今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の160話161話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は90話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
またhaluの解釈が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作も合わせてお読みくださいませ!
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皇帝と女騎士 160話 161話 ネタバレ
…の前の管理人のつぶやき…
「皇帝と女騎士」の原作小説版も面白くて、読んでいるのだけれど、再婚承認や他のタイトルの小説版よりも、起こる事件・物事や性に対しての状況描写が激しすぎて…!
原作160話ではシーケルがアイノのアイノを手で握り潰して評価する話が…\( ‘ω’)/笑
コレ…漫画版では描かれないだろうなぁ…///
— ハッピー☆マンガ道場管理人halu (@happymangado) May 11, 2021
前話のネタバレはこちら!
↓↓↓
160話
犬猿の仲(?)のアイノとシーケルのその後、だね。
『彼の股間をギュッとつかんで笑ってこう言ってください。
”私には小さすぎる”』
シーケルは自分の手をじっと見て、
『彼の・・・大きかった。』と囁いた。
『ああぁ…. 大き…かった…のですね…』
!!!!笑
なんだこの会話は!!笑(絶対漫画では描かれないわよね・・笑
シーケルには2人の兄と1人の弟がいたから、アレの平均的な大きさはよく知っていた。
また、アクレアではサウナが特に人気で、男性たちは屋外のサウナでしばらく過ごした後、裸で家に帰ることが多かった。そのためシーケルは自分の兄弟の友達などの裸をよく見ていたので、アイノのそれがよくわかったのである。
アイノのアイノ、デカい 笑。
ポリアナに教えてもらった最後の手段がうまくいかなかったため、シーケルはアイノ卿を避けることに専念した。家にも帰らず、侍女の部屋で寝食を共にしていた。
アイノ卿はシーケルの兄弟の上司でもあるので、
アイノが家にやってくる可能性もあったからだ。
この時、ポリアナは、
アイノ卿が本当にシーケルに恋愛的な意味で興味を持っているのではないかと思った。
一方のシーケルはアイノの自分に対する言動は興味なんてものではなく、既にそれ以上だと確信していた。
・・・!!
ってことはアイノは・・!!
シーケルは、二人が初めて会ったときは、とても気まずかったとポリアナに説明した。
しかし、次に二人きりになったとき、
アイノはシーケルにいきなりキスしたのだ。
は!!!!!!?????え?????!!!!!
その日以来、機会があるたびに、アイノはシーケルに言い寄っていた。
不意に抱きしめたり、壁に押し付けたりして、体で彼女を逃さないようにもした。
アイノ壁ドン。笑
アイノはシーケルの評判を落とすようなことを何度もしたが、
アイノは彼女に興味があると公言するだけで求婚まではしてこなかった。
シーケルは、そんなアイノを見て、
彼がこのような行動をとる理由は一つしか思いつかなかった。
シーケルは自身、絶対に結婚しないと誓った独身女性だった。
また、シーケルはアイノの部下の妹でもあり、
つまりアイノは彼女の家族全員よりも地位が高かった。
だから、シーケルは、アイノが自分を利用しようとしていると考えた。
なるほどね・・。真相はどうなんだろう。
__
__
一方のポリアナは…
アイノ卿が奮闘する姿は、ポリアナにとっても楽しいものだった。
彼が誰かに求婚したことがないのは明らかで、ポリアナは彼を助けるつもりはなかった。
笑
仮にアイノが純粋にシーケルを愛していたとしても、その愛情を彼女に無理やり押し付けようとするのは、間違っている。
それに、もし彼が誠実であるならば、
公然の場で彼女に結婚の申し出をするべきだと思っていた。
さぁ、この2人どうなるだろうね・・!笑
__
アクレア_ヤパ城__
一方アクレアでは清めの儀式が始まります。
準備が整うと、ルクソスは選ばれた男たちに開始の合図を出した。
若者たちは、酒の入った大きな瓶を背負い、木の柄杓を使って城壁に酒をかけた。
今日中に城壁の隅々まで酒をかけなければならないので、大変な作業だった。
男たちは日没前に作業を終えた。
彼らが戻ってくると、ルクソスは彼らの労をねぎらい、一人一人に酒をふるまった。
それも彼らのために最高のワインを持ってきた。
最初に杯を受け取ったのはアイノ卿だった。
彼はすぐに杯を空けてしまったが、ルクソスは彼に
『イノにはとても幸運な年になるだろう』と言った。
30代で未婚だからね、意味深。笑
