今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の69話(漫画版は63話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
管理人お勧めの最新漫画を読めるサービスはU-NEXTです。
U-NEXT無料登録でもらえる【600ポイント】であらゆる漫画の最新巻が読めるんです。
無料登録終了後も、最新の漫画2冊も毎月タダで読めるなんて・・!
それだけでもスゴいのに、無料登録後は映画も無料で観れる!
漫画も見放題映画(20万本以上)も観れる!
太っ腹!さすがU-NEXT
周りの漫画好きはみんな登録しているのでお勧めです♪
↓↓↓
31日間無料で最新漫画も読める
U-NEXT無料登録で
好きな漫画を無料ポイントで読む
記事下に無料で漫画を読む方法を紹介中♪
再婚承認を要求します 原作小説69話 あらすじ
前話、原作小説第68話のネタバレはこちら
↓↓↓
ウィルウォルの街で偶然の再会を果たしたナビエとハインリ。
ハインリはナビエの不安そうにしている姿に
すぐに気付き、心配し、心からの言葉をナビエに贈ります__
それでも何があったかは伝えられないナビエ。
自分が惨めになってしまうからね。
そして、ナビエは当初の目的だった魔法学校へ
自分が援助しているエベリーに会いに向かいます__
今話、心が動かされる場面が多すぎます・・!
↓↓↓
【31日間無料で漫画も読める】
U-NEXT無料登録で
好きな漫画を無料ポイントで読む
記事下に無料で漫画を読む方法を紹介中♪
再婚承認を要求します 原作小説69話 ネタバレ
もしあなたが西王国の王妃だったら、西王国の人々はみんなあなたを愛しているだろうって___
ハインリの言葉には、驚いたし、笑いを誘うものでもあった。
夫のソビエシュは私と別れようとしていて、
私は必然的に離婚されるのを待っている立場にいた。
ソビエシュは私を冷酷で思いやりがないと非難していた。
それなのに、他国の王様が
「国民に愛される」と言って私を褒めてくれた…
なんて不思議なことを言うのだろう。
『お褒めの言葉をありがとうございます』
私は苦しさを隠すために微笑んだが、
ハインリはすぐに私の不安に気付いた。
『クイーン?具合が悪そうですね。何かありましたか?』
『いいえ』
『違いますか?それでは・・』
『…。』
『クイーン?』
彼は真剣に私を見ていたが、私は答えなかった。
どんなに良い友人であっても、私の屈辱を彼に見せたくなかった。
ソビエシュとの離婚が迫っていることを彼に話しても、それは私を苦しめるだけだった。
ハインリは私を注意深く観察し、
私が何も言わないのにもかかわらず、彼は詮索しなかった。
その代わりに彼は一瞬躊躇した後、真剣な表情で続けた。
『私の言葉は空しい賛辞なんかではありませんよ。本気で言いました。』
『…本当に?』
『私はあなたのような女性でなければ、王妃はいらない』
『・・・!』
『いえ、私はあなたが私の王妃であることを願っています。
…私にとってクイーンは一人しかいない』
か、か、カッコ良すぎる・・・!!!!
ハインリの声は真剣だった。
冗談を言っているようには全く見えなかった。
私はハインリを見つめた。
彼は頬を赤く染めたが、私の視線から目をそらさなかった。
彼の目の熱さが伝わってきた。
ハインリが最初、私のような王妃が欲しいと言った時、
ただ褒めていただけだと思ったが、
その言葉は…
・・・///
恥ずかしさを隠すため、私はスプーン一杯のスープをすすった。
ハインリの視線を感じながら冗談半分で微笑んだ
『もし…私が受け入れたら?』
スープはまだ熱かった。
もう一杯口に運び、ハインリを見上げた。
私の冗談で笑うかと思ったが、彼は全く声を出さなかった。
『・・!!』
彼の顔を見て驚いて目を見開いた。
彼の表情は太陽のように輝いていた。
『…信じられない…!』
『冗談で言ったのよ?』
『私の言葉は冗談ではありません。
クイーンが私の側に来てくれたら、すぐにあなたを王妃にします。』
『…』
『命に、誓います。』
もう、痺れる・・!
ハインリが自分のために王妃を取る、という話をしていたのに
一体どうやってその会話が彼の人生を誓うことになったのか?
