【韓国原作小説翻訳】再婚承認を要求します 小説版123話ネタバレと感想。鳥頭族の秘密・ソビエシュが招聘した”彼女”の来訪

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【小説版】再婚承認を要求します

今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の

再婚承認を要求します原作小説版123話(漫画版は116話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。

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再婚承認を要求します 原作小説 123話 あらすじ

…の前の管理人の本日のつぶやき。

前話、原作小説第122話のネタバレはこちら

↓↓↓

【韓国原作小説翻訳】再婚承認を要求します 小説版122話ネタバレと感想。ナビエの元へ届く大量の手紙・ロテシュの決意。
今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の 「再婚承認を要求します」原作小説版の122話(漫画版は115話?)...

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再婚承認を要求します 原作小説 123話 ネタバレ

管理人halu
管理人halu

ロテシュ子爵がラスタに復讐を決意したんだよね。ナビエの元にはハインリとクリスタの例のことを心配してか、手紙がめっちゃきた。

『(ラスタは)きっと息子に会いたがっているだろう。
アンを連れて、ラスタにその小さな顔を見せてあげようではないか!

ロテシュ子爵の言葉にアレンは目を見開いた。

『し、しかし、それでは…!』

ロテシュ子爵は舌打ちした。

『お前は相変わらず無神経で無関心な男よ。
どうしてヤツの気持ちがわからないのか…?』

『ラスタの気持ち…?』

『ヤツは外では冷たく振舞っているが、心の底ではそんなことはない…。
顔も見たことのない息子の面倒を見るために、この屋敷を与えてくれたとでも思うのか?
きっと会いたいと思っているはずだ…。』

『ああ…!』

ロテシュ子爵の言葉に、アレンの顔は明るくなった。

管理人halu
管理人halu

コイツこんな父親の口車に・・めっちゃおバカじゃないか・・

なるほど…。そうか…、ラスタはまだ優しくて愛情深いんだな…。
管理人halu
管理人halu

おバカだ…(確信。

しかし、アレンはすぐに心配になって尋ねた。

『でも、赤ちゃんはラスタによく似ているのですよ、父上…!同じ色の変わった髪色も怪しいと思われませんか?』

『髪の毛は帽子で隠せばいいだろう。赤ん坊がかぶる帽子はないのか?』

ロテシュ子爵が心配そうな態度を咎めると、アレンは少しずつ納得していった。

『わかりました…。』

『さぁ急いで謁見の申し込みをしてこい。興味のある人間はたくさんいるだろう…!』

『はいっ!』

アレンは赤ん坊を抱えて去っていった。

ロテシュ子爵は彼が去るのを見ながら、邪悪な笑みを浮かべていた。

管理人halu
管理人halu

ロテシュのもとで育ったアレン、もといおバカ・・コイツはおバカだけど、ラスタへの報復戦が始まることに対してはワクワクすっぞ・・!!

__

__

管理人halu
管理人halu

ナビエパートです!!

西大帝国_皇宮_夜遅く。

私は髪を梳かしてガウンを着た後、共有の寝室に行った。

私が入ると、ハインリが静かにドアの後ろから出てきて、突然、私を持ち上げた。

管理人halu
管理人halu

エッッッ!!!

あっという間に私の両足は宙に浮いてしまった。

管理人halu
管理人halu

これが本物のお姫様(皇后様)抱っこですな。(誰うま

・・・!!!!!!

ハインリ!!』

驚いて彼の首につかまると、彼は私を抱えたままクルッと小回りを利かせ、微笑んで私に頭をもたせかけてきた。

落ちるのが怖くて強く抱きしめると、ハインリは額を私にこすりつけて尋ねた。

『驚かせてしまいました…か?』

『…えぇ、もう、どうしていつも突然驚かせるのですか…?!』

『おかしいですね・・・お好きではない…ですか?』

『そうじゃないけれど・・・』

これも鳥頭族の習慣なのかと聞いたら、彼は怒るだろうか?

