今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の90話(漫画版は83話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説90話 あらすじ
前話、原作小説第89話のネタバレはこちら
↓↓↓
ナビエとハインリの結婚式。
通常であれば、結婚式の準備は現存する王妃の役目であったのだが、
前国王の急死により、ナビエは先に王妃の座につき、その後で結婚式となってしまった。
そこで結婚式を巡って前王妃と現王妃のいざこざが発生すること
を恐れたハインリは国王自ら準備を行おうと考えたが、
その結婚式を豪華にすればするほど、
ナビエに惚れ込んでいる国王、と国民に思われかねない。
そこでハインリはマッケナにこう伝える。
『結婚式の日に…、私は”○○”だと宣言する』
ハインリは自国を”西大帝国”とするべく、
結婚式に合わせて自身の○○宣言の場とすることで、
結婚式を豪華に、そしてナビエの国民からのイメージを払拭する計画を立てるが__
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再婚承認を要求します 原作小説90話 ネタバレ
『他にクイーンのために我々で何ができるだろうか?
私ができることはなんでもやりたいのだが・・。』
結婚式の準備を巡って議論中。
(本来”王妃の仕事”ってところが議論の焦点ね)
『そう言うと思いましたけど…』
ハインリの答えに、マッケナは言葉を濁した。
『けど、なんだ?』
『国王が準備をしたとしても、この状況は変わらない…かと。』
マッケナはため息をついた。
『あなたが大きな結婚式を準備すれば、
誰もが贅沢だと言うでしょう、愛に目がくらんでいるからです』
『…この日に、私は”皇帝”と自称する』
!!!!!!!!!!!
マッケナは一瞬固まった後、
聞き間違いかと思ってもう確認した。
『…今、なんと…?』
彼は期待して目を開けた。
『結婚式の日に…、私は”皇帝”だと宣言する』
西大帝国・・!!
ハインリが言葉を繰り返すと、
マッケナは片手で口を覆い、目を大きく見開いた。
その時初めて彼は正しくハインリの言葉を理解した
『それでは….!!!』
『あぁ、それであればどんなに盛大な結婚式でも、
誰も贅沢だとは思わないだろう』
『あぁ…‼︎私の心臓が…!心臓が…!!』
マッケナは驚いて呟いた。
彼はこの宣言は(西大国にとって)少し早いのでは、とも感じていたが、
それでもデメリットよりもメリットの方が多い選択だと思った。
ナビエが西大帝国の初代皇后となり、
再婚のイメージが一新されることになる。
確かに!!
皇后をやってきたナビエだからこその、
ナビエの西大帝国の参画だと説明すれば、
国民も受け入れやすい・・!天才か・・・!!!
異国人であることからのナビエへの敵意は、
その称号の栄光に払拭されるだろう。
しかし、それに賛同したマッケナとは違い、
ハインリは自称皇帝を口にすると重い表情を浮かべていた。
『国王…?』
マッケナはハインリを心配そうに呼んだ。
『皇帝を自称しない以外の方法があるとすれば、他に何ができるのか……』
ハインリは首を振った。
『でも…私がやらなければならない』
しかし、話している間も、彼は冷たい顔をしていた。
実は、ハインリは兄のことを考えていた。
西王国は貴族に土地を分配する国ではなかった。
また、武功(戦争になったときに力になる)を持つ貴族の数も限られていた。
西王国が東大帝国に匹敵する軍隊を集めることができたのは、
王族が圧倒的な富を持ち、国王が軍隊を指揮していたからである。
莫大な富と集中した軍事力、この二つの要因により、
西王国の王権は自然と強くなっていったのである。
しかし、ハインリの兄、ウォートン3世の治世の下で、王権は幾分弱まった。
ウォートン3世は彼の時間のほとんどを病気で過ごしていた病弱の人間であった。
そのため、ハインリは兄が病に伏している間は、
もっと兄の側にいた方が良かったのではないかと思わずにはいられないこともあった。
ただ、もちろん、それは毒殺の噂をより強くするだけであった。
うわ、、これさ、ハインリが”あえて遊び人になった”
って、そういうこと・・?
自分は権力に興味ないふりをしておかないと、
毒殺とかそういう噂を流されて、
結局王位に付けない可能性があった。だから・・?
ハインリはため息をついた。
幸いなことに、王室の権威は父の時代に比べれば弱くなっていたが、
それでもまだ十分な力を持っていた。
東大帝国の魔法使いの数を減らしても、
こちら側の魔法使いの数が増えるわけではないので、
まだ武力で戦える良い軍勢を維持しなければならないのだが……。
『ああ・・!!』
『えっ!…どうしたんですか国王?』
『マッケナ!魔法学校の生徒はどうしている?』
『エベリーという名の学生ですか?
