今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の234話 235話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は126話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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皇帝と女騎士 234話 235話 ネタバレ
前話のネタバレはこちら!
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234話
トリーが・・!トリーが家門のシーゼ侯爵を土壇場で裏切ってルクソス側についた・・?!
このアイスワインを、シーゼ侯爵の悪事の証拠品として提出したいと思います!!』
トリーはルクソスにそう叫んだ。
すると__
まず、大きな笑い声が聞こえてきた。
その後も様々な場所から笑い声が聞こえてきた。
「あるいは、すでに味わってしまったのでは?トリー様は今夜、少し飲み過ぎたのではないか?」
「おいおいおい…トリー様の使用人は何をしている?明らかに自分たちの姫様の面倒をよく見ていないではないか。どうしてこんなに酔わせてしまったのか。許されないぞ…。」
誰も信じてくれ・・ない・・?あるいはこの声たちもシーゼ侯爵の差し金の人たち(元老会)の声・・?
その言葉を聞いて、トリーの使用人たちは素早く動き出した。
シーケルはじっとしていたが、他の使用人たちは、まだ自分を抑えきれずに震えているトリーを取り囲んで抑えた。
トリーは使用人たちに押さえ付けられ、
あまりに自分が無力であることにショックと恐怖を感じていた。
しかし__
今まで黙っていたルクソスが、使用人たちにトリーから離れるように命じた。
ルクソスは「私は妻からもっと話を聞きたい」と言った。
『彼女を放せ。』と。
ルクソス・・・!!!
その皇帝の言葉を受けた使用人たちはためらいがちにトリーから離れていった。
トリーはどうしようもなく震えていて、テーブルに寄りかかってなんとか身体を支えていた。
一方そんなトリーを見ていたシーゼ侯爵は、落ち着いた様子だった。
・・・。
シーゼ侯爵は、ゆっくりとルクソスに向かって、
『殿下、おそらく私の孫娘は混乱しているのではないかと思います。孫娘はとても酔っていて、自分が夢を見ていると思っているに違いありません。先ほどの、孫娘の無礼をお詫びします。』
と言った。
違うだろ・・・!!(ゴゴゴゴゴ
『いいえ、私はあなたが間違っていると思う、侯爵。私は妻が全く酔っていないと感じる。仮にそう(酔っている)だとしても、私は彼女の話を最後まで聞きたいのだ。彼女の言っていることはとても興味深い。シーゼ侯爵、あなたも興味はないか?私の妻があなたのことを何と言っているのか、知りたくないか?』
ルクソスは両手を振って侯爵を静めた。
そして椅子から身を乗り出し、トリーの方を向いた。
『トリー、どうか続けてくれないか。』
__
__
宴会場はとても静かで冷たくなった。
貴族たちは会場の中で何が起こっているのかわからず混乱していた。
皇帝が妻をからかっているのか、それとも妻の告発を真剣に受け止めているのか。
判断がつかなかった。
ドキ…ドキ…!!
アイノは、マホガル卿に護衛をパーティー会場の中で少し動かすように指示した。
皆がトリーを見つめていた。
先ほどまで彼女を温かく見守っていたアクレアの貴族たちも、今は冷たく彼女を睨んでいる。トリーは彼らの視線から冷たさを感じていた。
歯がガタガタしてきたが、トリーは言葉を続けた。
『…この瓶には毒が入っています。』
!!!!!!!!!!!!
毒か・・・!!!!!!!!!
誰かが 『毒だと・・?どんな毒なんだ?』と質問を投げかけた。
『私には…わかりません。』
トリーの目は不安げに揺れていた。
彼女が答えた途端、貴族の何人かが大笑いし始めた。
トリーは、
『しかし…!このワインにどんな毒が入っているのかわかりませんが、間違いなく毒入りです!』と答えた。
『私の推測では、女性に害を与えるものではないかと思います。シーゼ侯爵から、このボトルをストラ様に渡すようにと言われました。彼は彼女を毒殺しようとしていたのです。このワインを調べれば、私が本当のことを言っていることがわかるでしょう!』
女性に害を・・与える・・?
