今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の115話(漫画版は108話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説 115話 あらすじ
…の前の管理人の本日のつぶやき。
「再婚承認を要求します」
原作小説115話の原題は『考えても仕方がない』
ふむ。誰目線だろうね
ナビエだと→自分の影響の範囲外だから時間のムダ(他のできる方法を探す)
ラスタだと→頑張りたくないから諦める・文句言う
ソビエシュだと→そなたのせいではないか!(バンッ
ってとこ?笑
— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) June 13, 2021
前話、原作小説第114話のネタバレはこちら
↓↓↓
ラスタは青い鳥の真実に気付いた使用人のデリスの舌を切って牢に投獄します。
(胸糞・・)
その後ソビエシュとラスタは
ハインリ&ナビエの結婚式に参列するために共に西王国へ入国します。
(来んな・・。リモートでおK…ZOOMで繋いでくれ。。カメラオフするから…。)
一方のハインリは入国したソビエシュと早速食事の手配をとり、2人はバチバチの空気となります…!
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再婚承認を要求します 原作小説 115話 ネタバレ
西王国に出発する前のラスタパートから始まります・・
東大帝国_皇后の部屋
ラスタは自分の部屋を心配そうに歩き回っていた。
デリスの投獄を命じた翌日、
ソビエシュに部屋に呼ばれたが、腹痛を口実に行かなかったのである。
うわ・・これ会って話してなかったのか・・。
しかし、あの事件のことをずっと考えていたためか、
すぐにお腹の痛みが現実のものとなり、宮廷医師を呼んで薬を処方してもらっていた。
事件ってお前…全部お前じゃないか…。
あとデリスの苦しみ・痛みはそんなんじゃないからな…!!
その日から、ソビエシュのなんだか不機嫌そうな顔が気になるようになった。
妊娠してからは、
ラスタが寝ようとするとソビエシュがベッドのそばに座って子守唄を歌ってくれていた。
ソビエシュは自身が忙しくて歌わないこともあったが、いつもであればラスタの部屋に行くと1時間ほど歌ってくれていたのだ。しかし、デリスのあの出来事の後、子守唄を歌う時間は30分程度に減ってしまった。
それでもきっちり30分は歌うソビエシュになんかワロ。
ラスタはそのことを考えるだけで悲しくなり、下唇を強く噛んだ。
いや、信じないでしょ。
っていうか真実じゃないじゃんそもそも。
ラスタにしてみると、ソビエシュは明らかにデリスに想いを寄せている、と感じていた。
デリスは美しく魅力的で、そのことがいつもラスタを悩ませていた。
あぁ…だからってのもあるわけ…?ビシュがクソなのは大前提だけど、ほんとコイツ(ラスタ)に権力持たせると最悪ね…。ナビエは同じ仕打ち受けても正当に戦ってたぞ・・?
デリスが罪を犯して(halu注:犯してない)投獄されてからというもの、
ソビエシュが明らかに動揺していたのがラスタにはわかっていた。
え?ごめん…え?
ラスタはソファに座ったまま泣きじゃくった。
『デリスはラスタを傷つけようとした。陛下にとってはそんなことはどうでもいいことなの…?ラスタが危険にさらされたのに、”デリスの方が大切だ”っていうことなの…?』
ごめん、これ誰か意味わかる・・?翻訳は間違ってない(はず)なんだけど、まったく意味がわからなくて…え?コイツだけ違う現実を生きているの・・?え??
