今回はピッコマで連載中のBlue Canna/Soda Ice/Berry先生の
「その悪女に気をつけてください」73話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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その悪女に気をつけてください 73話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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なかなか魔物の話を信じてくれない公爵でしたが、ヨナが「神託」だと言うと何故かあっさり受け入れます。
・・ふむ・・！！
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その悪女に気をつけてください 73話 ネタバレ
うそ・・でしょ・・？
やだやだやだやだ・・！！
メリッサには原作の男主人公たちのように「戦争の英雄」になる気はありません。
そうして彼女は封印から解き放たれた魔物が侵攻してくることをポジェブラト公爵に説明したのですが、話を聞き終えた公爵の顔には困惑の色がありありと浮かんでおり、半信半疑どころか娘の精神状態を心配し始めてしまいます。
公爵家の令嬢という自身の能力とはなんの関係もない肩書きしか持たない自分がいくら警鐘を鳴らしたところで誰も相手にしてくれないのだと気付いたメリッサが愕然としていると、思わぬ助け船が出されました。
ヨナが不意に「神託がありました」と告げたのです。
ヨナ・・？？
すると途端にポジェブラト公爵は態度を変え、魔物の襲撃についてもっと詳しく話すよう促してきました。
へ・・？
あまりに素早くわけのわからない手のひらの返しっぷりに思わず呆然としたメリッサでしたが、「これで自由に発言できます」というヨナの囁きにハッとして、「神託によるとリプトンから近いスダバックに魔物が出現する」と具体的な情報を父へと伝えたのです。
いや、結果オーライなんだけどヨナ・・？
その後公爵の執務室を辞したメリッサは、当然ヨナに「神託ってなに？」と尋ねました。メリッサの話に信憑性を与えるための単なる方便だとも考えられましたが、だとすればあれほど娘の言い分に懐疑的だったポジェブラト公爵があっさり信じた説明がつきません。
そしてさほどの間を置かずヨナの口から返ってきたのは「事情がある、と言えば見逃してくれますか？」という問いかけでした。
・・・。
「プライバシー尊重派」を自称するメリッサはその言葉だけで話したくない理由があるのだと察し、それ以上の追及を止めてしまいます。
ふむ・・。
ヨナはメリッサの引き際の良さに拍子抜けしたような顔を見せた後、深く息を吐いて自分が「神のようなもの」からの寵愛を受けた「聖女」であることを打ち明けました。
はい・・・？聖女・・・？笑笑
さらにヨナは心底忌々しげに「くそ野郎」と「神のようなもの」のことを罵り、「それが嫌で神殿から逃げてきた」のだと語ります。
思わぬヨナの告白にメリッサもさすがに驚いてしまいましたが、すぐにヨナが聖女だとしても何も変わらない・・・と気を取り直し、場の空気を変えるように「ご飯でも食べに行こう！」と明るい声をあげたのでした。
笑う・・！！
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その悪女に気をつけてください 73話 感想・考察
７３話では、前話にてユーリの口から明かされたヨナの秘密がさらに詳細な形でメリッサの知るところとなります。
さしものメリッサも「神」や「聖女」と言われたらもっと驚くかと思われましたが、カルティーナやヘイニーの時と同様ヨナのことも騒ぐことなくごく自然に受け入れており、この度量の広さが彼女が慕われる所以なのだということが良くわかるエピソードとなっています。
そんなメリッサの反応を見て、いつもシラッとした雰囲気のヨナが表情を和らげるシーンは必見です。
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