今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の324話 325話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は170話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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(1巻のポリアナ可愛すぎワロタァ…)
皇帝と女騎士 324話 325話 ネタバレ
の前の管理人のひとこと・・
皇帝と女騎士の324話の感想アップしました!
トリー、あんたぁカッコいいよ!
2話ぶっ通しでトリー回。読んだらきっと、トリーがもっと好きになる。https://t.co/kFzzpaIlNv#皇帝と女騎士 #324話 #ネタバレ #感想 #原作小説版 #翻訳
— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) August 22, 2021
前話のネタバレはこちら!
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324話
皇宮を一年ぶりに見て回るポリアナ。ルミナエ姫もシーケルもトリーもちょっとづつ変化していってる。
ある意味、最近のトリーはポリアナよりも大変だったのかもしれない。
ポリアナはどん底から這い上がって今の地位を築いた。
他の騎士たちは、彼女が戦場で過ごした時間を共にし、特に彼女の才能を目の当たりにしていた。
彼女は皇帝から今の地位を与えられたが、まだ自分の力を発揮していない。
人々は皇帝を尊敬しているので、トリーの命令にはある程度従うが、トリーが人々から尊敬され、受け入れられるまでには、まだまだ時間がかかる。
ポリアナは「彼女は今、本当につらい思いをしているのだろう」と同情的に考えた。
もしこれがレベッカだったら、
と叫んでいたことだろう。
南国譲りで強気だったレベッカ。
・・・。
そして誰にも苦労を打ち明けようとしなかった。
__
__
ポリアナは 『大変だな… 』とつぶやいた。
トリーに暴言を吐くチャンスを与えようとしたのだが、
トリーは首を振って「ストラがよく助けてくれるから大丈夫ですよ」と答えた。
『ストラもメイド長になったのは聞きました?』
『あぁ、ここに来てから聞いたよ。』
もともと、ルクソスは、トリーに与えたのと同じ地位をストラにも与えていた。
シーケルと一緒に長を務めるみたい。
むしろ誰もが知っている必要とされる地位に就きたいと言い、結局、彼女はメイド長になったのである。
ポリアナはその内容を聞いて驚いた。
城を離れず、むしろ皇帝のサポートにつく、と。
彼女の執事は、ストラがメイド長になったことだけを話していたが、どうやってその地位についたのかは話していなかった。
皇帝が彼女たちにまだ恋をしているという噂もあったほどだ。
ある意味では、ポリアナは城で働くことを承諾した二人の女性にも感心していた。
ポリアナは、『それでは、ストラもここにいるのか……?』と尋ねた。
『ええ、ストラは主に女性の宿舎で働いていますよ。
今日は忙しくて来れないって言っていますが、ぜひ立ち寄っていただけるとありがたいです。
あ、ストラといえば、このことについて彼女はずっと前から知っていたと言っていましたよ。』
『ん…?このこと?』
『陛下が、侯爵様に恋をしていることを、です。』
そこでついに、トリーは今年の話題を持ち出した。
そうだね、ストラは気付いててルクソスに言ってたね。
__
__
特に、この話題をしているのが、皇帝の元妻であることが不思議だった。
トリーに冷たい水を投げつけられたり、平手打ちされても構わないと思った。
ポリアナは緊張していたが、トリーはただため息をついた。
トリーはポリアナに対して怒っていたわけではなかった。
トリーは説明した。
『はあ・・・自分でもこんなに遅く気付かされるなんて信じられないわ…。
目の前で起こっていたことなのに、どうして気づかなかったんだろう。もう自分が恥ずかしいです…。』
ストラは、最初から知っていたという。
『”陛下があなたを見るたびに、目が輝いていた”と…』
『私は違う…!私は…そんなんじゃなかった…。』
ポリアナが不機嫌そうに答えると、トリーは笑って続けた。
『えぇ、もしあなたが恋をしている側だったら、みんなすぐに知っていたでしょうね。とくにポリアナ卿の場合はとってもわかりやすいので。』
