今回はSpoon/Plutus先生の「ある日、お姫様になってしまった件について」88話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
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ある日、お姫様になってしまった件について88話 あらすじ
前話87話のネタバレはこちら!
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評議会_貴族たちの間_
突如現れたアナスタシウスに貴族たちは動揺し、場の収拾が付かなくなります__
『どうして一度死んだ人間がここに立っているのよ!?』
アタナシアも思わず心の中で叫びます__
アナスタシウスが口を開きます。
『ある噂を聞き、王国のために何か出来ることがあるのでは、と戻ってきた』
と___
ある日、お姫様になってしまった件について
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ある日、お姫様になってしまった件について 88話 ネタバレ
評議会_貴族たちの間_
アタナシアは目の前の状況に必死で食らいついていくため、考えます。
イゼキエルは今ここにはいない。
そして…奇妙なことが目の前で起きている…。
奇妙なこと=死んだ(クロードに殺された)と聞かされていた兄のアナスタシウスが目の前に・・・
『前帝…!!?』
『嘘…だろ…!』
『アルフィアス公爵、これは一体どういうことだ?!』
貴族たちは次々と動揺の声を上げます。
ジェニットに不思議なほどに優しかったひと。
そして…私の夢に最も多く出てきたひと。
クロードが倒れ、ジェニットが駆け寄り、その後ろから・・。
の夢・・。
だから私がどれだけ探しても見つからなかったわけだわ…!
前帝に関する記録は全て公式の書物から消されていたから…!でもどうして一度死んだ人間がここに立っているのよ!?
『アルフィアス公爵、貴方がその男を皇宮に連れてきたのか…!?
陛下が貴方を赦すとお思いか…!』
剣を突き出し、敵意むき出しのフィリックス。
『剣を納めろ、フィリックス・ロベイン。
私を誰だと思っている。』
アナスタシウスは剣を突き立てられているのにも関わらず全く動じません。
このなかで一番階級が高いのは私。
それに応じた対応を取る必要がある。
『…ひとつ質問をさせてください。
貴方は私の伯父なのですか?』
震える声でアタナシアは真実を確かめます。
シン…となる貴族たち。
『えぇ、そうですよ。
アタナシア姫。』
アナスタシウスは微笑みながら返答します。
『このような公式の場でお会いするのは初めて、ですが。』
そう言うとアタナシアをその宝石眼で見つめます。
この目…間違いなく、パパのお兄様だわ…。
『…私は、貴方がもうお亡くなりになったのかと思っておりました。伯父様。
こうやってこの度、貴方と会っている事に正直驚いております。』
でも最後にはパパの手によって殺された。
『そうですね。
お知らせもせずこうして姿を現してしまったことをお詫びしますね。』
どうして彼は生きてるのよ?
なぜ私と最後に会った時、彼は何もしてこなかったの?
公式的には、彼はパパと戦った結果、死んだ男として世間に知られている。
どうやって彼を扱えばいいのよ。
前帝としてまだ皇族の一員である以上、私は彼を拘束することはできない。周りの貴族たちは疑惑の念を抱き始めてる・・。
『どうして伯父様はこの皇宮にお戻りになられたかお尋ねしてもよろしいでしょうか?』
アルフィアス公爵はパパの黒魔法について先ほど言及した。
もしこのことが本当だって公に明らかになれば、
たとえ皇帝と言えども、パパは犯罪者として判決を受けることになる。
最終的には、パパは王位を剥奪され…
皇帝の席が空くことになる。
現れたタイミングから見ても、彼の狙いはその席にある。
クロードが黒魔法を使ったことを証明して、
クロードを崩落させ、自分が王位に着く、と。
アナスタシウスを宝石眼で睨み続けるアタナシア。
それを見てアナスタシウスも・・
それにしても、この姫は一瞬のうちに状況を把握したな。
『私は忘れ去られた者として静かに皇宮を去ろうと思っておりました。
しかし、ある噂を聞き、王国のために何か出来ることがあるのでは、と戻ってきたのです。』
良い人ぶりやがって・・!!