国王が彼女に魔力を返すように依頼した…?』
『そうだ、彼女は今どうしてる?』
『魔力を奪うには時間がかかりますが…
魔力を戻すのにはもっと時間がかかります』
『そうか、わかった。』
・・・。
どういうこと・・?
ハインリはうなずいた。
それからハインリは本当に仕事に集中するために書類を見た。
ためらって、マッケナは尋ねた。
『国王、我々は本当に魔力を返さなければならないのでしょうか・・?』
マッケナは少し不満そうな顔をしていた。
『もちろんだ。』
ハインリの即答に、
彼の顔の不満はますます強くなっていった。
マッケナは顔をしかめながら、ぶっきらぼうに言った。
『コストがかかりすぎます…。
それに彼女は東大帝国の出身です。魔力を取り戻せば、また東大帝国に戻ることになります・・』
『たった一人だけじゃないか。いいからやればいいんだ。』
『・・・』
__
__
一方、ソビエシュは不安げに部屋の中を動き回り、
ナビエについての続報を待っていた。
しかし、彼がどれだけ待っても、知らせは来なかった。
『陛下…』
ラスタはソビエシュを不安そうに見ていた。
ラスタは胎教のためにソビエシュの元へ来たのだが、
彼の心は別のところにあるようだった。
離婚したことを喜ぶどころか、
ずっと重い顔をして前皇后を見つけることに奔走している姿に不安を感じていた。
今この時でさえでも、ラスタを皇后にするという約束を見落としているようだった。
もしこの状態でソビエシュと一緒にナビエが東国に残っていたら、
ラスタは眠れないほど不安になっていただろう。
『陛下、前皇后が逃げるように去っていったと人々は呟いています』
ラスタはソビエシュを慰めるために何か言わずにはいられなかった。
『心配する必要はありません、陛下。
彼女の評判は大きく傷ついています。誰もが陛下の味方です』
ソビエシュはふらふらとさまようのを止めて、しばらくラスタを見てから話した。
『ラスタ』
ラスタはすぐにソビエシュに近づき、優しく彼を見つめた。
『はい、陛下』
『…それを誰から聞いた?』
『エルギ公爵から聞きました』
エルギ公爵の名前を聞いて、ソビエシュの表情が歪んだ。
ソビエシュは、ナビエの逃亡を助けたのがエルギ公爵だと確信した。
__
__
エルギ公爵も外国の王族の一員であったため、
ソビエシュは多くを語ることはできなかったが、完全に怒っていた。
怒りを見せないようにしようと、
ソビエシュはラスタに声を上げないようにしていた。
『もうエルギ公爵とは会わないでくれ』
『…えっ?…どうしてですか?』
『エルギ公爵はお前が思っているような人ではないからだ』
ラスタは、ソビエシュがハインリだけを連れ去るために、
エルギ公爵をトロビー邸に送り込んだことを知らなかった。
ラスタはソビエシュが公爵に嫉妬していると思っていた。
今では、ナビエ皇后がいなくて、ソビエシュの女と呼べるのは彼女だけだった。
『陛下、何も心配することはありません。
ラスタが愛しているのは陛下だけです。』
『何だと?』
『エルギ公爵はただの友人で…』
何を言っているのかと思って、
ソビエシュはラスタを見た。
ラスタは柔らかな表情で微笑んだ。
ソビエシュはラスタに誤解されていることに気付いたが、
うなずくだけで、訂正して恥をかかせたくないので、
ラスタの隣のソファに腰を下ろした。
『胎教のために来たのに、
重い話しかしてなかったな。それでは、始めようか?』
おバカども・・。
__
__
夜の同じ時間__。
マッケナから国王の封印が入った手紙を受け取った後、
ハインリ王家の騎士隊長であるユニム卿は、仮住まいには戻らず、自宅に戻ってきた。
『久しぶりにいらっしゃいましたね』
ユニムの妹ローズが眠そうに出迎えた。
あくびをした後、メイドに飲み物を持ってくるように指示した。
『ほら、これを。』
ユニムは重いコートを脱ぎ捨て、
ローズに国王の印の入った手紙を渡した。
『…これは何ですか?』
ローズはまたあくびをして、
ユニムから渡された手紙を開いた。
ローズ、初登場だけど、、
だらしないね、なんか。
『国王の命令でお前を新王妃の一時的な侍女にすることになったのだ。』
『・・・私が?』
__
__
王妃の侍女になることを拒否することはできても、
それをすれば悪い意味で国王の目に止まってしまう。
しかも、王妃の侍女になることは名誉なことであり、
よほどの事情がない限り、断る人はほとんどいないだろう。
ローズは真剣な表情で国王の命令をちらりと見てから笑った。
『ああ、この手紙が?』
『あからさまで情けないと思わないか?』
ユニムは悔しそうに呟いて、
腰から重い剣を抜いてテーブルの上に置いた。
ローズは笑って手紙を読み直した。
『どうして?