即効性のものじゃないとするなら、不妊薬的な・・?胸糞すぎるでしょ・・。
人々はトリーの言葉を信じなかった。
ほとんどの人は、彼女が酔っていて馬鹿げたことを言っているだけだと思っていた。
シーゼ侯爵は冷静に「これは冤罪です」と言った。
彼はわざわざ説明することもなかった。
シーゼ侯爵はトリーをただ冷たく見ていた。
トーリーは必死になって
「私は本当のことを言っています、殿下!」と言った。
『このワインには毒が入っています。そうに決まっています。シーゼ侯爵からこのボトルを渡され、ストラ様に飲ませるように言われたのです…!!!』
シーゼ侯爵は顔をしかめてトリーに言った。
『トリー、やめるんだ。お前は私やここにいる皆に恥をかかせている。』
『いいえ!やめません!このボトルには毒が入っているのですから!
言ってるでしょ!?このワインは検査しなければならない!』
すると突然、
『トリー様!おやめください!!!』
とトリーの使用人が走ってきて、
その使用人は、まるで偶然のように、ボトルとグラスをテーブルから押し出してしまった。
うわ・・・!!
絶対わざとでしょこんなん・・
貴重なワインが床にこぼれてしまったのだ。
ポリアナは唇を噛み締めてその光景を見ていた。
ポリアナは男たちに気を取られていて、トリーの後ろに集まっていた使用人たちを見ようとは思わなかった。
ワインをこぼした使用人は、床にひざまずいた。
使用人の彼女は頭を下げたので、髪の毛が床の上のワインで濡れてしまった。
『殿下、私の無礼をお許しください、私はもう見ているだけではいてもたってもいられず…!このボトルに毒が入っていたのは事実ですが、それをやったのはシーゼ侯爵ではありません。トリー様です!毒を盛ったのは彼女なのです!今まで何も言えなかったのは、トリー様に忠誠を誓いたかったからです。私が彼女のためにできる最後のことは、このワインをこぼして殿下、あなたがご自分でこのワインを試せないようにすることでした。もし殿下が試されてしまったら…トリー様がどんな恐ろしい毒を入れたのかがおわかりでしょう…。』
最悪だ・・。
トリーは目を閉じた。
震えが少し和らいだかと思うと、突然、笑い出した。
・・・えっ・・。
この状況で笑うトリーを見て、ポリアナは衝撃を受けた。
トリーの笑顔はもはや諦めの笑顔だった。
トリーは使用人に「あなたは私に忠誠を誓っていると思っていました」と言った。
『いいえお嬢様…!あなたは、ワインに毒を入れるべきではありませんでした…!』
入れてないだろが・・!!
その使用人が泣き出すと、他の使用人も駆け出してきて皇帝の前に跪いた。
彼らは皇帝に向かって、
『殿下! トリー様は、想像妊娠の事件以来、ストラ様に嫉妬しています。レベッカ様がご懐妊されてから、トリー様の嫉妬はさらにひどくなり、私たち使用人もその怒りの対象となりました。最近、ストラ様が妊娠したという噂が流れていますが、そのためにトリー様はストラ様を毒殺しようとしたのです。トリー様は愚かな女性です! 彼女を罰してください…!』
『そうです、殿下、彼女を罰してください!』
んだよこれ・・・
シーケル以外のトリーの使用人たちは、皇帝の前に跪き、自分の主人を罰してほしいと懇願したのだ。シーケルは立ったまま、幽霊のように青白い顔をしていた。女官部屋の緊張感はこのことを意味していた。使用人や侍女たちはトリーを裏切ろうとしていたのだ。
トリーは目を閉じたままだった。
彼女の使用人はかつて幼馴染だった。
彼らはアクレアで一緒に育ったが、今ではトリーはひとりぼっちだった。
トリーは、その日から自分が狂女と呼ばれるようになることを想像せずにはいられなかった。
彼女は今夜を最後にひっそりと姿を消すだろう。
・・・胸糞が・・すぎん・・・?