見事だ。
『噂…。アルフィアス公爵が言っていたとんでもない噂についてです。
とても残念な…。』
アナスタシウスはそのままアタナシアを見据えたまま話します。
『我が国の皇帝が黒魔法に手を出した結果、呪われてしまったとは…
簡単に見過ごすことは出来ませんね。』
この言葉にフィリックスが激昂します__
『貴様、よくも…
陛下を根拠も無しに冒涜するとは…!』
怒りに震えるフィリックスの肩を優しく叩き、アタナシアが続けます__
『伯父様、アルフィアス公爵。
お二人とも先ほど仰られた言葉の責任を負う覚悟はおありでしょうか。
陛下がこのことをお聞きになられたら決して見逃さないと思います。』
そう言ってフィリックスの前に立ちます。
アタナシアも一歩も引かない・・!
格好いいよ・・。
あなただって黒魔法をひとに向けて使ったじゃない!
パパは誰も傷つけてない!自分に使ったのよ?!
『もしあなたが黒魔法について仰られたいのであれば、私も…
アタナシアは
アナスタシウスがクロードに向けて放った黒魔法について言及しようとします。
ですが…
ハッ!とするアタナシア。
浮かんできたのはジェニットの笑顔…。
コイツの黒魔法から生まれたジェニットはどうなるのよ?
アタナシアがジェニットの笑顔を思い浮かべ、言うのをためらっていると、
アナスタシウスがさらに続けます。
『また、これも耳に挟んだことなのですが。
過去に姫の魔力が暴走したことが何度かありましたね?』
『伯父様に、私の体質に言及される言われはありませんが。』
『いいえ。
実際、皇族の魔力は純度が高いため、魔力暴走なんて本来起こりえないのです。』
『何が言いたい・・のですか・・。』
{神獣に関する情報は、王位の正当な後継者にのみ伝えられます。
アナスタシウスを殺した後に王位に就いたクロードが
神獣についてを知っているはずがありません。
神獣の存在と、そのマナが再吸収されれば持ち主に戻るという事実を、
クロードは知ることができませんでした。
魔力暴走はいずれ起こってしまうものでしたが、
アナスタシウスが話したこのシナリオは真実味が高いものでした。}
『言い換えると、
あなたの膨大な魔力とその不安定さから判断すると…
“アタナシア姫は現皇帝が黒魔法を使って生まれた産物なのではないだろうか?”
と言うのが、私の考えです。』
?!
アタナシア は思わず言葉を無くします。
お前ッ・・!!
それはジェニット・・!!(かわいそうだけど)
でもアタナシアもその可能性はある・・の・・?(泣)
『前帝…!!
貴方の発言が度を越えている!!』
『単なる憶測じゃないか?!』
貴族たちも騒ぎ出します。
『ひ、姫様。
馬鹿げた戯言に耳をかす必要はございません…!
こんな明らかな虚言、誰も信じませ…』
フィリックスも自らの怒りを抑えつつもアタナシアを気遣います。
しかし…
『黒魔法を使うと…
そんなことが可能なのです…か?』
アタナシアは今にも消えそうな声で
黒魔法で生命を授けることができるのかアナスタシウスに尋ねます。
『証拠も無しにこんなことを言うとでも?
考えてみれば、姫様。
貴方の母親は…異国から来た踊り子でしたね…
身分の低い踊り子を身近に置いていた理由。
それは…
今になってわかりました。
ちょうど良かったんですよ。“誰かの生まれ”にとって。』
クロードも出生してからアナスタシウスの弟として、
虐げられていた過去があって(名前も不死の意を与えられなかった。)、だから相手に身分の卑しい踊り子を選んじゃないかって。許せない・・!
『姿を現すだけは飽き足らず、陛下と私まで侮辱するとは…!
どうやってこの場を切り抜けるおつもりなのでしょうか。』
母親についてまで侮辱されアタナシアは冷静さを一瞬失います。
パパがいなくなるまで待ってたのね・・。
『侮辱?それは不愉快ですね。
もし事実でないなら、
ただ弟をこの場に呼んで潔白を証明すれば良いではないですか。
なぜクロードを呼ばないのですか?