私が躊躇していると、ハインリはそのままベッドに向かって歩き、私を降ろした。

私がベッドに座ると、彼は私の隣に座りった。
そして、私の髪を撫でた。
彼の優しいタッチに、私の目は勝手に閉じてしまった。

私は無理に目を覚まして、彼に尋ねた。

『…どのくらいの間、私のドアの後ろに隠れていたの?何の音も聞こえなかったけれど。』

『えっと……5分くらいですかね……』

5分?!

管理人halu
管理人halu

皇帝、暇かて。笑

『・・えと、本当は10分くらい…です…。』

管理人halu
管理人halu

“本当は〜”、で増やすな・・笑笑

『10分もドアの後ろに物音立てずにいたの!?』

10分も待っていたと聞いて、私は目を見開いた。

管理人halu
管理人halu

暇通り越して狂気すら感じる・・笑

私が驚いて彼を見た途端、ハインリは私の視線を避けて、私の髪から手を離した。

今度は私の指の柔らかい部分を押して、微笑んだ。

管理人halu
管理人halu

イチャイチャ

そして、私たちが自然に手をつないだまま、彼は尋ねた。

『私のクイーン。愛する奥さん、私に言いたいことはありますか?』

『…!
ええ、聞いてくれてよかったわ。』

『・・?何ですか?』

『カフメン大公のことです』

『…』

ハインリの表情が一気に硬くなった。

管理人halu
管理人halu

やだよね。笑

彼は私の言葉の重要性を瞬時に理解したようだ。

私は気を取り直して、カフメン大公との、あの取引について話した。

『…カフメン大公は自分の罪を認めました。
その代わりに、西大帝国とルイフトの間の貿易に、
我々に有利な3つの条項を入れることで合意しました。』

『なるほど…!』

『あなたも同意してくれますか?』

『えぇ、もちろん、します。』

『そのことで、もし、他にアイデアがあれば…』

『いえ…それでいいですよ。』

『でも…その表情は…?』

『あぁ…!えと…クイーンが何か言ってくれると思ってまして…』

管理人halu
管理人halu

・・・期待してる何かがありそうね。笑

私が目を細めると、ハインリはすぐに付け加えた。

『いえ…でも、このこと(取引条件)も非常に重要なことですね。
はい…わかりました、クイーン。』

ハインリは何か他のことを期待していたのだろうか?
(私が)何か他に伝えるべきことがあったのだろうか・・?

『…クイーン、他に何か私に伝えることはありませんか?』

その質問にこだわるところを見ると、
彼は何か特定のことを聞きたがっているようだった。

管理人halu
管理人halu

ふむ・・。

私が答えなかったので、ハインリははっきりと

「ヒントが欲しいですか?」と尋ねた。

『・・はい。』

『ヒントは…“夫婦”です』

一瞬考えた後、私は彼の意図を理解した。

『…わかった。』

管理人halu
管理人halu

???わからん。
やらしいことしか出てこない(オイ笑

ハインリの口角がわずかに上がった。

私は彼にしばらくそこで待つように言うと、
すぐに自分の部屋に行き、日中に行ったTo-Doリストを持ってきた。

『クイーン…?』

私はベッドに腰を下ろし、ノートをハインリに渡しながら誇らしげに言った。

『やらなければならないことを書いたの。』

彼はこれを見たかったのよね?
管理人halu
管理人halu

違うと思う・・笑

結婚しているからといって、秘密がないわけではない。
しかし、夫婦はお互いにいろいろなことを話すものだ。

ハインリはそれを望んでいたのだろう。

しかし、ハインリは辛うじて「ああ…」と苦い表情でつぶやいた。

管理人halu
管理人halu

絶対違うwwwwwwww

これは彼が望んだことではないの?

そして、彼はこう付け加えて言った。

『いい…計画ですね。』

『つまらないかしら?』

私はこういうものを書いたり読んだりするのが楽しかったのだが、他の人はそうではないのだろうか?

