今回は吉村旋先生の「性別「モナリザ」の君へ。」27話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
管理人お勧めの最新漫画を読めるサービスはU-NEXTです。
U-NEXT無料登録でもらえる【600ポイント】であらゆる漫画の最新巻が読めるんです。
無料登録終了後も、最新の漫画2冊も毎月タダで読めるなんて・・!
それだけでもスゴいのに、無料登録後は映画も無料で観れる!
漫画も見放題映画(20万本以上)も観れる!
太っ腹!さすがU-NEXT
周りの漫画好きはみんな登録しているのでお勧めです♪
↓↓↓
性別「モナリザ」の君へ。
U-NEXT無料登録でもらえる
無料ポイントで読む
記事下に無料で漫画を読む方法を紹介中♪
性別「モナリザ」の君へ。 27話 あらすじ
前話第26話ネタバレはこちら
↓↓↓
石和との会話で無性別者の断片的な情報を得たしおりですが、その真相には辿り着けないままでした。
ただ、石和の知人である無性別者が成人を迎えずに亡くなっていたことに対してしおりは焦りや不安を感じており、
ひなせも「タイムリミット」が近いのではないかと考えていました。
兄なら何か知っているだろうと思ったしおりは、石和の知人の話をします。
その上で20歳以上の無性別者がいないことをそれとなく自分に知らせてきた兄の真意を問いただしますが、
相変わらず明確な答えを得ることが出来ませんでした。
会話の途中でひなせからのメッセージが届きます。
それはしおりとりつの2人に宛てられたものでした。
“告白の返事がしたい”と書かれたメッセージを見て、しおりもりつもこれ以上傷つきたくないと思ってしまいます。
しかしひなせの“一生のおねがい”という言葉が2人を動かします。
公園で待っているひなせはいつになく真剣で、心を決めた様子で2人を待っていました。
↓↓↓
性別「モナリザ」の君へ。
U-NEXT無料登録でもらえる
無料ポイントで読む
記事下に無料で漫画を読む方法を紹介中♪
性別「モナリザ」の君へ。 27話 ネタバレ
石和の持っていた写真の中の人物が回想の中で語りかけます。
ひなせと石和のアトリエに行った日、しおりは1人で石和の元へ戻っていました。
「あの写真の人は今も生きていますか?」
そう尋ねるしおりに
「どういう意味かしら?」と首を傾げる石和。
しかしその表情はどこか嘯いているようにも感じられました。
「ひなせとの会話の口ぶりから、これから会う可能性がないように聞こえたので…」
としおりが続けます。
「その通り、写真の人は亡くなっているわ」
と答える石和は続けて
「ひなせさんに期待を持たせる言い方をしてごめんなさいね」と謝ります。
・・・!亡くなってたか・・。
大人っぽく見えたことや写真の中でタバコを吸っていたことから、しおりはその人物が成人していたのかどうかを尋ねます。
海外の人は大人っぽく見えることや、
フランスでは18歳からタバコが吸えることを説明する石和。
「確かあの写真の時は18歳だったと思う」と答えます。
「そうですか…」としおりは落胆します。
しおりはひなせが最近、
男女どちらにもなりたくないように見えることを石和に話します。
「もし男にも女にもならないまま大人になれるなら、
ひなせがひなせのまま生きていけるんじゃないかって思ったんです…」と言うしおり。
しおりは無性別の大人がいるかもしれないということに一縷の望みを見出していました。
「確かに性別はない時の方が楽だって思う事、沢山あるもんね」
と言う石和は、社会で性別という枠にはめ込まれていることに少しの不満を抱いているようでした。
写真の人物も性別に囚われるのが嫌で、
性別のない人生を謳歌していたと過去を振り返ります。
「とにかく不思議な人だった」と石和はその人物について語り始めます。
男になったり女になったり、その日の気分や相手によって性別を変えて生きており、石和との時間においても同様で、同性としても異性としても過ごしていました。
「無性別なのに男女が混在しているように見えて、色にすると無色透明という感じ」
と石和が喩えます。
しおりもひなせのことを思い浮かべてそれに同意します。
石和は躊躇いながら、その人物の死について語り始めます。
「あの人、自殺だったの」
その言葉にしおりは表情を強張らせます。
死因については謎が多く、現地の警察には自殺として処理されたと石和は説明します。