『私の幸運はすべてあなたのものです、殿下。私の幸運はすべて殿下のものです。殿下と王国が成功する年になることをお祈りします。』
アイノはいつものようにルクソスに敬意を捧げ、そう答えた。
これで清めの儀式は終わった。
その後、ルクソスは皆の幸運と健康を祈り、城内で祝宴が始まった。
人々は夜遅くまで酒を飲み、皇帝と王国のために良い年になるように祈った。
宴会で最も注目されたのは、トリー夫人だった。
大陸全体が一つになったとはいえ、
ルクソスがアクレアの出身であるという事実を忘れる者はいなかった。
そのため、その夜の宴はアクレア風に用意された。
宴の場の誰もが、トリーが妊娠したらすぐに皇后になると信じていた。
皇帝の子を身ごもるのであれば、男の子でも女の子でもよかったのである。
ストラとレベッカはトリーを心からの誠意で援助していた。
多くの人が予想していたような、妻たちの間の権力争いはなかった。
祝宴には多くの人が参加していた。
公式な宴会ではないので、正式な招待状はなく、参加希望者は誰でも入ってくることができた。
トリーは正式な城の女主人として、来賓者に挨拶することになっていたが、彼女は一人しかいなかった。
そのため、レベッカとストラも責任を分担して、トリーの代わりも務めていた。
そのため、
ポリアナは女性たちの安全を確保するために常に歩き回らなければならなかった。
『侯爵様、一晩中立ちっぱなしでいる必要はありません。
座って休んでいてください、私たちは大丈夫ですから。』
『いえ、これが私の仕事です。』
そう言ってポリアナは警護のため辺りを歩き回り、最後にトリーが座っているところに戻ってきた。
トリーは大きなテーブルで接待していたが、
そこにはアクレアの重要な貴族たちがほとんど集まっていた。
周りを見渡していると、ふと、柱の陰に隠れて、
アクレアのグループに加われずにいる見覚えのある人物を見つけたのである。
ポリアナを異常に慕っている医者の若者だよね。
彼もアクレア出身で、名門貴族の家に属していた。
医者という立派な職業に就いているのだから、アクレアの貴族たちが集うテーブルに入れないわけがないはずだ。
それなのに、彼は立ったままためらいがちにテーブルを見ていた。
__
__
161話
フラウ・スネークは、柱の後ろに回り込んで、悲しそうな顔をしていた。
彼は宴席をただ眺めていた。
ポリアナは、彼がパーティーに参加するのをためらっているように見える理由がわからなかった。
そこでトリー夫人に
『ここにはスネーク家の人間がかなりいるはずなのに、なぜ彼はあそこに隠れているんですかね?』
と聞いてみた。
知らない人と一緒にいるのが気まずいなら、自分の家族と一緒に座っていればいいのだ。三十歳を過ぎた男が、柱の陰に隠れてあんなに情けない顔をしている理由はないはずだ。
トリーは同情的な目で彼を見て、
『家族のメンバーを避けようとしているからでしょう』と答えた。
『彼は家族から追い出されたのです。』
と。
トリーによると、
スネーク家は五男で、4人の兄はみな無事に騎士になったが、フラウはなれなかった。それは才能がなかったからなのか、それとも努力が足りなかったからなのか。
とにかく、そのことで、亡くなった父・スネーク男爵の怒りを買い、フラウは家族から追い出されてしまったのだ。フラウは生活のために、王室の医師であるレディカル男爵の弟子になることになったのだという。
フラウが騎士になることを諦めたために、家族が騎士になるためにあらゆる努力をしたにもかかわらず、フラウは彼を知るすべての人から尊敬されなくなってしまった。
彼はまともな医者だったが、そんなことはどうでもいい。
騎士になれば、もっと理解してもらえただろう。
アクレアでは、フラウの評判は永久に落ちてしまった。
アクレアはずっと戦ってきた国だったから騎士になることこそ、男の勲章だったんだね。
トリーはポリアナに「だから彼はまだ結婚していないみたいなのです」と言った。
家を追い出されていなければ、フラウは今頃結婚していただろう。裕福な平民や下級貴族は、喜んで娘を差し出していただろう。しかし、フラウには何もなかった。家名もなく、人脈もない。
フラウ・・。
ポリアナは彼に同情した。
トリーが言ったように、彼はいい男に見えた。
ポリアナが特に感心したのは、すべての医師がレベッカを見舞いに行っていたとき、フラウがストラを訪ねてきて、大丈夫かどうか確認したことだ。
他の医師たちは、ストラがいつも病気だったのであまり気にしてなかったのだが、フラウはとても気にかけているようで、彼は自分の仕事に真剣に取り組んでいた。
なぜかポリアナは彼に親近感を覚えた。
ちょちょっちょポリアナさん、これ…え?
…これ…え?!!ルクソスは????!!!!
__
__
夜が深まってくると、ポリアナは護衛たちに後を任せた。
彼女は何かを探しにヤパ城を出た。
・・?なに?ポリアナどうした・・?
