今回はピッコマで連載中のBandalbanji/Eddie先生の
「冷血公爵の心変わり」12話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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冷血公爵の心変わり 12話 あらすじ
前回ネタバレはこちらから
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魔法によりエルインを溺愛するのを厭い、ロアン・ベルカ公爵はできうる限り距離を置こうとします。
しかし仕事に没頭していてもふと彼女のことが脳裏をかすめただけで、自分の意思とは無関係に彼女の元へと向かってしまいます。そして元に戻り、きっかけを作ったエルインにも変わってしまう自分自身にも苛立ちます。
一方エルインは魔法で変化した公爵(セイ)に会えるのは嬉しいのですが、その後戻った公爵(ロアン)が怖く、何とかして魔法の手がかりを探しています。そんな中温室で見つけた魔法陣を見つけますが、なかなか魔法の解明といかず公爵に叱られてしまいます。
落ち込み色々と考え込んでいたエルインですが、温室の掃除をして気持ちを落ち着かせているところを公爵に見られ、公爵夫人の品格について厳しく言われます。
その際に自分のことを『貴様』と呼ばれたことにムッとしたエルインは、品格を案じるのなら妻の自分を貴様呼ばないよう公爵に告げるのでした。
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冷血公爵の心変わり 12話 ネタバレ
ロアン・ベルカ公爵は、
制御の効かない魔法で変化した自分(セイ)に酷く苛立っていました。
そのように変貌するきっかけを作ったエルインを視界に入れなければいいと思い、仕事に没頭するなどできうるかぎり距離を置こうとします。
しかし、ほんの少しだけでも彼女のことが脳裏をかすめただけで、ロアンは彼女のもとへと馳せ参じ甘く愛を囁くセイへと変化してしまいます。
公爵様も大変ね・・笑
苛立つあまりエルインに仕事の邪魔はするなと告げます。
それに対しエルインが反論しようとしますが、
彼女が全部告げる前に威圧的な態度で無理やり反論させず了承させます。
納得行かず、膨れっ面の彼女はティーカップを手にとります。
そんな彼女の手元の包帯が以前より分厚く巻かれていることに、ロアンは気づきます。
嫌がる彼女の手をとり包帯を解くと、以前と同じナイフ傷が増えていました。
彼が問いただすと、もしかしたらと思い試してみたとエルインが言います。
解いた包帯を巻き直しながら、
ロアンは彼女に手掛かりをつかんでも自分の許可なく実行するなと言います。
どういう意味か問いただす間もなく、
ロアンに自分の部屋を追い出されてしまったエルインは、
魔法で変化した公爵(セイ)に思いを馳せ、会いたさが募りその場で蹲ります。
その様子を見たメイドのメリーに声をかけられて、
公爵はもう部屋から出ただろうと思い二人で部屋へと戻りました。
部屋に戻ったエルインはメリーに、
ロアンの元婚約者であるレディー・パラダインのことを聞きます。
婚約解消後は首都に移り住んだこと、
公爵はレディー・パラダインには全く無関心だった
とメリーは話します。
だから余計に、エルインに一目惚れして溺愛している公爵はとても驚くべきことだとメリーの話を聞きながら、エルインは複雑な表情を浮かべます。
複雑な気持ちを払拭すべく場所を温室編と移動したエルインは、
メリーが止めるのも聞かず温室の隅から隅まで掃除して周ります。
掃除をして気分がすっきりとしたエルインでしたが、
そんな様子を温室の外から公爵に見られてしまいます。
「貴様、公爵夫人としての品格はどこに捨てたのだ」という貴族にあるまじき行動をしたエルインを叱責するロアンの言葉に、
エルインはムッとした表情で
「公爵様こそ、私の品格を案じるのでしたら妻である私を…『貴様』と呼ばないでください!」
とおそらく初めて、エルインはきっぱりと強く言い返します。
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冷血公爵の心変わり 12話 感想・考察
この話ではロアンは自分をセイに変えてしまう魔法をかけたうえ、貴族としての品位に欠けているエルインに相変わらず苛立を覚えています。
しかし、言葉は厳しくても魔法の手がかりを探すために必要以上に手を傷つけたエルインを労るような仕草を見せます。
自分でも混乱しちゃってるよね、公爵様。。
また公爵の厳しさに萎縮し、セイへの思いを募らせるエルインですが、自分のことを「貴様」と言い放つロアンに「貴様と呼ばないでください」と強く反発しています。
ロアンとエルイン、それぞれに少しずつ相手への接し方が変わっていくのがわかる話となっており、今度どうなっていくのかがとても楽しみです。
この二人の変化が見られるので、皆様にも是非読んでいただきたいと思います。
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次回第13話ネタバレはこちらから
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