今回はかっぴー | nifuni 先生の
「左ききのエレン(リメイク版) 」10巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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左ききのエレン(リメイク版) 10巻 あらすじ
前巻ネタバレはこちらから
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新入社員の朝倉光一は、撮影現場に上司が来ない中、新人なのにもかかわらず現場の仕切りを任されてしまいます。
その仕事を通し、光一は、自分が今までいかに身の程知らずだったかを知り、仕事への向き合い方を改めました。
1年後、カンヌ広告祭で、神谷雄介の作品はブロンズ、柳一の作品はシルバーを受賞します。
神谷は、ゴールドを受賞したライバル社の八谷巧に一緒に独立しないかと誘われますが、八谷に自分が勝ったら一緒に独立する。と言って断ります。
同じくゴールドを受賞した、モンスターのようなフォトグラファー佐久間威風。彼も、バンクシーに興味を示していました。
2年後、
光一は神谷に、「お前このまま沢村チームにいたら、あの人みたいな“カタログおじさん”になっちまうぞ。モノを作る時、沢村さんの顔思い出すか?」と問いかけられます。
そう聞かれ、光一はエレンの後姿を思い出します。
しかし、エレンの顔はおぼろげで、「エレンって、どんな顔してたっけ…。」とつぶやくのでした。
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左ききのエレン(リメイク版) 10巻 ネタバレ
広告代理店の新人社員朝倉光一は、ケーキのカタログ撮影の現場で、トラブルで遅れた上司に代わり、現場を仕切らないといけない状況に直面していました。
右も左も分からないまま撮影の指示を何とか出していた光一ですが、分からない言葉をそのままにするのではなく、恥を捨て、教えて欲しいとスタッフに頭を下げます。
上司の沢村孝が現場に到着した時にはもう撮影は終わり、光一が撮影技術について教えてもらいながら熱心にメモを取っていました。それを見て安心したように微笑む沢村。
撮影後、余ったケーキをみんなで食べることになりました。
みんな和気あいあいと楽しそうで、沢村がいるだけで、こんなにも空気が明るくなるのだと光一は気付きます。
光一は、自分がどれだけ何もできない世間知らずだったか思い知り、恥ずかしさからケーキに手を付けることができずにいました。
「光一、忙しくてもメシは食え。腹が減ってるとさぁ、悲しくなるじゃん。」
沢村はそう声をかけ、光一は泣きながら、
自分が何もできないのに偉そうなことを言ったと沢村に謝罪します。
「できない事を認める事は、できる様になるより難しいんだ。だから、よかったな。」
沢村にそう言われ、光一は泣きながらケーキをほおばりました。
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それから1年が経った2005年。
光一の働く目黒広告社では、
柳一率いる柳チームの作品が、カンヌ広告祭の最終選考に3つも残っていると話題になっていました。
カンヌで受賞発表までの時間、神谷雄介と鹿島恭子が食事をしていると、ライバル社である大日本広告社の八谷巧に遭遇します。
敵意をむき出しにする神谷に、八谷は、「これからはチームの時代だ。それがわからない内はお前は半人前だよ。」と言い残して去っていきます。
11年前、武蔵野美術大学の先輩後輩だった八谷と神谷。
神谷は、八谷の友人である松浦直樹の卒業制作を手伝うことになります。
当時神谷はデザインに関しては技術も知識も誰にも負けないくらいのものを持っており、それゆえ周囲の人たちをバカにしていました。
グループワークなんて、1人で作る力がない人間がやるものだと言って、会議にも出ません。
そんな神谷に八谷は、「人と関わる事が怖いのか?」と言います。
「いずれチームの時代が来る。謙虚になれ雄介!」八谷は言いますが、神谷は突っぱねます。
神谷が1人で作ったロゴは、単純に見えて複雑な手間がかかったものでした。
こんなデザインは、大学に入る前からずっと1人で勉強しているからじゃないとできないものだと八谷は気付きます。