淹れたてのお茶をテーブルに置いたラスタの言葉を聞いて、使用人のアリアンは寒気を覚えた。
ラスタは、鳥の羽をむしったのはデリスだと主張していた。
しかし、その日、デリスは用事で何時間も留守にしていた。
デリスには完全なアリバイがありました。犯行は不可能です、日暮警部。
ラスタがデリスに濡れ衣を着せていると分かっていても、アリアンにはどうすることもできなかった。
アリアンは経験豊富な使用人でもあり、
今までに主人である人物がその使用人を陥れるのを何度も見てきた。
ラスタに限らず、ってことね。
なくした真珠、ダメになった靴、なくなったお金の入った袋、スパイ疑惑……。
彼女が長年使用人として働いて学んだことは、
主人が部下を陥れようとしたときに反論してはいけないということだった。
そんなことをしても、濡れ衣を着せられた人と一緒に罰せられるか、追放されるだけで、何の役にも立たないからだ。
しかし、アリアンが感じた寒気は、
ラスタがデリスを告発し、ひどい処罰を下したからではない。
ラスタの先程の独り言のためだった。
彼女の独り言を聞いて、アリアンは鳥肌が立った。
あ、やっぱりわたし正常な反応だった?笑
おかしいよね?意味わからないよね?寒気するよね?笑
ラスタは明らかに自分がデリスを陥れたことに自覚があるはずだ。
しかし、独り言を言っているラスタは、
本当にデリスを犯人だと思っているように見えたのだ。
自分がやったのに、”アイツが”って信じ込んじゃって手の施しようがない…猟奇的な犯罪者そのものやないか…サイコ入っとるって・・。
だから思わずアリアンは考えてしまっていた。
するとラスタの視線が彼女に注がれた。
アリアンは考えるのを止め、振り向いて部屋を出た。
どちらにしても、自分には関係のないことだ。
彼女は黙って自分の仕事をすればいいのだ。
原題のタイトル回収ね。(全然わたしがTweetしたのと違ってごめん。笑 あとカフメンをいつもネタ枠に持ってきてごめん。笑
__
__
_
しばらくして__
ラスタは馬鹿にされるだけでなく、自分の権力を発揮することもできない…!
何時間も不平不満を言っていたラスタは、胎動を感じて正気に戻った。
妊娠中にもかかわらず、ラスタはナビエに自分が幸せにしている姿を見せびらかすためにはるばるやってきたのだ。
ナビエが東大帝国に一度戻って貴族たちを説得し直したように、
ラスタも西王国の貴族たちを説得して復讐したいと思っていた。
・・・。
ごめん、そもそも復讐って何・・・?
そのためには、まずソビエシュの問題を脇に置いて、
すぐにでもナビエに復讐する方法を見つける必要があった。
ラスタはエルギ公爵が一緒に来ていないことを残念に思いながらも、すぐにベルディ子爵夫人とその護衛たちに命じた。
『前皇后がここでどのように過ごしているのか、彼女は今何を問題に思っているのか調べて。』
復讐のために、ねぇ…。前も言ったけどナビエがなんかお前にしたかよ…。どうしてこういう考えになっちゃうんだろう・・なんかもう哀れな感じすらあるよ・・
__
__
やがてベルディ子爵夫人は、
ナビエが西王国の前王妃クリスタと微妙に対立していることを知りラスタに報告をした。
『本当に?こんなに早くわかってしまうなんて…!
あなたは自分で考えてそのような結論を出したの?』
『いえ…ナビエ様は秘密にしていたわけではないようです。』
『本当に?もしそうならお姉様は、自分がここ(西王国)で幸せに暮らせると思って陛下を裏切った。…でも、それはうまくいっていないようね。』
…ちょっと忘れてたけど、ナビエのことを“お姉様”って言うのマジやめてもらっていいか・・?超昔にナビエ(皇后の振る舞い)の真似してたとき以来な気がするわ・・(参照:再婚承認14話:ハインリ暴走回。ソビエシュとの溝はさらに深まり・・!
その後、衛兵がラスタに報告した情報も同様であった。
ナビエがまだここで悪戦苦闘していることを確信したラスタは、指を噛んで慎重に考えた。
そしてこう言った。
『そのクリスタ様を呼んで。
彼女は元王妃で、ラスタは現皇后だから、呼んだら来るんじゃない?』
『…基本的に他国の貴族に命令することはできません。しかし、ラスタ様の立場を考えれば、招待を断ることはない、とは思います。』
『そう、じゃあ、呼んで。』
イラッ。
ベルディ子爵夫人に指示を出したラスタは、今度はアリアンを呼んでこう命じた。
『簡単な料理を用意して。前王妃が来たら一緒に食べるの。』
『はい、皇后陛下』
『ああ、それともう一つ。香りと味が非常に強いアルコールの飲み物を持ってきて。』
・・・意図は・・?
『かしこまりました。』
『甘いワインなんてのがいいかもね』
ほどなく、アリアンが簡単な料理を持って戻ってきた。
細かく刻んだサツマイモや砂糖、チーズを使ったサンドイッチ、とても甘い香りの飲み物、フルーツシャンパンなどだった。
料理をテーブルに残してアリアンが去ると、
ラスタはシャンパンと甘い飲み物の一つを混ぜて振った。
・・・。
酒を作ってる・・?
