今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の114話(漫画版は107話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説 114話 あらすじ
…の前の管理人の本日のつぶやき。
「再婚承認を要求します」
原作小説114話の原題は『ソビエシュとハインリのディナー』
うおっ…
ってことはソビエシュが西王国に到着するんか…今カフメンも西王国だからこれは東大帝国でのナビエを巡ってのわちゃわちゃの再来なのでは…!
重そうな回でもあり、ワクワクする回でもあるぞ…!
— ハッピー☆マンガ道場管理人halu (@happymangado) June 6, 2021
前話、原作小説第113話のネタバレはこちら
↓↓↓
カフメンとクリスタとの会話中。
の言葉がカフメンの頭の中に蘇ります。
一方ラスタのメイドのデリスはラスタの枕から一握りの青い羽が落ちるのを見つけます_
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再婚承認を要求します 原作小説 114話 ネタバレ
カフメンはクリスタと会って恋の妙薬をもう一個作るか思案し始めて…。ラスタは相変わらずラスタでメイドのデリスが青い羽を見つけて…
デリスはこれが何であるかすぐには思い出せなかった。
彼女は手を伸ばして、羽を調べた。
美しい青色がとてもきれいだった。
デリスはちらっとラスタを見た。
ラスタは相変わらず悲しげに腕組みをして無表情でいた。
これは何だろうと考え込んでいたデリスは、ふと数ヶ月前の出来事を思い出した。
そう…!そうなのよ…デリス…!!!
ソビエシュ皇帝がナビエ皇后に青い鳥を贈ったが、ナビエ皇后はそれを拒否していた。
その鳥は確かこのような青い羽をしていた。
しかし、その時あの鳥は、羽が抜けていたようで、
その理由を尋ねると、ラスタは「ナビエ皇后がむしったのだ」と答えていた。
うし・・!デリスいいぞ・・!
ソビエシュに報告にいこう・・!私がついてる・・!!
驚いたデリスは目を大きく見開いたが、急に冷ややかな空気を感じた。
もともと冷ややかだったのが、なんだかさらに冷たくなった……
デリスは言いようのない戦慄を感じ、ゆっくりと首を回した。
ラスタが肘掛け椅子にもたれて、彼女を真っ直ぐに見つめていた。
ホラーかよ。
ラスタと目が合うと、デリスは体が硬直し、彼女の心臓がバクバクと音を鳴らし始めた。
それでもデリスは、ラスタの人柄を信じて、落ち着いて話そうとした。
『皇后…もしかして皇后が……この鳥の羽を……。
しかし、彼女が話し終える前に、ラスタは雷のように叫んだ。
『ああああああ!!!!!!!』
???
『皇后…陛下?』
デリスは驚いてラスタに近づこうとしたが、
ラスタが「よくもこんなことを!」と叫ぶと、反射的に後ずさりした。
は?よくも…??
『は…い…?えっと…?』
『よくも陛下の鳥の羽をむしり取ったな!』
デリスは驚きのあまり、ラスタが言い間違えたことにも気がつかなかった。
デリスは慌てて手を振った。
『あ、いえ、やっていません。枕カバーを替えていたら、この…
『あああああああああ!!!!!』
きが、くるっとる。
ラスタが再び悲鳴を上げたとき、ドアが開いて数人の人が入ってきた。
『皇后陛下!いかがされましたか?!』
それは、他のメイドたち、アリアン、ベルディ子爵夫人、そして衛兵たちだった。
ラスタは彼らに目を向けることもなく、片手で口を塞ぎ、デリスに向かって叫んだ。
『陛下から預かっている鳥の羽をむしったなんて信じられない!!!どうしてこんなことをするの・・!?』
ちょっ…あまりにも…!
こんなのあまりにも胸糞すぎるわ…なんだよコイツ・・!!
愕然としたデリスは、慌ててラスタの前に跪いた。
『わ…私は…!そんなことはしておりません、皇后!