『奥さん、全くつまらなくありません。つまらなくはないのですが…』

すると突然、彼は目を見開き、ノートの一字一句に視線を集中させた。

いつの間にか、両手でノートを持っていた。

管理人halu
管理人halu

???
なんか気になるところあった??
※参照:ナビエのリスト122話

5回ほど読んだらしい後、ハインリはそのノートを私に返して言った。

『奥さん、本当にいい計画ですね。』

『でも、相変わらずの表情ね。』

『補佐役を用意して、できるだけ早く執務室を用意しますね?』

管理人halu
管理人halu

・・・?
ToDoの10個目にあった”執務室が必要”ってヤツだね?

彼は私の言葉に反応しなかったが、私はそれを受け入れた。

『ありがとう。』

『いえいえ、あと副官はクイーンが適切な人材を選んだ方がいいと思いますよ。』

管理人halu
管理人halu

これは、9個目のヤツだね。”副官が必要”

頷いた後、ハインリは急に話をやめた。

なぜまた今、黙っているのだろう。
管理人halu
管理人halu

・・・??
今回のハインリ掴みどころがないわね・・?

私が戸惑って見ていると、ハインリはためらいがちに言った。

『あの…わたしは何も書いていなくて…お見せするものがありません…』

管理人halu
管理人halu

あぁ、ハインリ交換日記的なやつかと思ったのね。笑
お互いのToDoを見せ合いっこする、みたいな。

ああ、彼は私がそのためにノートを渡したと思ったのだ。

そうではないと言う代わりに、それは本当に残念なことだと指摘した。

『そうですか・・。ハインリのも読んでみたかったのですけど。』

そうしないと、彼は恥ずかしい思いをしてしまうからだ。

管理人halu
管理人halu

ナビエ大人。

幸いなことに、それが功を奏した。

しかし、あっという間に彼の笑顔は消え、片手で顔を覆って下を向いてしまった。

今度はどうしたのかしら?

よく見ると、彼の顔も赤くなっていた。

・・なぜかしら?

私が戸惑っていると、ハインリは首を振って再び私に尋ねた。

『クイーン。あなたが話してくれた最初のことはとても重要で、2番目のことはとても役に立ちましたが、私が聞きたかったのはもっと個人的なことです。』

管理人halu
管理人halu

カフメンのことと、ToDoリストのこと。でも聞きたかったのは個人的なこと。

『もっと個人的なこと?』

私は彼が何を言っているのか分からなかった。

もしかして、私たちのあの夜の話とか、そういう意味なのだろうか。
管理人halu
管理人halu

あらヤダ。

彼の顔を見る限り、そのような意図はなさそうだけれど……。

では、彼は私に告白の答えを求めているのだろうか?

私は少し考えたが、何も知らないふりをして首を振った。

『わかりません、あなたが…何を言っているのか…』

しかし、ハインリはそれ以上聞くことなく、ただため息をつき、横になって腕を伸ばした。

管理人halu
管理人halu

・・・不満そう笑笑

問題は、彼の腕が私の空間を侵していたことだ。

ハインリの腕は…私の枕元にあったのだ。

また、私が彼の腕と顔の間を何度も見たにもかかわらず、彼は腕を引かなかったのだ。

管理人halu
管理人halu

よいではないか・・!