と続けた。
トリーは、最初に皇帝に恋をしたのがポリアナではなかったことを良いことだと思った。
それどころか、これはとても良いことだった。
正直で皇帝に従順な騎士ポリアナが、
自分の気持ちを受け入れられなかっただろうと、トリーは確信していた。
トリーはポリアナに、「たとえ最近流行の噂であっても、私とストラにはそのような話題を持ち出す権利がないことは承知しています」と申し訳なさそうに言った。
まあ・・・実際、皇帝の元妻たちには、このような話題を持ち出す権利が誰よりもあったのかもしれないけれど、とトリーは微笑んで続けた。
『それでも、私たちはあなたの友人として、このことを話したかったのです。というか、ストラはこの状況を喜ばしく思ってて、ずっと前からこのようなことが起こることを密かに望んでいたと言っていましたよ。』
むしろストラは望んでた。
ポリアナはゆっくりと瞬きをした。
よかったね、ポル。
なぜみんなが自分を喜んでくれるのか。
ポリアナは信じられなかった。
ポリアナ は、今すぐ誰かが近寄ってきて、これは間違っていると叫んでくれれば、と切に願った。
ポリアナが黙って何も言わないので、トリーは
『あなたが決断するまで、私は中立の立場をとりますよ。
そして、あなたが何をしようと、私はあなたを全面的に支持します、侯爵様。』
トリーも、心から応援してくれる。
ポリアナがどんな選択をしても、指示してくれる。
ドナウ卿に次ぐ味方となったトリーだが、トリーが支持する理由はドナウとは違っていた。
『ウィンター侯爵、ストラはあなたと陛下が幸せになることが最良の結果だと考えていますが、私は少し違います。たとえ不幸になるかもしれない道を選んだとしても、それを決めるのはあなたであってほしいのです。たとえ悲しいことになるかもしれない道を選んだとしても、それにはきちんとした理由があれば、きっと正しい判断になると思うのです。』
トリーは、わざわざ快適な生活を諦めたのだ。
皇帝の妻、だね。(あと、家族含む不正貴族の告発も、かな。
トリーは悲しい道になるってわかってても、選んだ。
他の人がこの意見をポリアナに言ったら不謹慎極まりないが、
そんなことを偽りなく言えるのはトリーだけだった。
『そして侯爵様、私も皇子様の誕生を聞きました。何と光栄なことでしょう。』
『あの・・・ストラもそのことを知っているの…か?』
『いいえ、この事実はもうしばらくの間、ほとんどの人には秘密のままです。私が知れたのは、私の立場上、こうしたことを知らなければならないからです。あなたが皇帝陛下と結婚したら、私はあなたのためにいろいろなことを世話します。今思うと、陛下が私の立場を作ったのは、陛下の思い通りになった時に、侯爵様を助けるためだったのかもしれませんね。無意識に、あるいは意図的にそうしたのかもしれません。』
トリーは皇宮を管理するリーダーだからね。
でも、ふむ・・。トリーの配属はあの夜の前の話だけど・・。
『あの時、私は実際にプラウとの結婚の準備をしていたから、陛下が私のことを考えていたとは思えないが…』
幸いなことに、トリーはそんなことはまったく気にしておらず、ポリアナに「もちろんそうかもしれません」と伝えて続けた。
『しかし、陛下はとても思慮深い方です。おそらく、陛下はあなたと結婚したくてもできないと思っていたからこそ、あなたのような人との結婚を考えたのではないかと思うのです。そうすると、私のような者でないと将来の皇后を助けられないということになりますからね。でも、他にもあなたに伝えたいことがあります。どうか、選択はあなたのものだということを忘れないでください。それはあなたの権利です。』
『選択?』
『そう、あなたは選ばれる側ではなく、選ぶ側なのだ、ということを。』
・・カッコいいね。
女性だからって、相手が皇帝だからって、無理やり言い寄られたからって、選択までも相手に委ねられる必要は、ない。
__
325話
これまで多くの女性たちが、ポリアナに
と言っていた。
『ウィンター侯爵、あなたは自分の夫を選ぶ権利を持っている数少ない女性の一人、いえ、おそらく唯一の女性です。だから、素晴らしい人と結婚してほしい。』
しかし、今トリーがポリアナに言っている言葉は、同じではない。
ほとんどの女性の頭の中にある「良い夫の資質」の定義は、性別を除けば「良い妻の資質」の定義と同じだった。
若くて、格好良くて、良い家柄で、優しくて、才能のある人のことだ。
これなんてルクソス?