あまりにも時間が経っているので、見つけられる自信はなかったが、それでもポリアナはやってみたかった。
彼女は馬に乗ってゆっくりと城壁の周りを回った。
暗くて…そして彼女は一人だった。
『今夜、幽霊を見ても驚かないからな。』
ポリアナは10年以上も戦争に明け暮れていたのに、これまで一度も幽霊を見たことがなかったのだ。以前は信じていなかったが、北の男たちと長い時間を過ごしたことで、ポリアナはもしかしたら幽霊が存在する可能性があるのではないかと考えた。
え??幽霊探ししてるの?
わたし、てっきりフラウかルクソスかと・・笑
すると突然、自分の前に動く影が見えた。
『…!!
誰かいるのか?』
えっ・・?
『あああああああ!!!!!』
ポリアナは彼の声に気づいた。顔を見なくても誰だかわかった。
???
アイノ卿だった。
アイノは城壁に向かって小便をしていたが、ポリアナを見つけると彼女を睨みつけた。
アイノ立ちション中。(なんか今話のアイノのイメージ散々ね。笑
ポリアナはつぶやいた。
『城にはトイレがたくさんあるのに、
どうしてこんなところでしてるんだよ、気持ち悪い。』
『ポリアナ侯爵、お前はすべてを台無しにした…』
『は?何を言っているんだ…?
…!!もしかして……?』
アイノ卿は真剣にうなずき、ポリアナは息をのんだ。
『本気で言っているのか?お前はどれだけ迷信が好きなんだ。
…じゃあ、本当にやったのか。』
『陛下の命令だ。』
あー、そういうことか。
元々の儀式※前話参照は”未婚の男性の尿”が必要だったんだよね。というか、そしたらルクソスが呪いを実際恐れてたのか・・笑
城の外壁に秘密裏に尿をかけるように命じられた未婚の男性は、他にも二人いたらしい。アイノ卿は、ポリアナに見つかったということは、これはうまくいかないということだと考えた。ポリアナはイライラしていたが、彼には勝てないと思い、殴るのを止めた。
アイノ卿がポリアナに尋ねた。
『なぜ、お前は宴会に参加しない?』
『あなたには関係ありません。』
答えようとしないポリアナに、アイノ卿は冷たく言い放った。
『殿下はすでにビクパ姫の墓参りをされたぞ。』
『…』
これで、ポリアナは墓を探さなくてもよくなった。
あ・・。
ポリアナ、幽霊探しをしにきたんじゃなくて…
彼女は改めてルクソスに感心した。
その後ポリアナは馬に乗って
『それにしても、私に見つかったのはあなたのせいだ』とアイノにつぶやいた。
アイノ卿は笑いながら『人のせいにするのが好きだな』と答えた。
すると、ポリアナはアイノにこう言った。
『…今年はあなたに私の恋の運をくれてやる。
私よりもあなたの方が必要だと思うから』
アイノ卿は、いらないと言おうと思ったが、気が変わった。
ポリアナは、王国一の男の愛を手に入れたのだから、もはや彼女の言う恋愛運とやらは必要ないに決まっている。
そう思ったアイノは、『そうか、じゃあ来年の恋愛運まで俺にくれないか』と答えた。
『あぁ、いいだろう。もう全部くれてやる』
ポリアナは自分があまり恋愛運がないことを知っていたし、これからもないだろうと思っていた。
だから、アイノ卿が全部持っていっても構わないだろう?どうせ彼には効き目がないのだから__
おおお?なんだこのちょっとワクワクする展開は・・!
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皇帝と女騎士 160話 161話 感想・考察
今話は前回のシリアスな話と比べて恋愛要素多めのわたし得な話になっていました。
まず序盤のシーケルとアイノの馴れ初めの続き・・
シーケルがアイノのアイノを握り潰したのには笑ったわ笑 でもアイノもそんなのにへこたれず、むしろ積極的にシーケルにアタック掛けていたとは知らんかった・・笑
話の焦点はアイノが本気なのかどうか、ですね。
ただ、シーケルと寝たいからちょっかいを掛けてるなら最悪ですが、なんとなく不器用なアイノだからこそそういうアプローチになっている気がしなくもないのです。
そして、中盤ではフラウ・スネークが独身だという話がポリアナに伝わります。
なんかポリアナさんフラウの良いところ探してて、まんざらじゃない気もしたんだけど…?気のせい・・?
ラストの立ちション中のアイノとポリアナがばったり出会うところでは、
アイノはポリアナの恋愛運を全て欲しい、って話してましたね。
これが次回以降のシーケルへのフラグになるのか・・?ポリアナはまさにそのシーケルとの恋愛が上手くいかないよう願ってたけどね・・笑
次回も気になります・・!
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