結局、私は少し恥ずかしかったのですが、はっきりと彼に言った。

『ハインリ、ここは私のスペースよ』

『えっ…?』

管理人halu
管理人halu

ナビエ、きつい笑笑
ハインリ、シュン・・。

私は彼に腕をどけてほしかった。

『”わたし”の』

それを力強く繰り返すと、ハインリは目を見開き、ゆっくりと腕を引いていった。

管理人halu
管理人halu

ああああああっ・・。
ハインリカワイソス…

『腕を伸ばして寝たいのなら、あなたはもう少し左に寝てください。
ベッドは十分に大きいから、そうしましょうよ。』

引っ込んだ腕を優しく撫でた後、私はベッドに横になり、ランプの火を消した。

しかし、寝室が暗くなった途端、傍らで微風が吹いたのを感じた。

『?』

なぜだろうと思っていると、ハインリが唇を引き締めて肩を震わせた。

管理人halu
管理人halu

ハインリ・・・(でもちょっと笑っちゃう。笑

『ハインリ?』

ランプを点け直して体を起こすと、ハインリはもう我慢できないというように笑った。

管理人halu
管理人halu

あれ?笑

彼が落ち着いて心から謝るまでには、そう時間はかからなかった。

『ごめんなさい。
私はただ、クイーンに私の腕を枕にして寝て欲しかっただけなのです…!』

『!!!』

管理人halu
管理人halu

あぁ、笑
ナビエ最初から気付いてハインリの腕をどけたわけじゃなくって純粋に”まじでコイツの腕邪魔だな、なんなん?!”って思ってたってわけね笑笑 ナビエ可愛いな。

__

__

眠っていると、ふと、いい香りがしてきた。

起きたくないという気持ちと、
そのいい香りをもっと嗅ぎたいという気持ちがぶつかり合った。

管理人halu
管理人halu

・・・?朝チュン…?

目を閉じたまま頭を左右に振っていたが、
やがて近くでぎこちない笑い声が聞こえてきて目が覚めた。

『ハインリ?』

目を開けるとすぐに、ベッドの横にハインリが立っていた。

『…何かしら…?』

と聞くと、ベッドに座ったまま、ハインリは台車の銀色の蓋を外した。

そこにはオムレツと濃いコーヒーがあった。

『”朝ごはん”です。』

管理人halu
管理人halu

素敵か・・・!!

そういう意味じゃなくて、なんで台車がここにあるのよ…。
起きるときに持ってきたの・・?
管理人halu
管理人halu

ナビエキツい・・笑笑

驚いて見ていると、ハインリはフォークでオムレツをひとくち取ってくれた。

わたしが口を開けて食べた後、彼は誇らしげな笑顔で尋ねた。

『どうですか?』

『おいしい、けど…』

『私は料理が上手、ですか?』

・・!!

えぇ、本当に上手ね。』

管理人halu
管理人halu

ハインリの手作りだった!

『私の趣味なのです。』

多くの貴族は料理を知らないし、ましてや皇室は特に知らない。
本当に素晴らしい人だと思った。
そしてそんな男性が、私を愛していると告白してくれているのか。
管理人halu
管理人halu

おっ・・!!
ナビエこれ胃袋掴まれた系皇后?笑
普通逆だけど・・笑笑
(そして“胃袋掴まれた系皇后”とかいうワードは今後わたしの人生において一度も使用することがないだろう・・。

思案していると、ハインリは再びオムレツの別の部分をつついた。

『他に食べたいものはありますか、クイーン?』

『これ全部私のために…?そして食べさせてもくれるの…?』

『えぇ、もちろんです。』

ぎこちなく口を開けた私に、ハインリは興奮しながら食べさせ続けた。

管理人halu
管理人halu

“興奮しながら”、は余計じゃないか?笑

さらに何度かやっているうちに、私は耐えられなくなり、尋ねざるを得なくなった。

『ハインリ?』

『はい、クイーン。』

『これは・・・あなたの部族の習慣なのですか?』

『?』

『鳥は通常お互いに餌を与えるもの、よね…。
これは…餌付けの習慣か何かですか・・・?』

管理人halu
管理人halu

!!!!!笑
あまりにも…その…直接的すぎる表現じゃないか?笑

ハインリは私の言ったことを考えたことがないように顔をしかめた。

そして、しばらく私を見つめて、真剣な表情で腕を組んだ。
管理人halu
管理人halu

えっ・・?

私は間違いを犯してしまったのだろうか?
私が彼を鳥のように扱ったから、彼は怒ってしまったのだろうか?

