今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の98話(漫画版は91話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説98話 あらすじ
前話、原作小説第97話のネタバレはこちら
↓↓↓
ハインリの裸を見てしまったことを、ついにナビエはハインリに伝えます。
伝え終わると、目の前には顔を真っ赤にしたハインリがいました。
部屋の中はなんとも言えない空気になりますが…
ハインリとナビエはいったん一緒に食事をすることにします。
この食事中にハインリはナビエに対して攻勢に出ます__
ニヤニヤが止まらない。
一方、
ソビエシュはナビエのインタビュー記事が掲載された新聞を何度も読み返します。
ソビエシュはナビエの誤解(?)を解くために
秘密裏にナビエに手紙を送ることに決めます__
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再婚承認を要求します 原作小説 98話 ネタバレ
その姿が、いつも私の頭の中に浮かんできて…辛いの。
だから目を見られないの…思い出してしまうから。』
ナビエが勇気を出してハインリに告白したところから今話は始まります。
ハインリは唖然と私を見つめていた。
彼は私が言ったことを理解していないようだった。
私はできるだけ落ち着いているように見えるように息を吸った。
でも…二度も言うのは難しかった。
『そ…その…!なるほど…』
彼は手で半分顔を覆って、ようやくつぶやいた。
『クイーンは私を…その…見て…
ああッ…!
…それが私の目を見ないようにした理由だったのですね…。』
“ああッ…!”についニヤけてしまう 笑
(自分の全裸が見られていたことをイメージしちゃったんだろうね・・笑
『驚き…ましたか?』
『正直なところ…ちょっとだけ驚きました…。 』
ハインリは私から目をそらすようにくるっと後ろを振り向いて、
手で自分の顔を扇いでいた。
自分の顔が赤くなっているのを私にバレないように
意図的に隠しているつもりだったのだろうが、無駄だった。
首だけでなく、耳までも赤くなっていたから。
・・・笑!!
ハインリはしばらくしてからまたこちらを振り向いたが、
その様子からすると、自分で扇いでも何の効果もないように見えた。
爆笑
(真っ赤だったんだろうね笑
『ところで…
どこで私を…ご覧になっていたのですか・・?』
ハインリは自分の首を両手で掴みながら尋ねた。
顔は冷ませたと思ってるハインリ。(カワイイ
『廃墟となっていた宮殿の噴水で見てしまったの』
『ああ…噴水で。そのとき私は…
『噴水に浸かっていたわ』
ハインリは再び両手で顔を覆った。
浸かっていたというか、なんかもう勢いよく水浴びして遊んでたよね。笑
一方で、真実を話すことで、最初の戸惑いはなんだか少し和らいだ。
真実の力は計り知れない。
まだ恥ずかしさは残っていたが、
少なくとも今では面と向かって話ができるようになった。
しかし、今度はハインリの方が私の顔を見ることができないようだった。
ハインリの執務室は一時的に静まり返った。
もう前のようにギクシャクはしていなかったが、なぜかお互い口を開くことができなかった。
ハインリと話したいと思ったが、同時に何も言いたくなかった。
なんだか異様な雰囲気が漂ってしまっていた。
え!!!!!!!?