ちょうどその時、クリスタが入ってきた。
『東大帝国の皇后陛下にお目にかかれて光栄です。』
そんな丁寧な挨拶をされて、
ラスタは一瞬本来の目的を忘れて、言いようのない喜びを感じた。
他国の元王妃が丁寧にお辞儀をしてくれたことで、彼女の気分は一気に上向いた。
ラスタは、心からの優しい笑顔で言った。
『ようこそおいで下さいました、クリスタ様。』
逆にクリスタはぎこちなく笑った。
彼女は、ソビエシュとラスタが離婚前に結婚を約束したことを新聞記事で見ていた。
彼女自身、ナビエとの関係は良好ではなかったが、このことは個人的に気に入ってなかった。
『お掛けになってください』
しかし、ここは強大な東大帝国の皇后であるから、クリスタは何も言わず静かに座っていた。
ラスタは慌てて向かいの席に座り、晴れやかな笑顔を見せた。
『クリスタ様のことは、東大帝国でよくお聞きしています。』
『本当ですか。』
『ええ、あなたは上品で知的で親切だと聞いています。
今のあなたを見ていると、本当にその通りだと思います。』
『ありがとうございます。』
ラスタはクリスタにお酒を混ぜた飲み物を注ぎながら、丁寧に尋ねた。
『ラスタの突然のお誘いに驚きましたか?』
ラスタの、とか癖の一人称くらいこの場では直せ・・。
『えぇ、少し…』
クリスタはグラスを受け取り、
これから本題の話を始めるのか、と思ってワインをひと口飲んだ。
しかし、ラスタの言葉は意外にも自分のことを語っていた。
『そうですよね…ご存知の通り…. ラスタが結婚するには、少々複雑な過程を経ています。私の両親は立派な貴族ですが、東大帝国の出身ではありませんし、子供の頃は両親から引き離されて平民として育てられたのです。』
…よくもまぁスラスラと。
クリスタは飲み物をもう一口飲んで頷いた。
実は、クリスタはその話を聞いたことがあった。
本当かどうかは別にして、西王国ではそのようなゴシップがたくさんあった。
その間、ラスタは話を続けていた。
『そんなこともあって、
ラスタの貴族社会(社交界)へのデビューは遅れ、今も特に親しい貴族はいないのです。』
『…そう、ですか。』
『うん、東大帝国の貴族は皆、前皇后に従っていた人ばかりなので、ラスタは自分の国で孤立しているように感じるのです。』
『…それはお気の毒に。』
『でもそれは仕方がないのです。ラスタは礼儀作法を学んでからまだ日が浅いのだから。』
ラスタが悲しげに笑って手を強く握ると、クリスタはそのラスタの奇妙な行動に驚いて目を見開いた。
今まで見てきた皇后たち(と同等の位の人たち)にあるまじき、ってことよね。ソワソワしたり、ラスタラスタ言ったり、感情ぶち撒けたり。
驚くクリスタを見て、ラスタは純粋な表情で言った。
『だからこそ、ラスタはここ西王国のすべての貴族と親しくなりたいのです』
・・・。
__
__
クリスタは、ラスタの意外な行動に少し驚いていた。
皇帝ソビエシュの側室を経て、皇后にまで上り詰めた魔性の女だ。
そのため、西王国でもラスタは話題になっていた。
ニアンと同様に、魅惑的な魅力を持ったファム・ファタールだと誰もが思っていた。
また出た”ファム・ファタール”笑笑!