考え込んだ様子のハインリは、しばらくしてから告白した。

『よくわかりません、クイーン。
でも、あなたがそうお考えなら、もしかしたらそうなのではないかと、私も思います。

父はとても厳しかったのですが、
不思議なことに、いつも私に食事を与えてくれたのです。』

『!!!』

管理人halu
管理人halu

まーじーかーよ笑笑笑笑

『私は兄とあまり親しくありませんでしたが…、
不思議なことに兄も私を食べさせてくれました。』

『ああ…』

『そういえば、クイーンに恋をした時から、
“私がクイーンを養わなければならない”と心に決めていました…。』

管理人halu
管理人halu

親鳥のそれじゃねぇか・・・笑笑
ガチの朝チュンじゃねぇか・・。

えと…じゃあ、もし子供ができたら、
ハインリがずっと面倒をみて養ってくれるのかしら…?
それはまぁ、素敵なこと…なのかしらね。
管理人halu
管理人halu

素敵なことですね。チュン。

その時、私の頭の中に不思議な考えが浮かんだ。

『あ、ハインリ、とても気になることがあるんだけど…、
いえ…これは、大事なことだわ…。』

『はい、クイーン?』

『もしかしてあなたの部族の人たちは…』

『???』

『卵で生まれるの…?』

管理人halu
管理人halu

ナビエさっきまで(ToDoリストの交換の時とか)“彼は恥ずかしい思いをしてしまうから”とか気を遣ってハインリと会話してたのに、めちゃくちゃブッ込むじゃないですか・・笑笑
そしてオムレツもう食えんやろ・・笑笑

