今回はSpoon/Plutus先生の「ある日、お姫様になってしまった件について」68話を読んだので紹介したいと思います。
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ある日、お姫様になってしまった件について
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ある日、お姫様になってしまった件について68話 あらすじ
前話67話のネタバレはこちら!
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確かに、隠れ続けるのも、もう限界。
アタナシアはクロードに会うことを決めます。
透明になる魔法で王宮を探索しているとフィリックスが通りかかるのを見つけます。
なんて言おうかと考えながらフィリックスの後ろを付けようとしたその瞬間。
____誰だ、そこにいるのは。
フィリックスの剣の切っ先がアタナシアの首元を一瞬でかすめます。
まじでフィリックス味方でよかった。
ことなきを得た上で、
クロードとの面会に向かうアタナシアとフィリックス。
覇気の無い、痩せきったクロードは
アタナシアと2人にして欲しい。
とフィリックスに告げます___
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ある日、お姫様になってしまった件について 68話 ネタバレ
誰もいない中庭でアタナシアはひとり考えます。
(__たしかに、ずっとこうやって宮殿を隠れて移動しているし・・。)
(でも私はもう何も望んでいない。。ただ、これからどうなるのか見届けたい。それだけなのに・・。)
ここ最近、私を探す陛下直下の護衛の数も増えたし、以前より捜索に気合いが入っていて、段々隠れ続けるのも難しくなってきた。。
(この緊迫した空気・・
最低でも何が起こっているのか理解しておく必要があるわね。
もし、アルフィアスの邸宅に行かないのなら、どちらにせよそんなに長く隠れられない・・。あと、魔法使いまで捜索班に出してくるなんてやりすぎじゃない・・?)
アナスタシアはクロードに会うためまずは、フィリックスの元へ向かいます。
目の前にフィリックスを見つけたアタナシアは透明魔法を使って気配を消します。
ゆっくりフィリックスに近づくなか、アタナシアは考えます。
“なんて言おう。。”
(久しぶ・・り? 元気にしてた・・? お父様に会わせてくださる・・?)
緊張の一言目ね。笑
フィリックスはアタナシアには気付いておらず前方をゆっくり歩いていました。
(とりあえず後ろからついて行こう。。)
そう思ったアタナシアが一歩目を“タッっ”と踏み出したとき。
____誰だ、そこにいるのは。
一瞬、フィリックスの左手が紅く光り、魔法陣が展開され
フィリックスは後ろ向きのまま剣の切っ先がアタナシアの首元を通り過ぎます。
瞬く間にアタナシアの首元の髪の毛が数束地面に落ちます。
とっさすぎて固まるアタナシア。笑
『皇居はお前のような輩がくる場所じゃ・・・
振り返りながらフィリックスは言い放とうとしますが、、
『・・ひめ・・様?
姫様!?!? どうして?! なっ!! 俺はなんてことを・・!!!?』
剣を放り投げて無茶苦茶動揺するフィリックス。
と固まったままのアタナシア笑
『お怪我、お怪我はありませんか・・?!』(あわあわ)
『お父様には言わないわよ。。忍び込んだのは私だし・・(フィリックスってこんな顔するのね・・)』
あまりのショックで透明魔法も解除されたアタナシア。笑
『私は、ただ皇宮のみんなが元気か見にきただけよ』
『姫様、陛下は貴方に会いたがっております。
配下に貴方を連れ戻すよう命令を出しました』
これ以上怖がらせないようにしゃがみ込み、小さく背中を丸めてアタナシアの手をとるフィリックス。(かわいい。)
『陛下に会いにいきましょう。私もついて行きますし、許可をもらってきます。今すぐ』
『ほ、本当に…?』
皇帝宮・皇室前__
『陛下は私たちに謁見の許可を与えてくださいました。行きましょうアタナシア様。』
フィリックスはアタナシアの手を取ります。
(本当に、このタイミングでいいのかしら。。
最後に、お父様と会ったとき、、お父様は“私を殺したい”って言ってた。)
アタナシアは恐怖で目を瞑ってしまいます。ドクドクと心音がうるさすぎるほど聞こえます。
皇帝宮・皇室内__
10人は優に座れる長く真っ白なテーブルの対面。
クロードは一番奥で無表情でひとりで座っています。
(なんて遠い・・)
アタナシアが子供だった頃、クロードと自分はこんなに距離ができるテーブルなんて使ったことはありませんでした。
『調子は、どうだ?』
クロードが口火を切ります。
(もう、”パパ”なんて言われることを望んでないだろうな。。)
『陛下。。』
『・・・。フィリックス。2人だけにしろ。』
クロードはフィリックスに退出を命じます。
『へ、陛下。私の存在は邪魔ではないはず・・。どうか同席を許してくだ。。
『い・・いいのよフィリックス・・』
アタナシアは震える声でフィリックスに伝えます。
退出するフィリックス。
殺されそうになったら叫ぼうと心に決めるアタナシア。
『最近。。どう・・していた?』
クロードは尋ねます。
(えっ・・!)
