草野誼先生の「愚者の皮~メグリ編~」14話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
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愚者の皮~メグリ編~ 14話 あらすじ
前話第13話はこちらから
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目覚めた鶸の髪が伸びています。
鶸は繰り返し見る、怖い夢を見ていました。
君たちは今、男であることの危機を迎えていると、黄丹は蘇芳、瑠璃、縹に話しました。
黄丹はその原因をでまかせで説明します。
天井の穴から覗いている朽葉が。心の中で反論しました。
2人は口論しながら走り続けます。
セキは父親のある言葉に反応して立ち止まりました。
逃げる父親の前に、多芸志が運転するトラックが急停止しました。
すると、父親は橋から飛び降りました。
女言葉が朽葉の口から出ました。
僕たち全員でメグリを共有すると黄丹は言い、詳しい内容を宣言しました。
瑠璃と蘇芳は賛成します。
縹は動揺しています。
入ってきた海松が賛成し、その代わりに条件をつけました。
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愚者の皮~メグリ編~ 14話 ネタバレ
彩川家。
彩川海松は、眠っている双子の鶸の体を拭き、服を着せました。
僕が鶸の共感覚「玉響」を解除しなければ黄丹の汚い罠を回避できたと、海松は後悔しています。
鶸は目を開けました。
海松は困った顔をします。
鶸の髪が伸びているからです。
鶸は話し出します。
山の中を走ってる。
着物ははだけて擦り切れて、裸足の足はあかぎれて、闇を引き裂くような声で哭きながら走ってる。
あの女の人はどうして泣いてるんだろう
と。
彩川黄丹は弟の蘇芳、瑠璃、縹を集めました。
黄丹はまず、彼らの健闘を笑顔で称えました。
メグリを岩戸から出てこさせる任務で大きな働きをしてくれたと。
メグリに敗けた蘇芳、瑠璃、縹は、その言葉を皮肉と捉えました。
黄丹は鶸から奪った共感覚「玉響」のおかげで、彼らの心の声が聞こえます。
それによって、黄丹は最も説得力のある言葉を選べます。
たとえそれがでまかせでも。
黄丹がそう言うと、蘇芳、瑠璃、縹は表情を一変させました。
蘇芳の胸の張り。
瑠璃の初乳。
縹の胸の膨らみ。
メグリに負けると女性になってきちゃうの・・?
4人の集会の様子を、着ぐるみを着た彩川朽葉が天井の穴から覗いています。
黄丹は説明します。
それは心の問題だ。
君たちは女性であるメグリに惨敗し、屈辱を味わうと同時に、女性としてのメグリの魅力を心に焼きつけてしまったのだろう。
その倒錯した敗北感こそが、共感覚者である君たちの身体感覚を誤作動させている原因だ
と。
朽葉は心の中で反論します。
メグリに敗れたことはきっかけにしかすぎない。
根本的な要因は能力「山母」
と。
蘇芳、瑠璃、縹は、岩戸に行かせてくれと切望します。
全員が幸福になれる方法があると、黄丹は話しました。
夜、都会。
シャッター前にセキの父親がしゃがみ込んでいます。
現れたセキは、山に帰るように言いました。
逃げ出した父親をセキは追いかけます。
やっと「山母」から解放されたと、父親は叫びました。
そなたの息子たちにその荷を背負わせるつもりか、セキはそう問いただしました。
いちいち覚えていないと、何人もの女性を孕ませた父親は答えました。
花は俺を男のままでいさせてくれると、父親は言いました。
なぜ自分から逃げる、山母は尊い技なのにと、セキは話しました。
山母は能力などではない、人ですらない、父親はそう反論しました。
山母は古くから山姥、山女郎などと、世の中から蔑まれ気味悪がられてきました。
母なし児のお前にとっては好ましい能力だったかもなと、父親は話しました。
セキはその言葉に反応して立ち止まりました。
山母逢いたさにもの欲しげに自分を見るセキを何度も屋根から放り投げたことを、父親は白状しました。
血の気が失せたか、そんな軟弱で山主が務まるのか、父親はそう大声で言いました。
父親の前にトラックが急停止しました。
軟弱者はお前だ、私のセキは自分の運命に背を向けたりしない、トラックを運転していた多芸志はそう叫びました。
父親は橋から飛び降りました。
水面に顔を出した父親は大声で言いました。
息子たちに教えてやれ、山母になりたくなければ花をむさぼれ、男であり続けろ、この父のように、と。
その言葉が自分の口から出たので、朽葉はハッとしました。
僕たち全員でメグリを共有すると、黄丹は笑みを浮かべて言いました。
黄丹は宣言します。
たとえ誰かが最初に岩戸を開いても、それは兄弟全員の功績であり、その恩恵もまた平等であること。
僕ら兄弟は一致団結してメグリを管理し、メグリへの愛を公平かつ円滑に遂行できるよう協力し合うこと。
僕らは各自の共感覚を最大限に活用し、メグリを理想の女性「究極の花」へと育てあげること、と。
究極の花という言葉を、縹はどこかで聞いた覚えがあります。
未来の発想だと、瑠璃は黄丹の考えを絶賛しました。
メグリに関わっていけるならありがたいと蘇芳は言って涙を流します。
黄丹は縹に意見を訊きました。
縹が賛成すれば過半数。
この空気を縹は知っています。
俺は共感覚「鼻腔」を使ってるのか?
縹はそう自問しました。
「玉響」の予測では縹が真っ先に賛成するはずなので、黄丹は意外に思いました。
縹が白票でも可決なので、いいのかと黄丹は縹に念を押しました。
どんな自分なのか、縹は必死に考えます。
不気味な笑みを浮かべて、おっぱいと連呼する自分の姿が、縹には見えました。
入ってきた海松が、僕が賛成する、その代わり次の岩戸への挑戦権は僕と鶸がもらうと告げました。
この宣言の主旨を理解した上で言ってるのか、黄丹は確認します。
メグリを愛する気持ちは皆1つだと、海松は凛々しい表情をして答えました。
蘇芳と瑠璃は海松を褒めました。
黄丹は海松を激励し、海松の肩に触れました。
海松は鶸の悲鳴の残響を感じました。
黄丹に落とし前をつけるのは鶸の異変を止めてからだと、海松は考えました。
たとえ公平で平等な制度であっても、システム自体が僕の手のひらの上にある。
黄丹はそう思いました。
僕と鶸が最初にメグリを花にすることで、傷つけられた鶸の誇りを取り戻す。
海松はそう決意しました。
メグリの共有がはっきりとした形になりました。
これから兄弟たちは束になってメグリに襲いかかってきます
朽葉は考えます。
岩戸の中。
色のついた粘り気のある液体が、パイプの接続部分などから漏れてあちこちに垂れています。
液体はメグリの頭にも垂れています。
私はいつまでこんな戦いを続けるの?
メグリは天井に映っている母親の滋に、目を細めて問いかけました。
本当の岩戸開きが始まる時までと、滋は答えました。
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愚者の皮~メグリ編~ 14話 感想・考察
海松は黄丹がしたことを兄弟たちになぜ話さないのでしょうか?
鶸が夢で見たのは、山姥か山女郎のようだったね。
滋が朽葉に乗り移った感じでしたが、どういうことなのでしょう。
縹が正気っぽいので、彼にはメグリの味方になってほしいです。
目を細めたメグリが美人でした。
滋がメグリの問いに答えたのでびっくりしました。
滋は一方通行で話すだけだと思ってました。
メグリと、海松と鶸の闘いがどんなものになるのか、本当の岩戸開きとは何なのか、気になる・・!
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次回第15話ネタバレはこちらから
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