私は答える代わりに黙っていた。
彼が本気で言っているのか、それとも私を慰めるための言葉なのかわからなかった。
しかし、私は彼の言葉に何も不満はなかった。
『傷ついた心に蜂蜜をかけるとまるでこんな感じなのかしらね。』
『素敵な言葉をありがとうございます。ハインリ。』
『私は自分が見たものだけを真実として話しますよ。』
あなたに嘘はつかないよ(心からの気持ちだよ)ってことだね。
ちょっとこの回のハインリ格好良すぎないか・・!!?
二人ともしばらく話すのをやめ、食事を続けた。
私は悲しみと感謝の気持ちが入り混じっていて何も言いたくなかった。
ハインリも何も話さず、テーブルは静かなままだった。
そして、食事の最後に、彼は話した__
『そういえば、なぜここにいるのですか、クイーン。
正式な訪問ではないですよね?』
『私が後援している生徒の一人が魔法学校に通っているので』
エベリーだね。
『アカデミーに?それは素晴らしいことですね』
『その子は才能のある子で 、彼女に会いに来たのです。』
『その子の援助に?』
『えぇ、というか慰めに来ました』
『慰めに…?』
『その子が魔力を失ってしまったと聞きまして…』
『・・・!』
何かに気づくハインリ。
魔力が急に失われた・・?エベリーって首席の子だったよね。
ウィルウォルの魔導士の力が低下している事実は隠せないものだった。
特にハインリはすでに魔導士であり、
アカデミーに通っていたこともあり、その現象を知っていたのだろう。
とはいえさすがに、ハインリの驚きは一瞬だけだった。
『そろそろ…出ましょうか。』
二人とも食事を終え、立ち上がった。
しかし、ハインリはずっと黙っていた。
私が最初にその子が魔力を失ったことを話したとき、
彼は全くショックを受けているようには見えなかった。
何かに悩んでいるような真剣な顔をしていた。
そのため、私は一緒に来ないかとも聞かず、レストランの入り口で別れた。
__
__
私は魔法学校の学長室に行った。
驚いたことにそこにはハインリがいた__
え!!!!!!!
その光景に驚いた私を見て、
ハインリは顔を上げてコーヒーカップを宙に浮かせて乾杯した。
私はつい、笑顔になった。
『私の後をつけているのですか?』
ハインリは笑って反論した。
『クイーンがついてきたのでしょう?
ここには”私が先に”、来たんです。』
本当につけてきているのかどうかはわからなかったが、
ハインリは私がアポイントを取りつけている間にさりげなく訪問したので、
学長が先に私に目を向けてくれた。
『エベリーの成績表です』
エベリーのことを尋ねると、
学長は毎週の成績表を見せてくれた。
『見ての通り、彼女は最初のうちは非常に良い成績を残しています』
『そうですね』
『文系と一般知識に適応するのに苦労してるみたいですが、
魔術は得意だし、こういった魔法の授業では高得点です。』
彼女はいくつかの科目で苦労はしているが、学長が指摘したように、
魔法関連のクラスでは常に良い成績を収めていた。
学長はため息をついてから、
ファイルに素早く目を通し、最新の成績表を見せた。
『これが彼女の最新の成績表です』
横から見ていたハインリは舌打ちした。
教養と一般知識の成績は中位に上がっていたが、
魔法のクラスの成績は急落していた。
魔法理論のクラスだけが、彼女の成績を維持していた。
学部長は残念そうにため息をついてファイルを閉じた。
『この子は一生懸命頑張っているのですが、
今の状況を見るとどんなに頑張ってもついていけないようです・・。
皇后陛下の期待を裏切らないようにとのプレッシャーを感じているようです』
エベリーどうこうではなく、
何かがおかしくなってるよね・・コレ・・
『そうです…か…』
『折角の御訪問だったのですが、
昨日、彼女はトレーニングのし過ぎで気を失いまして…。』
『エベリーは大丈夫なのですか?』
私は驚いて学部長を見たが 彼は憂鬱そうに首を振った
『いえ・・、その後、彼女の魔力は完全に消えてしまって・・』
私がお見舞いに行けば、エベリーはもっとプレッシャーを感じてしまうのだろうか。
・・私がいなくても彼女はプレッシャーを感じていた。
エベリーに悪影響が出るのではないかとももちろん心配したが、
結局、私はエベリーに会うことにした。
ハインリは私の後をついてきたが、
エベリーに会いについて来ることはなく、私は一人で部屋に入った。
エベリーは、私が訪問するとの知らせを受けて以来、
緊張して部屋を歩き回っていたが、私を見るとすぐに涙を流した__
『陛下・・!』
最初は小さく鼻を啜っていたが、その後は完全な嗚咽に変わってしまった。
その声の悲痛さに、私の目も潤んでしまった。
__
彼女が少し落ち着いた後、私は彼女のベッドに一緒に座った。
『あなたの”能力”は貴重でしたが、それを失ったからといって、
あなたがそうでなくなるわけではありません。