フランス語で“男を破滅させる魔性の女”の意味です笑
しかし、目の前にいるラスタを見て、
クリスタにはラスタがそんなイメージではなく、純朴な田舎娘にしか見えなかった。
正解。たまたまソビがアレだっただけっす。
しかも、東大帝国の皇后ともある人間が、貴族社会への溶け込みの悪さや礼儀作法の未熟さを、自らこのように告白しているのは衝撃的だった。
『ここ(西王国)にいる間に、ラスタはクリスタさんと友達になりたいと思っています…。』
天使のような表情のラスタの要請に、クリスタは反射的に頷いた。
・・・。
実は、ラスタの招待を知らされたとき、
クリスタはラスタがナビエと対決するために自分を利用するつもりだと考えていた。
ただクリスタは、ラスタが自分のことを隠さずたくさん話すことに違和感を覚えていた。
ラスタはすぐにでも本題(ナビエ対策の話)に入るだろうと思っていた。
しかし、ラスタはナビエのことを何も言わないばかりか、まるで社交界デビューを果たしたばかりの女性のように振る舞っていた。
クリスタは、そんな本当に社交界に慣れていないようなラスタの話を聞いているのが、だんたんと楽しくなってきていた。
うっわ・・。
クリスタが警戒心を解いたところで、ラスタは自分の好きな話題に切り替えた。
『…今からラスタが言うことに、気を悪くしないで欲しいんだけれど…
ラスタは貴族のことをよく知らないからこの質問するの。』
『?』
『ナビエは元・東大帝国の皇后であっても、西王国のハインリ陛下と再婚しました。』
『・・・。』
『クリスタさんは再婚できないの?』
。。。
(The キング オブ デリカシーない者ランキング殿堂入りぶっちぎりNo.1だわコイツ)
クリスタはこわばった顔でラスタを見ていた。
クリスタの周りに着いていた侍女たちにも戦慄が走った。
会ったばかりのラスタがクリスタにいきなり再婚の話題を持ち出したからだ。
『ラスタが知っている政略結婚は、ナビエさんのケースだけなの……政略結婚だったから、もともとナビエさんは陛下に何の感情も持っていなかったの。だからすぐにハインリ国王と再婚したんだよ。』
したんだよ?じゃねぇよ・・。イライライラ
クリスタがこの話をするのを嫌がっているのを察しながらも、ラスタは続けた。
『これが貴族の結婚によくあるパターンだとすると、クリスタさんも政略結婚をしたことになるよね……?だから…』
だから、他の男探せってか?なんなら紹介するってか?
クリスタの夫でハインリの兄でもあった元国王は病気で亡くなってるんだよね?クリスタ本気で死別した夫を愛してたかもしれないなかで、ここまで踏み込んでいくとは…やばいなコイツ…
やがて、クリスタは毅然とした態度でそれを遮った。
『…その話はしたくありません。』
『ああ…!ごめんなさい…。』
ラスタは驚いた顔で慌てて謝った。
しかし、クリスタの毅然とした対応に、ラスタは内心で笑っていた。
そうでなければ、彼女はここまで真剣な表情にならないだろうから。
『それでは…もっと飲みませんか?』
ラスタは気づかないふりをして、
クリスタにアルコールで割った飲み物をさらに差し出した。
お酒が効いてきたのか、時間が経つにつれてクリスタはどんどんリラックスしていった。
酔った様子のクリスタに、ラスタはこう言った。
『ナビエさんのように不倫して再婚するのではなく、クリスタさんは夫を失ったのに、クリスタさんは再婚できない。こんなのおかしくない?』
…ナビエ不倫してないから…!
…誰かコイツ絞め落としてくれん?
もしクリスタがこの話題を再び拒否したら、彼女にもっと飲ませようと思った。
しかし、クリスタは苦笑いを浮かべたのでラスタは心の中で歓喜した。
と。
何度かのやり取りの後、ようやくクリスタはわずかに心を開いた。
『私は…世界中のどんな男性とでも結婚できるけれど、
私が本当に望むたった一人の男性とは結婚できないのです。』
『…どうして?』
『…彼は私のことを好きではないから』
どうしようもなく微笑むクリスタの目には涙が溜まっていた。
えっ・・・!!!
おいおいおいこれってまさか・・・
ラスタは明るい笑顔でハンカチを差し出した。
もともとラスタは、
自分が権力から追い出されたと思わせることで、クリスタを利用しようとしていた。
しかし、彼女は想定外に面白い情報を発見した。
うわぁ…やっぱそうか…マジか…。
だからクリスタ余計にナビエを…。
これきついなぁ・・。
__
__
そんななかハインリ&ナビエパートです…!!
もう結婚式の前日なのね・・!!
結婚式の前日….
ハインリと私は、まず結婚式のリハーサルをするために式場に行った。
ハインリは自分が皇帝になるとここで宣言する予定もあるため、側近たちもここに集まっていた。
彼が西の皇帝を宣言するには、
どのようなタイミングが理想的かがその場で話し合われていた。
そうだった・・!