私は、もしかしたらそれは皇后陛下が行ったことだと思っ…!
パアアン‼︎
ラスタは彼女の頬を叩き、デリスの口を塞いだ。
おいおいおいおい!!!
クソだ…クソすぎるよこの女…。
一回休憩していい…?読むのやめたい…。
大きな音がして、デリスの頭が横に揺れた。
『よくも陛下の鳥の羽をむしり取ったな!?しかも、それをラスタの枕の中に入れた!これは明らかにラスタに危害を加えようとしている!』
しかし、ラスタが何度も悲鳴を上げている一方でデリスは痛みの声すら出さずにどもっているだけだった。
『ああっ…!違う!!違います…!!!』
それでもラスタの態度は冷たいままだったので、デリスは慌ててベルディ子爵夫人に懇願した。
『ベルディ様、私はこんな…!
これは違うと仰ってください…!』
しかし、事情を知らないベルディ子爵夫人は、巻き込まれないようにすぐに身を引いた。
・・・。
すると、デリスは仲の良かった衛兵にしがみついた。
『私は全く何もしていません…!どうか…!ラスタ様を止めてください…!』
しかし、いつもデリスを見るたびに頬を赤らめて挨拶していた衛兵も、冷ややかな目線をデリスに送り彼女の手を払いのけて一歩下がった。
それはまるでゴミそのものに触れられたかのような態度だった。
何が起こったのか実際は駆けつけたその場の誰もよくわかっていなかったが、何か悪いことが起こったのだろうとは思っていた。
デリスは深く傷ついたが、突然ラスタに懇願した。
『ごめんなさい、ごめんなさい、ラスタ様!許してください!』
ああ…デリスダメだ…いくら状況が悪いからってやってないことで謝ったら…!ラスタならあなたでも口で勝てるから、他の人を頼るとかなんとか別の方法探さないと…!あぁ…でも、もう東大帝国の皇宮の誰もが腐ってるんだった…アカン…
『ダメに決まっている!ラスタはあなたのような気持ち悪い女を使用人にはできない!』
ラスタが衛兵に 『彼女を連れて行きなさい!』と命令すると 衛兵はすぐに手を伸ばし、デリスの両腕を乱暴につかんだ。
デリスは抵抗したが、力の差に勝てず、廊下に引きずられていった。
『これは鳥肌が立つ!!!』
・・・お前にな…。
(まじ誰か何とかしてくれ・・
ラスタは顔を真っ青にして叫んだ。
その表情からは、彼女の本当の恐ろしさが伝わってきた。
駆けつけた者たちがあらためて部屋を見渡すと、そこには青い羽根が舞い散った後の枕カバーがあった。
『それは何ですか、皇后?』
『陛下の鳥の羽をむしって、ラスタの枕の中に入れたのはデリスなの。幸いにもいま、ラスタが彼女を捕まえたの!』
ラスタは震えながら別の方向を見て、こう命じた。
『それを今すぐここから出して! いいえ、燃やしてしまって!』
証拠…隠滅…。てゆか今までずっと同じ場所にあったのが信じられないけどね。お金の件とかも含めてこんなのがこれからいっぱい起こっていくんだろうな…。
もう一人の使用人であるアリアンは、暗く重い顔をして枕カバーの周りの青い羽毛を集めた。
『枕も処分して!』
『かしこまりました。』
アリアンが部屋から出ていくと、そばにいたベルディ子爵夫人も
『熱いお茶をお持ちします』
と言って、すぐにアリアンの後を追った__
ちょっと…ちょっとここいらで休憩入れない…?胃がムカムカしてきて…。ねぇ、美味しいクリームパンとか食べようよ…。ちょっとキツい。まじキツい。(モグモグ…
__
__
みんなが帰った後、ラスタは肘掛け椅子の上でうつむいていた。
実際、ラスタは本当は怖がっていた。
恐怖を抑えながらひとり腕をさすっていた。
あの時、青い鳥の羽をむしった時は、
その青い羽をどうしたらいいのかわからなくて、結局ただ隠してしまった。
