今回はSpoon/Plutus先生の「ある日、お姫様になってしまった件について」109話を読んだのでご紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
先読みされたくない方はご注意くださいませ。
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ある日、お姫様になってしまった件について 109話 あらすじ
…の前の管理人のつぶやき
ある日お姫様になってしまった件について
最新109話感想アップしました!クロードの心にずっと引っ掛かってたもの。
それが”あの日”の彼の優しい笑顔であることを祈るよ…。ツヅキガ…ヨミタイ…https://t.co/tx0MteFzx2#ある日お姫様になってしまった件について #ネタバレ #感想 #翻訳
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前話108話のネタバレはこちら!
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ある日、お姫様になってしまった件について 109話 ネタバレ
カリオ公子に憑依していたアエテルニタスだけど、クロードが一蹴(文字通り)してアエテルニタスは器を替えにジェニットのところへ向かっ・・た・・?(マジソレダケハヤメテ・・
んで、“アイツ”の次の行き先はもうわかってるから。』
『えっ!?それってジェニットが危険だってことじゃないの?!
今すぐジェニットのところへ行かないと…!』
いや…ほんまに…!!!
しかし、クロードが冷静にルーカスとアタナシアの間に入り、アタナシアとルーカスに問います。
『アエテルニタスと前帝は何か関係あるのか?
どうして”アエテルニタス”の名前がここで出てくるのか説明してくれないか?』
『それはっ…!!』
『前帝はアエテルニタスに乗っ取られているのです。』
アタナシアを遮り、
丁寧語で、胸に手を当ててご説明差し上げるルーカス。笑
『なるほど。そしたら、そこで横たわってるアイツも同じ(乗っ取られた)だと思っていいのか?』
自身が一蹴したカリオ公子に目をやるクロード。
ちょっと…カリオ公子…手とか顔がボロボロで見てられない…。アタナシアに危害を加えようとしてたんだからしょうがないんだけど、ただアエテルニタスに乗っ取られてただけだとしたら、これ本人も辛い(痛い)な…
『そうです。』
『2人は共通点があるのか?』
『・・・。』
クロードは”前帝の憑依は先祖ってことで説明できるけど、この貴族はそうではないだろう”って。
『両者の間に決定的な関係があるかどうかは、私にはわかりません。
ただ、一つだけ指摘するとすれば、彼らの魔力には闇を感じました。』
『”闇”だと?』
闇・・。(厨二のワイ、ちょっとゾワゾワ
『恨み、妬み、嫉妬、さらには自己嫌悪。
そこでは、二人ともこれらのいわば自虐的な感情を持っていると言う点で共通していました。』
『あのね…!私も確信がなかったから、今まで何も言わなかったんだけど、
どうやら、アエテルニタス皇帝は本当は弱かったのに、黒魔法を使って力を奪っていたようなの!』
ここでちょっと会話に入ってくるアタナシア(さっきルーカスに遮られたからかな?カワイイ。)
そしてサラッと“アエテルニタス皇帝は本当は弱かったの”には笑う。
『そしてルーカスへの憎しみから悪霊になってしまったみたいで…!
パパの呪術(呪い)も、私の魔力暴走も、すべてはアエテルニタスのせいなの!
それでね、その悪霊(アエテルニタス)はおじさんの体に乗り移って悪事を働いて…
それでそれで…今、アエテルニタスは他人の体を操ることができるようになってしまったの…!』
必死に矢継ぎ早にクロードに説明するアタナシア。
コイツがまとめると、ぐっちゃぐちゃだわ。
笑!!
遮ったのを遮られたから笑笑
『そうか、わかった。』
クロードはアタナシアの説明にコクっと頷きます。
コクっと頷くクロード。まーじーかーよー笑笑。
ガッツポーズするアタナシア。
そしてそれみ見て“え?わかったの?あれで?”って思っちゃうルーカス。みんな可愛いすぎか。笑
『質問、いいか?魔法使い。』
するとクロードはルーカスに問いかけます。
『何なりと、陛下。』
『アエテルニタスが人の身体を乗っ取れるとして、
その乗っ取られた奴の元々の人格はどうなるんだ?』
『!!!』
!!!!!笑
アナタシアの説明だけで本当に理解してたクロード。笑
『これは推測ですが…おそらく2つの人格が混在(存在)したままになるのかと…』
ここでクロードは“俺を見下しやがって…”って同じようなセリフを吐いていた”アナスタシウス”と”カリオ公子”を思い浮かべる。(そうだね…これどっちもアエテルニタスが出てきてるときだよね。※こちら側は目の色でわかるんだけどさ・・。
『…アイツ自身の意志でもあったのか…。』
そうクロードはポツンと呟きます。
・・これ、色んな意味取れるんだけど、クロードは”アイツ”=”アナスタシウス”の『俺を見下すのはやめろ…』って場面とかを思い浮かべてたのね。あと殺した場面とか。で、クロードとしては、アエテルニタスに100%支配されてた方が、まだ自分への罪悪感(アナスタシウスを殺しちゃった、ね)だけで済んだんだけど、人格が両方存在してるってなると、そこにはちゃんとアナスタシウスの意思があったわけで・・。だからポツリと・・。(もちろん、100%アエテルニタスに支配されてた可能性もあるぜ!むしろワイはこっちを信じたいぜ!優しいアナスタ兄さん最高!
