今回はピッコマで連載中のBlue Canna/Soda Ice/Berry先生の
「その悪女に気をつけてください」外伝3話(95話)を読んだので紹介したいと思います。
この感想記事は外伝回につき、深刻なネタバレを含みます。
物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ!
その悪女に気をつけてください 外伝3話 あらすじ
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しかしナインのことを大きな犬だと思い、すっかり気に入ってしまったらしいその子は、それから毎日1人で森へやって来るようになりました。
ナインの方も純粋に自分を慕ってくれるその子どもと過ごす時間が心地良く、こっそり会い続けていたところをある日ジャックに発見されてしまいます。
人間と馴れ合っているナインの姿を見たジャックは彼を裏切り者だと言い、容赦なく攻撃を仕掛けてきました。
実はジャックはミゼンに対する怒りのぶつけ先として、ちょうどナインを探していたところだったのです__
その悪女に気をつけてください 外伝3話 ネタバレ
人間の子どもだ。。
と戸惑いながらも、ナインは一刻も早く保護者のもとへ帰そうとその子を連れて走り出します。
と考えた彼は、
だと判断したのです。
優しいね、ナイン・・。
そうしてナインは無事「森を覆う幻覚の境界線」まで迷子と思しきその子どもを送り届けます。
よかった、よかった。
えっ・・・・!!
しばしあっけにとられたものの間もなく我に返ったナインは、心の中で
と叫びながら、再会を無邪気に喜ぶその子どもをもう一度境界線まで運びます。
ですがこれで完全に懐かれてしまったらしく、次の日からその子は「わんこと遊ぶ!!」と言いながら毎日ナインに会いに森へやって来るようになってしまったのです。
アチャー
とはいえ、どれほど人目を忍ぼうと、この排他的な狼人間のコミュニティ内でいつまでもそんな交流が続くはずがありません。
・・・。
人間の子どもとナインとの穏やかで温かい時間は、案の定あっけなく終わりを告げました。自分に対して「相手をする価値もない虫けらめ」と言い放ち、あからさまに見下してくる憎いミゼンの身代わりとして同じ顔をしたナインを痛めつけることによって、憂さを晴らそうと考えたジャックに、2人でいるところを見つかってしまったのです。
ああああああ・・
しかもジャックは堂々とナインを攻撃する口実として、彼がわざと人間を「狼人間の森」へ連れ込んだと言い出した挙げ句、「人間どもに狼人間の秘密をバラす計画」を立てている裏切り者だとナインのことを断じます。
そんなこと・・!!
ナインは思わず
と内心で呟きますが、子どもを守るため、向かってくるジャックの攻撃をあえて避けず、我が身を盾にすることを選びました。
あああああああああ泣
その結果ナインは喉元を強かにジャックに噛み付かれ、鋭い牙が深々と突き刺さった場所からは鮮血が噴き出します。
それでもナインは毅然として怯むことなく、己の背後で青ざめ震える人間の子どもに向かって思い切り「逃げて!!」と叫んだのでした。
その悪女に気をつけてください 外伝3話 感想・考察
外伝1-3話の見どころは、ジャックがナインたちに襲いかかってくるシーンです。
ナインやミゼンと違ってジャックは普段から狼の耳と尻尾を隠していませんが、完全に狼の姿をしている状態での登場は今回が初めてです。
どうしてもミゼンに勝てず鬱屈をためているせいでその表情はかなり険しく、体毛が黒みがかった赤色をしていることも相まって、まさに獰猛な獣そのものといった印象を受けます。
本編の序盤でナインが見せる、ジャックに対する怯えた態度も納得の姿をぜひご覧下さい。
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