今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の148話149話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は84話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
またhaluの解釈が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作も合わせてお読みくださいませ!
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皇帝と女騎士 148話 149話 ネタバレ
前話のネタバレはこちら!
↓↓↓
148話
ステラの妊娠が想像妊娠だったところからだね・・
ポリアナはストラの想像妊娠を聞いてがっかりしていましたが、
それはルクソスも同じでした。
ポリアナはひとり、
『私も赤ちゃんを楽しみにしていたのにな… 』とつぶやきました。
すると近くにいたチャイルが、
『これから忙しくなりそうですね、ウィンター侯爵。』 と声をかけてきます。
・・・??
『ん、どうしてだ?』
ポリアナはそのままチャイルに尋ね返します。
『3人の女性は皆、妊娠したくてたまらないのですよ、侯爵。
一人は自分が妊娠しているところを想像するほど必死になっていたってことですから。今に、側室部屋では怖い権力闘争が繰り広げられるでしょう。一人の夫に三人の妻!?皇室が血の海になってしまう・・!』
なんかチャイルいきなりキャラ変わったわね・・笑
でもルクソスの3人の妻たちはみんな仲良しだからそんなこと起こらなそうだけど・・
結局、このチャイルの話は、彼が普段から愛読しているフィクション小説の影響を多分に受けたものだとわかりますが、ポリアナはその話を聞いてからというもの、なんだか落ち着きませんでした。
・・まぁ、でも起こり得ない話でもないからね・・
状況からしても、一番早く生まれた男児が皇帝になる可能性が高いんだろうし・・。
そんなポリアナは足早にストラの部屋に入ります。
部屋のなかには、自分が妊娠していないことを知ったストラが泣いていました。
…。
ルクソスとトーリーもその場にいて優しく慰めていましたが、
レベッカの姿はどこにもありませんでした。
ポリアナが周りを見渡すと、
シーケルが 『レベッカ様は今日は体調が悪かったので休んでいます』と説明してくれました。
メイドも侍女もみんなここでストラを慰めていたので、レベッカには世話をする人があまりいないのでしょう。医者までもがストラと一緒にここにいたのです。
そう思ったポリアナはレベッカの宿舎に向かうことに決めました。
ポリアナ自身は人を慰めるのが苦手で、この場でストラに何を言っていいかわからないので、(自分がいたとして)ストラには何の役にも立たなかっただろう。
そこで彼女は、レベッカに会いに行くことに意味があると考えたのです。
自分が一緒にいれば、レベッカの寂しさも和らぐかもしれない。
ポリアナなりの、周りに対して自分がなにができるかを考えた結果、だね。
ポリアナがレベッカの寝室に入ると、
メイドは明らかにポリアナを見て喜んでいました。
ポリアナはメイドの一人に
『レベッカ様は大丈夫ですか』と尋ねました。
しかしメイドが答えるのではなく、
部屋にいた男性が代わりに答えました。
『軽い風邪ですから、ご心配には及びませんよ、侯爵様。』
ん・・?誰だ・・?
ポリアナはこの見覚えのある男性のことを少し考えて、この男が誰なのか思い出そうとしました。
皇帝の親衛隊として、
ポリアナは人の顔と名前を覚えるために多大な努力をしていましたが、それはずっと昔の話でした。
その男性は、優しそうで威圧感のない人でした。
特に容姿端麗というわけではなく、体つきは多少ぽっちゃりとしたところもあります。
ポリアナが簡単に殴り倒せるような男でした。
そこ基準で考えちゃうポリアナ。笑
『ああ!』
ようやく、ポリアナは彼を思い出しました。
彼は初めて会ったときと同じように、優しい笑顔を彼女に見せました。
あぁ!ちょっと前に出てきたポリアナのことをめっちゃ尊敬してる(むしろ好意ある?くらいの)若いお医者さんだよね。
フラウはポリアナに挨拶しました。
『またお会いできて光栄です。』
『レベッカ様を診察されていたのですか?』
『ええ、もう中に入っていただいて結構ですよ。』
ポリアナがドアを開けようとすると、
フラウがすぐにドアに手をかけ、ドアを開けてくれました。
フラウ、紳士。
(これフラウとロマンスあったりするんかな・・
ポリアナは、フラウが使用人でもないのに、こんなことをしてくれることに驚きます。
__
__
中に入るとレベッカがベッドに横になっていました。
彼女はふっくらとした枕に腰掛けており、あまりにも小柄なため、巨大なベッドに埋もれているようにも見えました。
レベッカは快くポリアナに挨拶します。
ポリアナはお辞儀をして、様子を尋ねました。
レベッカは首を振って
『ただの風邪ですから、心配ありません。
それよりも、ストラのことを心配してあげてください。』
レベッカもいい子だね。
そして、レベッカは静かに言います。
『きっと彼女はすぐに本当の妊娠をするでしょう』と。
ポリアナも、
『私もそう思います、レベッカ様。』 と答えました__
このときポリアナは想像妊娠したストラのことを、みんなちょっと大袈裟なんじゃないかな、って思ってもいるんだよね。ちょっとだけ、冷たく。口には出さないけど、表情でレベッカも気付いてるっぽい。
149話
レベッカはポリアナに寂しげな笑顔を見せながら
『侯爵、自分が男だったらと思ったことはありますか?』
と尋ねました。
『一度も、ありません。』
ポリアナは短く、答えます。
ポリアナはよくこの質問をされましたが、そのたびに彼女の答えは一貫していました。
実際のところ、彼女は誰かに聞かれるまでそんなことを考えたこともなく、何度か否定的に答えるたびに、人々は自分の回答に驚いている様子なのに気付いたほどでした。
戦時中、兵士たちのなかで
『女に生まれたかった、そうすれば戦場で命を落とさなくて済んだ』と話す兵士など誰もいませんでした。
誰も女に生まれたかった、なんて言わないのに、
なぜ自分に「男に生まれたかったか?」と聞くのだろうか。
しかし、レベッカはこう話しました。
『私は、男性になりたいと、いつも思っていました。
私には兄がいるので、男に生まれたとしても王国を継ぐことはできず、
でもだからこそ、
自分の得意なことを自由にしていたと思います。
では、私は何になっていたのか?