__

__

管理人halu
管理人halu

ソビエシュパートです。ヤダチュンー

ソビエシュはカルル侯爵を呼んで秘密の指示を出した。

『ラスタの奴隷貿易証明書は皇居のどこかにあるかもしれない。それを見つけて持ってきてくれ。』

カルル侯爵は心配そうに尋ねた。

『それは本当でしょうか、陛下?』

管理人halu
管理人halu

無理ゲーかつクソ指示にワロ

『知るわけがないだろう。コシャールがラスタにそう言ったのだ。』

コシャールがラスタを憎んでわざと嘘をついた可能性もあった。

しかし、2つの事実があることは間違いない。

コシャールが奴隷売買証明書を持ち出したこと、
そしてその証明書が現在行方不明であること。

『慎重に探せ。さもないと、このことが知られてしまう。』

カルル侯爵は毅然とした表情で答えた。

『はい、陛下。』

管理人halu
管理人halu

まじ?やるの?(できんの?)すげぇなカルル・・。

ラスタの子供が生まれる前に奴隷売買証明書が出てきたら……
いや、生まれてから出てきても大変なことになってしまう。

何としても見つけなければならないのだ。

__

__

管理人halu
管理人halu

ソビエシュパートアイツのクソっぷりだけで終わったwww

一方、ラスタはすでに一人で奴隷証明書を探し始めていた。

ソビエシュには、口を閉ざして自分のために行動する側近がたくさんいたが、ラスタにはいなかった。

エルギ公爵は友人ではあっても、部下ではない。

だから彼女は、誰の助けも借りずに証明書を見つけなければならなかった。

『皇后陛下へのご挨拶申し上げます。』
『おはようございます 陛下』

しかし、誰もが彼女を皇后だと認識しているので、こっそりと動くのもままならない。

ラスタの前を通るたびに、人々は頭を下げて挨拶をする・・。

ラスタが先に挨拶をしない限り、長い会話にはならないが、他人の視線を浴びているために行動が制限されていた。

あそこにあるの?
それとも、あそこの角にある?あっちにも穴があると思うんだけど……

皇后という立場上、静かに身をかがめて隅々まで見ることができないラスタは、床を悔しそうに踏みしめていた。

管理人halu
管理人halu

コイツどっかの穴にあると思ってんの・・?まじかよ・・。

彼女は皇后になるのは簡単だと思っていた。
しかし、この場合は迷惑な話である。

親しい側近や部下がすぐに必要だ・・

皇后として、指先で人を操ることができるはずだった。

ラスタはぶつぶつ言いながら、必死に探し回った。

__

__

本宮に続く道を歩いていると、突然、立派な馬車が見えてきた。

誰だろう・・

とラスタは思った。

ラスタは、南宮に向かう賓客が使う馬車かと思ったが、
その馬車は南宮への道を曲がって、まっすぐ正宮に向かっていた。

そこまで行くのは珍しいので、ラスタはその馬車を不審に思った。
管理人halu
管理人halu

ふむ・・ソビエシュの元へ・・。

彼女の視線を察したのか、馬車の御者は馬車を止めた。

そして、席を立ってラスタに挨拶をした。

『ラスタ陛下にお会いできて光栄です。』

ラスタは頷いて挨拶した後、馬車の方に顎を引いて尋ねた。

『あの馬車に乗っているのは誰?』

しかし、御者の反応は奇妙だった。

彼は質問に答えなかった。
答えるのが難しいかのように、ただその場を見回していた。

『ねぇ。そこにいるのは誰よ?』

管理人halu
管理人halu

イラッ。

ラスタが顔をしかめて尋ねると、御者はラスタをじっと見つめて言った。

『それは・・・エベリー嬢です。』

管理人halu
管理人halu

エベリー・・!!!!
これあれじゃない・・?
クソビエシュがナビエが支援してるから連れ戻せって言った・・
参照:102話魔法学園首席のエベリーをソビエシュが連れ戻し・・

『エベリー嬢?』

ラスタは顔をしかめた。そのエベリーという人間が誰なのか見当もつかなかった。

皇后になってから、ラスタはこの世界にはあまりにも多くの貴族がいることを知った。

奴隷から見た貴族と、皇后から見た貴族では、まったく違う。

『エベリー』という名前だけで、彼女の正体がわかるはずがない。

『エベリー嬢って?』

ラスタは今度は直接聞いたが、御者はさらに躊躇して答えなかった。

管理人halu
管理人halu

・・・。

ラスタは再び顔をしかめると、急にとても嫌な事実が浮かんできた。

馬車の人は声を出して「ラスタ陛下」と挨拶したのだから、
馬車に乗っていた人間には聞こえていたはずだ。

しかし、その人は、皇后様に敬意を払うために出てくる礼儀を持ち合わせていなかった。

ラスタは怒って馬車の方向に向かって命令した。

『誰だか知らないけど、礼儀知らずだ!今すぐ出てきて挨拶しなさい!』

__

__

その数分後…。

馬車のドアがパカッと開き、黄色い靴が現れた。
馬車から出てきたのは、ラスタが見たこともない少女だった。

ルベティと同い年に見える少女だった。
管理人halu
管理人halu
エベリー・・。
魔法学校首席だけど、魔力失っちゃったんだよね・・・。
ナビエに泣きついていたよね・・。(ナビエは優しく抱きしめてあげてた。

ラスタはその少女に怒鳴りつけようとして、驚いた。

ラスタは彼女のことを知らないはずなのに、少女はまるで敵のように彼女を見つめていたのだ。

その冷たい視線に、ラスタはたじろいだ。

しかし、すぐに怒りがこみ上げてきた。

私が皇后であることを知っていても、こう見つめてくるっていうの・・?

本当に無礼だ・・!

と。

『何様のつもりでラスタをそんな目で見るの?』

御者は恥ずかしくなって、
急いで「エベリー」という名の少女に近づき、こう言った。

『エベリー様、こちらは皇后陛下です。急いでご挨拶ください。』

と言った。

御者は怖い顔をしていたが、ラスタの方が怖かったようだ。

ようやく少女は、しぶしぶ口を開いた。

しかし、出てきた言葉は、挨拶でも謝罪でもなかった。

ラスタも馬車屋も予想していなかった。

『あなたは私の知っている皇后ではありません。』

管理人halu
管理人halu

エベリー!!!!!!!!!!!!!!GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!

不満に満ちた目、聞こえもしないくぐもった声、そして生意気な言葉遣い。

この3つがラスタの怒りを煽った。

管理人halu
管理人halu

お前が言うな・・
ソレソビの系譜しっかり受け継いでるじゃねぇか・・。

ラスタは怒りを抑えきれずに一歩前に出た。

管理人halu
管理人halu

お?やんのか?お?

