柚木さんちの四兄弟1巻ネタバレと感想。最新刊を無料で読む。

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や行

こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は藤沢 志月 先生の「柚木さんちの四兄弟」1巻を読んだので紹介したいと思います。

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柚木さんちの四兄弟1巻 あらすじ

長男・柚木 隼(はやと)は学校の教師をしている。真面目で几帳面だが頼りのある存在。

 

次男・柚木 尊(みこと)は湊の11ヶ月上の兄。外見はクールで顔には出さないが、かなりのブラコン。

 

三男・柚木 湊(みなと)は元気のある明るい少年で、誰よりも兄弟愛が強い。

 

四男・柚木 岳(がくと)は小学1年生なのに、しっかり者。

 

二年前に突然両親を亡くして以来、長男のおかげでなんとか暮らしていた。

尊と湊は、11ヶ月違いなので年齢は同じ。そして同じ中学校に通う。

誰にでも頼りにされている尊に、湊は良く思っていませんでした。

「自分も誰かに頼られたい」と思う反面、湊は何度も失敗を繰り返していました。

 

岳には、まだ親が必要な時期に兄弟だけになってしまったので、苦労してる兄達の姿を一番良く見ているのは岳でした。

 

ある場所に貼られているポスターを見ていた岳は、”行きたい”とは言えず、我慢していましたが湊にバレてしまい、「お前のお兄ちゃんは隼だけじゃねぇよ!」と言い、2人である計画を立てる事になりました。

 

だがそこでも湊の判断で岳を大変な目に・・・。
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柚木さんちの四兄弟1巻 ネタバレ

両親を亡くした四人は、両親が残してくれた一軒家で暮らしていた。

寂しさには慣れていき”居ない者は仕方ない”精神で、割り切っていた。

尊は背も高く、中学生なのに大人っぽい性格なので、学校面や生活面でも頼りにされていて湊はヤキモチを妬いていました。

 

隼にも尊は頼りにされていて、何でも手伝いを任せるようになりました。

そんな場面を毎日見せられていては、湊は面白くありません。

 

まだまだ子供扱いをする隼に対し「自分も出来るのに何か勝てることは無いか、何か褒められる事は無いか」と自分の中で葛藤するようになっていきました。

 

ある日、

隼は多忙の為、自分の部屋で寝落ちしているのを湊は見てしまいます。

 

そして次の日の朝。目覚ましが鳴らず、何か焦げる臭いに飛び起きる隼は急いで階段を駆けおります。

 

するとそこには、焦げたパンや焦げて臭いが凄い鍋などが散乱していましたw

 

「目覚ましを止めたのは湊か!!なんでお前いつもいつも問題を起こすんだ!!尊を見習え!!」と隼は大激怒。

 

全てが逆効果になってしまいました。


 

帰り道、岳と湊は一緒に帰っていると岳は何かを見つけジッと見ていました。

湊はそれに気づき、「どうした?」と近づくと、そこには”花火大会”のポスターが貼られていました。

 

岳は「小さかったからちゃんと覚えてないけど、父さんと母さんと一緒に行った事ある気がして・・・」と普段の何百倍も可愛さを出す岳。

 

ちゃんとした花火を見せてあげたい。せめて夏の思い出の一つにしてあげたい。

湊はそんな岳を見て「お前の兄ちゃんは隼だけじゃねーぞ?」と言って花火大会に二人で行く事を計画し始めました。

だが、他の2人には秘密にして・・。

 

褒められたい一心で、隼達を驚かそうとしている湊。

2人は湊の貯金箱を出し、お金を数えている所を尊にコッソリ見られているのにも気付かず、話に夢中でした。

 

そしてお祭り当日。

電車にゆられながら岳はワクワクしているのが顔の表情で見て分かるほど楽しみにしているようでした。

 

その姿を見た湊も会場に着くと、岳は目をキラキラさせていて岳にもっと楽しんでもらえるように屋台を見ながら歩き回りました。

 

ふと目をやると、チラホラ家族連れが来ているのが目に入り、湊は過去の記憶が少し蘇ってきました。

「最後にみんなで花火を見に来たのは、いつだったか・・・」

 

はぐれないように、無理矢理繋がれた父の手は大きくて暖く安心する手だった。

 

我に返り、岳に手を差し伸べようと後ろを振り返ると、岳がいなくなっていました。直ぐに来た道を戻り、岳を必死で探し続ける湊。

 

 

一方家では、2人がまだ帰ってこない事に気づき、探しに行こうとしたところ、尊は「もしかしたら花火大会に行ったのかも。

 

だからあの時電車賃とか言っていたのか、と冷静に考え、隼と二人で電車に乗り祭り会場に探しに行きました。

 

会場では、もう既に花火が始まっていて、みんなが足を止め眺めている間も、湊は岳を探し続けました。

 

「みなと!!」

 

 

振り向くと、汗をかきながら走ってくる隼の姿がありました。

また怒られると思い、ビクビクしていると

 

「大丈夫か!?足怪我したのか?!」と隼は怒るよりも心配してくれていました。

 

岳がいなくなった事を伝えようとした時、後ろから「みなと兄さん!!」と呼ぶ岳の姿がありました。

 

駆け寄りながら、湊は岳を力強く抱きしめ最後にみんなで花火を鑑賞しました。

 

”頼りにされたい” ”役に立ちたい”と不器用な部分もある湊だが、隼に「明日は洗濯物頼むよ」と初めて隼にお願いをされます。

 

喜ぶ湊を見た尊は「11ヶ月だけど、お兄ちゃんらしい事させて」と一緒にやろうと誘いました。
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柚木さんちの四兄弟1巻 みどころ

学校の教師でもある隼は、毎日疲れが取れずに帰宅してきます。

その姿を見た湊は何か自分も出来ることは無いかと、手探り状態で探し始めるんですね。

 

でも、何をやっても逆効果・・・。

 

11ヶ月しか離れてない尊と大違い。このままじゃダメだと思い、岳を連れて花火大会に足を運びますが、そこでも岳を見失ってしまいました。

 

直ぐに隼達が来て岳を探してくれていたので、湊は安心します。

 

兄弟の中で一番兄弟愛が強い湊は、尊みたいに頼りにされたいし、隼には必要とされたい、岳を幸せにしてあげたいと強く願うだけで、行動には出来ないままでしたが、最後に隼にお願いをされたことで、少しずつだが成長している姿が伝わってきます。

 

最後に交わす四人の約束は、兄弟だからこその約束でした。

これから先どんな事があっても、”四人で支えあって、生きていこうな”と、四人で強い約束を交わします。

両親が安心して天国から見守ってもらえるように・・・。

是非一度、本編を読んで貰いたい作品です。
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