今回はかっぴー | nifuni 先生の
「左ききのエレン(リメイク版) 」7巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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左ききのエレン(リメイク版) 7巻 あらすじ
前巻ネタバレはこちらから
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朝倉光一の浮気がばれ、加藤さゆりと光一は別れました。
岸あかりの絵を描いていた山岸エレンは、光一と付き合いだして普通の女の子のようになってしまったあかりに失望し、あかりの絵を描くのをやめてしまいました。
さゆりは、幼馴染のエレンに、卒業制作の取材で会いに行っていました。
空気を読んで生きていたら、空気みたいになってしまった。自分は、できる事は分かるのにやりたい事が無い。と言って泣くさゆりに、「お前の人生私にくれよ。」とエレンは言います。
そしてさゆりはエレンのマネージャーになり、二人でニューヨークに渡ります。
光一は、長年の過酷な労働環境から冷酷な性格になり、
パワハラのような仕事もするようになり、担当の仕事から外されてしまいました。
上司の柳にも、「才能がない。」と言われ、暗くなっているところにあかりから対談の連絡が来ます。
ニューヨークのエレンは、今一つやる気が出ないまま暮らしていました。
さゆりはエレンのモチベーションを上げるため、トニー・ジェイコブスというアーティストとエレンを会わせますが、
エレンとジェイコブスは会って早々ケンカになってしまいます。
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左ききのエレン(リメイク版) 7巻 ネタバレ
2003年、武蔵野美術大学に通う朝倉光一は、
彼女の加藤さゆりのことを、浮気相手の岸あかりと間違えて名前を呼んでしまいます。
光一はごまかそうとしますが全くごまかせません。
修羅場・・
さゆりは、自分は光一に料理もいつも作ってあげて、家にも住ませてあげて、あれもこれもしてあげたのに他の女と浮気をして、と怒りを覚えますが、許してあげようとします。
しかし光一は、「あかりが好きなんだ。」とさゆりに言い、
さゆりは光一を責めることなく、「出てって。」と一言言います。
一人になったさゆりは、
「神様お願い、あの人を幸せにしないで。」と思いながら号泣してしまいます。
__
あかりの絵を描いている東京芸術大学の山岸エレンは、
あかりのマンションに絵を描きに来て、
あかりの雰囲気が以前と変わってしまっていることに気付きます。
「男に承認されて満たされるんなら、辞めちまえよ。」エレンはあかりにそう言います。
あかりは否定しますが、エレンはもうあかりを描けないと言います。
あかりはショックを受け、
「妬んでるの?私が独りじゃなくなったから?エレンには分からないよ!処女だから!」と言ってしまいます。
カッとなったエレンは拳を振り上げたまま、殴ることもできず泣いていました。
何も言わずにあかりの家を出るエレン。
あかりは泣きながらエレンを引き留めます。
「そんなんじゃ、いつか耳を切り落としてゴッホみたいにみじめに死ぬわよ。私を残せるのはエレンしかいないの、だから描いてよ!」あかりがどんなに叫んでも、エレンは戻っては来ませんでした。
エレンは落ち込んだまま、卒業制作の中間講評もすっぽかして泣いていました。
エレンの師である真城教授は、「表現者に最も必要な力は、再起する足腰である。再び立ち上がるには、感性と知性と言う二本の脚がなくてはならない。」と、エレンを励まします。
__
光一と別れたさゆりは、
その能力の高さから就活も順調で4社から内定をもらっていました。
さゆりは卒業制作で、美大生を救済するプロジェクトを立ち上げ、脚光を浴びることのできていない美大生を紹介する雑誌を作ろうとしています。
その雑誌の取材で、さゆりは幼馴染のエレンに会いに行きました。
「美大生を救済する。」というさゆりに、エレンは「お前はそんなフェアな女じゃない、好きなヤツを推して嫌いなヤツを黙殺する、そういう女だ。」と、さゆりの魂胆を疑います。
さゆりは、
光一に浮気されたことを打ち明け、自分には最初から大義なんてない。と言います。
「私、できる事は分かるのに、やりたい事が無いんだもん。空気読んで空気読んで生きてたら、空気みたいになっちゃった。」と言うさゆり。
・・・。
さゆりは、自分も本当は絵が描きたかったのだと打ち明けます。