今までは右に進んでいた道を、これからは左に進むのです。』
『・・・!!』
『魔導士になってもならなくても、
あなたは私の大切なエベリーであり、私はこれからもあなたを支えていきます。
だから・・身体を大事にしてね。』
うわああああん!!(号泣)
エベリーの肩が震えて泣いていました。
『・・っ!…皇后陛下のお役に立ちたかった・・!!』
『エベリー…』
『…皇后陛下のお役に立ちたい、というのが私の生涯の目的です…。
私には魔法しかなかったので、
皇后陛下のために魔導士にならなければいけないって思っていました…。
でも、魔法がなくなったことで…
私は…私は…人としての私の価値がなくなってしまったようなもの…です…。』
『・・・!!』
私は必死にエベリーをなだめようとしたが、なかなかなだめられなかった。
これ…ナビエも”皇后になることだけが人生の目的”だったところから今の現状があって…エベリーと重なってしまうよね・・。
ようやく部屋から出てきたとき、
私は少し、感情的に疲れてしまっていた__
ハインリは目を閉じてドアの横の壁にもたれかかっていた。
待ちくたびれていたのかと思ったが、紫色の目を開けて……彼は動揺した様子だった。
__
__
アカデミーでの仕事が終わった後、しばらくハインリと散歩をすることにした。
長い間会っていなかったし、
あと数年は会えないかもしれないので、もう少し話をしたかった。
『これを着てくださいませ。』
学長が学生用の大きなフード付きローブを貸してくれたので、
二人は同じ服を着て並んで歩いた。
部外者には見えないので、誰も私たちのことを気にしなかった。
ハインリがさっきのエベリーとのことについてを聞くので、正直に答えた。
『私では彼女の慰めにはならなかった』
『そんなことはないです』
『彼女にとって魔力はただの能力ではなかったの』
ハインリは重い声で話した。
『盗み聞きするつもりはなかったのですが…その部分は聞きました。』
私はしばらく何も言わなかった。
そして、低い声で告白した。
『彼女の気持ち・・実はとてもよくわかるのです』
『クイーン?』
彼は私の表情を見て、あえて反対の表情をするかのように微笑んでくれた。
私が離婚することを知らないハインリには、きっと奇妙な言葉に聞こえたと思う。
私は無理やり口元を上げて笑みを浮かべた。
ナビエ。。
そう、細かいところは違うが、私もエベリーと同じような立場だった。
ソヴィシュの離婚の決断に苦しむしかなかった。
全力で抵抗することもできたが、私が出来る抵抗は
私の王座からの追放を遅らせるだけだった。
離婚に時間がかかれば、私の評判も下がる。
人々は最初はソビエシュに悪態をつくかもしれないが、
長くて疲れる裁判を強行すれば、
人々は”私がプライドにしがみついている”と非難するだろう。
『エベリーは“自分が魔導士でなければ価値がない”と言っていました。』
『それは…
『彼女は自分自身の価値が”魔法の能力に”あると思っていた…
そして…それは私も今同じように感じていることなのです。』
ハインリは咳払いをひとつさせた。
『どういう…ことでしょうか…。』
ハインリはどうやら私がエベリーに同意したと勘違いしているらしかった。
自分の言葉が変に聞こえるのはわかっていたので、笑って続けた。
『私にとってエベリーの魔力は、皇后の座のことなのです。
私が思う”私の価値”は皇后であることなのです。』
『・・・!!』
『皇后の座がなくなってしまったら…
私もエベリーと同じように絶望的な気分になるでしょう。
惨めで荒れ果てて…。まるで自分の目の前の未来が消えてしまったかのような。』
『クイーン…?』
『・・・。』
辛かったけど、共感してくれる人がいて皇后だからこそ耐えられた。
私が生涯をかけて学んだこと、ずっとしがみついていたことは、
ソビエシュの妻としてではなく、皇后として生きることだった。でもそれはすぐに消えてしまう。
皇后ではなく”ただのナビエ”として生きることが
どんなものなのか私には分からなかった。
皆に気遣われる扱いをされたら普通の状態ではもういられなくなるし、
兄も追放され、家族は嘲笑されることになる。
ハインリは一瞬驚いたような顔をして、微笑んでみた。
『なぜ王座を失ったらどう感じるか、なんて考えているのですか?』
『・・・。』
私が答えなかったことで 彼の顔は暗くなった__
『何が・・あったのですか?』
私はもう答えなかった。
ハインリは歩くのを止めて私の方を向いた__
『どうしたんですか、クイーン。』
私はぼんやりと立ち、ハインリを見上げた。
私はエベリーを励ますために来たのに、
彼女と話したことで、ショックは増すばかりでした。
そして今、恐怖を声に出した後では、
その恐怖がまるで実体化して私の首を絞めたかのようだった。
『クイーン・・?』
私は何になるの?