でも、いろいろあって忘れてしまっていた。
ラスタは顔をしかめ、心の中で自分を責めた。
いや、やりすぎっていうか、罪ないじゃんデリス。やったのお前じゃん…。全部お前の作り話で話を盛る以前の問題じゃんか…。
少し落ち着いてくると、
そんなデリスが抵抗もせず引きずられていったことを思い出して罪悪感を覚えた。
しかし、ここでラスタは気持ちを切り替える(反省する)ことはできなかった。
救いようねぇ…。
こんな人に恨まれて、恐怖で人を陥れて従わせて、権力目当てにおべっか使って良く言い寄ってくる奴らを味方にして…どうするつもりなのまじで…。
その時、ベルディ子爵夫人が戻ってきて、ラスタに熱いハーブティーをそっと手渡した。
ラスタはお茶を受け取りながら、ベルディ子爵夫人をじっくりと観察した。
デリスとのことがあった後で、
以前から追い出したいと思っていたベルディ子爵夫人が再びラスタの視界に入ってきたのだ。
ベルディ子爵夫人は急に居心地の悪さを感じたが、ラスタには何の動揺も見せずに尋ねた。
『ほかに…何かご入用はございますでしょうか…?』
『いいえ…特にないわ。』
彼女のことは好きではない。
…けど、だからといってラスタがいま彼女を追い出す方法があるわけでもない。
ラスタはベルディ子爵夫人の追放は先延ばしにすることにした。
デリスは事態が起きればすぐに告発できたが、ベルディ子爵夫人にはそれができない。
それに、何だかんだ言っても彼女は貴族の一員であり、一部の貴族とは仲良くしているようだった。
ラスタは皇后になって初めて企画したお茶会に出席した貴族の令嬢たちの態度を思い出していた。
となるとラスタはベルディ子爵夫人と一緒にいる方がましだと思った。
ラスタの『特にない。』という淡々とした言葉に、
ベルディ子爵夫人は安心したのか、「わかりました、それでは失礼いたします。」と言って出て行った。
ラスタは目を閉じて、熱いお茶を飲んだ。
熱いお茶が体に入ると、その熱が徐々に緊張を和らげてくれたような気がした。
いずれにしても、青い羽根は無くなった。
もうこのことはもう過去のことになった。
しかし、ラスタがリラックスする前に、ふと彼女自身に恐ろしい考えが浮かんできた。
人は嘘の噂を信じやすい。ラスタはそれを利用してトゥアニア公爵夫人を陥れたが、今度は自分が狙われるかもしれないと思うと怖くなった。
ラスタは今、貴族たちから見下されている。
ラスタの味方である平民が変な噂に振り回されるのは、長い目で見れば良くないのは明らかだ。
嘘だろ・・?
ラスタは急いで小さな鐘を鳴らし、ベルディ子爵夫人が入ってくるとすぐに言った。
『…考えてみたのだけど、罪が重すぎるって思わない?陛下の鳥を虐待するなんて。これは、陛下を傷つけることと同じなんじゃないの?』
ベルディ子爵夫人は、嫌な予感がして唾を強く飲み込んだ。
ラスタは彼女の視線を避けて冷たく話した。
『彼女は恐ろしいことをしたのだから、それ相応の罰を受けなければならない。舌を切り取って投獄しなさい。』
『!!!!!!!』
おいおいおいおい…やめやめろやめろやめろ!!!もうこんなん…胸糞どころの話じゃないわ…!!(誰か…プリンも…!プリンも持ってきてくれ…耐えられない…※ただの甘党クリーム好きの戯言。笑
__
__
そしてそのままソビエシュのターンに入るという・・
『ラスタがそのような命令をしたのか?』
秘書のピルヌ伯爵から、昨日ラスタが出した命令を聞いて、ソビエシュは驚いて尋ねた。
『それは…確かなのか?』
『はい…、デリスが投獄されていることを確認しました。』
まじでやりやがった・・もしかして本当に舌も・・?