周りの女性たちは、ポリアナは最も成功した力強い女性なのだから、「完璧な」夫を得る権利があると考えていたのである。
彼は確かに若くて、格好良くて、良い家柄で、優しくて、才能のある人だった。
実際、ポリアナは光栄に思っていたはずだ。
問題は、これを“選んだ”のはポリアナではないということだった。
彼女は “選ばれた “のだ。
普通の女性なら、感謝の気持ちを込めて相手に心からのお辞儀をするところだ。
トリーはポリアナに忠告した。
『皇帝との間に皇子がいようと関係ない。あなたの選ぶ権利は変わりません』
とポリアナに忠告した。
こんなの言ってくれるのトリーだけだね。
ポリアナは素敵な友人をもったね・・。
『でも…事実、ジェラルドが私生児のままでは困る…。』
『…それでは、シトリンに逃げ込んだ時のあなたの計画は何でしたか?』
ポリアナはすぐに答えた。
『書類を偽造しようと思っていた…。』
『それなら、今でもできますよ。』
第二師団長と皇帝の元妻は、書類偽造についても関係なく話していた。
・・ちょっと笑う
ポリアナは、
『でも、私は(ルクソスに)捕まった…。もう手遅れだ…。』
『そんなことはありません。あなたが強く行動すれば、陛下は何もできないでしょう。侯爵様、あなたにはすべての力があります。これはあなたの選択であり、他の誰のものでもありません。』
カッコいいね。
__
__
トリーは頭を下げて静かに謝った後、続けて
『これから言うことは残酷に聞こえるかもしれませんので、お許しください。しかし、紛れもない事実です。今、この世界では、子どもの死亡率が非常に高いです。予期せぬ事故や、平民・貴族の忖度をしてくれない疫病などがあります。レベッカの妹さまは、自分の王国のお姫様でしたが、お亡くなりになりました。私の親戚の一人には5人の子供がいましたが、大人になるまで生き残ったのは2人だけでした。あなたが子供を産んだからといって、そしてあなたの息子が皇帝の子供だからといって、あなたが選ぶ権利を放棄する必要はありません。むしろ、そうしないでほしいと切に願います。』
『・・・。』
ポリアナは、トリーがレベッカよりもさらに感情的であることに気づかなかった。
同時に、トリーはとても理性的でもあったのかもしれない。
どっちにもなれるってことね。
彼女の感情的かつ理性的な性格が、快適な人生よりも未知の人生を選ばせたのである。
公爵の孫娘で、皇帝の妻、を全部捨てて、内宮管理官の職種へ、地位は”男爵”へ格下げ。(に側からは見える
トリーの生きづらさは、地位を失っただけでは終わらなかった。
職場での葛藤も、別にトリーが最も辛い思いをしたことではない。
トリーは、みんなの前で自分の仲間を裏切ってしまったのだ。
この事件の後、トリーの頭の良さは人々を不安にさせ、記憶力の良さは人々に疑念を抱かせた。
女性はもはや二本足で歩ける動物なだけではなかった。
女性は、家や馬車のような無言の財産ではなくなった。
男性は、女性が口を持っていることを初めて知った。
・・・。
誰もがトリーを例外的な存在として見ることにしたのである。
村八分(仲間外れ)、みたいなものだね・・。
__
__
しかし、ありがたいことに、ストラは周囲の提案に耳を傾けなかった。
同じくメイド長になったシーケルは、トリーとの交流を喜んでいたが、
他のみんなは…トリーを無視することにしていたのに、である。
=関わりたくない人間ってことだよね。
人々は彼女を侮辱したり、軽蔑したりすることさえ抵抗なかった。
人々はトリーを無視していた。
男性(とくに貴族)ならまだしもどうして立場が見直されそうな女性まで・・
トリーは王国で最も信頼されていない人物になったが、
しかし、ルクソスが息子ジェラルドの存在を明らかにするほど信頼したのは彼女だったのである。
そんな自分を救ってくれたルクソスのことであるならば、
本来であれば、トリーは感謝の気持ちを持って、何の疑いもなく皇帝を支持するべきなのだが、トリーは別のことを選んだ。
ルクソスに、じゃなくてね。
なぜなら、トリーは、自分を最初に信頼してくれたのが実はポリアナだったことを思い出したからだ。
泣ける・・。
『正直なところ、ウィンター侯爵、あなたが次の皇后になることは、私にとっても良いことだと思います。そうすれば、私のここでの居場所はより強固で意味のあるものになるでしょう。それでも、私を含めた他の人々がこの状況についてどう感じるかはあまり考えないでください。一番大事なのは、侯爵様が何を望んでいるかです。あなたは檻の中に閉じ込められた鳥ではありません。何を選んでも自由なのです。』
トリーが自分の鳥かごから抜け出す前から、ポリアナは常に自由な人間だった。
自分が産んだ卵のためにポリアナが鳥かごに入ることを選んだとしても、それは彼女の選択であり、トリーはそれを支持してくれる。
みんなはそれを知っていたが、ポリアナには伝えようとしなかった。
檻の中の鳥。温室の中の花。鉢の中の魚。
壁の中に閉じ込められた女性…。
ポリアナは、
と考えた。
自分は人生最大の過ちを犯そうとしているのだろうか?
