今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の202話 203話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は110話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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皇帝と女騎士 202話 203話 ネタバレ
前話のネタバレはこちら!
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202話
暗い自分の部屋でひとり自暴自棄になりうなだれていたルクソス。そこにポリアナがきて…ルクソスを抱きしめて…
これは確かにチャンスだったが、ルクソスはよく知っていた。
妻の死を利用して愛する女性をたぶらかすのは間違っている。
ルクソスはそんな考えを一瞬でも抱いてしまった自分自身を憎んだ。
ルクソスはポリアナを押し退けた。
そしてボトルに残っていたものを一気に口に流し込んだ。
・・・。そうだよね。
さすがルクソスだ・・。
涙の代わりに透明な酒が頬を伝った。
ルクソスはポリアナに
『出て行け、今はそなたの顔を見たくないのだ』
と厳しく言った。
ルクソスの拒絶にポリアナは顔を苦悶の表情に歪めた。
ポリアナが傷ついているのを見ると、
ルクソスの心も痛んだが、どうすることもできなかった。
ルクソスには自分のための時間が必要だった。
そんな彼の前にポリアナが現れた。
辛うじて正気を保っていたルクソスだったが、
彼女を目の前にして、それどころではなくなってしまった。
ルクソスは欲深い男だった。
だからこそ、全大陸を統一することを夢見たのである。
ルクソスはまた、愛情深い男だった。
だからこそ、ポリアナに愛の告白をしなかったのである。
彼女がこれ以上この部屋にいれば、
ルクソスは自分の気持ちを彼女に伝えることになるだろうと思っていた。
彼女を自分のものにすることを強要することになるだろう。
ルクソスは、彼女の前で正気を保つ忍耐力がなかった。
しかし目の前には部屋を出ようとしないポリアナ。
そこでルクソスは彼女に向かって
『出て行け、ウィンター!』
と叫んだ__
__
__
ルクソスはアクレアを愛していた。
その厳しい寒さも含めて、すべてを愛していた。
たとえ彼らが冬に大いに苦しんでいたとしても。苦い季節をアクレアの彼らは誇りに思っていた。
冬は、真のアクレア人の象徴であった。彼らは、何世代にもわたってこのような厳しい気候を生き延びることができたことを誇りに思っていた。
だからこそ彼らは自分たちが大陸の他の地域よりも優れていると信じていた。
冬が厳しければ厳しいほど、アクレアは強くなっていった。
厳しい冬を乗り越えてアクレア人は強くなっていった。厳しい冬を乗り越えられる自分たちが誇りだった。
ポリアナ・ウィンターは、ルクソスがつけた名前で、皇帝にとっての”冬”だった。
彼女はルクソスの愛であると同時に全ての物事の動機でもあり、ルクソスを動かせるのは彼女だけだった。
ルクソスはポリアナ・ウィンターを愛し、愛しているからこそ、最大の絶望と葛藤を感じていたのだ。
そしてポリアナ・ウィンターは、彼の最大の誇りでもあった。
ルクソスはポリアナに懇願した。
ここから出て行ってくれと頼んだ。
彼女にとっては命令のように聞こえたかもしれないが、そんなことはどうでもいい。
今の自分にはこれが精一杯だった。
『今は…一人になりたいんだ。
こんな姿を見られたくない…。どうか帰ってくれないか…。』
ルクソス・・・。
ポリアナは歯を食いしばっていた。
ルクソスは、彼女を怒らせた自分を殴りたくなった。