神谷の名前も作品のエンドロールに入れるという松浦に、「その他大勢にクレジットされるとかくそダセェ!」と神谷は拒みます。
「映画のエンドロールが流れている間、全員の名前を読むワケではないのに多くの人が席を立たずに眺めている。みんなが余韻をかみしめている。エンドロールは作品を照らす者たちの光なんだよ。」
そう、八谷と松浦が言った言葉は、神谷の胸に響きます。
それは、11年経った今でも変わらずに神谷の中にありました。
受賞発表で、神谷の作品はブロンズ賞を、柳の作品はシルバーを獲ります。
そしてゴールドを受賞したのは大日本広告社でした。
また、フォトグラファー佐久間威風が映像監督を務めた「ANNA KISHI」というブランドの作品もゴールドを受賞していました。
その佐久間の名前を聞いた瞬間から、柳の様子がおかしくなります。
受賞パーティを抜け出し、八谷は神谷に「オレと独立しないか。」と声を掛けます。
「ものづくりをしていると、『こんなにこだわっても人には伝わらない』『これくらいで十分だろう』と悪魔が囁く夜がある。そんな時オレは、『きっと神谷雄介ならここで妥協しない。』と考えるようにしている。カンヌに来ると、自分と同じように孤独に戦う仲間がいる事に勇気が湧いてくるんだ。」
そう、八谷は言いました。
しかし神谷は、まだ八谷に勝っていないのに一緒に独立は出来ない。
勝ったら一緒に独立する。と八谷に答えます。
佐久間威風は、カンヌ広告祭でゴールドを受賞したという連絡を受けても、
「オレがスゴイと見抜けた審査員諸君、偉いぞ。」と偉そうに言うだけでした。
1990年、柳と佐久間は同じ学校に通っていました。
佐久間は当時小太りのいじめられっ子で、柳はその頃からひたすら絵の勉強をしていました。
佐久間は共感覚という独特の感性を持っており、そのため周りから浮いてしまうと柳に言うと、柳は「全く同じ感覚の人間なんておるか。だから表現があるんや。人間はどう生まれたかやない。どう死ぬかや。」と持論を展開します。
佐久間はその頃から少年漫画で頭の中がいっぱいで、
漫画の主人公のように完璧な自分になりたいと思っていました。
5年後、体を鍛え、背も伸びて強くなった佐久間は
、当時のいじめっ子と道端で出会います。
強くなった佐久間はいじめっ子をぼこぼこにしますが、不思議とマンガのようにスッキリしません。
佐久間は独学で写真を勉強しており、佐久間の展覧会に呼ばれた柳は自分が佐久間に努力で負けていることを痛感します。
そして現代、佐久間はバンクシーに興味を持ち始めていました。
2007年、光一は会社の喫煙所で神谷に会います。
神谷は2年連続でカンヌ広告賞を受賞していました。
「いつか自分もカンヌを目指したい。」そういう光一に、
神谷は「本気でカンヌ獲りたいと思ってる?オレには沢村チームで満足してるように見えてたぞ。」と言います。
「お前はデザインが上手くなったんじゃない。仕事に慣れただけだ。お前このまま沢村チームにいたら、あの人みたいな“カタログおじさん”になっちまうぞ。」
そう言われてショックを受ける光一。
「モノを作る時、お前は沢村さんの顔思い出すか?」
そう聞かれ、光一はエレンの後姿を思い出します。
しかし、エレンの顔はおぼろげで、
「エレンって、どんな顔してたっけ…。」とつぶやくのでした。
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左ききのエレン(リメイク版) 10巻 感想・考察
初めての撮影現場で自分の程を知る光一。
光一ほどではないにしても、新卒時代のやる気が空回りする感覚や、身の程知らずだった思い出は、きっと誰もが身に覚えがあり、共感できるものだと思います。
また、10巻では神谷の過去の話や、
フォトグラファー佐久間威風という人間がどうやって出来上がったのかも描かれています。
周りからは天才と思われている人たちでも、人知れずものすごい努力をしているというストーリーが、10巻にはたくさんつまっています。
そして、せっかく仕事に慣れてきたのに神谷にこのままでいいのかと揺さぶられる光一。
今後の展開にも目が離せません!
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次回第11巻ネタバレはこちらから
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