ちょうどその時、正宮から走ってきたラント男爵が言った。

『皇后陛下、彼女は皇帝陛下の賓客です!』

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再婚承認を要求します 原作小説 122話 感想・考察

管理人halu
管理人halu

エベリィィ!!!!!よく言ったぞおおお!!!

ラストシーンでは、ソビエシュが強引に連れ戻したエベリーが姿を見せましたね。

管理人halu
管理人halu

ソビエシュはナビエに当時恩を売ろうとしてたのか知らんけど、ナビエの支援が無くなってトロビー家が支援継続してたけど、無理やり打ち切らせたんだよね。で直接サポートする、と。(まじヤメテクレ。)だからエベリーは来た、とても不満げに、と。

でも、エベリーが魔力を失ってしまったその理由・・。西大帝国が絡んでるっぽいんだよね・・?ちょっと複雑。まだわからんけど。

エベリーはラスタのことを全く認めていないようで(GJ)、ラスタとぜひバチバチやってほしいですね。

管理人halu
管理人halu

うむ!
そしてラスタの元にはロテシュwithアン・アレンも来るから。
あと、コシャールも奴隷証書持ってクラウチング・スタートで準備してる。
もうしっちゃかめっちゃかね。笑

ナビエとハインリはイチャイチャしてて最高でした。

管理人halu
管理人halu

最高だったでチュン。
でも”卵で生まれるの?”には笑った。笑
そんなんオムレツも心境憚られて食えんわ・・笑笑

次回も気になります・・!

 

管理人halu
管理人halu

コメント気軽にくれると嬉しいですイェイ!
次回更新の励みになりますチュン!

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次回原作小説版第124話ネタバレはこちらから

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【韓国原作小説翻訳】再婚承認を要求します 小説版124話ネタバレと感想。エベリーとソビエシュの初対面・とある夫婦が西大帝国に来訪す。
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コメント

  1. より:

    haluさん、狂気って…(*・∀・)
    ハインリにとって今日はナビエ様とどんなイチャイチャブチかまそうかなフフフと妄想するだけで10分なんてすぐたってしまうと思いますよ~。
    しかしナビエ様、鈍感なのか元旦那が全くそういうのとは無縁だったのか、腕枕に気がつかないとは!
    でもなんだかんだ言っていつも一緒に仲良く寝てるみたいだし、朝ごはんは作ってくれてアーン(^O^)してくれるし、尽くしてくれる可愛いハインリの元で幸せな新婚生活ではないでしょうか。
    ちゃんとすぐに執務室を造ってくれようとするし。
    私もハインリがひとり欲しいです。
    また次回も楽しみにしています!
    たまにまた書き込みが反映されないことがあり、何度も送信ボタン押したりしている時があるので、二重になったら申し訳ありません。

  2. さくら より:

    更新ありがとうございます!

    パスタ…違った、ラスタよ。
    お前が礼儀とか何を言っているんだ(・・?
    ナビエ様に対して礼儀の『れ』すらもてなかったじゃないか( ´Д`)

    やっぱりワザと分からないフリしてたんですねこの女は…。

    茹でられてこい(怒)

  3. より:

    茹でられてこい!に超笑いました。
    ラスタの髪型がもう、パスタっぽいですよね。

  4. ミャー より:

    暇通り越して狂気すらww
    ハインリヒ様何してるんですかー

    ナビエ様の天然性?や育ちの良さ、長年のお妃教育の賜物か、魂的にはお二人相性よいのですが、日常会話にはチグハグ感がありますね。ある意味国際結婚より文化、習慣ちがいそうです。 

    でもおふたりなら乗り越えていきそうな☆
    ハルさま、翻訳および爆笑の感想をまた、よろしくお願いいたします。

  5. CCレモン より:

    haluさんの感想の“コシャールがクラウチング・スタートで準備してる”が最高です笑
    話の内容はもちろん、いつもhaluさんのコメントにも楽しみを頂いてます

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