【最終回】ある日、お姫様になってしまった件について 最終話・125話ネタバレと感想。虐げられた姫・アタナシアの物語、ここに完結。

一方、そんなパレード中の2人（アタナシア&クロード）は…

『ねぇパパ、聞いた？
みんなパパのこと、カッコいいって！』

『くだらん。』

『あははっ、そんなこと言っちゃってー。
照れちゃってるんでしょ？』

管理人halu

パレード中だけど、
クロードをからかう陽気にアタナシア。（可愛い。

『皆、パパを本当に尊敬しているのね。
街中の花々すらもみんなパパに歌ってくれているみたい。』

『全部お前のためだ。』

『ううん、パパの統治下で帝国が栄えたからこそ、みんなこんなに心から祝福してくれるのよ？』

『…お前はリップサービスが本当にうまくなった。』

クロードはアタナシアからそっと顔を背け、ひとつ咳払いをします。

管理人halu

結局照れさせちゃうアタナシアの勝ちー笑
感情戻ったクロード、本当にかわいい。笑

その時__

パレードの観衆たちの中から、ふと手が伸びてきて、
一輪の真っ赤な薔薇がアタナシアの元へ捧げられます。

管理人halu

・・・え？

アタナシアの馬車で観衆たちの列を過ぎ去るほんの一瞬のことでしたが、

黒いフードを頭まですっぽりと被った長い茶色の髪の少女から、アタナシアは一輪の薔薇を確かに受け取ります。

管理人halu

あああああああああああああああ！！！！(；ω；)泣
ねぇ！！ねぇ！！！！(；ω；)
この長い茶色の髪の毛はさ・・・・！！！！ジェニ・・（ｳﾜｱｱｱｱｱﾝ 号泣

『パパ！！

今っ！！！！』

そのフードの少女の前を過ぎ去った馬車。
アタナシアは、クロードの方を急いで向き直り、父親にも今見たものを確認します。

そんなアタナシアにクロードは全てを理解しているかのような優しい眼差しで答えます。

『あぁ。わかってる。』

管理人halu

ﾊﾟﾊﾟﾝわかっ・・て・・！！？
（初めから、知ってたってこと？！泣

アタナシアもそんなクロードの言動を見て、理解します。

管理人halu

あああああああああああああああ泣

管理人halu

ああああああああああ！！アナスタ兄さんも来てくれてた・・・！！！泣 この路地の3人はおそらく、アナスタシウス・イゼキエル・ルーカスですね・・。（イゼキエルとルーカスも目立たないように黒いフードを被っててくれてるんだね）2人は港街からアタナシアをお祝いしに来てくれた・・・！しかもクロードの手配で・・泣

消えてしまった2人を目の端で捉えたアタナシアはフッと微笑み、思います。

管理人halu

これはジェニットが考えてたことでもあるよね・・泣
血の繋がりだけが家族じゃない。

『ありがとうね、パパ…。』

アタナシアは隣に座っているクロードにそっと声をかけます。

管理人halu

そんな”想い”をパパに伝えるアタナシア。もう泣けて泣けて・・・！！