そう考えた途端、ハインリはためらうように手を伸ばし、私の指先に触れた。
え!!!!!!!!!////
私は目を逸らして彼の指先を掴んだ。
瞬間、彼の体がかすかに震えた。
ハインリを見上げると、彼が私を見ながら微笑んでいるのが見えた。
目が合った瞬間、彼は私の手を強く握りしめ、さらに大きな笑みを浮かべて尋ねた。
『食事は…されましたか?』
『まだ…です…』
『…一緒に食べませんか?』
私が頷くと、彼は指を私の手に絡ませ、
机の横にある小さなベルを押しながら机の方へ歩いて行った。
指を・・指を・・キャアアアア
しばらくして使用人が入ってきた。
使用人は、私たちの絡み合った手に視線を向けて、たじろいでいた。
私はさらに恥ずかしさを感じて、窓の方を向いた__
__
__
食事をしている間__
最初は気まずかったのだが、
話しているうちにその感覚はだんだんとなくなっていった。
しばらくして、私たちの会話も和やかになってきたところで、ハインリが
『ところで、クイーン。
本当に私の姿が頭の中に浮かび続けているのですか』
と丁寧に聞いてきた。
それを聞いた途端、サラダのキャベツの端が喉に刺さった。
私が咳き込むと、彼はすぐに水の入ったコップを差し出してくれた。
『そんなに驚いているなら本当なのですね…』
水を飲んだ後、
私は 『今はもうありません。』としっかりと答えた。
もちろん、それは嘘だったのだが、
ハインリが見分ける術はないと思った。
嘘なのね笑
まだ浮かんでるのね。笑
でも残念ながら、ハインリは鋭かった。
『そうでしょうか…。そんなに心はすぐに切り替えられるものでしょうか…』
『誤解です。余計な詮索をしないでください。』
と、私はもう一度しっかり答えた。
しかし、彼はしつこく、
私の言葉を無視して「クイーン」と再び尋ねた。
攻めるハインリ。笑
『私のイメージが頭の中に浮かんでくるのですか?』
『いいえ』
『クイーン。』
『?』
『…結婚式が終わったら、
毎日私の体を見せられるようになります…』
『!!!!!』
!!!!!!!!!!!
ヤメテクレエエエ‼︎////
これ以上は…心が持たねェ・・
(食べ物で)窒息しないように水を多めに飲んだが、
彼の言葉を聞いてしまうと、もうどうしようもなく、むせてしまった。
咳き込んだ私の目から思わず涙が溢れ出てきた。
私は彼を鋭く睨みつけた。
ハインリはそれに応えて恥ずかしそうに目を下げ、私にハンカチを差し出した。
しかし、彼はそのハンカチを差し出した途端__
すぐに後悔したようだった。
私はすでにそのハンカチに気付いていた。
それは、
クイーンの首に巻かれていた(クイーンにあげた)ハンカチだったからだ。
私は
『それは私のものではないですか』とハインリに対抗した。
私の自信に満ちた口調を聞いたハインリは、
しぶしぶハンカチを私に手渡し、
『返せとは言われていないです…』
と自分を弁護した。
『私はクイーンにあげたのですが。』
『クイーン(鳥)は私です…。
だからクイーン(ナビエ)は私にくれたのです』
ややこしい笑
私は反論しようとしたが、
突然ハインリの首のことが頭に入ってきた。
ハインリはクイーンになっている時は裸になっている。
ということは、クイーンの首にハンカチを巻いたとき、
ハインリは裸だったのだろうか。
とても恥ずかしいイメージだったので、
口論にならないようにハンカチを返した。
『クイーン?』
『何も考えていないわ』
言ってる!笑
ハンカチを畳んでいたハインリは、唇を強く噛んだ。
考え事をしていたせいで、結局言ってはいけないことを言ってしまった。
だから私はわざと冷たい表情をした。
しかし、ハインリはそこで口をつぐむのではなく、
『クイーン』とニヤリとした笑みを浮かべながら囁いた。
『見たいものがあればなんでも言ってください』
『!!!!!』
『クイーンの妄想を、叶えられます』
『!!!!!』
ハインリやり返してる・・笑
いやー、前話からのこの2人のやりとり、ニヤニヤが止まらんかった・・
__
__
ソビエシュは一晩中、新聞を折ったり広げたりを繰り返した。
彼はナビエのインタビューを最初から最後まで何度も何度も何度も読んだ。
何度読んだことか。
インタビューを一字一句覚えても、
ソビエシュは新聞から目を離すことができなかった。
心の痛みが強く、眠れないほどだった。
ナビエはあの場で自分の耳で聞いたのか?