ソビエシュは無理に笑顔を作って笑った。
なんで笑えんだよ・・あぁ、狂ってるからか…。
ソビエシュ自身、ラスタが必ずしも良い人間ではないかもしれない、ということは、トゥアニア公爵夫人の事件の時に理解はしていた。
また、メイドを利用したラスタの食事への中絶薬混入の事件が起こったために、今は(ラスタが)神経質になっているのは理解できたが、それでもデリスの舌を切り取り、投獄するという命令はあまりにも恐ろしい。
ラスタの食事への中絶薬混入の事件→これはコシャール側がちょっと前にやったことだね。※参照:再婚承認49話 ラスタの食事に中絶薬
ピルヌ伯爵は、ソビエシュの笑顔を見て、
同じこと(残忍なこと)を考えているのではないかと思い、顔をしかめて尋ねた。
『陛下、どうされますか?』
ソビエシュは顔をこわばらせてため息をついた。
ふと、過去にラスタが、
とほのめかしていたことを思い出したのだ。
もちろん、その時ラスタは直接皇后を責めたわけではないが、言葉のニュアンスからそれは明らかだった。
『…今は、何も刺激しないのが一番だ。私が直接理由を聞いてこよう。』
ソビエシュはすぐに立ち上がり、ラスタのもとを訪れた。
__
__
ラスタはデリスのことを悲しんでいるようだった。
は?お前がやったんだろうが…
彼女はソビエシュを見ると、駆け寄って強く抱きしめた。
『陛下…!お聞きになりましたか…!』
『ああ、聞いたよ。』
ソビエシュは、ラスタの肩にそっと手を置いて、慰めるように言った。
『お前の使用人が…。驚いたな…。』
『ええ、私もストレスでまたお腹が痛くなりました…』
ソビエシュはラスタを慰めた。
ラスタが落ち着いて笑顔になると、彼は尋ねた。
『ラスタは以前、その使用人デリスが前皇后から返ってきた青い鳥を受け取り、それをそのままお前に渡したと言っていなかったか?』
『その通りです。』
ラスタは一瞬震えたが、すぐに呆れた顔で答えた。
『当時、ラスタは前皇后の単独行動だと思ってた。
でも、デリスは前皇后に懐柔されていたようなのです…!』
・・・。
ラスタは即答したが、ソビエシュの不安は消えなかった__
え?ラスタへの確認は?終わり??は????
__
_
ソビエシュは自分の部屋に戻った。
結局、自分の目で確かめることにして、部屋の中央に青い鳥の鳥籠を置いた。
頭のいいその青い鳥は、ソビエシュになついていて、
独特の鳴き声をあげながら、ソビエシュの手を頭で追いかけていた。
そうだ…コイツこの鳥飼うことにしたんだっけか…笑 すっかり忘れてた。生きててよかったよ、この青い鳥。
ソビエシュは鳥のくちばしを撫でながら、使用人にラスタを呼ぶように命じた。
もし自分を虐待した者であれば、何らかの反応をするだろう。
その鳥をラスタに近づけて、どんな反応をするか見てみたいと思ったのだ。
いやまじなんもしないいつものビシュタイムかと思って諦めてたけど・・!これはめずらしく野郎のなかでも、ワクワク展開がくるか・・!!!?…しかし自分ではやっぱ何もしないで青い鳥頼みとはね・・。
__
__
ついに・・・!ナビエ&ハインリパートが・・!!!!(ハインリ実に4話ぶり。笑
結婚式の日にちが迫っているというのに、ソビエシュとラスタはまだ来ていない。
だから、私は当然結婚式には出席しないものと思っていた。
『リルテアン大公はおそらく東大帝国の使節団代表として来るでしょう。』
私がリルテアン大公の話をすると、意外にもハインリは笑顔で答えた。
『そうですか…!でもまぁ、それもいいですね。』
『リルテアン大公が東大帝国の代表として来るのは良いことなの?』
目が合うと、ハインリは微かに微笑み、小声で言った。
『えぇと…彼(リルテアン大公)にお会いしたらどうしてもやりたいことがあるのです。』
『…?何をしたいの?』
私には彼が何をしたいのかさっぱりわからなかった。
しかし、ハインリは何も答えず、ただ微笑んでお茶を飲んでいた。
???