ハインリはここに西大帝国の誕生宣言と、自身の皇帝、ナビエの皇后戴冠を同時に宣言するんだった・・!!ドキドキ…
宣言は最も注目される時にするべきだ。
しかし、様々な意見が飛び交い、なかなか意見がまとまらず、議論は長引いていた。
結局、ハインリと私は、式場の片隅で小休止をとった。
私はこの機会に、昨日から気になっていたことを彼に聞いてみた。
『昨日の夜、ソビエシュ陛下と何を話したのですか?』
うーわ、気になる。あの続き。
ソビエシュがエルギどうこうも言ってたよね。それは気にしてないけど。
ハインリは私と手を絡めようとしていたが、足を止めた。
お互いの指が触れたが、私の質問と手が触れたことにハインリがたじろぐのを感じた。
私はハインリの手を先に取って、そっとハインリを見た。
するとハインリはため息をつき、不機嫌そうに言った。
『ずるいです。』
『?』
『とってもずるいです。』
どういうこと?
『私の手を握って、そんな表情で聞いてこられると、私は答えるしかないじゃないですか…!』
私が思わず笑っていると、ハインリはしぶしぶ答えた。
『…ソビエシュ陛下が怒るような言葉を選んで話していただけです。』
その言葉に私の笑いは止まった。
私は驚いた。ハインリは本当にそんなことをしたのだろうか?
しかし、すぐに新年の祝賀会での出来事が頭をよぎった。
ハインリは…ソビエシュの前でそんな態度を取って怒らせていた。
ソビエシュと決闘寸前までいったやつだよね、確か。笑
まぁラスタが”文通相手はわたしだ”みたいなこと言ったのが発端だけど。
こんな感じで親しくなってからはとても優しい人だったため忘れていたが、親しくなる前のハインリはラスタに似た性格だと思っていたこともあった。
私はそう思って顔をしかめた。
すると、ハインリは顔をしかめていた私を見つめながら急に尋ねた。
『…ハインリに怒っているの?』
その話し方に思わず私は吹き出してしまった。
wwwwwwwwwwwwwwラスタやめろwwwwwwwwwwwwwwww
ハインリは再びラスタの話し方を真似て、満面の笑みで私を見た。
『ハインリに怒らないで。』
あははははwwwwwwwwwwwwwwおなかwwwwwwwwwwwwいたいwwwwwwwクッソwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
『その話し方を真似しないで。』
私が世界で一番嫌いな喋り方だったがハインリが言うと、何故だか可愛く聞こえた。
ハインリはニヤリと笑うと、私の肩に軽く頭をもたれかけて小声で言った。
『私はあなたのことが本当に好きですよ、奥さん。』
あああああああああああああ///
ハインリがとてもかわいく見えたので、私も彼に頭をこすりつけた。
しかし、側近たちが私たちを見ていることに気づき、私は慌てて真面目な顔をした。
もちろん、すぐに頭も上げた。
しかし、マッケナはすでに笑っていた。
見てたな。笑
私はすぐに厳しい表情でハインリを見つめ直し、必要と思われることを言った。
『ハインリ。ソビエシュ陛下と仲良くする必要はないけれど、同じような国力の国の皇帝とわざと戦う必要もないのですからね。』
『・・・!』
『余計なトラブルは起こさない方がいいんだから。』
『・・・。』
今までいい雰囲気だったが、急に空気が変わった。
ハインリの表情が硬くなったのだ。
私はハインリのその表情を見て雰囲気を壊すようなことを言わざるを得ない状況を残念に思ったが、言うしかなかったのだ。
『あなたは私の夫ですが、同時に西王国全体も見なければなりません。』
ナビエはこういうところ本当しっかりしてるわ・・私情と国政は別。素晴らしい。。
ハインリは答えなかった。
彼はこれからもトラブルを起こすつもりなのだろうか。
『ハインリ。』
あわわ、なんだか急にシビアな空気に・・!
私が名前を呼んだときだけ、ハインリは顔を上げた。
しかし、彼がそっと口にした言葉は、私の言葉に応えるものではなかった。
『あなたに告白したいことがあります。』
彼はなんだか真剣に話題をそらそうとしていた。
・・・ゴクッ。
私は顔をしかめて、もう一度ハインリを嗜めようとしたが……。
『私には経験がありません。』
ハインリの急な言葉に私は言葉を失った。
へっ・・・?!