ナビエはプライドが高かったから、
それが彼女にどれほどの影響を与えたかは推測しがたいものだった。
彼は肺が詰まってしまったかのようで、息継ぎが上手くできず、息苦しさを感じていた。
心臓は激しく鼓動し、頭は途方に暮れていた。
いや、別にその場で聞かなくても、(ナビエにとっては)事実だけで充分ショックで傷つくと思うけれど・・。
ソビエシュは何度か拳で心臓を叩いた。
考えるだけで胸が苦しくなる。
それを一晩中繰り返していた。
日が昇る頃には、胸に触れるだけでも骨が軋むような痛みを感じるようになっていた。
どんだけ叩くねん・・
彼の使用人は、
彼らが彼の服を着替えるのを手伝ったときに彼の胸のあざに気づいた。
驚いた使用人たちに大騒ぎしないように指示した後、
ソビエシュはカルル侯爵を召喚するように命じた。
カルル侯爵は近くのソファの上に座って目を閉じていた。
ソビエシュは時間が経つにつれ、
これ(ナビエのインタビュー・ナビエの王妃戴冠)は何かの誤解に違いない、と思うようになった__
・・・。
しかし、一年が終わった後の皇后が誰になるのかは言わなかった。だからナビエは誤解したのかもしれない。
ナビエは私がラスタの後に別の皇后を迎えると思っていたのか?
いや、おそらくその部分は聞いていないだろう。そうだな、そうに違いない。
ナビエに真実を伝えなければならない。
相変わらずソビエシュソビエシュしとんな・・。
(こういう人のことを”ソビエシュ”って言うように流行らせたいくらい。笑
既に再婚しているナビエはすぐには戻ってこないかもしれないが、
せめて誤解を解くべきだとソビエシュは思った。
噂によると、ハインリは有名な女たらしだった。
そんな男はナビエを傷つけてしまう。
ナビエはショックから彼と結婚したが、彼がいずれ彼女を苦しめることは明らかだった。
ソビエシュソビ(略
ソビエシュは、
自分がナビエを見捨てるつもりはないことを彼女に知らせたかった。
そうすれば、ナビエが動揺してもここに戻ってくるだろう。
(略
ソビエシュはベッドから出て、机に向かって歩き出した。
彼は紙を取り出し、すぐに手紙を書き始めた。
誤解が解けた後、どうすればいいのかわからないが、彼にとってはこれが先決だった。
彼とナビエの間にあるのは、この誤解だけだと感じていた。
この問題が解決すれば、元通りになると確信していた。
(
手紙を書き、蝋で封をした後、カルル侯爵が到着した。
『陛下、お呼びでしょうか?』
ソビエシュは封をした手紙をカルル侯爵に手渡した。
手紙には差出人も宛名も書かれていなかった。
カルル侯爵は困惑してそれを受け取った
『これは…』
『ナビエに。』
『…ナビエ王妃のことですか?』
ソビエシュの目尻は王妃という言葉で吊り上がりカルル侯爵はすぐに口を閉じた。
ソビエシュは続けて言った。
『ハインリ国王はこの手紙をナビエが受け取るのを妨げるかもしれない。
だから密かに直接ナビエに届けるのだ。』
__
__
一方その頃ソビエシュと同じように騒いでいる人物がいた。
ロテシュ子爵だった。
ロテシュは顔をしかめて、ゴシップ誌を見つめていた。
彼が動揺していたのは、今日雑誌に掲載されたあるニュースのせいだった。
ラスタが皇帝ソビエシュと結婚するというニュースだ。
ゴシップ誌によると、
ラスタの結婚式の準備のために多くの商人が皇宮を出入りしていたという。
高価な宝石や絨毯、シルク、ルイフトの珍しい品々が次々と馬車に乗って皇宮に入り、名のある花屋たちは急に大忙しになったという。
ゴシップ誌は、このニュースが正式に皇室に認められていないことを指摘しながらも、これらの商人が出入りするためには他に理由がないと主張して、結婚式が行われると主張した。
いわゆる「専門家」と呼ばれる人たちもまた、
近いうちに結婚式が行われるだろうと予測していた。
結婚相手はラスタではなく、別の偉大な貴族の若い女性だと主張する者もいた。
しかし、ナビエ王妃の一族であるトロビー家に匹敵する貴族の家系には、
