今回は顎木あくみ | 高坂りと | 月岡月穂 先生の
『わたしの幸せな結婚』 2話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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わたしの幸せな結婚 2話 あらすじ
前話第1話はこちらから！
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久堂家では私の言うことに従えと、清霞は美世に命令します。
幼い頃の夢を見た美世は、涙を流して目覚めました。
母の形見を奪われ、蔵に閉じ込められた夢です。
自分にやれることを考えた美世は、早起きして台所で料理をします。
使用人兼乳母のゆり江は美世に台所を任せました。
美世が料理をしたことを、ゆり江は伝えます。
すると、先に食べろと、清霞は命令します。
主人より先に料理に箸をつけることに、美世は戸惑います。
その結果、毒でも盛ったかと清霞は冷たい目で言い、部屋を出て行きました__
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わたしの幸せな結婚 2話 ネタバレ
久堂家。
ここでは私の言うことに従えと、
当主・久堂清霞27歳は、斎森美世19歳に命令します。
美世は承諾して頭を下げました。
美世の幼い頃の夢__
子供の美世は、タンスの引き出しの中を覗いて悲しんでいます。
母親の形見の着物、帯、装飾品、鏡台、口紅などが全て無くなっています。
使用人は美世をお嬢様と呼び、謝罪を繰り返します。
使用人の彼女が買い出しに行っている間に無くなったのです。
私のことを嫌っているからお義母様がやったと、美世は断言します。
そこで、義母のところへ行くと美世は言います。
使用人は、1人で行く美世を心配します。
いざとなったらお父様に言うからと話して、美世は使用人を安心させようとします。
しかし__
盗人呼ばわりされた義母は激怒し、
美世を蔵に引っ張ってきて閉じ込め、鍵を掛けました。
漆黒の静寂の中で、美世は戦慄します。
戸を叩き、出してと叫びます。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
美世は謝罪を繰り返します___
絶対継母の仕業なのにね・・つらすぎる・・。
現実。
美世は涙を流して目覚めました。
布団に触れると、実家の布団と異なりフカフカしています。
実家の布団はボロボロ・・。
久堂家は、異能持ちの家の中でも名家中の名家です。
異能を受け継ぐ家は歴史が長く、どこも名門。
久堂家はその中でも筆頭と名高いです。
爵位を持ち、財産も莫大。
各地に広い土地を所有しています。
清霞（きよか）は帝大出身で、卒業後難関の士官採用試験に合格しました。
軍では少佐として1つの部隊を率いています。
しかし、本邸から離れた郊外に質素な別宅を構え、静かに住んでいます。
THE エリート オブ エリート。
でも実家はあえて質素だね・・？
まだ暗い中、美世は身支度します。
ふかふかの布団で眠ったせいか、疲れていないし体調も良いです。
名家の妻は、自ら炊事や掃除洗濯はしません。
華道や茶道を嗜みます。
美世は昔はやっていましたが、やめさせられてずいぶん経ちます。
私のやるべきことは何かと、美世は自問します。
その後。
割烹着を身に着けた美世は、台所で食材を切ります。
つい・・。
斎森家では、美世の食事は出てきませんでした。
台所に、通いの使用人・ゆり江が現れ、美世に挨拶します。
ゆり江は清霞が幼い頃から親代わりに世話をしてきました。
美世が勝手をしたことを謝ると、
美世の手を煩わせたことをゆり江も謝りました。
余計なことをしたかもと、美世は顔を曇らせます。
すると、ゆり江は美世の手を取り、
自分はしわくちゃの婆だから助かりましたと、笑顔でお礼を言います。
ゆり江は美世に台所を任せ、自分は他のことをします。
なんか受け入れてくれていい人そう・・ね。
ゆり江と美世は朝ご飯を運びます。
ゆり江は清霞を坊ちゃんと呼び、朝ご飯だと告げました。
人前でその呼び方はやめろと、
新聞を読んでいる清霞はムスッとして言います。
なんか意外な反応！
ゆり江は返事した後、清霞をまた坊ちゃんと呼び、
美世が料理をしたことを伝えます。
ｼﾝ･･となる。
先に食べろと、清霞は命令します。
主人より先に料理に箸をつけるわけにはいかないので、美世は戸惑います。
実家の（使用人として扱われた）習慣でとっさに箸を持てなかった美世・・。
毒でも盛ったかと、清霞は冷たい目で言います。
清霞は朝ご飯の上に新聞を投げ、
何が入っているか分からないものは食えないと言い捨て、
部屋を出て行きました。
ゆり江は清霞を追いかけます。
残された美世は落ち込みます__
早速ひとつ妻としての失敗をしてしまった・・。
と感じる美世。。
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わたしの幸せな結婚 2話 感想・考察
幼い頃の美世は、とても可愛らしく、今よりも強気でした。
そして、まだ父が自分のことを助けてくれると思っていたようです。
虐げられるうちに全てを諦め、
今のような性格になったのかと思うと悲しくなりました・・。
あの蔵に閉じ込められたことがきっかけだったのかしら。。
美世が蔵に閉じ込められるシーンは読むのが辛かったです。
ゆり江が自分のことを婆と呼びましたが、まだ40代位に見える美人です。
ゆり江が優しそうで、美世の味方になってくれそうで、安心しました。
しかし、美世が作った朝ごはんを清霞は毒入りと疑い、離席します。
これ、清霞の方も以前やって来た婚約者候補の人にやられた過去ありそうね・・。
さて、嫁がないと帰る家が無い美世は嫁として失敗できなかったのですが、
さっそく（美世が悪くないにしても）やらかしてしまいました・・。
次回、どうなる・・？
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次回第3話ネタバレはこちらから
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