今回はSpoon/Plutus先生の「ある日、お姫様になってしまった件について」97話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
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ある日、お姫様になってしまった件について
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ある日、お姫様になってしまった件について 97話 あらすじ
前話96話のネタバレはこちら!
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オベリア中が炎に焼き尽くされ、灰だらけの街になっていました。
その夢に向かうかのように、
オベリアでは玉座を狙う貴族たちが武器商人などを集めて戦争の準備を始めていました__
アタナシアは不安な夢を見てしまったことをルーカスに伝えにいきます__
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ある日、お姫様になってしまった件について 97話 ネタバレ
またまた定番になってきたルーカスとアタナシアの2人の会話から始まります。(アタナシアが見た悪夢の話だね・・
皇宮_クロードの寝室__
『ルーカス。わたし、夢を見たの。
オベリア中が燃えてて、いたるところから炎が上がってて…黒い灰だけになってる、そんな夢。』
『オベリアが?ってことは暴動か何かが起きたってか…?』
夢のことでもアタナシアの話をちゃんと聞いてくれる優しいルーカス。
『たぶん…。もし私たちがパパを治せなかったら、前帝が戦争を始めるんじゃないかしら…?なんだか悪い予感がするの。…ねぇ、これって予知夢だと思う?』
『…どうだろうな。自分が支配することになる国なのに、ヤツ(アナスタシウス)が帝国全体に火をつけると本気で思っているとは言い難い。』
『あ…たしかに…。』
『ま、どうであれヤツが皇帝の座に返り咲いたとして”何かやろうとしている”ってのは間違いない。…が、俺がここにいる限り、ヤツには何もさせねぇ。』
か、格好良すぎるよ・・!ルーカスぅぅ・・!!
『あ…ありがとう。』
しかしそうは言うもののルーカスは、ふと思います。
もし、コイツ(アタナシア)の身に何かが起こったなら…
『・・・。』
オベリア全体を火の海にすることも考えられるな…。
命あるもの全てを無慈悲に破壊して、灰しか残らないようにしてやる。
うわわわ笑笑笑!!!
これ、アタナシアが見た夢(予知夢?)って実はアタナシア自体に何かが起こって、それで怒り狂ったルーカスがオベリアを滅亡させた図、だったんじゃ・・笑笑 (でもアタナシアのためにそこまで思ってくれるルーカス、わたしは大好きです。
『それはそうと、ルーカス。
わたしにやっぱりあの世界樹の枝を使わせてほしいの。』
『…あ?俺は前にダメだって言っただろ?
今(クロードを助ける)別の方法はないか探ってるんだからちょっと待ってろって。』
『それはいつになるってのよ!?』
クロードのことになるとちょっと声を荒げちゃうアタナシア。
『・・・。
…ルーカスは、これ(世界樹の枝を使うこと)が唯一の方法なんだってわかってるんじゃないの?』
ハッとするルーカス。
・・・。(他に方法はないってこと・・?
『だからこそ、私に枝を見せてくれたんじゃないの?
どうして今になって急に反対するのよ?』
『・・・。』
黙り込むルーカス。
どうして俺はこんな感じになっているんだ?
この…こみ上げるものを吐き出しそうな感じはなんなんだ…?
腕組みをしながら自分の両腕をギュッと締め付けるルーカス・・。
そしてルーカスは震える声で伝えます。
『それは…お前が死ぬかもしれないからだ…
お前が死んだら全てが終わる。…何もあとには残らない。
…お前は子供の頃、
殺されまい(死から逃れよう)と必死になってあがいていたのに、こんな風に投げ出しちまっていいのかよ?』
『あ、あがくって言い方・・!!』
震える声でルーカスが伝えてる、深刻なシーンかと思いきや、”パパ〜♡”って(当時のクロードに頑張って)言ってた頃のアタナシアを想像しているルーカスに笑う。(話の途中で急にコミカルになると感情のアップダウンについていけない 笑
『あとは、お前の大好きなキメラはどうなんだよ?
このまま前帝に預けっぱなしにしておくのか?』
『あぁ、ジェニットのことなら大丈夫よ。もう会って話してきたから。』
えっ!!!!!???
