今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の82話(漫画版は75話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説82話 あらすじ
前話、原作小説第81話のネタバレはこちら
↓↓↓
ナビエはハインリの手を取り、頷いた。
ナビエとハインリはそのまま2人だけで、
数日後に控える離婚裁判の打ち合わせをします。
ソビエシュとの離婚を大神官より宣言されたタイミングで、
ハインリがその場にいないと再婚を大神官に認めされることはできません。
ソビエシュは当然ハインリが離婚裁判の場へ参列するのを妨害してくるはずです。
しかし、ハインリはこの状況を想定して優しく笑ってこう言います。
『陛下との離婚が成立したら、すぐに再婚承認をお願いします
一番ドラマチックに見えるタイミングで私は現れるつもりです。』
一方ソビエシュは、離婚裁判前日、ナビエの寝室を訪れます__
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再婚承認を要求します 原作小説82話 ネタバレ
私はハインリの手を取り、
私の考えていることをまさに的確に言ってくれたことに感謝しながら、頷いた。
・・・///
ハインリは微笑むと、ゆっくりと体を起こした。
自然と手が離れてしまい、私は気まずそうに自分の手を握り合った。
再会を喜んだ後、
冷静になり彼が私を抱きしめてくれていたのかと思い直すと、私は顔が熱くなった。
しかし、ハインリは私と違って落ち着いているように見えた。
『コーヒーはいかがですか?』
『ええ、戴くわ。ありがとう』
私は顔の表情をより自然なものに変えて、ソファに腰を下ろした。
彼は部屋の片側に移動し、ポットでお湯を沸かす準備をしていたので、器具がガタガタと音がしていた。
コーヒーの粉は二人分だけの分量が脇に置かれていたので、あらかじめ用意されていたようだった。
『これは全部エルギ公爵が用意してくれたの?』
『えぇ。』
『それで、エルギ公爵はどこ?』
ここにはいないみたいね・・。
『私は彼を追い払ってしまったので…彼に何か言いたいことがありましたか…?』
『追い払った?』
『えーと…、私たち三人を一緒にしたくなかったので…』
『?』
『正直に言うと、私は嫉妬のかたまりのようなものでして…』
ハインリは指先をくるくると忙しく動かしながら恥ずかしそうに微笑んだ。
『エルギ公爵は女癖が本当に悪く…。
私は彼とクイーンを一緒にしたくなかったのです…』
彼はやや意地悪な発言とは裏腹に恥ずかしそうな顔をしていたので、
以前抱いていた好奇心が私の中によみがえってきた。
エルギ公爵とハインリが本当に友達なら、
なぜ彼らはどちらかがいないときにいつもお互いに陰で牽制し合っているのだろうか?
しかし、もし私がハインリにこのことを尋ねたら、
彼はエルギ公爵がハインリ自身の悪口を言っていることに気づくだろう。
私は二人の間に溝を作るつもりはなかったので、黙っていた。
陰口を言っているのは”お互いに”だからね。
そうこうしているうちにお湯が沸き上がり、
ハインリはポットを持ってコーヒーカップにお湯を注いだ。
彼は私をチラッと見て、芸術家も息を呑むほど美しい笑顔を見せてくれた。
…もし彼が手元に注意を払っていて、
カップからコーヒーがあふれていることに気づいていたのなら、
もっと完璧だっただろう。
ハインリ 笑!