__
ところが、結婚式の2日前になって、ラスタとソビエシュの2人がまったく予期せずにやってきた。
うわぁ…。
てゆかこの悪童2人は例の問題解決したんかな・・?
侍女たちは”ハインリ国王は東大帝国の二人が来ても大丈夫なのだろうか”と、
この時点ではローズ含めた私の侍女たちも私の気分を黙って吟味しているのが感じられた。
そしてさらに、夕方になって驚くべきニュースがもたらされた。
『ハインリ国王が?』
『はい、ハインリ国王が、です。』
え??なになに??
ハインリがソビエシュを一人で食事に誘ったのだという。
うわああ原題タイトルのこれか・・!!
『ソビエシュ皇帝がハインリ国王を呼んだのではなく、
”ハインリ国王が”ソビエシュ皇帝を二人きりの食事に誘ったということですか…?!』
私は戸惑いながら何度か尋ねた。
ハインリとソビエシュは初めて会った時からずっと仲が悪かった。
結婚式にソビエシュを招待したがったのはハインリの方だったが、
それは”自分たち二人の結婚をソビエシュに見せつける”ためだったと思っていたが…。
ナビエはあえて誘ってない。
ナビエのいないとところでハインリが話したい、話。
これはバチバチやろうなぁ…‼︎wktk
『間違いありません、王妃。ソビエシュ皇帝と二人きりで食事をするために、部下全員に退出を命じたと聞いています。』
私が尋ねるたびにローズは「確かです」と答えた。
私はいてもたってもいられず、窓のところに行き、窓を開けて、本宮の方を眺めた__
__
__
ソビエシュはナビエと同じように好奇心旺盛だった。
と。
食事を始めて間もなく、ソビエシュはついにハインリに直接尋ねた。
『なぜ私を招待くださったのでしょうか?』
短い質問だった。
ハインリはすぐに笑顔で答えた。
『ある意味ではあなたのことが好きではないのですが、ある意味ではあなたに感謝してもいるのです。だから、一度は一緒に食事をしたいと思いまして。』
ほう・・?まさに意味深ね。
ソビエシュは顔をしかめた。
ハインリは質問には答えたものの、ソビエシュはそれを理解できなかった。
ハインリは、「何を言っているんだ」という表情でソビエシュが見ているのも当然、と、当たり前のように説明した。
『あなたがナビエと離婚したからですよ。
あなたのおかげで、私たちはもうすぐ夫婦になれるのです。』
・・・!!!
ハインリのターンキタァ!バチバチやがなぁ!!!いったれやったれかましたれぇ!!!
『!!!!』
『まぁここで男同士だけの話をすると、
私は出会った時からナビエに片想いしていました。』
ソビエシュの表情が一気に険しくなった。
ハインリの笑顔は砂糖のように甘く見えたが、
それを見たソビエシュは自然と拳を強く握りしめ、彼を今すぐ殴りたくなったほどだ。
『ああ、そう考えると、
まるで陛下が私たちの結婚をお膳立てしてくださったかのようですね』
ソレソレ♪
『ハインリ国王…』
『陛下、重ねてお礼申し上げます。あなたがナビエと離婚しなければ、私は彼女の後を追いかけて一人で苦しんでいたでしょう。』
ソイヤソイヤ♫
ハインリのニヤニヤした態度に、ソビエシュはとても動揺し、出来る限りの皮肉を込めて言った。
『ナビエはいつか、あなたがどれほど卑劣な人間か気づくでしょう。』
ノーダメージ‼︎
卑劣な奴に言われる筋合いないYo!!