これは……!!?///笑笑
いま私は何を言われたの…?
私がハインリの突然の告白に訳がわからず動揺していると、ハインリは私の耳元でささやいた。
『だから、初夜は私をリードしてください。』
ウッホオオオオオオオ!!!(緊急ゴリラ化事態宣言発令
ハインリがわざと話題を変えたのだと分かっていても、頭の中が真っ白になった。
顔と口には出さなかったが、初夜のことは前からずっと頭の中に浮かんではいた。
私にリードしてほしい、って…?
私にその主導権を握らせようとしているとでも言うのだろうか。
私は顔が一気に熱くなり、ハインリから顔を伏せ視線を逸らした。
…彼が気づかないといいのだが。
しかし、ハインリは首を傾げ、私の視界にわざと入り、
私の目をしっかり見て、微笑みながら私をからかった。
『顔が赤いですよ、奥さん?』
ヒョオオオオオオ‼︎/////
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再婚承認を要求します 原作小説 115話 感想・考察
ちょっとちょっと奥さん??!!聞いてらっしゃる??!もうお隣のハインリさんがね!真っ昼間からあんなお話…!ウッホッホーイ‼︎ ドコドコドコ…(ゴリラドラミング
ソビエシュを少しおちょくったハインリがナビエに嗜められてちょっとソワソワする不穏空気かと思ったら笑!!まさかの初夜の話に急転換しましたね!笑
ハインリもこれ、うまく怒られ逃れたわね・・笑
しかも、ナビエを奥さんって…最高でした…。
さて、今話も振り返ってまいりましょう!まず序盤!
ラスタは青い鳥の羽を捥ぐ、という自分が行った残虐な行為をナビエの次はデリスになすりつけ、それだけではおさまらず、完全にデリスがやったことだと信じ込んでいました…。
これやばくないか…?もう訳してて意味わからんかったもん。。サイコパスもびっくりだよ…。もうこうなっちゃうと”自分はやってない!”ってなっちゃって絶対認めなくて一番めんどくないか・・?絞めるしかねぇ…(シュッシュッ!
中盤ではソビエシュ・ラスタが西王国に入国した後、ラスタはクリスタに会いにいっていました。
時系列的にはソビエシュとハインリがご飯中の時だろうね。まさかのクリスタ、ハインリが…好き・・・?
これ、クリスタのハインリへの想いはいつからだったのでしょうか…。
夫であった元国王が崩御された後から…それとも…。
これさ、わたしってば、つい邪推しちゃうんだけど、元国王が病気で亡くなったじゃない?もしかしてクリスタが…ってことは……ないか!!ないよね!!ウホホホホッ‼︎(ゴリラの余韻
だからクリスタは無意識にでもナビエにキツく当たっていたのかもしれませんね。
あとはこれに気付いたラスタが余計なことしでかさないかだけだわ…。まぁしでかすんだろうけどさ…。ほんっと×※△□◎(ピーーーーー)!!
今話唯一の救いはラストシーンでした・・!
あとハインリがラスタの真似してディスってたのめっちゃ笑ったww “…ハインリに怒っているの?” wwww無理wwwww
ほんと毎回毎回ハインリに救われてますわ…!
次回、結婚式が始まるでしょうか・・!気になります・・!!
いつもコメントくださるみなさま、ありがとうございます!『仕事疲れたし、今日は寝てしまおう・・』そんな時に”やらねば!!”とコメント見て思い直して奮い立ってます!!Twitterのコメント・フォロー・リアクションもみなさま嬉しすです・・!いつもありがとうございますッ!!!(つД`)ノ
↓↓↓
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次回原作小説版第116話ネタバレはこちらから
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コメント
更新、ありがとうございます。
ウホホホホホーイに仲間入りさせて下さい笑!!
前半のサイコパス皇后の行動、いついかなる時もブレがなく、読者不快指数1200%上げてくれる天才ですね。
しかし、それを完全削除して上書きしてくれるイチャラブシーンがシアワセ過ぎました。
次回こそ祭りですね!
読者で一切にドラミング笑でハインリ・ナビエ様夫妻をお迎えしたいと存じます。
komekoさん
コメントありがとうございます!
