタバレ
葵と佐吉の死は心中という事にされてしまいます。
間夫だった葵と佐吉の死は見世の世界では印象が悪いので、店のお内儀は頭を抱えます。
同僚たちの間で二人が死ぬなんておかしい、
と議論をしている中、茜は「葵さんが心中するわけない」と血相を変えます。
年季が明けたら佐吉と一緒になるんだと聞かされていた茜は、
二人に心中の理由がないのだと訴え、同僚の遊女たちも同意します。
利一郎からこの状況を伝えられた惣右助が駆けつけ、
遊女の平打ちを貸してくれと言います。
銀で作られた平打ち(髪飾り)を死んだ佐吉の口に差し込むと、
銀の色が変わる事を見せ「毒殺だ」と言いました。
葵の胸の傷も骨に当たらず心臓を突き刺してあり、
素人ではこんなことはできないと楼主に見せます。
楼主はお役人を呼ぶ決断をしました。
茜たちは佐吉が屋敷を突き止めた時、
逆に後をつけられ身元を知られ、警告とばかりに殺されたのだと気づきます。
佐吉の突き止めた証拠の片喰紋と一致する、細田屋と繋がりのある勘定奉行が黒幕と知って、奴が目の前にいるのに手も足も出せずに茜は涙をこらえ睨みつけることしかできません。
自分のせいで大切な友人を亡くしてしまった茜は罪悪感で押しつぶされてしまいます。
ライバルのはずの紫が、茜を心配しそばにつきそうものの食事も喉を通りません。
もう再興はあきらめるかと利一郎が提案し、
茜は「なんのために今までやってきたのだろう」と項垂れますが
惣右助は「おまえがそんなんじゃ仲間は犬死したも同然だ」とばっさり言い捨てます。
そんな惣右助に茜は「あなたは他人だからわからない、どうせ女郎なんてどうでもいいのだから」と言い返します。
惣右助は
「俺は喜んでるよ、お前の身請け話を取り付けてくる。どうせ敵討ちを諦めるんだろ?じゃあ女郎でいる必要はねえだろ、可愛がってやる」
「まぁ、メソメソしたこんな芯のない女、俺はすぐに飽きて捨てるだろうけどな」
といい茜を煽ります。
茜は惣右助を押し倒し、感情のまま何度も引っ叩き、怒り、そして自分の使命に気付くのでした。
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葵の片見分けの時、皆であつまりどれをもらおうかと話をしている時に茜は遺品の中にあった本を手に取ります。
葵と仲良くなるきっかけになる小説の一冊でした。
全部で五十冊もあるので一冊だけもらおうと手に取り開くと、なんとそこには小説の物語ではなく、中村が勘定奉行の任に就く前後から複数の商人達との間で怪しい動きがあったことや、それに疑いの目を向けていた御目付けがいる事が書かれていて、御目付けとは茜の父だろうという事まで書かれていました。
茜の父はやはり罪を着せられ殺された線が濃厚になり、
その犯人が勘定奉行の中村忠篤だろうと目星がつき茜は再度、復讐を心に誓います。
惣右助と、前回の約束どうり一晩ともに過ごし、これから一緒に頑張ろうという時に茜
「もう惣右助には会わない、お内儀には私が心中するかもと言ったので惣右助は店には入れないと言っていた」
といい突き放しました。
「あなたは私に前を向いてしゃんとしろと仰った、望む姿をみせるから見ていて、遠くで。」といいます。
茜が惣右助と離れたいわけではなく、
惣右助に死んでほしくないので強がって涙を堪えて突き放したのです。
惣右助は店に入れなくなり、茜が唯一出てくる挨拶回りを狙って外に佇んでいるのですが、茜は目も合わさず、店の人から遠慮してくれと言われ立ち退くしかありませんでしたが、毎日毎日外で茜が通るのを待つしかありません。
ある日、裏口に出た茜を惣右助は呼び止めますが、茜は慌てて店の中に戻ります。
扉を閉め、声を殺して泣く茜に惣右助は
「俺の身を案じるおまえの気持ちは嬉しいけど、離れているのは我慢できない」と扉を叩きます。
見かねた利一郎が扉を開け追い返しました。
耐えきれなくなった惣右助は「惣仕舞をする」(見世ごと一晩買い切ること)といい、困惑する茜の元に2通の手紙が届き、中をみると三橋と松坂屋からで「惣右助とよりをもどすなら仇討を手伝う」というもので、当初は断られた2人の協力を惣右助一人の力で手に入れたことの証明でした。
惣右助が惣仕舞で連れて来た人はなんと、茜を殺した犯人かもしれない、勘定奉行の中村でした。
次回、中村と茜一行の対決が楽しみです。
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青楼オペラ 5巻 みどころ
茜と惣右助が一晩過ごす日、惣右助は欲情にかられるものの茜を大切に思う気持ちが強いので手を出さずただ寄り添って眠るだけだったシーンは二人の純情をとても感じられました。
でも実は惣右助はほとんど眠れず、翌日目の下にクマを作ってたのがかわいかったです。イケメンなのに茜に弱い所がときめきます。
そんなほのぼのシーンから間髪いれず
「あなたは私に前を向いてしゃんとしろと仰った、望む姿をみせるから見ていて、遠くで。」
と惣右助を切り捨てる茜の逞しさがかっこよくて、見た目とは真逆のキャラクター達の活躍から目が離せませんでした。
惣右助に日毎惹かれる茜が、自分の気持ちを押し殺して彼から離れ、好きでもない男に色仕掛けをして吉原で働きながら情報を仕入れる姿は、日本版のロミオとジュリエットのようです。
茜と離れている間、きっと惣右助は苦しんでいると思います。
好きな女が他の男に触られたり身の危険に晒されていないかずっと考えていると思います。
そういった彼の気持ちが、彼女への付き纏いだったり手紙に溢れていて、漫画を読み進めるごとにせつなくなります。
5巻では惣右助と離れると決めて茜は拒絶しますが、惣右助が外で茜が出かける機会をずっと伺っていたりするシーンがたくさんあり、今までの話の中でも特にせつなかったです。
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