本当はポリアナの顔を撫でて歯の食いしばりを解いてもらいたいと思ったが、彼女に触れればルクソスは自分を止めることができないだろうと思っていた。
今、彼女を奪ってしまえば、
二度と本当の幸せになれないことを、ルクソスは知っていた。
__
一方、ポリアナは、ルクソスが何を必要としているのか気づかなかった自分に腹を立てていた。
また、ルクソスにとっての自分の重要性を過大評価していたことが恥ずかしくなった。
ポリアナは部屋のドアをつかんで
ルクソスとは逆の方向に振り向き、急いで部屋から出て行った。
ルクソスの部屋出た途端、彼女は自分の頬を叩いた。
ルクソスは妻を失ったばかりなのだ。
実際のところ、ルクソスがいなければ、ポリアナはレベッカと全く出会うことはなかっただろう。悲しんでいるのはルクソスの方であることは明らかなのに、自分はお互いに気持ちを支え合えると考えるほど愚かだったのだ。
いつから自分は、君主よりも君主のことをよく知っていると思うようになったのだろう。
ルクソスの命令に反して、ポリアナは彼の二人の妻をナナバに残し、ヤパに戻っていった。ルクソスはポリアナに妻たちを守るように命じたが、ポリアナはそれに従わなかった。
でもポリアナも良かれと思って、心からルクソスを心配してたからこその行動だもんね・・責められんよ・・。
チャイルは、ルクソスが今夜は誰も部屋に入れたくないと言っていることをポリアナに伝えたが、彼女は自分がルクソスのことをよく知っていると思い、ルクソスの命令に逆らって入った。
青ざめた顔でルクソスの部屋から出てきたポリアナを見たチャイルは、ショックを受けた。
彼は、『侯爵様…!…大丈夫ですか?』 と尋ねた。
でも結果的にチャイルの言った通りになってしまった・・
『私は大きな過ちを犯しました。
皇帝陛下に失礼なことをしてしまったので、自分の行ったことを戒めにいかなければなりません。』
アイノ卿が、チャイルの隣に立っており、手にはワインのボトルを持っていた。
彼が外で待っていたのは、
ポリアナがルクソスと一緒に部屋にいるとチャイルから聞いたからである。
ポリアナはこれ以上ないほど恥ずかしい思いをした。
いつから自分がアイノと同じレベルにあると思っていたのだろうか。
アイノは、相変わらず顔色の悪いポリアナを見て、深くため息をついた。
ワインボトルをチャイルに渡すと、ポリアナの肩に手を置いた。
『ポリアナ卿。二人だけでお話ししませんか?』
『…今、中に入って殿下にお会いする必要はないのですか?』
『あぁ、大丈夫だ。
殿下が今必要としているのは、ワインではなく、考える時間、なのだから。』
アイノ・・。
正解、よくわかってるね・・。
ルクソスの部屋から出てきたポリアナは打ちひしがれたような顔をしており、その表情はアイノ自身を大いに悩ませていた。
自分(アイノ自身)の恋愛に問題があるというのに、
ルクソスの恋愛を解決しなければならないなんて。
そうか、アイノはルクソスの部屋でポリアナとルクソスに何があったか分からないんだもんね。
彼はポリアナに向かって、
『で…?(部屋で)何があったのだ?』
と尋ねた__
__
__
203話
ポリアナは答えようと口を開いたが、アイノはポリアナの答えを待たなかった。
アイノは彼女に、
『殿下はお前に怒ったのか?もしそうなら、動揺しなくていい。アイツは酔っぱらっているだけだから。それとも、殿下にベッドに連れて行かれたか?もしそうなら、それもアイツが酔っていただけだから、あまり深く考えなくていい。』
ポリアナは顔を下げた。涙を抑えるのが難しくなってきた。
『…私、私のせいなのだ。あの日、清めの儀式をしているときに、あなたを見つけなければ… 大丈夫だったのに。あなたを見つけたからこそ、すべてを台無しにしてしまったのです。だからレベッカ様は…』
…!!