ソビエシュと同い年くらいの若い未婚の女性はいなかった。
下級貴族の家には若い女性はたくさんいたが、
これが政略結婚であるならば、
もっと下級の貴族の若い女性を連れてくるためにナビエ王妃と離婚した意味がなかった。
そのため、政治的な結婚ではなく、
愛からの結婚であり、花嫁はラスタであろうという意見が大半を占めていた。
ゴシップ誌、大正解。
(愛からの結婚ってあたり、ソビエシュがどう思ってるかは置いておいて、いい意味でも悪い意味でもなんだかエルギの思い通りな気も。
ラスタが奴隷であることを知っていたロテシュ子爵は首を振った。
彼は驚いたと同時に、とても不思議な気持ちになった。
一方、ロテシュの息子アランは、
ラスタの結婚の知らせに完全に落胆し、自分の部屋に閉じこもっていた。
娘のルベティは、
『あの娘が皇后になったらすぐに私たちに復讐するわよ、お父様!』
と怒りと恐怖に怯えていた。
『いや、そうはならないだろう。なぜそう思うのだ。』
『私たちは彼女の秘密を知っているからよ』
『ふん、だからこそあの娘は我々に気をつけなければならないだろう?』
『もしあの娘が暗殺者を雇ったらどうするのですか?!』
ロテシュ子爵は鼻で笑いはしたが、不安を感じずにはいられなかった
念のためにラスタの子を隠して育てていたとはいえ、それでも不安は消えなかった。
その時、誰かがドアをノックした。
訪問者は、ロテシュ子爵が賄賂を贈った皇宮の使用人だった。
ロテシュ子爵はラスタを脅迫し始めて以来、
定期的に皇宮の使用人に賄賂を贈っていた。
報酬のためだけに皇宮で働く使用人に比べて、
騎士や貴族は忠誠心が強かったため、口をつぐんでいた。
もちろん、ラスタのために情報収集をしていると嘘をついていたが、
ラスタは庶民の間で人気があったため、この言い訳は受け入れられていた。
ロテシュ子爵を訪ねてきた使用人もその一人だった。
『どうしたのだ?何か重要な話でも?』
と、ロテシュは急いで使用人を中に入れようとした。
今の状況を考えれば、少しでも情報があればいい。
しかし、その使用人からの情報は予想以上に貴重であった。
『陛下が密かに西王国に手紙を送った』
と。
ナビエへの手紙ね・・。
『西王国に?』
ロテシュ子爵は尋ねた。
『えぇ、そうです。正式に記録せず、秘密裏に。』
その後、ロテシュ子爵は使用人に追加の報酬を支払い、その使用人を帰らせた。
ロテシュ子爵は大笑いした。
使用人のその言葉を聞いてすぐに良い考えが浮かんだ。
彼はすぐに身支度を整え、ラスタに会いに向かった__
・・なんだろうね。
ナビエへの手紙ってことに気付いた、のかしら?
でもそうだとしてもどうするの・・?
__
__
ラスタの部屋にロテシュ子爵が入ったとき__
ラスタは、
『何の用?』
とだけ淡々とロテシュ子爵に返した。
二人が顔を合わせるのは、
ロテシュ子爵が偽の両親と一緒にラスタを見て以来のことだった。
ロテシュ子爵は怒りを抑えながらもラスタの向かいのソファに座り、ニヤリと微笑んだ。
『あなたはまた私を脅迫しようとしているのね』
とラスタは冷たく話し、彼の向かいに座った。
すると、ロテシュ子爵は笑顔で
『陛下が皇后に手紙を送ったと聞いてな』
と言った。
『皇后?前皇后でしょ?』
『あぁ、前皇后だ。』
『…』
ラスタは”皇后”と言う呼び方に眉を上げた。
だが考え直してラスタは、
いま、重要なのは前皇后か皇后と呼ぶかどうかではないことに気づいた。
『その手紙は何についてのものなの?』
とラスタは尋ねた。
『私は知らない』
『手紙を盗んだのではないの?』
『陛下の使者は普通の人間ではない。(騎士)
手紙を奪うような傭兵を雇う金があると思うか?』
ラスタは口から出そうになった言葉を飲み込み、
ロテシュ子爵が何を言おうとしているのかを知っていた。
彼はこの情報を伝えるためだけに来たのではなかった。
『何が言いたいの?あなたは自分は情報力が高いとでも?