自殺として”処理”ってことは・・他の可能性もあったってことよね・・それか原因がわからないとか。
しかし、石和が知る“彼女”は自殺をするような人ではなかったと考えており、未だに納得していない様子です。
「自分の知らない“彼”がそういう人だったのかもしれない」
という石和ですが、その人物の死の真相や、真相自体があるのかも分からないとしおりに語ります。
女性の時のことは良く知っていたけど、ってことだね。
ひなせの事を心配するしおりに対し
「わかるわ、あの人たちどこか儚げだもの」と共感を示す石和。
「大人になればなるほど人間じゃない別の美しさが備わっていって、それと同時にこの世のモノとは思えなくなっていくようで」と石和は穏やかにそう語ります。
としおりに説明します。
「ただ、地上で育ちすぎた天使は神様が迎えに来ると教えられている」とも話します。
それがおとぎ話ということは石和も分かっているものの、絵に描かれた天使のように美しいその人を思い出すと、本当にお迎えが来てしまったように思えてなりません。
___
しおりは石和との会話で知ったことを兄・あずさに話します。
おとぎ話を本当に信じているわけではないものの、医師である兄なら何らかの因果関係を知っているのではないかとしおりは考えていました。
「世間が知っている以上のことは知らない」
という兄に、公にはされていない“20歳以上の無性別者がいないこと”は知っていたとしおりが指摘します。
兄は18歳以上の無性別者がひなせ1人であることや、
16歳以上の無性別者ですら各国に1名程度しかいないことを説明します。
20歳以上の無性別者が“存在しない”が故に
「人は漏れなく性別のある身体に変わる生き物」だと言います。
「性別が変わる前に何らかの原因で命を落とした人もいるだろうな」
という兄に対し「偶然だって言いたいのかよ」とヒートアップしていくしおり。
しかし兄は
「蝶にならないサナギはその前に死んでいる、それを偶然とは言わない」と言います。
無性別者に訪れる死は必然のように言う兄に対し、しおりは怒りを露わにします。
「じゃあ何でそんな当たり前のことをわざわざ知らせたんだ、ひなせの性別を変えさせるためじゃないのかよ」としおりが言います。
兄が何かを口にしようとしたその瞬間、しおりのスマホが鳴りました。
スマホにはひなせからグループチャットにメッセージが届いていました。
___
一方、ひなせに再度告白をして玉砕したりつは夏祭りの帰り道で、肩を落として泣いていました。
何となくダメな感じはしたものの、一縷の望みをかけて告白したことや
「やさしくしないで」と言ってしまったことを強く後悔していました。
そんなりつの元にもしおりと同様にひなせからメッセージが届きました。
そのメッセージには“告白の返事がしたい”と書かれています。
しおりもりつもそれぞれの思いがあり、
一度はそのメッセージを見過ごそうと思ってしまいます。
傷つきたくない気持ちや答えを聞くのが怖いと言う思いもありましたが、
メッセージに添えられた「一生のおねがい」という言葉に動かされる2人。
急いで指定された公園に向かいます。
公園の前で鉢合わせる2人は、お互いの状況があまり飲み込めていない様子でした。
しかし、ひなせの真面目な頼み事は初めてのような気がして駆けつけたという気持ちは2人とも同じです。
公園ではひなせがいつも以上に真剣な面持ちで2人を待っていました。
↓↓↓
性別「モナリザ」の君へ。
U-NEXT無料登録でもらえる
無料ポイントで読む
記事下に無料で漫画を読む方法を紹介中♪
性別「モナリザ」の君へ。 27話 感想・考察
前半では石和の知人である無性別の年長者が現在亡くなっていること、その死の真相についても不明点が多いことが明らかになりました。
21話の続きの話が回想として描かれていて、気になってた・・!
この話から兄としおりの会話に繋がっていくのですが、
今回の話で無性別のままだとひなせは生きられない可能性があることが示唆されました。
ここ何話かで起こっていたしおりの微妙な変化は、それを何とかしたいという気持ちの表れであるということが兄との会話を通して読み取ることができます。
今話、ターニングポイントになる話なのでぜひ読んでいただきたいです。
↓↓↓
性別「モナリザ」の君へ。
U-NEXT無料登録でもらえる
無料ポイントで読む
記事下に無料で漫画を読む方法を紹介中♪
次回第28話ネタバレはこちらから
↓↓↓
コメント