『そんなことにはなりませんよ。
なぜなら、陛下と違って、ナビエは私の中の卑劣なところを見つけることはありえないからです。』
そうだYo!!
ソビエシュは心の中で舌打ちした。
『…!!!
ふはははははは!!!』
ハインリが冷静にナイフとフォークを持って食事を進めていると、ソビエシュは突然信じられないような笑い声を上げた。
ハインリは肉を切る手を止めてソビエシュをじっと見つめた。
今度はハインリが顔をしかめた。
『自信過剰は足元を掬われるぞ。
今の君を見ていると、すぐにでも私にチャンスが巡ってきそうだ。』
『・・・。』
『私は誤算で妻を失ったが、
いつでも妻を取り戻せるように準備しておくことにしよう。』
wwwwww2秒でひとりブーメランすなwwwww
まじじゃあこのお前の自信はどっから来るんだよwww
足元ぶっ飛ばされてるってww
『ナビエはあなたを愛していませんよ、陛下。
また、いつでも取り戻せる対象でもありません。』
『いいや?ナビエがモノではないからこそ、
ナビエが戻りたいと思った瞬間に、私は彼女を取り戻せるのではないだろうか…?』
静かに微笑んだソビエシュは、ハインリに寄り添い、こう付け加えた。
『そなたには2つの顔がある、ハインリ国王。』
『?』
『ナビエはそなたをとても信頼しているようだが…。
そしてだからこそ(もうひとつの顔を知って裏切られたと感じ)、ナビエは私のもとに戻ってきたいと思うのだろうな。』
だから(以下略
今度はハインリが無理やりな笑顔を見せたが、ソビエシュは話を続けた。
『そなたのような二枚舌の人間は、往々にして多くの秘密を隠しているものだ。』
ソビエシュは微笑みながら、小声で付け加えた。
『例えば…エルギ公爵を東大帝国に仕込んだことなど、な。』
『!!!!!』
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再婚承認を要求します 原作小説 114話 感想・考察
このラストのソビエシュとハインリの2人だけのディナーは見ものでしたが、今話では何をさておき、ラスタの狂い方が…
いや、まじ無理以外の言葉が出てこない。。
もともとラスタはデリスに対してソビエシュを誘惑しているように見えたり、いい感情持ってなかったとは思うんだけど…自分の罪なすりつけて、舌切って、投獄って…ニンゲンヤメテル…
そして、このことによって自分に権力があるって勘違いしていたところもまた地獄…
前までは、”お花♩宝石♪良い暮らし♫”みたいなバカっぷりはまだ笑えてたんだけど、もう全く笑えない…しかもまだ続きそうだしね・・。
中盤ではビシュがラスタの元へ行きますが、
安定のわかりきった何もしない展開にはわたしももはや感情の起伏はなかったのですが…
{(ラスタが)言わぬなら、鳴かせてみよう青い鳥}
じゃないけど、(有名な俳句の悪用大変失礼笑)青い鳥にジャッジを任せるというまさにソビエシュの生態をそのまま表したかのような検証方法にはある意味びっくりですた。信長、秀吉、家康、ソビエシュ、それぞれよく特徴が現れておりますな…あれ、ひとり小物が混じっとる…?笑
そして終盤!
待ちに待ったハインリがようやく出てきてくれました・・!
そしてソビエシュとディナーをセッティング。ナビエには言えない話、”略してナビバナ〜♪”(違う)を男2人で語らう熱い展開。
お互い皮肉に皮肉を返して言い合う展開、オトナの喧嘩がありました・・!