ウホホホホホーイ族のお仲間志願とは、人生大きく出ましたね…!笑
入族の儀式としてドラミングをBPM190(あいみょんで有名ですが、高速のビートです)以上で叩いて頂きますのでどうぞよろしくお願いいたします。笑(ドコドコドコ…!
次回は、お祭りだーーー!
ワショ━ヽ(゚Д゚)ノヽ(Д゚ )ノヽ( )ノヽ( ゚Д)ノヽ(゚Д゚)ノ━イ!!
更新ありがとうございます
ソビラスペアは余計なことしかしないから嫌いです(語彙力無し)
ラスタ怖いですよね
クリス焚き付けないで欲しいですホントに
ハインリ可愛いからなーもしかしてお兄さんじゃなくて元々ハインリと結婚したかったりで拗らせて無いといいですが
ハインリは大好きなナビエを虐めたソビに仕返しをしたいのと、嫉妬の怪物なのでやっぱり元旦那に色々と思うところがあるんでしょう(笑)
まだ身体は僕のものになってないけど今はもう僕のナビエなんだよっ!てアピールまたいな
たまにガキンチョっぽくなるハインリ
ナビエ様もたしなめる時はたしなめるけど、可愛いと思ってるからついついハインリにつられて頭をスリスリしちゃったり、ラスタの話し方でもハインリが真似すると可愛いとか思っちゃったり
どんどんハインリにはまっていってますよねー東にいた頃からは考えられないですもんスリスリ
どんどんハインリのペースに巻き込まれて行っちゃって欲しいですね!
鷲さん
いっつもありがとうございます!
嫉妬の怪物ハインリ片鱗見せてましたねー!笑
でもナビエもまんざらではなさそうなので勝手にここは良しと思ってます。笑
クリスタは宮殿内にも仲間が多いですし要注意ですな・・!
次回結婚式、無事完遂できるかどうか・・!!!!
haluさん、
いつも有難うございます❤️
もはやhaluさんのコメント(みんなの心の代弁!)無しには読み進められませぬー。
これからもよろしくお願いします!
レイチェルさん
も、も、も、もしかして初コメではないですかーーー!!!!????
イイイイイラッシャイマセェェー!!ヽ(゚Д゚)ノヽ(Д゚ )ノヽ( )ノヽ( ゚Д)ノヽ(゚Д゚)ノ━イ!!
心の代弁なんてとんでもございませぬ…!いつもお騒がせしており・・!!
一度書き込んで頂いた方はもう勝手に心の友認定させて頂いておりますので
どうか何方かの命果てるその刻まで我等の結び付き固く候…(激重ズンズン丸
冗談です!★彡笑
これからもよろしくお願いしますッ!!\( ‘ω’)/
ラスタ、いつもは思い込みや勝手な解釈ばかりなのに、ゴシップ好きだから、クリスタの想いにはすぐ気づいちゃうಠ_ಠラスクリでコンビ組んでしまう⁉︎クリスタそこまでアホではないと信じたいです(^人^)
ガラリと変わるハインリヒ登場以降。
モノマネしたり、カミングアウトしたり\(//∇//)\きゃわいい♡
結婚式楽しみ〜祭り盛り上げましょ
♩♫♬
次回も楽しみにしております。感謝!
ミャーさん
いつもありがとうございまっす!♫谢谢!!
>ラスタ、いつもは思い込みや勝手な解釈ばかりなのに、ゴシップ好きだから、クリスタの想いにはすぐ気づいちゃうಠ_ಠ
そう!そうなんですよ!まさに!!ラスタこういう時だけ勘が鋭いのなんなんだ・・!!
クリスタは頭が切れる分、ラスタを操ってきたらと思うと・・!
とはいえ結婚式!
おおお祭りだああああい!!!!\(//∇//)\
今回もありがとうございます♪
緊急ゴリラ化事態(爆笑)ハマりました
ついでに私も例に漏れずゴリラ化(笑)
なんだかんだ仲良しでいいですねぇ
その他はかなり不穏だけど。
腹黒は…コワイ…とんでもない奴
変なところだけナビエさまと逆で勘が利く
質が悪いですね…ホントにコワイ
ナビエさまとハインリの幸せそうなところだけでいいけどなぁ
いつもありがとうございます(^人^)