彼は自分の間違いに気付いた時には、思わず声を出してしまい、
耳を真っ赤にしながら、さっと布巾でコーヒーカップを拭いた。
私は笑いをこらえようと歯を食いしばった。
幸いなことに、私の表情はコントロールでき、
彼がコーヒーを手渡す頃には普通の顔に戻っていた。
『普段はこんな失敗はしないんですが…』
『いいえ、誰でも間違いを犯すことあります。人間ですもの…。』
『もっと私は、威厳ある感じで凛としていたかったのですが…』
『十分に楽しませて頂きま…、あっいいえ、…印象的でしたよ。』
『そんな上品な笑顔でフォローされると、余計恥ずかしいですよ、クイーン…』
ハインリは不機嫌そうに反対側のソファに座り、
私は笑いを抑えるために再び歯を食いしばった。
ナビエ笑
彼のだらしない一面が逆に彼を…完璧に見せていた。
彼が西大国の王であることは知っていたが、とはいえ私は彼をまだ若い王子として見続けていた。
私は笑わないようにコーヒーを一口飲んだ。
残念なことに、そのあとは気まずい雰囲気になるだけだった。
私は無言でコーヒーを飲み、ハインリも無言でコーヒーを飲んだ。
花びらの散る音が聞こえてきそうなほど静かな雰囲気だった。
偶然にも目が合って、ハインリはまた私に微笑みかけた。
気まずさは少し溶けていったが、
結婚のことを考えると死ぬほど恥ずかしさがこみ上げてきた。
子供の頃からソビエシュと結婚すると思って育ってきた私は、今までこんな風に感じたことはなかった。
しかし今は、政治的な都合であっても、
ハインリと結婚する、ということを考えると私の顔は自然と熱を帯びていった。
そんなことを考えるべきではなかった。
部屋から逃げ出したい衝動を抑えるためにカップを握った。
幸いにもハインリは私の行動を、おかしいとは思っていないようだったが…
私はこの事ばかり考えてしまわないように話を一旦ずらそうとした。
『エルギ公爵はどこ?見当たらないけれど…』
『えぇ、私が彼を追い払いましたので』
それはさっき聞いたことだった。
ナビエ、めずらしく動揺。笑
ハインリは軽く笑い、私はコーヒーカップの底を睨みつけた。
その場の空気に流されて、話したことも忘れてしまった。
私はコーヒーカップに向かって話題を頂戴と、無言で叫んだが、
それがなんとか役立った。
『…陛下があなたの離婚裁判への出席を妨げる可能性があります』
いや、可能性があるだけではなく、
ソビエシュがハインリを止めようとするのは確実だった。
ソビエシュがハインリを嫌っていたのは、ラスタへの接し方が原因であり、
私が当時の王子と手紙のやり取りをしていたことを知ったソビエシュは激怒していた。
ハインリが突然現れて離婚裁判に行けば、
彼が私との再婚を望んでいるかどうかの理由などは無視され、確実に出廷禁止になる。
そうなると離婚当日に再婚することは不可能になってしまう。
再婚を大神官に認めさせるのであれば、
その時に新しい相手と一緒にいなければならないからだ。
なるほど、ハインリは離婚裁判に参列してなければならないのか。で、ソビエシュはそれを止めるだろうと。
しかし、私の不安をよそに、
ハインリは淡々とした笑顔で答えた。
『心配しないでください、クイーン。準備はできています』
『準備…?』
『はい、陛下との離婚が成立したら、すぐに再婚承認をお願いします』
ハインリは、
一番ドラマチックに見えるタイミングで私は現れるつもりなんです
と説明して、喜んで笑った。
驚いたことに、彼の笑い声はそれまでの私の心を和ませてくれた。
ハインリは本当に気楽で良い性格をしていた。
ハインリは本当に心を和ませてくれる人だった。
私の心が氷解していくのを感じると、私に忘れていたもう一つの疑問が蘇ってきた。
『私の手紙を受け取って頂けましたか?』
『はい、すぐに読みました』
『でも…ハインリ、あなたはどうやってそんなに早くここに来れたの?』
『・・・!!』
『アルティナがファラン侯爵に会って、戻って来てから
あなたはすぐにここへ来てくれましたよね。
あの、お会いできて本当に嬉しいのですが…』
ハインリが手紙で近くにいることを教えてくれた途端、
なぜ?どうやって?と思わずにはいられなかった。
緊張のあまり、このことを一瞬忘れていたが、また思い出した。
私はコーヒーカップを置き、彼の答えを待った。
普段は自信に満ち溢れていたハインリが、
いつもとは違う緊張感の中で手を捻った。
『そうですね…えっと…、今は言えません、クイーン。
でも…結婚したら必ず伝えます。』
どうやら秘密のことだったようだ。
今私は彼の秘密を探って彼を困らせるつもりはなかった。
『…いいわ。』
私はハインリを安心させるためにも笑顔を見せて答えた。
今度はハインリから話があった。
『クイーン、質問してもよろしいですか?』
『もちろん』
『結婚してから最初にしたいことは何ですか?』
『結婚してから…?』
ハインリは私に微笑みかけながらそう言った。
しかし彼の顔は急に硬直した…。
自分の言葉の意味を理解すると、彼は両手を乱暴に振りまわした__
『あっ…!その、あの最初の夜のことじゃない…です…!