ガバッとソファから起き上がるルーカス。
『はッ?!お前ッ…会って話して来ただって?
お前この前ケンカ別れみたいになったって言ってたじゃねぇか』
フフン♪とルーカスにニコッと微笑むアタナシア。
かわええ・・
そして時間軸はそのジェニットに会ってきたアタナシアとジェニットの2人の会話シーンへとちょっとだけ遡ります__
__
__
ある晴れた日_皇宮_とある見晴らしのいい場所__
『急に呼び出しちゃってごめんなさい。
一緒にお茶、どうかなって思って。』
にこやかにテーブルにつくアタナシア。でもちょっと緊張気味のジェニット。
ジェニットはこの前自分から”出ていって”ってアタナシアに言っちゃったからアタナシアが怒ってるって思ってるんだよね…?そんな2人だけのお茶会が始まります。
『今までのあなたへの間違った行いを謝らせてほしいの、ジェニット。』
凛とした表情でアタナシアはジェニットをまっすぐ見て、伝えます。
『あ、謝る…?』
”ひ、姫様…だってわたしこの前姫様にあんなこと言って…”ってむしろおどおど震えるジェニット。
『…ほんとはね。
そんなジェニットを見て、アタナシアが切り出します。
ほんとは、ジェニット、あなたが本当は何者なのか、あのデビュタントの時から知ってたの。』
え・・言っ__た__
え・・・という表情をするジェニット。
2人の時間が少し止まります__
『ど…どういうこと…でしょうか…。』
『…あなたが…(あの時)皇宮に入宮することになったら、
わたしはここにある自分の居場所が無くなっちゃう、って思ってたの。
わたしは、あなたが怖かったの。』
『!!!!
そ、そんなことわたしがするわけ…!!
『うん、知ってる。あなたはそんなこと、ぜったいにしない。
あなたを見てるだけでそんなのわかるし、わたしの周りのみーんなも、そう思ってる。』
ジェニットの言葉にすぐ被せるアタナシア。
アタナシアは笑顔で笑い合ってたジェニットの思い出を思い出してる。ジェニットのことはアタナシアも一番に知ってる。
ただただ泣ける…。
『・・・。』
押し黙るジェニット。
『あなたがどれだけ私を大切にしてくれていたかを知っていたのに…私があなたを騙し続けた理由は…
ここで悲しそうにうつむいて微笑むアタナシア・・
わたしが…弱虫だったからなの。
うわあああん!そんなことないよおおアタナシアあああ!!!
…今まであなたに嘘をつき続けていて…本当にごめんなさい、ジェニット。』
ハッとした表情でアタナシアを見つめて、そのあとも呆然とするジェニット。
そしてアタナシアは思います__
わたしはもともとなんにも持っていない人間だったから。期待が大きければ大きいほど、おんなじだけ失望も大きくなる。
(期待の)壁を低くしても、自分が傷つくだけ。
だから決めたの。これ(当時のジェニットのこと)は…自分とは関係のないことだって思うことに。
そのあとジェニットのことがどんどん好きになっても…私はそれでもずっと警戒してた。
リリーやみんなの愛情がわたしに注がれていたけど…
それはいつ失ってもおかしくないものだと思っていた。
私はみんなの愛情を心のどこかでは大切にしていなかった。
ずっと、ずっと、みんなの愛に包まれていたのに…
みんながジェニットの本当のこと(王家の血を引く、王位継承者だって)に気付いた時に、全部奪われちゃうってアタナシアは思ったから…心のどこかでリリアンとかみんなからの愛情を素直にずっと受け止め切れていなかった・・。(このシーン、幼いアタナシアがリリアンに抱きしめられてて…もう涙腺崩壊(ウワアアアン
もう…何からも…逃げ出さない。
そよ風が吹くなか、アタナシアはジェニットをしっかり見て伝えます。
『ジェニット、これを聞いてあなたはきっとわたしを許さないと思います。
でも…とっても大事なことだから、あなたに伝えなければならないのです。
厚かましいお願いかもしれませんが…、私の話を聞いていただけると嬉しいです…』
ヒック…
ジェニット・・号泣・・。
『え?