ラスタでもそんなことくらい分かるわ』
『でも知らなかったのだろう?』
ロテシュ子爵は目を細めて微笑み、両手を足に当てて身を乗り出した。
『言ったはずだ。お前には俺が必要だと。』
『!』
『我々はお互いのことはよく知っている。
でも、お前の偽両親はどうだ?
アイツらはお前の良い面しか知らない。
そしてお前もお前自身の良い面だけを見てほしいと思っているだろう?』
ラスタは答えられなかった。
マーシャとギリムト(偽両親たち)は良い人たちだったが、
彼らとの関係は砂の城のようなものだった。
彼らがどれだけラスタを良く扱っていたとしても、
ラスタは彼らの実の娘ではなかった。
彼らは自分たちの偽の娘(ラスタ)が本当に奴隷であることすらまだ知らなかった。
しかも、急に嗚咽流して喚いたり、ちょっと難あり、だったんだよね。いつ偽ってことをバラすかもわからない。
『ラスタ、ラスタよ。
私たちのような人間は手を取り合わないと立ち上がれないのだよ』
とロテシュ子爵は説得力を持って囁いた。
ラスタはソファにもたれかかり、神経質に唇を動かした。
昨夜、ソビエシュはラスタのお腹に甘い子守唄を歌っていたが、
今日はこっそりとナビエに手紙を送っていた。
それがナビエを咎めるような悪い内容であれば、彼は公式に手紙送っていただろう。
しかし、彼がこっそり手紙を送ったことを知って、
ラスタはそれがナビエへの謝罪の手紙であることを確信した。
ラスタ、鋭いじゃん。
今朝、ラスタの元には西王国の新聞が届き、
そこにはナビエのインタビュー記事が掲載されていた。
もしかしたら、
ソビエシュはこのことを事前に知ってナビエに謝罪したのかもしれない。
ラスタは落ち着かず指をくねらせながら言った。
『私たちは前から手を取り合っていた…よね?』
『そうだ…そうだとも。』
ロテシュ子爵の目尻は満足げに丸くなっていた。
『とにかく、前皇后のことなら安心しろ、ラスタ。
それとして…再婚した王妃は本当に戻ってくるのか?』
『ラスタは前皇后のことなんて心配してない。』
『わかった、わかった』
『本当よ』
『まあ、陛下が他の女性に目移りしないこともないだろう。
そんな時も心配する必要はない。私に任せておけば。』
ロテシュ子爵の言葉に、
ラスタは唇を引きつらせ、『わかった 』とうなずいた。
『あ、ゴシップ誌を見たが、お前と結婚するかもしれないって書いてあったぞ?』
『口に気をつけて』
『あぁ、もちろん気をつけますよ、皇后陛下』
軽薄な笑みを浮かべたロテシュは、自らの手のひらを前に差し出した。
彼はまた金を求めていた。
ラスタは怒っていたが、怒りを抑えてロテシュ子爵に宝石をいくつか渡した。
ロテシュ子爵は微笑み、宝石をポケットに入れて立ち上がった。
また簡単に金品渡しちゃうラスタ。
『それではまた今度な』
欲しいものを手に入れたロテシュ子爵は、ドアに向かって出て行った。
『待って』
ラスタは彼の後を追いかけた。
彼が立ち止まると、ラスタはロテシュ子爵に近づき、彼にお願いをした。
『見つけて欲しい人がいるの』
『人?誰をだ?』
『私より少し年下の女の子』
『ルベティと同い年くらいか?』
『ラスタは知らないの。
とにかく、彼女を見つけるのを手伝って欲しいの。その子は…私の両親の次女よ』
ふむ・・。約束しちゃったやつ、だね。
でもこれ、心からのお願いなのか、両親に恩を売りたいのか。
ロテシュ子爵は本心かどうか疑問に思いながらラスタを見た。
ラスタはロテシュ子爵の表情を見て、さらに嫌悪感を募らせた。
ラスタは自分が偽の妹を見つけようとしていることに、すでに非常に腹を立てていた。
やっぱり嫌々だったね。
『いいから彼女を見つけて』
ラスタが要求を繰り返すと、
ロテシュ子爵は『そうか……』と呟き、
『あぁ、見つけてやるよ』と肩をすくめた。
『…で?お前の偽の両親の名前は何というのだ?』
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再婚承認を要求します 原作小説98話 感想・考察
ようやくナビエ&ハインリのすれ違いもナビエの勇気ある告白で決着がつき(?)ましたね!