いや、こんなことを聞くのも変でした…!
け、決していかがわしい質問をするつもりはなかった…です…。』
あわあわするハインリ(かわいい
私はそのようには考えていなかったが、彼の言葉に頬が紅潮した。
一方、ハインリは穴があったら入りたい様子に見えたので、
私は彼に同情して正直に答えた。
『会計帳簿を見るのが待ち遠しい、かしら?』
『か、会計帳簿…ですか?』
『帳簿を見れば西王国の予算の流れが分かります。
早く仕事に慣れておきたい、と思います』
『・・・。』
ナビエ、お堅い。笑
ハインリ期待してた答えと違ってちょっと残念。
__
__
この数日間はファラン侯爵にとって耐え難いものだった。
どれだけ待っても、西王国のハインリ王には何日も会えていなかった。
彼はナビエの手紙を届けていたが、ハインリが返事を書くまで留まるつもりだった。
使者の鳥を使った方が届ける速度は速いが、
メッセージを受け取ったときの受け手の反応など、
大切なコミュニケーションの一部はどうしても失われてしまう。
ファラン侯爵責任感あってまじいい人だよね。誠実。
ファラン侯爵が最初にナビエの手紙をハインリ国王に届けたとき、
ハインリ国王は微笑んで喜んで手紙を受け取った。
国王と皇后は意外にも仲が良かったようである。
その反応を見たファラン侯爵は、個人的にハインリの返事を往復で届けることに決めたのだ。
最初の数日間、ハインリ王は忙しくて返事を書く時間がないと言い、
その時はファラン侯爵は別にあまり考えなかった。
ハインリは、新たに戴冠した君主であり、
彼が忙しく仕事に追われていても不思議ではなかったからだ。
しかし、1日・2日・・時間が経ってもハインリ王からの返事はない。
『彼は忙しくて返事を書く時間がないのか?』
ナビエも送る時焦ってたから、
それだけファラン侯爵も早く返事が欲しかったんだよね。
早くナビエの元に行ってあげたい。
ファラン侯爵の忍耐も限界に近づいていたので、
彼は国王に最も近い側近であるマッケナ卿にこのことを尋ねた。
マッケナの説明は彼を驚かせた。
何度も言っちゃうけど、マッケナ元気そうで何より。
国王は去っていった、と。
ファラン侯爵はハインリがこの国を出発したことを全く聞いていなかった。
彼は困惑して口を開いたが、マッケナの答えは変わらなかった。
『しかし、なぜ突然…!』
『緊急事態だったのです。』
マッケナはファラン侯爵に同情的な視線を送った。
『宮殿でお待ちください。
お戻りはそう長くはかからないでしょう』
それはささやかな慰めの言葉だったが、
ファラン侯爵にとっては受け入れがたいものだった。
あの時のナビエ皇后は、手紙を急いで届けるために、
ファラン侯爵のもとを尋ね、
もっとも親しい側近(アルティナ)まで使って追いかけてきたのだ。
だから彼は急いで頼まれた仕事を実行した。
ナビエ皇后からの手紙は
単にハインリが元気かどうかを尋ねるような内容ではなかったはずだ。
ファラン侯爵は手紙の内容を知らなかったが、
この手紙の緊急性と重要性がいかに高いかは知っているつもりだった。
人のためにここまで。
惚れてまうわ、侯爵。
しかし、ハインリ王が仕事を終えるのをここで待つだって?
ファラン侯爵はただじっとして待つなんてできなかった。
『…また後で来ます』
結局ファラン侯爵は西王国を去ることにした。
彼は急いで自分の部屋に行き服をまとめた。
…ん?どうする気かしら?