面白そうじゃない?』
『はぁ?』
ローズは微笑んでユニムを見た。
『新王妃は頭が使えるようだ。
私があの出来事の後も声をかけたとしても、良い王妃のように振る舞っている』
『兄様が王妃の前で横柄な態度をとったから、こう(手紙の内容)なったのでは?』
ほんの数時間前のことだが、
ユニム卿がナビエに何をしたのかという噂はすでに広まっていた。
一方、ユニムは妹がすでに知っていたことを知って困惑しながら唸った。
『王妃と私には共通点があるようですね。
”気性の荒い兄を持っている”ってところが』
コシャール。。笑
(西王国のみんなはコシャールのこと知ってるんだね、やっぱ
『私は誰も殴っていない。』
『あら、兄様がそう言うなら、そうなのかもね。』
『…!』
『いずれにしても、こういうことになってしまったのね。
いいわ、私は新王妃の侍女役としてやってみるわ。』
『お前につとまるのか・・?』
『できるわよ、それにどんな王妃なのか。
国のために何ができるのか見てみたい、でしょ?』
ローズの侍女、ナビエの策略ではあるけど、
吉と出るか凶と出るか・・!
(ローラとの相性も心配ね。
__
__
朝の11時頃、ユニムの妹がやってきた。
『私はローズ・クベルです、
一時的に王妃の侍女を務めさせていただきます』
私は膝の上に本を置きながら彼女を見た。
彼女の意図を知る由もなかったが、彼女は兄と違って礼儀作法の教育を受けていた。
いや、、この場だけ・・。笑
しかし、時折私が横目で見るローズの視線は、
警戒心がかいま見え、用心深いことが伺えた。
『お受けいただきありがとうございます、ローズ。』
私は微笑んで本を置いて立ち上がった
『頼りにしています』
『もちろんです、王妃殿下』
彼女は礼儀正しく私を見つめて言った
彼女の表情から、
彼女は私が何をするのか・どういう人間なのかに興味があるように見えた。
私はすぐに彼女に尋ねた。
『衣装室に連れて行ってくれる?』
ローズは、おそらく私がこんなに早く彼女に何かを要求するとは思っていなかったので、
彼女は 『えっ?』と答えた。
どうやら困惑しているようだった。
『衣装室に行きたいのですが・・』
『ああ…、衣装室ですね』
ローズは恥ずかしそうに瞬きをしていたが、
『こちらへ』とさりげなく微笑んで部屋を出て行った。
私は彼女の足取りを見ながら、ゆっくりと後を追った。
歩き方ほど、その人の本質をよく表しているものはない。
実際、私はユニムの妹を待つ間、いくつかのシナリオを用意していた。
ユニムの妹がどんな性格の人かによって対応することにしていた。
- 心が優しくて人見知りしない人だったら、私は優しくするつもりだった。
- 彼女が事前にトゲを抜いていたヤマアラシ(荒れている性格)だったら、
慣れるまでゆっくり時間をかけようと思った。 - 彼女が権力に服従した人間であれば、
ハインリを訪ねて、彼女の評価を得るべきかどうかを考えたが……。
ナビエ自身に興味があって、
ナビエの言動で従うべきか観察してくるタイプ、だからね。
『ここです、王妃殿下』
衣装室に入ると、ドレス選定人と
アシスタントが駆け寄ってきて、私を迎えてくれた。
私は丁寧な挨拶を受け入れてから、
笑顔でローズを呼んだ
『ローズ。』
彼女は黙って私を見ていたが、
私が呼ぶと笑顔で答えてくれた。
『はい、王妃殿下』
私は着ていた服を指差しながら彼女に言った。
『私はほとんど服を持ってきてないの』
正確には、持ってきたのは私が着ていた服だけだった。
ローズは目を大きく見開いた。
彼女はおそらく、私がいかに急いでいたかを考えていたのだろう、
私が逃げ出した時に服すらも持ってこれなかったことを。
『なるほど…。それでは新しい服が必要ですね…!』
私は微笑みながら聞いた
『そうなの。だからなるべく早く6着の服を用意してくれないかしら?』
『わかりました 、どんな感じの服がよろしいですか?』