『わ、私はこっちへ行ったりあっちへ行ったり彷徨って、、いました。』
『どこだ。』
『た、ただ、山や川、足の向くままに・・』
『俺は映像石までコピーして配ったが、誰もお前を見つけられなかったぞ』
『魔法を使ったので、、その。。』
『どこで生活を?』
『主にホテル。。』
『金は?』
『魔・・(贋金製造はダメなやつだわ!)、あの、!ま、まぁなんとかしました・・』
(どうしてこんなにお父様は興味津々なのよ!)
『そうか・・』
『俺は、お前がなにも食べられず過ごしていたと思っていたが、違ったみたいだな・・』
クロードは覇気が明らかにありません。
(お父様、、痩せた・・。多分、食事を取っていないんだわ。)
(お父様は、”俺はお前の父親ではない”と言った。それじゃあ貴方は今誰としてここにいるの?)
(まるで、今までの言い方だと私のことを心配して探していたみたいじゃない・・)
『なぜ・・貴方は私に色々尋ねてくださるのですか?』
『・・。俺も、、わからない・・』
『ただ、お前を見るときはいつも気分が悪くなる・・』
(・・クソッまた、この頭痛だ。。)
クロードの視界が揺らぎます。
『もう行っていい・・。そして、エメラルド宮を使え・・。』
(お父様の顔色が見る見る青白く・・・!!)
ダッ!!
アタナシアはフィリックスの元へ駆け寄ります。
『フィリックス!!お父様が・・!!!』
『またか・・!
私がなんとかしますので姫様はエメラルド宮に戻っていてください!!』
『わ、、わかった。』
『陛下!大丈夫ですか!!?』
『いけ、、彼女を連れてこい。。』
『仰っていることが・・アルフィアス公爵の娘マグリタ嬢です・・か?』
ジェニットを呼べ__
クロードとフィリックスの一連のやり取りを
アタナシアは壁の後ろにもたれかかりながら聞いていました____
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ある日、お姫様になってしまった件について 68話 感想・考察
クロードとアタナシアの2人だけの会話が始まります。
でもそれはまるで、5歳のとき、アタナシアが初めてクロードに会ったときのような、
質問・応答・質問・・の繰り返しでした。
クロードはこの状態になってから、
誰も寄せ付けまいと、長テーブルの両端に来客を座らせているのでしょう。
ここでも心だけでなく、物理的な距離をアタナシアと取ろうとしています。
それでも、心のどこかでアタナシアを感じていて、
だからこそアタナシアにする質問も、
どことなくアタナシアを心配するようなことばかりでした。
アタナシアもよく勇気を振り絞って会いにいった。
最後のシーンは本誌必見です。
ジェニットを求めるクロード。
その光景を壁を背にして寄りかかって聞いていたアタナシアの、見ている読者も胸が張り裂けそうになる辛い表情__
どうすることもできない・・!
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