__
__
235話
実際トリーは、ストラにアイスワインを飲ませればよかったのだ。
ストラがワインを飲んですぐに死んでしまったら、シーゼ侯爵が犯人であることがあまりにも明白になってしまうので、トリーは自身でもボトルの中の毒は致死量ではないと疑っていた。
おそらく、特に女性に悪く影響する微量なものか、
他の食べ物と組み合わせて病気を誘発するようなものだったのだろう。
トリーは自分が非難されることはないとわかっていたが、それでもストラを傷つけたくはなかった。ストラは優しすぎるし、レベッカは不思議なところもあるが、正直で純粋だった。
トリーはこの際、ストラを守るためなら自分が気違いの妻と呼ばれて処刑されても構わないと思っていた。
嘘でしょ・・、、
ストラが無事でいてくれることだけを願っていた。
トリーはストラにシーゼが盛った毒でなんて死んで欲しくはなかったのだ。
おいおいおいおい!!まじかまじかまじか・・・泣!!
これはストラのためであり、自分自身のためでもある。
だからこそ、彼女はこの戦いを一人で始めることにしたのだ。
トリーはまだ諦めてはいなかった。
えっ・・。
__
__
トリーは考えていたプランBを実行することにして、皇帝にこう言った。
『私は女の嫉妬心に目がくらんだ愚かな女です。
私はシーゼ侯爵への借りを不当な非難で返しました。シーゼ侯爵は確かに無実かもしれません。』
へ・・・?
彼女の突然の口調の変化に、人々は息を呑んだ。
ルクソスはがっかりするどころか、緊張していた。
彼は何か大きなことが起ころうとしていることを本能的に感じていた。
先延ばしにしてきた蛇狩り…それは親蛇が育てた子蛇によって始まろうとしていた。
まさに・・。
トリーは続けて、
『ワインに毒を入れたことについて、シーゼ侯爵が無実であることは事実かもしれません。しかし、シーズ侯爵について報告したいのは、他にもございます。侯爵は非常に長い間、違法に個人的な軍隊(私兵隊)を育てていました。また、貴族に許可されている法定限度の3倍のワインボトルを販売しています。これらの販売の少なくとも90%は税金の支払いを避けるために現金で行われており、シーゼ侯爵は過去数十年にわたってこれを行ってきました。彼が逃れた税金の額は、殿下の想像を超えるものに違いないと思います。』
バード男爵は、「トリー!!!」と叫んだ。
『本当に気が狂ってしまったのか!?何を言っているんだ?!!!!』
トリーは貴族の方を向いてから、はっきりとした声で続けた。
『…バード男爵は、グリーンベルトとされる土地を不法に所有し、使用しています。また、政府から貧しい人たちに与えられていた小麦を盗み、他の王国に不法に売っていました。また、王室の軍需品からも盗んでいます。』
『な、何…!?どうしてそれを……!?』
トリーは迷うことなく続けた。
彼女は、その場にいたアクレアの貴族たちがそれぞれ行った秘密の犯罪を述べた。
怒鳴られたら、必ずその人の罪を述べた。
彼女はそれぞれの犯罪の正確な日付と具体的な内容を完璧に覚えていた。
すげぇ・・。
脱税、反逆、などなど……
ルクソスがすでに知っているものもあれば、初耳のものもあった。
そしてついに、ルクソスは笑い出した。彼の妻は実に聡明な女性だった。
彼女がアクレアでの生活の中で見たであろう小さなことや大きなこと……彼女はそれらすべてに何らかの意味を持たせ、記憶したに違いない。
知っていることをすべて述べた後、トリーはこう付け加えた。
『それゆえ、殿下。私はこれらの重要な犯罪に基づいて、シーゼ侯爵、および他の貴族たちを告発します。』
うおおおおおかっけえええええ!!!!!