『普段着が3着、執務で着るのが2着と、
万が一のために簡単なパーティの時に着るのが1着かしら。』
『具体的なイメージとかデザインは…』
彼女は価格帯などについて聞きたかったのだろう。
私は、彼女が何を言いたいのかわからないふりをして、笑顔で彼女に言った。
『私は西王国のスタイルをあまり知らないので、ローズにお任せします』
これなら誰も私の服装を批判することはない。
なるほど。
私はわざと他の人たちの前で彼女に命令を出した。
ローズが変な服を用意したら、誰のせいだかこれですぐにわかってしまうだろう。
ローズは任せてと言っていたが、
以前よりも私のことを警戒しているように感じた。
私は気づかないふりをして、
彼女に宮殿を案内してもらうように頼んだ。
『この場所に慣れておきたいのですが』
『はい、王妃殿下』
衣装室を出て階段を下りると、長い廊下を通って宮殿に到着した。
私はこの国をとても裕福な国だと聞いていた。
その評判通り、西王国の宮殿も東大帝国に負けず劣らずの荘厳さだった。
宮殿は明るいトーンで、いたるところに宝石が埋め込まれていた。
それを見たとき、自分の王国は宝石の都であることを繰り返し強調したハインリの言葉を思い出して笑った。
光り輝くのが好きなんて鳥みたいね
・・・鳥?
あの・・うん。
(読者的にはもう充分証拠あったでしょ、って感じだけど。笑
『…』
『王妃殿下?どうしたのですか?』
『ああ…!いえ、何でもないです』
しばらく忘れていた
『マッケナは青い鳥だった』という仮説を思い出した。
今度会った時にハインリに聞いてみよう。
マッケナが青い鳥だったら、ハインリは確実に知っているはずだ。
『このまま歩きませんか?』
しかし、再び歩き始めた時、突然パタっ、と足音が聞こえた。
『?』
その足音はローズのものではなかった
振り向くと、上品な格好をした男がペンを唇につけていました。
その瞬間、彼はバランスを崩して転んだ。
彼はすぐに立ち上がったが、私が見ているのに気付いて動きを止めた。
『あれは誰?』
私がローズに尋ねると、彼女は私に囁いた。
『彼は宮殿に入ることを許可されたジャーナリストです。』
『王妃は彼と関係を持つべきではありません』
ローズはすぐに付け加えた。
『正式に面接が予定されている別の機会にお会いになった方が良いでしょう』
彼女は、私を別の場所に連れて行ってくれと言っているように、
少し気まずそうな顔をしていた。
上流社会ではいろいろなことが起きているので、
ジャーナリストの格好の餌食になりやすい。
それが理由のようだった。
まあ、ローズ自身も変な噂を立てられたくないってことね
『宮殿に入ることが許されているジャーナリストがもっといるのでは?』
私が質問し続けたので、
彼女は私の質問を避けることができないこと察し、
はっきりとした口調で説明してくれた。
『現在、宮中に入ることができるのは3つの新聞社だけです。
それぞれの新聞社には、一人の記者しか入ることができません。』
しかし、私の後ろに記者が一人しかいないということは、
他の二人がクリスタを尾行しているということなのだろうか?
それともクリスタはジャーナリストが宮殿内を歩くのを嫌っているのだろうか。
いずれにせよ、今の状況では有益かもしれない。
私は他の場所に行くのではなく、
わざとジャーナリストに近づき、できるだけ柔らかな笑みを浮かべながら尋ねた。
『何か聞きたいことがあるようですね。何ですか?』
ナビエ、攻める笑
記者は、私が直接彼のところに来ることを期待していないかのように、
唖然としながら目を大きく開いた。
ローズもまた、『王妃殿下・・!』と焦って声をかけてきた。
記者は頭が良かった。
一瞬戸惑った後、すぐにノートを取り出して尋ねた。
『どうしてそんなに早く再婚できたんですか?』
この記者に真相を伝える記事を書かせて国民に知らせようって作戦ね・・?