食事に入ってからはハインリがむしろ攻めてたね!笑
なんだかんだ本当にいいコンビよね。
結婚式&イチャラブ展開はよこい。
久しぶりにソビエシュパートがありましたが、
もう久しぶりだからなのか、いつもの4倍くらい(※当社比ソビエシュしてましたね。
『ナビエはプライドが高いから”離婚って直接聞いたとき”の影響は想像できないものだ』とか『ショックからあの女たらしと結婚した』とか『そんな男はナビエを傷つける』とか『誤解がなくなれば戻ってくる』とかまじソビエシュ語録よ。。
さて、こちらも久しぶりのロテシュ子爵。
ロテシュが皇宮に忍び込ませていた使用人から、
ソビエシュが誰かに秘密裏に手紙を出していることを突き詰めたのち、
ラスタにその事実の報告に向かいます。
読み進めててわかったわ。
ロテシュはソビエシュが”ナビエに手紙を出した”、まではわからなかった(ナビエにって言ってるけど、使用人はそこまではわからなかったはず。)のかもだけれど、どちらにせよ秘密裏ってことは、多分”女性”だって気付いたんだろうね。
で、ラスタにソビエシュが他の女性にも目移りする可能性があることを吹き込んで、皇后の座を守るためには自分が必要(だから、ずっと宝石よこせ)って伝えに行ったんだね。
そしてラスタはラスタでまたロテシュと手を握り、
引き続きロテシュを頼る(偽の妹を探させる)、という。。
まじでルベティの心配不要すぎて笑った。
ラスタがロテシュ一族を暗殺者雇って皆殺しにするってやつね。
ロテシュ以外に頼れる人間がいない(エルギ除く?)からこそ、
またロテシュと繋がってしまい、今後も利用されていくのでしょうね・・・。
妹探しくらい、宝石支払って口止めさせて秘密裏にロテシュ以外に頼ればいくらでもいるだろうに、なぜロテシュに・・笑
仮に偽の妹見つかっても人質にされて、さらに要求つけてくるでしょうが・・
そのあたりがいい意味(?)でラスタっぽくて、
そう考えると今後もナビエは安泰なのかもしれません。
と、いうかもはや東大帝国の危機ね・・笑
なんにせよナビエとハインリの誤解が解けて本当によかったです!
次回も楽しみです・・!
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次回原作小説版第99話ネタバレはこちらから
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コメント
haluさん更新楽しみにしてました
ありがとうございます!
ハインリナビエカップルの初々しいいちゃラブっぷり可愛すぎです
それに比べてソビエシュ皇帝の自己中勘違いっぷりが痛々しいくらい加速中ですね
それも前と質が違ってきている気がします
インコかと思ったら鷲さん
こちらこそいつもお読み頂きありがとうございます!
ナビエハインリの変な誤解もようやく解けてここから期待大ですね!
ソビエシュのやつよ…もうなんかここまで来ると怖くなってきました…!笑
毎回楽しく読んでます。ソビエシュや、ラスタへのナイスなツッコミありがとう笑えます。どんどん更新して下さい
まっこさん
いつもありがとうございます!
楽しんで頂けて何よりでございまするる
頑張りますっっ!!\( ‘ω’)/ウオアアア
更新ありがとうございます。
ほんと読みやすくて感情こもった文章大好きです。
また更新チェックしてアップ楽しみに待ってます
みおりんさん
コメントありがとうございます!
原作様様でございます・・!! (、..)、 ペコッ.
またまったりと覗きにきてくれたらこの上ない喜びでございまする・・!
ほんまに心が持ちませんฅ(;ω;)ฅ
ありがとうございます