今回はピッコマで連載中のSarkk/Eunhye kim/binu/Siya先生の
「緑陰の冠」19話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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緑陰の冠 19話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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今回の事件にはリンドバーグ男爵も深く関わっていることが判明しました。
その結果、リンドバーグ男爵には爵位剥奪・財産没収・領地追放という重い罰が下されることになります。
ロビーから守ってくれたことには感謝しつつも、黙ってオトリにされたことが気にいらないランは、あえてこの場でユスタフに、彼がそう望んだとしても大人しく死んであげる気がなくなったことを伝えたのでした。
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緑陰の冠 19話 ネタバレ
彼女がこの世界のランに乗り移っていなければ、リンドバーグ男爵は自分の娘を当主となったユスタフへ嫁がせることでラチア公爵家を手に入れようとしていたはずなので、納得のいく話ではあります。
・・・。男爵家ぐるみの犯行か・・。
これで何故自分が公爵夫人の部屋で目を覚ましたのかも理解したランが続きを促すと、ユスタフは確保済みの共謀者らから得た証言によって、すでにリンドバーグ男爵の身柄を拘束している旨を説明してくれました。
ただしリンドバーグ男爵本人は頑として己の罪を認めず、濡れ衣だと言い張っているそうです。
ここまでコトが大きくなっている以上、恩情をかけたとしてもメリットは見込めず、厳しく処分する必要があるとランは感じていました。
・・・。
そこで彼女はまず、彼から男爵の地位を取り上げることを決めます。
さらに財産も没収し、その上で領地から追放してはどうか？とユスタフの意見を求めると、彼も「妥当ですね」と頷いてくれました。
自分とは違ってリンドバーグ男爵とは血縁関係にある上、正当なラチア公爵家の後継者たるユスタフに、実の叔父へも容赦無く厳罰を下すような真似をさせずに済んで、ランはホッと息を吐きます。
それから思い切って、
男爵らの企みをあらかじめ知っていたのかどうか、ユスタフに尋ねたのです。
その問いかけに彼は悪びれることもなく、素直に肯定を返しました。
自分がオトリとなったことで、リンドバーグ男爵らの罪を迅速かつあっさりと暴くことが出来たのは重々承知しているランでしたが、心情的にはやはりそうそう割り切ることが出来ません。
しかし、思わずブツブツと不満を漏らしていたところ、ユスタフから「信頼してるから護衛を任せたのではありませんか？」とストレートに聞かれてしまいます。
「信頼」という言葉から以前彼と交わした会話を思い出したランは、わずかな逡巡の後、「ユスが望むなら死んであげる」という自身の発言を無かったことにして欲しい・・・とユスタフにお願いしました。
おっ・・！！！
そうして、「私死ぬつもりないから」とキッパリ宣言したランに、ユスタフは嬉しそうに微笑んだのでした。
ユスタフも嬉しそう・・！！
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緑陰の冠 19話 感想・考察
１９話の見どころは、貞操の危機であったと知らされたにも関わらず、当主として冷静に対処するランと、事件現場ではロビーに静かに激昂し恐ろしい姿を見せていたというのに、そんなものは幻だったかのようにいつも通りなユスタフです。
特に後者は、これまでも涼しげな無表情の裏側で意外と激しい思考を繰り広げていたのではないか？と想像の余地がグッと広がる、なかなか美味しいポイントです。
今話から二人の新たな関係が始まりそうな予感もありますので、是非読んで頂きたいと思います。
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次回第20話ネタバレはこちらから
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