どんな能力を身につけていただろう?
父である王様は、
私に土地を与えてくれて、
自分で支配する場所を持つことができたのでしょうか?
私は子供の頃から、
わがままな子だと言われ、欲張りだと言われました。
”女の子がそんなに欲張りではいけない。”
そう言われたものです。
”どうして自分の土地を手に入れようとするのだ?”
”綺麗な顔してれば結婚もうまくいくんだよ。”
”お前が欲しいものがあれば、いい結婚をしなければならない”
そう、言われてきました。』
なるほどね・・
レベッカは”もし自分が男性だったら”自分で好きな人生が生きれたんじゃないか、って思ってるんだね。女性のままだと、自由を獲得するためには、良い結婚をしなければならなかった。そして、レベッカは一生懸命努力して、今のルクソスと最高の結婚ができた。
『…そうして、私は殿下のお嫁さんになりました。』
『うーん・・・欲張り?欲張りか・・。
レベッカ様、わたしはあなたが欲張りだとは感じたことはありませんが…』
ポリアナが見てきたなかでも3人の妻の中で一番年上のレベッカは、親切で寛大な人だった。
ただ、ルクソスはポリアナに、
と話したことがありました。
ポリアナは考えます。
そして、レベッカは、
自分が大陸のなかでも最も幸福な結婚をした3人の女性のうちのひとりになれたこと、そしてそれは自分が今まで努力してきた容姿・性格、血統などが認められたからこそ、この場所に立ってることができると自負していると話しました。
でも、こう呟きます__
『みんなに認められて光栄に思っていたけど…やっぱり(自分が決めたのではなく)結婚しろって言われた時は嫌だったな…。男に生まれていたら、もっといい人生を送れたんじゃないかって思ったから…』
・・・。
『・・・。』
ポリアナは、ルクソスがどれだけ素晴らしい人物か、レベッカが元の国でどこかの皇族の男性と結婚するより、いかに良いかを話そうと思いましたが、レベッカの様子が風邪もあって、あまり良くなさそうに見えたので、話すのをやめます。
その代わり、
ポリアナは再びレベッカの額に触れて、熱がひどくなっていないか確認しました。
するとレベッカは、
『私がバカだったの。私が間違っていた。
男に生まれなくても、剣を持てることがわかったのよ・・・女でもできるのよ・・・。』
と呟きました。
ポリアナを見て、変わったものもあったのかもね。。剣っていうのは、多分比喩、だよね。自分で切り開いていく力、みたいな。
レベッカは、ポリアナと出会って以来、
ポリアナをうらやましく思っていた自分に気づいたのです。
世界最高の皇帝の妻である自分が、目の前の独身の女性騎士をうらやんでいたことに…。
レベッカは自由にやれてそうなポリアナを見てうらやましく思ったのかな・・?それとも騎士になりたかった・・?
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皇帝と女騎士 148話 149話 感想・考察
想像妊娠となってしまったストラに重点が置かれる回になると思ったら、まさかの時を同じくして風邪で寝込んでいたレベッカとそのお見舞いに行くポリアナの回となりました。
ストラはルクソスや侍女含めてたくさんの人に囲まれてたからポリアナなりの配慮でレベッカの元へ向かったんだよね。
すると、そのレベッカから男性になりたいと思ったことはないか、聞かれます。
レベッカの会話から判断するに、
レベッカは裕福な家庭に生まれこそしましたが、
”女性”だったからこそ、自分のしたいこと、欲望すら持てず、(捨てさせられ)
ただ、”良い男と結婚しろ”という不自由な思いをずっと持って生きてきたことがわかりました。
これつらいよな・・
そして、この世界で最高の男・ルクソスと結婚した今でもこの思いを持っちゃってるってことは、レベッカはきっとかなり絶望してたんだろうね・・。だから体調も悪かった。
だから同じ女性のポリアナにこのことを尋ねたら、
ポリアナはためらいもなく男に生まれたいと思ったことはない、と返します。
でも、このポリアナの回答(や普段のポリアナを見て)でレベッカは気付いたっぽいよね。女性だからって、誰かの言いなりになって女性として変わらなかったのは”自分のせい”だって。
レベッカが今も更なる自由を求めているのか、ルクソスに対して何かを行うかまでは今話では語られませんでしたが、ポリアナに会ったことで彼女に良い変化があったのは間違いないですね。
レベッカ、自分の意思があって、強くて素敵な女性だと思う。
次回も楽しみです・・!
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次回第150話ネタバレはこちらから
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