__
__
アクレアの貴族たちは怒りをもって抗議した。
彼らは悲鳴を上げ、トリーを睨みつけた。
騒動は、皇帝が剣を抜き、鞘を床に激しく投げつけるまで続いた。
『静かにしろ!!!皇帝である私の前にいることを忘れたのか?』
しかし、貴族たちの懇願は止まらなかった。
『殿下!彼女の言葉を聞いたでしょう?彼女は明らかに狂っている!』
『彼女こそすぐに引きずり出して罰を与えるべきです… …殿下!』
その言葉全てを制し、ルクソスは彼女に向かって、
『トリー、君の言っていることは本当か?』尋ねた。
『はい、殿下。もちろんです。』
『彼女は狂っている!殿下、彼女の言葉を信じてはいけません!。』
『妻だからといって 騙されてはいけません 殿下!』
貴族たちはなおも喚いた。
ルクソスは毅然とした態度で「もういい!」と言った。
『いい加減にしろ!』とルクソスは毅然とした態度で貴族たちに言った。
トリーの話を今ここでもっと聞かなければならないのだ。
今のところ確かにトリーの狂言の可能性もあるからね。(まぁないけど。
『ではトリー、君の主張を裏付ける証拠や目撃者はいるのか?』
『私の証拠はここにいる貴族たちです』
『それだけでは不十分だな…』
『では・・・他にも証拠を持っています。』
貴族たちは叫んだ。
『あぁ!その通りだ!今すぐここに持ってこい! 見せてみろ!!』
と。
まじコイツらがクソすぎるだろ・・。
貴族たちが幸いにもトリーに食べ物や皿を投げつけなかったのは、アイノが手配した衛兵が周りにいたからだ。
彼らは明らかに彼女を殺そうとしており、トリーは恐怖でたじろいだ。
しかし、トーリーは逃げなかった。
__
__
『証拠はありますが、ここにはありません』
と発表し、続けた。
『シーゼ侯爵の主城の第二書庫の中には、黒い木でできた机があります。その机には4つの引き出しがあり、それぞれに鍵穴がついていて、鍵を正しい順番で入れないと開きません。内部には3つのロックシステムがあり、引き出しが正しく開かない場合は、内部に秘密の廃棄システムがあり、引き出しの中の証拠品が破棄されるようになっています。殿下、証拠品はこの机の中にあります。』
ベンティエ卿はショックで息を呑んだ。
この机の存在は知っていたが、秘密の引き出しの存在は知らなかったのである。
トリーはどうやってこのことを知ったのだろうか。
ベンティエ卿がその答えを理解するのに時間はかからなかった。
元老会たちがシーゼ侯爵に会った応接室…ベンティエ卿が入ることを許されない部屋…トーリーはお茶やお菓子を出すためによく入っていた。
無知だと思っていたが、実はトリーは何でも覚えていたのだ。
その瞬間に、か・・・
ベンティエ卿はトリーが聡明であることを知っていたが、彼女を信用していなかった。
それは、彼女が幼い頃からシーゼ侯爵に育てられたからである。
そう、トリーは侯爵に従順になるように育てられていた。
ルクソスもトリーが非常に賢いことを知っていたが、その点もあり、彼女を過小評価するというミスを犯してしまった。
もし、ベンティエ卿のようにトーリーを(宰相などに)採用していたら……もっといい結果になっていただろう。
またルクソスがもっと早くトリーを信じれれば、
トリーは一人でこの孤独な戦いをしなくても済んだのだ。
彼女にとってこの瞬間がどれほど怖いかは想像に難くない。
その時、シーゼ侯爵が前に出た__
きたわね・・
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皇帝と女騎士 234話 235話 感想・考察
まず前半のめちゃくちゃな胸糞展開・・
シーゼから渡されたワインにはトリーの見立てでは、毒が入っていました。
遅効性の毒か、不妊作用のあるような毒、みたいだね。。まずここが胸糞。
そして、そのことを告発したときのトリーの実の侍女を含む周りの反応・・。
なんなのよこれ・・トリーの周りはやっぱり最初からシーゼに送り込まれた使用人ばっかりだったってことね・・!シーケル以外の全員が、自分の仕えた”お嬢様のことを罰してほしい”って・・”愚か”だって・・よくそんなことを・・。
そして、証拠のワインも床に落とされ粉々に砕け散りました。
それもあってトリーは作戦を変更して、不正を行っている周りの全貴族の告発に移ります。
このシーン震えるほどかっこ良すぎんか・・・??
トリー、たったひとりで、何も持たずに命懸けで・・。ストラを救うためってそんなことできるか普通・・!?
シーゼもラストシーンでついに一歩前へ出て、怒涛の告発展開になってきました・・!!
次回も気になります・・・!
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次回第236話ネタバレはこちらから
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