けれど、それをあきらめ、みんなにいい子と思われるように生きてきたさゆり。
「私は本当もう全員嫌いなの、私は私が大嫌いなの、私なんて死ねばいいのに!」
と泣きながら言います。
エレンは、死にたいというさゆりに怒り、コップの水をさゆりにぶちまけます。
「私だってさゆりが嫌いだよ!お前は自分を器用だと思ってるかもしれないが、めっちゃ不器用な女だからな!」
と言い返すエレンに、さゆりもコップの水をぶっかけます。
「私は絵を描いて生きていきたい。でもそれ以外何一つ分からない。他人の道が見えるなら教えろよ。」と言うエレン。
「じゃあどうしていつまでも日本にいるのよ。日本人は本物を見極める審美眼がない。だったら逆輸入しかない。まずは海外でしょ!本当鈍臭いわね!」とさゆりは答えます。
エレンは、
「お前の人生私にくれよ。私のマネージャーになって。」
とさゆりに言います。
そしてさゆりも、エレンの手を取ります。
デザイナー岸あやのはパリコレクションに進出し、
あかりは大学を休学してフランスに短期留学し、光一も無事就職先が決まりました。
エレンとあかりも、
活動拠点をニューヨークに移すため、二人で寄り添って空港に向かっていきました。
__
2010年。モデルのあかりは、光一と対談してエレンの連絡先を聞こうとしていました。
あかりは、自分の人生のピークは27歳と昔から言っており、もうすぐ迎えるその瞬間に、エレンと再会して燃え尽きたいのだと姉のあやのに話します。
光一は、長年の過酷な労働環境から冷酷な性格になり、
パワハラのような詰め方をして担当の仕事から外されてしまいました。
光一の上司の柳一は、サラリーマンには、
- 替えが利かない有能
- 替えが利く有能
- 替えの利かない無能
- 替えが利く無能
の4種類いる。
と言います。
柳は、会社に必要なのは替えが利く有能。
再現性のある使い勝手の良い軍団が最強のチームだと言います。
「朝倉、自分は天才にはなれん。お前には才能がなかったんや。」
と柳は言い、光一の頭をわし掴みにします。
「自分はぼくの期待通りに育った完成品。この先はあらへん。」
柳はそう言って去ってしまいます。
落ち込み放心する光一のところに、あかりから電話がかかってきます。
あかりはいつもの調子で対談しようと言いますが、
暗く突っかかってくる光一に、「キャラ変わった?」と訝しみます。
「エレンもあかりも、おれにとってイチローなんだよ。笑えよあかり。オレはまだ、イチローになりたいんだ。」絶望したまま光一はあかりにそう言います。
自分の歩む道の先にエレンやあかりがいると思っていたのに、もし最初からつながっていなかったなら、
どうして出会ったんだ。光一は絶望してしまいます。
__
2004年、エレンとさゆりはブルックリンにいました。
エレンは自由に作家活動をしすぎて、内面も幼児退行していました。
生活するお金も稼がなくてはいけないので、
さゆりはエレンの絵を描くモチベーションを高めようと、
トニー・ジェイコブスというアーティストと会わせるためチェルシーのガゴシアンギャラリーに行きます。
ジェイコブスの連作は、音楽のように徐々に凄みを増していく素晴らしい作品でした。
しかし、最後の1枚の完成度がエレンには納得できず、
ジェイコブスの絵が描かれたキャンバスを本人に投げつけ、「下手くそ!」と言います。
ジェイコブスは、
「出ろ。」とだけ言い、エレンとともにギャラリーの外に出ていきました。
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左ききのエレン(リメイク版) 7巻 感想・考察
光一と別れるさゆり、あかりと決別するエレン。そして、エレンとタッグを組むさゆり。
この、3つの関係性の変化がとにかくすごい迫力で描かれています。
こんなに才能があるのに繊細で傷つきやすいエレン。
そんなエレンがさゆりを人生のパートナーにするシーンは、ぜひ本誌のマンガでちゃんと読んでほしいと思います。
そして柳一の言う、「サラリーマンには4種類いる」の説も勉強になりますし、才能がないということを突き付けられ、それでも自分はまだイチローになりたいのだ。と思う光一に、共感できる人は多いのではないのでしょうか。
後半からはエレンのニューヨーク編も始まるので、まだまだ目が離せません。
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次回第8巻ネタバレはこちらから
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