今回はLINEマンガで連載中のAlphatart(原作)・Yeongbin(作画)・HereLee(脚本)先生の
「ハーレムの男たち」56話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバック推奨です!
ハーレムの男たち 56話 あらすじ
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サーナット卿はそんなラティルの姿を見ながら、つい自分の気持ちを口にしてしまいます。
ハーレムの男たち 56話 ネタバレ
ラティルの、あの兄が”真の主”・・?
とレアンの存在をほのめかしたサーナット卿に対し、ラティルは固い声で「兄上と私は喧嘩をして決別したわけではありません」と告げ、「何もせずとも帝位に就ける立場でありながら自ら放棄したのです。兄上を支持する者もそのことは承知のうえです」と彼の意見をきっぱりと否定しました。
とはいえ、心の中では
と考えており、レアンが心変わりしてしまった可能性や、レアンの意向など関係なく彼の支持者たちが動いている可能性をきちんと視野に入れていたラティルは、
という結論に至ります。
・・・。
そうして
と己に言い聞かせた彼女は、まずはじめに、自身の最側近ではあるもののレアンの友でもあるサーナット卿が本当に信用して良い人物なのかを見極めることにしたのです。
いやでもこれ・・誰も信じないなんてツラすぎるでしょ・・。
そのためにラティルがとった手段は、サーナット卿にたくさんお酒を飲ませ、酔った彼から本音を聞き出してしまおう・・・というものでした。
笑う。
それどころかラティルの方が前後不覚に陥るほど泥酔してしまい、彼女の思惑を察していたサーナット卿は、椅子に座ったまま寝入ってしまった主君に対し「・・・私を酔わせるつもりではなかったのですか?」と苦笑しながら呟きました。
それから、いつの間にかイーギナス伯爵夫人がやって来ていたことに気付かず、ついうっかり「・・・私の気持ちもこうやって伝えることができたら・・・」という本音を声に出してしまったのです。
ええええええええ笑
間を置かず己の失態を悟ったサーナット卿は「・・・今のは聞かなかったことにしていただけますか」とイーギナス伯爵夫人に頼みますが、ラティルを大切に想う者の1人である彼女がそれに頷くことはありませんでした。
ああああああ・・笑
それどころか如何にも柔和で優しげなその面差しを険しくし、「絶対にその気持ちを陛下に知られてはなりません」と彼に強く釘を刺します。
それでも夫人はただ忠告するだけでなく、慰めのように「陛下に必要なのは力のない皇配や多いだけの側室ではなく背中を任せられる護衛騎士なのです」と寵愛の代わりに得られる唯一無二の立場を示しました。
しかし、黙ったままのサーナット卿の顔に浮かぶのは、今にも泣きそうな表情でした__
あああああああああ・・・泣
ハーレムの男たち 56話 感想・考察
56話の見どころは、サーナット卿の切ない心境です。
切なすぎる・・
ラティルが最近手に入れたばかりの不思議な能力のことなど知らずとも、サーナット卿は彼女が自分を呼び出した理由にしっかりと気づいていました。
それはつまり少なからずラティルから疑われていることを意味し、二人きりでお酒を飲むというシチュエーションへの喜びはあったとしても、やはり複雑だったでしょう。
その上自分でも嫌というほど分かっているだろう現実を改めてイーギナス伯爵夫人から突き付けられ、要職にあるとはいえまだ若い彼の精神状態が心配になってしまいますね・・!
次回第57話ネタバレはこちらから
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