ジェ、ジェニット?』
鼻をすすりながら号泣するジェニットが目の前にいてアタナシアはちょっとびっくりします。
『ごめんなさい…姫様。
こんなにも姫様が…ずっとひとりで苦しんでいたなんて…
そしてわたしは本当に何も知らないで…この前もあんな言葉を姫様に向かって投げつけて…
ジェニットも…優しいね。
『ど、ど、どうしてあなたが悲しむのよ?!
普通わたしに怒り狂ってもいいってのに…!』
思わずジェニットに駆け寄るアタナシア。
『姫様がどれほどお辛かったかも考えずに…
わたしは…とてもひどいことを言ってしまった…。陛下も具合の悪いなかで…
涙が止まらないジェニット。。
そんななかでも、ジェニットは…わたしのことを考えていてくれて…
『・・・。』
アタナシアの目にも涙が滲みます。
そしてアタナシアはジェニットをギュッと抱きしめます。
ブワアアアアア;;
アタナシアは原作小説を読んでその主人公に転生したからこそ、自分がジェニットのせいで(直接的ではないにせよ)虐げられていたってのはわかってた。でも…ジェニットに会って、話して、本当にいい子だってわかった。もう憎めなかったんだよね・・。
__
__
__
そして…回想が終わりルーカスとの場面に戻ります。泣けた・・
『あ?』というか『ハッ?!』というべきか、なんとも言えない微妙な顔でアタナシアの回想を聞いていたルーカス。
思わずアタナシアは
なんなのよその顔は…!?
と思います__
笑!
なんだろうね、ジェニットのことをギュってやったアタナシアに嫉妬してるのかね?それとも…?
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ある日、お姫様になってしまった件について 97話 感想・考察
あああああ…もう泣けた・・・
ずっと緊張感ある、暗い、戦争だとか、アナスタシウスだとかそんな周りとのやり取りでゾワゾワとしていたのですが、ここで予想外のジェニットとの心暖まる話が来て揺さぶられてしまいました・・!
振り返ってまいります、序盤__
アタナシアが見た悪夢(予知夢?)はなんとルーカスが起こしたものでした・・笑
まさかの・・笑
確かに、アナスタシウスは自分の国を焼き払ったりはしないわよね。でもルーカスが焼き払うってことは、本人も言ってたけどアタナシアの身に何かが起こった、ってことよね・・?もうクロードも目を覚まさないのに、アタナシアまでも・・?やめて・・
…いま気付いてしまったのですが、コレ…
世界樹の枝をルーカスが使わない理由って、
”アタナシアが死んでしまう可能性がある”って言ってましたよね、、クロードを救うためにアタナシアが世界樹の枝を使う→アタナシアが死・・→そしてルーカスが世界を滅ぼす・・って流れだとしたら・・
やめて・・!そんな展開誰も望んでいない・・。
…っていうか世界樹がアタナシアに伝えたもうひとつのことってどうなったんだろう・・
そして、今話の核となるお話のジェニットとアタナシアの会話__
もう最高だった・・
ようやくジェニットに本当のことを伝えられたアタナシア。
ジェニットもちゃんとアタナシアを許し(というか一緒に泣いて)いました。
これ、アナスタシウス(ジェニットの父親)のこととか、その父親が乗っ取られてる可能性あること、とかアタナシアは話すのかな・・?それとももう話したのかな・・?
今話ではそこまでは語られませんでしたが、気になるところですね・・!
あとは最後のルーカスの顔、ですかね?
なんだかイラついているようにも、びっくりしてるようにも見えました。
なんだろう。”キメラ”って言い方してるくらいだから最近のジェニットにあんまりいい感情なさそうだよね、ルーカスって。(本人もジェニット見て”あいつあんなんだったっけか?”って言ったシーンあったし、、そんなジェニットに対してアタナシアが心許していることに対してなんだか釈然としないのかな・・?どうなんだろう・・
※ちなみに多分ルーカスは”キメラ”って言葉を”混血・混じった血”みたいな意味で使ってると思います。その”混じり”が”黒魔術”、なのか”アナスタシウスとフェネロペ以外のなんなのか”はまだ語られていないのですが・・
この辺りも気になるところですね・・!次回も楽しみです・・!
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