姫様が仰った通り弟は私が現れたと聞けば、すぐ飛んでくると思いますがね。』
『・・・。』
アタナシアは考えます。
貴族たちも口々に噂をし始めます__
『なぜ姫様はこの状況を陛下にお伝えしないのだろうか?』
『あの噂は本当だってのか?』
『陛下はただいま安静中でございます…
貴方は私を親不孝者にしたいのですね…。』
アタナシアは“はあっ、”とひとつため息をつくような仕草で、近くにいた使いに伝えます。
『ねぇあなた。
陛下のお部屋に行ってこの場に来るように伝えてくださらない?』
『は、ハッ!!』
モブキャラの側近A、突然重要な任務を任されて恐縮。笑
『陛下の寝室には陛下と魔法使いもいて、
彼は陛下の療養を担当しているから、彼にも一緒にここに来るよう伝えて。』
『は、ハッ!直ちに!!姫様!!』
『…魔法使い?』
アナスタシウスは”魔法使い”という言葉に反応しアタナシアを睨みます。
アタナシアは考えます__
彼なら何かおかしいと気付いてくれるはず。
きっと彼は全て理解してこの場に来てくれるはず。
アタナシアにすごく信用されているルーカス・・!///
『皇室の魔法使いがこの場に来れば、私の潔白も簡単に証明してくれましょう。
また、彼は伯父様がどうやってこの場に
現れていられるのかを見極めることができると思います。
死者を蘇らせることこそ、禁断の魔法の結果なのではないでしょうか?』
まさに!!
来てくれルーカス!!
『・・・。』
アナスタシウスも貴族たちもアタナシアの発言を聞いて押し黙ります__
だが、コイツは魔法使いについても言及していた…おそらくルーカスのことだろう。
塔の魔法使いが契約を破り皇室家族を殺したという記録は無いが…
今ここでルーカスと対峙するのは避ける必要はある…か…。
なぜならヤツは“俺”に気付くだろう…ここにはアタナシア以外にも監視する目(貴族)が多い。
一瞬でルーカスのことだと気付き、牽制するアナスタシウス。
理由は、アナスタシウスの中のアエテルニタスをこの場で悟られたく無いから。
一方で押し黙るアナスタシウスを前にアタナシアも考えます__
そして両者の思惑は一致します。
アナスタシウスが口を開きます。
『(自分が蘇ったのは黒魔法だなんて)そんな疑問を持つのも無理はありませんね、姫様。』
私の目的は成し遂げられた。
アナスタシウスは貴族達を横目に見ながら続けます。
『もし姫様がお望みであれば…
”あの日の真実”についてもお話しさせて頂きますが…』
あの日・・?真実・・?
(…真実…?)
フィリックスや貴族達がこの言葉に戸惑いを見せ始めます。
伯父様の口から何が言い出されるのかわからないけれど、
この場はおさめないと・・!
『この場を見ると…
もうとても評議会を継続できる状況ではありませんね。
これもって評議会を終了いたします。
皆様、お引き取りくださいませ。』
『・・・!』
貴族達はアタナシアの突然の会議終了宣言に口々に疑問を呟き始めます。
アタナシアはアナスタシウスが突如言い放った”あの日の真実”という言葉を反芻します。
そんなアタナシアを
アナスタシウスはフフツと笑い宝石眼を光らせる冷酷な目でじっと見つめているのでした___
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ある日、お姫様になってしまった件について 88話 感想・考察
突然のアナスタシウスの出現__
アタナシアは評議会の場を”強制的に終わらせることしか”できませんでした。
でも!突如正体を現したアナスタシウスだったけど、
それでもアタナシアはよく引き下がらなかったよ・・!
一方で貴族たちは真偽がわからず、戸惑いを見せていたので、
ここからアナスタシウスもさらに暗躍し、噂を流し、それを信じる派閥も出てきそうです。
そこに正統な血を受け継いだジェニットを出す、つもりか・・!?
アナスタシウスは必要以上に、
アタナシアの”母親(踊り子)の身分の低さ”や、
『アタナシアが黒魔法で生まれた』、などと言って、
皇室に求められる、ある意味象徴的となる”血統(血筋)”のようなものに疑惑を投げかけ、
それを大事にする貴族たちを扇動する戦略のようですね。
そして、まんまと貴族たちは戸惑っていました。
アタナシア 、このやり取りまで完璧に返答出来てたら貴族たちの反応も違ってたと思うんだけど・・しょうがない!
もう後に引き返す気がないアナスタシウス(アエテルニタス)は工作などせず、
全力で正面から戦いを仕掛けてきますね・・!
アタナシアは魔法力のコントロールが自在に出来るようになり、
クロードを目覚めさせることが出来るのか、
またこの状況にルーカスは気付き、助けてくれるのか___
次回も楽しみです・・!
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