私はもう皇后ではなく、どうやって生きていけばいいの?
突然…、体が震え始めた。
『クイーン?・・クイーン!!』
ハインリーは怯えた目で私を…見た。
『どうしたんですか!!クイーン?クイーン?!』
私は大丈夫だと言おうとしたが唇が震えて声が止まった。
私の震えは収まらず、ハインリは両手を差し出し私の顔に触れた__
『ナビエ!!』
ハインリの大きな手が私の顔に触れると
すぐに体中に暖かさが広がり恐怖感が少し和らいだ__
ハインリの目が震えているのが見えた。
驚いたことに、ハインリも私と同じように怖がっていた。
彼がとても怖がっているのを見て…私も落ち着きを取り戻した。
『本当に…私が王妃になることを望むのですか…?』
その質問は思わず口から出てしまった。
ハインリの紫の瞳の瞳孔が広がり、唇が震えたのがわかった__
私はハインリの返事を待った。
私自身の提案が狂っていることはわかっていたが
ハインリだからこそしかできないことも知っていた。
ハインリは__
『望みます!私はっ…!望んでいます…!!』
・・・!!!!!!
ハインリは震える声で答えた。
彼の顔、そして繊細な金色の髪の毛の先まで、彼のすべてが震えていた。
彼の紫色の目は、これまで以上に柔らかく見えた。
ハインリはまだ私の頬を両手で支えてくれていた。
私は片方の手を彼の上に置いてこう伝えた__
『…私はあなたのクイーンになります』
↓↓↓
【31日間無料で漫画も読める】
U-NEXT無料登録で
好きな漫画を無料ポイントで読む
記事下に無料で漫画を読む方法を紹介中♪
再婚承認を要求します 原作小説69話 感想・考察
今話、もう心が・・!
まずレストランでのハインリ。
ナビエの様子にすぐ気付き、まるで心を読み取ったかのように、
ナビエがまさに欲しかった言葉を投げかけてくれます。
それでもこの時はナビエは吐露するわけにはいかなかったんだよね。自分のためにも。
そして、魔法学校。
エベリーもナビエと同じく自分の生きている価値を突然見失ってしまっていました。
そのままナビエに感情を爆発させてしまいます。
それでもナビエは自分も辛い心境でありながらも、エベリーのことを必死でなだめます。
エベリーはエベリー。私の大切なエベリーです。
ナビエの台詞、自分にも言っていたのかもしれないね。
そしてラストシーン。
ナビエから思わず出てしまった言葉。
『本当に…私が王妃になることを望むのですか…?』
ハインリは真っ直ぐに受け止め、身体を震わせ、全力で答えてくれます。
ナビエのヒーローじゃないか。。
格好良すぎてこちら側も震えました・・。
今話、最高すぎました…。
さて、急にエベリーから魔力が無くなった件は伏線として残りましたね・・。
また、ソビエシュ・ラスタ側、そしてナビエ・ハインリの2人の関係はどうなるのか。。!
次回も気になります・・!
↓↓↓
【31日間無料で漫画も読める】
U-NEXT無料登録で
好きな漫画を無料ポイントで読む
記事下に無料で漫画を読む方法を紹介中♪
次回原作小説版第70話ネタバレはこちらから
↓↓↓
コメント
この回を何度も読み返しています。泣きました。
ハインリ、素敵すぎる。
ナビエ様と早く結ばれて。
ナビエ様を癒してあげて。