気持ちはありがたいけど、不穏な空気になっちゃったわね。
__
__
ハインリが訪れた日を境に、私は皇后の宮殿から離れることができなくなった。
それは、私の侍女たちも同じだった。
150年前、皇后が同室にいた、夫の皇帝陛下を暗殺した事件があってから後、
正式に別居というものが成立した。
それ以来、離婚保留となっている皇后は最初の法廷が開かれるまで別の宮殿に閉じこもることになったいたのだ。
ナビエが、ってわけじゃないけど、
いつ皇帝に恨みで刃を向けるかわからないってことね。
私は、追い詰められていた。
何か大きなことを待っていたせいか、
時間はあっという間に、しかしゆっくりと過ぎていった。
昼間、忙しくしている間は時間がゆっくり流れていたが、
夜になるとあっという間に時間が過ぎていく…。
少なくとも両親には私の再婚の話をすることができる。
離婚したら再婚するつもりではあったが、
喜んで再婚のカウントダウンをしている場合ではなかった。
日が経つにつれ、心は重くなり、心は混乱していった。
最初の二日間は、侍女たちが私を見るたびに泣いていた。
しかし、しばらくすると、
彼女たちは無理やり笑顔を作って明るく声をかけてくれるようになった。
__
離婚裁判の前日、ソビエシュが私の部屋に入ってきた。
ストレスで体が疲弊していた私は、彼を見ると頭の中が真っ白になった。
何しに来たんや・・。
結婚式の日のことを思い出していた。
私たちは若すぎて経験もなく緊張してはいたが、
お互いのことを知り尽くしていたので、
結婚式の前日はある程度安心して笑ったり話したりしていた。
しかし、皇后への戴冠式当日は、水も飲めないほど緊張したのを覚えていた。
誰も自分の間違いを直してくれないことに恐怖を覚えた。
それは全く違う経験だった。
なぜあの日のことを思い出したのか。
不安で胃が回転し、私は口を縛った。
その間、ソビエシュは無言で敷居にもたれかかっていた。
彼がまばたきをして私に近づくと、エリザ伯爵夫人は彼の後ろで静かにドアを閉めた。
離婚を間近に控えたソビエシュは、意外にも普通の顔をしていた。
相変わらず様(サマ)になる格好をしていて、それに、元気そうだった。
このあたりがナビエの優しさよね・・。
『お別れを言いに来たの?』
彼に私の気持ちが押しつぶされているのを見られたくなかったので、
さりげなく自分を抑えた。
昨夜は彼のせいにして自分の長い髪の毛をバッサリ切ってやりたいとも思っていたが。
『…私たちはもうすぐ別々の道を歩むことになるな』
ソビエシュは私の質問には答えず、低い声で話した。
それともこれが別れの挨拶なのだろうか。
いずれにしても、彼の言葉は滑稽なものだった。
たしかに、別れはそう遠くないだろう。
私の唇に微笑みがこぼれた。
『えぇ、これからは、一緒にいる日よりも、
離れている日の方が多いでしょうね。』
私は、離婚をもって私たちの関係は終わりになると思っていたので、
ソビエシュに最後の言葉を言うかのような口調で彼に話した。
しかし__
離婚したら全て終わりだと分かっていながらも
彼の返答は終わりだということを全く理解していないように思えた。
なぜなら彼はこう言ったからだ__
『離婚しても一緒にいてほしい』
ハァアアア!!!!????
(いや読者はソビエシュがラスタと一緒にいるのは1年だって知ってたけど、誰がお前の元に戻るかっての!!!
思わず声が出そうになった。
なぜ彼はこんな奇妙な提案をしたのか?
同情からなのか?昔から友人だった私への礼儀なのか?