いや、ソビ男はなんかブーメラン投げて遊んでただけに見えたけど・・?笑
最後には、やっぱりハインリ側だったエルギがソビエシュに既に気付かれていたってことで今話は終わりますが、何を今更…という感じではありました。
まぁ、結婚式に乗り込んできたってことは何かしらやってくるだろうけど、あんまここは怯えてない・・かも。笑 ソビラスタだし・・(ってか青い鳥問題はどうなった?)笑 それよりカフメンが気になるわたし。笑
次回も気になります・・!!
いつもコメントくださるみなさま、ありがとうございます!励みになるとはまさにこのことよ・・!Twitterのコメント・フォロー・リアクションもみなさま嬉しすです・・!(つД`)ノ
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コメント
halu様、更新お待ちしてました!
脳内でマンガ版ラスタで展開を想像して…
胃液こみあげーのお食事中の方ごめんなさいーでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
腹立つ、ほんま腹立つわぁーとテーブルバンバンしたくなります。
ナビバナ祭りがサイコーです笑
結婚式の日まで、ハインリとのナビバナ笑が続くと思うと万々歳です。
次も楽しみにしています!!
halu様
お初にお目にかかります。
今までこっそり拝見しておりました。
今回は2日連日立て続けに更新いただき、感謝感激いたしました。
毎回丁寧に翻訳いただき、大変わかりやすく面白く、ワクワクしながら読み耽っております。
でも今回は本編よりも、halu様の心の声に爆笑してしまいました(笑)。
ぜひ美味しいクリームパンとプリンを差し上げたい(笑)。
話が重かっただけに、余計にプリンが面白すぎた…(笑)。
青い鳥とラスタの対面どうなったのか気になりますね。こんなに場面が飛んだら、そのままなかったことになりそうだな…。
ハインリ、ナビエと出会った時から片想いしてたってソビに言っちゃうとこも素敵。ただ、ソビは何を思って、ナビエが帰ってくると思ってんのか?
頭沸いてるとしか思えんわ。
今後も色んな問題が山のように起こるんでしょうね。
ナビエとハインリのイチャイチャが早く見たいのに!
結婚式も楽しみだな〜。
きっと文章で読んでも美しいんだろうと思います。
漫画もいいけど、漫画では細かい心理描写とかがやっぱりわからないので、この翻訳は本当にありがたいです。halu様の心の声も面白いし(笑)。
毎回更新が楽しみすぎて、毎日毎日更新されてないかチェックしてしまいます(笑)。
これからもずーっと応援しておりますね。
楽しみにしてますけど、どうぞご無理はなさらないでくださいませ。
kumilumi さん
(・・いつもありがとうございます・・! コッソリ)
笑!
コメント本当にうれしすです!!
今話胸糞すぎません?!もうプリンなきゃやってられませんわ!笑
お気遣い、ありがとうございます・・\( ‘ω’)/!!
kumilumiさんもどうかお心しっかり保たれますよう・・笑
いやほんとに、小説版が良すぎてなにを隠そう翻訳しているこのわたしが一番読むのを楽しみにしているという・・笑
(自分で自分の翻訳を見返したりして楽しんでます。自画自賛 笑
応援、めっちゃ嬉しいですすす・・!!
こちらこそ、末長くどうぞよろしくお願いしまする・・! 三_|\○_(陳謝スライディング感謝アルティメット卍
ラスタの本性現れる❗️怖すぎて、いや、これは臆病な私には漫画では見られません( ; ; )
haluさまの翻訳のお蔭で読み進められますm(_ _)m青い鳥の反応早く知りたいですね。ラスタ突っついてほしいですo(`ω´ )o
次回の翻訳も楽しみにしております。
いつもありがとうございます。
ミャーさん
ほんそれです!もう青い鳥死ぬほど暴れまわってほしいす!!笑
“コイツダアアアアアアア!!!”っつって笑
こちらこそいっつも嬉しいです!
ありがとうございますっ!!\( ‘ω’)/