__
__
一方、エルギ公爵はラスタの横を通り、アドバイスをしていた。
『記者たちに近づかなければないと、お嬢さん。
彼らの質問に耳を傾けることで、国民が何を望んでいるのかが分かるようになるでしょう』
偶然にも、彼がラスタに言った戦略は、
ナビエがついさっき行った行動と似ていた。
しかし、ラスタの方は彼のアドバイスにあまり注意を払わなかった。
ラスタは、エルギ公爵には近づかないようにというソビエシュの言葉を思い出していたのだ。
その後も翌日にはエルギ公爵に会いに来たので、ラスタは不安になっていた。
でも、エルギの来訪を受け入れるほか、どうしようもなかった。
ラスタは嘆いた。
ラント男爵は親切で聡明だが、
皇帝の部下であることに変わりはなく、
ヴェルディ子爵夫人は全く頼りにならなかった。
新米メイドのデリーズは忠実そうに見えたが、
ソビエシュを見るたびにラスタを不安にさせるような振る舞いをしていた。
最後に、経験豊富なメイドのアリアンは、
仕事はよくこなしていたが、あまりにも無口すぎて何を考えているのかわからなかった。
エルギ公爵は、ラスタが宮殿で信頼できる数少ない人物の一人だったからだ。
ラスタは、
自分がもうすぐ皇后になることを事前にエルギ公爵に伝えられなかったことを後悔していた。
もしそうしていれば、エルギ公爵は皇后になる方法を話すのをやめて、
皇位に就いたら何をすべきかをアドバイスしてくれただろうと思っていた。
『それに、ジャーナリストはあなたの評判を上げるために重要です。
あなたが世界で一番優しい人でも、平民はあなたの姿を直接見ることができないからです。』
『ふーん』
『どんなに悪い噂でも、
貴族にはあなたを見て自分で判断するチャンスがありますが、
平民にはそのチャンスがない。
だから平民をターゲットにしたいのなら、
ジャーナリストから離れないようにしましょう。』
ラスタに平民の票を集めさせるっていうのがエルギの作戦のひとつだもんね。
『私には無理です…』
ラスタが言葉を呟くと、エルギ公爵は困惑しながら尋ねた。
『できないのですか、お嬢さん?
お嬢さんは自分と赤ちゃんを守るために皇后になりたいと言っていたが、
気が変わったのでしょうか?』
『そうじゃないの』
『ナビエ皇后がいなくなってもう安全だと思ってるんですか?』
『そうよ、もう誰もラスタを傷つけたりしないもの』
『次の皇后はさらにお嬢さんを拒絶するかもしれませんよ?』
ラスタは唇を閉じ、振り向いて微笑み、
そんなことはないと言いたい気持ちを抑えていた__
ラスタそれはどうかな・・!
(ラスタは自分が皇后になるから関係ないと思ってる)
でもあなた、そもそも1年の期限だからね・・!
あっ・・でも・・ナビエが・・
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再婚承認を要求します 原作小説90話 感想・考察
まず序盤のハインリの皇帝宣言。
冒頭からシビれたね・・!
国内のナビエへの不穏な視線を排除するために、
ハインリは西王国を東大帝国と並ぶ帝国にする宣言をすることを誓います。
でもこれ、もちろん対外的にも広がるわけで・・
ソビエシュとハインリの全面戦争が近い・・。
ソビエシュは相変わらずソビエシュソビエシュしてた(動詞笑)ので割愛。
※ナビエを追う手立ても無く、待つだけ、離婚をなかったことにすることについても保留。。笑
中盤で、ナビエとローズの邂逅がありました。
ローズはナビエを国のために何ができるか見てやろう、って思いが強そうですね。
でもナビエ人身掌握と仕事はバリバリできるから、うまく立ち回れそうね。ローズから信頼得られれば、騎士団長の兄にも伝わるし。
そもそもそれがナビエがローズを侍女にした狙い、ですものね。
これは今後の動きが楽しみです。
そして、ラストシーン。
ナビエの離婚前後の文脈を知らないエルギが、相変わらずラスタを持ち上げようと、
次の皇后に気に入られるように伝えますが、
ラスタは自分が皇后になれると思っているのですが余裕ぶります。
ただ、皇后になれても1年期限ではあるのですが・・
でもさ、ナビエが西王国の王妃になったからもうソビエシュは戻せないよね、ナビエを一年後に。
まぁ離婚自体をなかったことにするって手がまだ残ってたけど。
どうするんだろう。
ハインリの皇帝宣言(これからですが)が見えてきて、
魔法使いの話も出てきて、なんかこれほんと東西戦争のにおいがしてきてしまう今話でした。
次回も楽しみです・・!
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