彼女にはわからなかった。
子供を産んだからといって、
結婚が必要だと信じていることが、自分を追い詰めているのではないか?
ジェラルドがルクソスに酷似していなければ、簡単に解決できたはずだ。
偽造書類を数枚用意するだけで十分だったはずだ。
トリーは首を振って、
『侯爵様がお望みなら、陛下との結婚を選ぶこともできます』と答えた。
『私が言っているのは、結婚してはいけないということではありません。あなたは何をしてもいい、選択の自由があると言っているのです。』
『ただ、もし私が結婚を選んだら、何も悪いことをしていないのに罪悪感を感じるかもしれない……負けた気がするかもしれない。』
自ら籠の、壁の中に入ったんだ、ってね・・。
『そんな風に思わないでください。これはあなたの選択です。もしそうでないと言う人がいたら、私に知らせてください。その人の顔を殴りますから。』
トリーが勇気を持って拳を握ると、ポリアナは、笑った。
皇帝と女騎士 324話 325話 感想・考察
トリーについて大いに掘り下げられる重厚回でした・・!
カッコいいね。今までレベッカ以外のルクソスの妻2人については心情とか何考えてるのか、とかわからなかったけど、トリーについて初めて知れた気がするよ。感情的なところもあるけど理性的。頭の回転も早く、義理人情もある。素敵な強い女性ですわ・・
ポリアナに“選択”ができることを教えてくれて、そのどんなポリアナの選択でも応援してくれる心強い仲間がポリアナにまたひとりできましたね。
流されてーとか、ジェラルドのためにーとか、ルクソス(皇帝)が言うからー、とかじゃなくてポリアナ自身がゆっくり考えて納得した上で、決断して欲しいってトリーの願いだね・・。しかもこれはこの国ではトリーにしか言えない言葉。
それにしても今のトリーの立場は辛すぎると思うので、トリーにもちゃんと報われて欲しいです・・!
今はトリー・シーゼ改め、”リーフ男爵夫人”になったんだっけ。
勇気をもって命懸けで不正告発したのに、こんな境遇はあかんて・・。
トリーにもいいお相手がまた見つかったり、国の中でちゃんと認めてもらえるようになることを願う・・・!
次回も気になります・・!!
いつもコメントくださる皆様、本当に感謝です・・!!
ぜひ気軽に書き込んでってくださいませ!!イエイ!
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次回第326話ネタバレはこちらから
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コメント
何時もありがとうございます。トリーもストラもいい女だなー!妬んだり憎んだりする女がいないから、ストーリーがネチネチしてなくていいね。それにしても地固め長すぎるー!早くルクソスに会いたいよー!!!
ポリアナには、こんなにも心強い味方が居たんですね(^o^)
しみじみした回ですね!
haluサンの言葉も良い味でした(笑)
いつも、ありがとうございます\(^o^)/
更新ありがとうございます!感謝の嵐!
なかなか深いです。。
いろいろ考えちゃってルクソスまで辿り着きませんね(^^;
続きが楽しみ過ぎです!
ポリアナに幸せを!
更新ありがとうございます!
ポリアナの今までの悩みが、今回のトリーの言葉で光が差したように感じました。
ポリアナの悩みが実は伏線で、トリーの言葉を言わせるためのもの…みたいにも見えた。
トリーの為にも早く皇后になっちゃえ!
更新ありがとうございます。
ポリアナにとても心強い味方がまた増えましたね。
どんな道を選ぶのであれ、その結果がどうであれ、自分で選ぶ事がある意味幸せなのかもしれないですね。
トリーの損得ではなく、感情で自分の道を選んでいる所がとても好きです。