ポリアナはあの清めの儀式(アイノの立ちション)を止めたことが原因だって思ってたの・・・そんなはずないでしょ・・?でも気が動転してるんだろうな・・。
ここで、普通の人の気持ちがわかる人ならポリアナを慰めようとするだろうが、アイノは決してそういう人ではなかった。
思わず「バカヤロウが」と彼女の腹を殴ってしまった。
すぐに後悔したが、もう遅かった。
ポリアナは”うぐっ”と息を呑んで地面に膝をついた。
いや、アイノらしいけど・・おい・・!笑
アイノは、彼女を殴ることが今のところ賢明な行動ではないことを知っていたが、申し訳ないとは思わなかった。ポリアナの言っていることは馬鹿げていて、それは明らかにアイノの顔に表れていた。ポリアナはアイノの表情を見て、彼の言うとおりだと思い、うなずいた
自分の言っていることは確かに馬鹿げている。
しかし、ポリアナは立ち上がるや否や、アイノのすねを蹴ろうとした。
笑
アイノは簡単にその攻撃をかわし、再び拳を振り上げた。
ポリアナはすぐにアイノに謝った、
『ごめんなさい。ごめんなさい、言い間違い…だった。』
・・・笑。
一方でアイノはそんなポリアナの様子を見て、そう考えていた。
ポリアナはルクソスが愛した女性だが、二人の間がうまくいくとは思えなかった。
アイノは怒って眉をひそめた後、深呼吸をして落ち着いた。
恋人同士にならなくても、
せめて二人の関係が悪化しないように努力すべきだろう、と論理的に考えた。
アイノはポリアナに、
『殿下はきっと、お前に弱みを見せたくなかったのだろう。』
と言った。
自分の妻が死んで赤ん坊のように泣く姿を、愛する女性に見せたいと思う男はいないだろう。
アイノにとって、ルクソスは良き友であり、守るべき皇帝だった。
ポリアナにとって、ルクソスは最も偉大な皇帝であり、自分が仕える君主だった。
おそらく皇帝は、今夜のこのような姿を誰にも見せたくないと思っていただろう。
アイノはポリアナに 『お前も殿下も感情的になりすぎだ』と言った。
それでも黙ってるポリアナ。
アイノは、このままではどうにもならないことを悟り、「また明日」とつぶやいた。
そして、足早に立ち去っていった。
__
ポリアナは、それから何も言わずに誰にも話しかけずに馬を置いた場所に戻っていった。
城に入った時と同じように、重要人物だけが入れる横の扉から出た。
彼女は一人になるのが嫌だった。
酔いたい気持ちはあるが、飲みたくない気持ちもある。
彼女は、空っぽになった自分の家以外の場所を考えてみた。
ハウやドナウがここにいれば、彼らのところに行っただろうが、残念ながら彼らはもうヤパにはいない。
レベッカを訪ねることも、もうできない。
親しい衛兵のほとんどが勤務中であることを知っていたので、彼らを訪ねることもできなかった。他の衛兵は、家で家族と過ごしているだろうから、真夜中に彼らの邪魔をするわけにはいかない。
ポリアナは、自分の周りには良い社交界ができたと思っていたが、実際には誰もいなかった。この夜、彼女が訪ねていって一緒に酒を飲める人はいなかった。
ルクソスに拒絶されたときには泣かなかったが、
今は、涙が抑えきれずに流れ落ちてしまいそうだった。
ポリアナは勢いよく顔をこすりながら、
『あぁ、子犬でも受け入れておけばよかった』
と悲しげに願った。
彼女は(ここまでの)自分の決断を後悔していた。
妻たちを置いてルクソスの命令に逆らってヤパに来たこと、チャイルに止められたけどルクソスの部屋に入ってしまったこと。あるいはもっと前の清めの儀式を邪魔してしまったこと、かもしれないね・・。
彼女はとても寂しかったのだ。
誰か、あるいは犬でもいいから、
今晩の相手をしてくれる人がいればいいのに、とポリアナはひとり、思った__
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皇帝と女騎士 202話 203話 感想・考察
ルクソスの寝室に駆けつけたポリアナ。
ルクソスはポリアナと2人だけの状況で、
一度は想いを伝えようと思い立ちましたが、ポリアナを追い返します。
ルクソスとしては、こんな状況を利用してポリアナに想いを伝えるなんて(人としても)あり得ない、って考えた。でもポリアナの解釈は違ってたよね・・。
ポリアナはルクソスの厳しい態度を見て、
自分はなんて浅はかな考えで皇帝に近づいてしまったのか、と考え直します。
ポリアナは傷心中のルクソスを”自分なんか”が励ませるとでも考えていたのか?って自己嫌悪になってしまった。でも、実際はポリアナはルクソスを励ますことができた。ルクソスは自分がふしだらな考えを持っちゃうから仕方なく追い返しただけで・・。
ここでまた2人の距離が離れていってしまいそうですね・・。
結果的に部屋に入るのを止めたチャイルやアイノが正しい、ってポリアナも思っちゃってるだろうしね・・。ルクソスもポリアナも時間が必要かもしれないね・・。
次回も気になります・・!
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次回第204話ネタバレはこちらから
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