離婚しても主人の側に居続けるの皇后がいないわけではない。
不愉快な取り決めではあったが、前例がないわけではなかった。
『離婚したら他人同士になります。だからそんなことはありえません。』
『ここ(皇宮)にいてくれ。』
『いやよ。』
『離婚しても他人同士にはなれないだろう。』
まじ何言ってやがんだ・・。
ソビエシュにしては珍しい言葉だったが、真実ではあった。
確かに、離婚して、もう仲良くできなくても、
見知らぬ人同士にはなれない。(戻れない)
愛も憎しみも、お互いその感情はどこかに持ち続ける。
お互い、いくら忘れようと思っても、過去を切り取ることはできない。
彼を見ていると胸が重くなり、彼も罪悪感を感じているのではないかと思った。
ナビエはソビエシュが、”ナビエに離婚することを告げた罪悪感”を取り去りたくて、こう言ってるって思ってるんだね。
しかし、そもそも離婚のきっかけを作った人間が何を言っているのだ、と思った。
私はそう言おうと口を開いたが、
ソビエシュは私の手を優しく握った。
私は力いっぱい彼から手をふりほどいた__
__
__
ソビエシュの最後の訪問で、私は自分の中の空虚感をクリアにすることができた。
彼との思い出が怒りに変わって、
怒りはエネルギーとなり、より良い未来に向かって突き進む力を与えてくれた。
皇后としての最後の食事を終えた後、
エリザ伯爵夫人は暗い目で私に話しかけてきました。
最後の食事・・。
『皇后、何をお召しになりたいですか?』
数日前まで平静を装っていた侍女たちがまた涙を流した。
私は声が割れないように何度か喉を澄ました。
『いつもと同じ服装でお願いね』
『はい 皇后。』
服を着ている間、部屋は完全に静まり返っていた。
着替えが終わると、鏡に映った自分の姿を見てみた。
私の後ろでは、侍女たちみんなが泣いているのが見えた。
その中でもローラが一番泣いていた…。
みんなに愛されて来たナビエ。
中でもローラはもともと感情表現豊かだったし、特別だったもんね・・。
私は重いため息をついた。
一ヶ月前には何も変わらない、いつもの日々のように見えたのに、
いつの間にかすべてが完全に変わってしまっていた。
ハインリとの再婚を約束しなければ絶望的だっただろうが、
それでも私は自分の置かれた状況を悲しんでいた。
ソビエシュの護衛たちが
時間だ、と言って私の部屋に入ってきたので、
私は気を静める暇もなかった。
彼らは私を法廷に連れて行くのだろう。
私が逃げないようにソビエシュが手配したのだろうか?
護衛たちは私の周りに黙って立っていたが、その中の一人が厳かな声で話しかけた。
『準備はよろしいでしょうか?』
『…ええ 行きましょう。』
私は悲しみを隠すように冷静に答え、一歩を踏み出した。
騎士たちはちらりと顔を見合わせ、一斉に頭を下げて私の前にひざまずいた。
侍女たちの泣き声は一層大きくなっていった__
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再婚承認を要求します 原作小説82話 感想・考察
ソビエシュとの離婚後すぐに再婚を大神官に認めさせるには、
ハインリのその場での参列が必要。当然ソビエシュは妨害してくる。
しかし、ハインリには秘策がありそうですね。
なんだろうね・・?
でもナビエも言ってたけど、こういう時ハインリが全く落ち込まずに優しく笑ってくれるのって本当に心の支えになるよね・・。
一方ファラン侯爵の場面。
ファラン侯爵自体は使命感が強くて、ナビエの為を思って力を貸してくれたけど、
ハインリがナビエを無視して王国から去っていった、
っていう変な誤解をしちゃってそうですね。
責任感強く行動力があるだけに、ベクトルが違う方向に向かないと良いんだけど。。
ソビエシュの場面、ひとこと。
どの面下げて来やがったんや。
ナビエはどこか虚無感に包まれていた身体を、
この怒りを持ってエネルギーに変えたみたいで、それはそれでよかったです。(笑)
ラストシーンでは、
皇后としての最後の食事。
皇后としての最後の着付け。
と侍女たちの悲しみが伝わってきて心が苦しくなる場面でもありました・・。
ナビエは西王国に行っちゃうかもだけど、
このローラ含めて侍女たちもなんとか助けてあげられんかね・・。
ラスタの侍女になんか絶対慣れないでしょ、ローラとか。。
(てゆかラスタにいじめられてしまいそう。。)
次号がついに離婚裁判ですかね。
次回も楽しみです・・!
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