『?
パパ、すぐ行こう!
このままじゃアエテルニタスがジェニットに何をするかわからないわ…!!』
ここでクロードの言葉の真意がわからないアタナシアはボーッと立ったままのクロードを急かします。
__
__
すると__
『どうしてそこまでして彼女(ジェニット)を庇おうとするのですか?』
ここでルーカスが(クロードの前だから丁寧に)アタナシアに尋ねます。
『へっ…?』
『貴方は彼女に特別にお優しくされますよね?そこだけが少々理解できなくて…』
『あっ…うーん。
わたしと…似てるから…かな。』
『貴方と?どのあたりが、ですか?』
『ほら、ジェニットは母親の顔も知らないで育ったでしょ…?
長いこと父親にも会えてなかったし…
あ…わたしは…パパとは5歳の時に会ってるからそこは違うんだけど…ほら!あはは…』
ドギマギして説明するアタナシア(本当はジェニットの物語を知ってるから、なんてクロードの前だし言えないしね・・。)で、ここでの注目ポイントはもう一つあってクロードがアタナシアの説明(ジェニットの母親に会えない悲しみがわかるって点)にショックで凍っております。笑 感情が戻ったクロードは弱いところが多いのかもしれません。笑
そんなことより…!ほら、もういきましょう!』
『・・・。』
クロードは先ほどのアタナシアの説明を聞いてショックで動けないでいます。
あの頃の私は、愛情に飢えていて、とにかく家族を欲しがっていた…。
前世(前前世だっけ・・。)黒の長髪の女の子が膝を抱えてるイメージをするアタナシア。
『まだ一つだけわからないことがあります。
アエテルニタスはすでに死んでいるので、
魂のようなものは、私の守備範囲外であるのです。
結局のところ…、魂を殺すことはできないので…。』
『は?それじゃあどうしたら…』
『そこで私は、
前帝の身体の中にアエテルニタスを封じ込めてしまおうと考えました。』
『?!!』
めっちゃびっくりするアタナシア。笑
いや…なるほど…。アナスタシウスごと封印、か…。
でも…そんなことしたらジェニットが・・。
『た、魂だけ奪うことはできないの…?』
『えーと…。魂だけを引き剥がすことができるかどうかもわからないのです。
なんだか面倒くさそうですしね。それに、どちら(前帝とアエテルニタス)も面倒と言えば面倒なので、一石二鳥ではないでしょうか。』
ちょ、ルーカス先生戻ってる、ちょっと口調戻ってる戻ってる!笑
って考えてしまうアタナシア。
そうだよね・・。
『通常、人間が死ぬと、その魂は聖なる世界樹に戻る、と言われています。
しかし、アエテルニタスはその自然の摂理から逃れることができたようです。
そうなんだ・・この世界では魂は世界樹に・・。
あなたのお母さまのように、
魂のほんの一部を残してこの世に留まることができる人もいます。
しかし、
あの野郎は意図的に、魔法を使って他人の体を乗っ取って留まっているのです。
つまり、
憑依の条件を満たす人間がいる限り、何度でも逃げ出せるということになります。
ですので…
最善の策は、彼を異空間に凍結させ、永遠に封印すること、でしょう。』
ちょっと口調が戻るのに笑うのと、”何度でも逃げ出せる”のあたりでルーカスの思考は“逃すわけねぇけどな!”って言ってのにも笑う。
そう話すルーカスをクロードは、ただ見つめていました__
__
__
皇宮_ダイニングテーブルのある間_
部屋には長く大きなダイニングテーブル。
『姫様…!!』
テーブルに既に腰掛けているジェニットとアナスタシウスがいました。
ハッとするアタナシア。”姫様!”ってジェニットは普通に呼んでくれてるってことはこれアエテルニタスはジェニットにいってないっぽいね!!!(ああああ良かった・・これが最悪の想定だったから・・!!
そう、アタナシアは思います。
アエテルニタスの行き先はもう一回アナスタシウス、だったか・・。そしてここでアナスタシウスはバチバチにキメた正装してる。(一方のクロードはいつも通りのテルマエロマエ風
今はこんなごちそうを食べるべき時じゃないでしょ…。
これ、目の前(ダイニングテーブルの上)にこれでもかってくらいケーキとかゼリーとかあとお肉とか並んでるのね?笑 (で、ちょっとデザート多めってことはこれ(善良な)アナスタシウスが女の子2人だから気を使ってくれた・・?いや、それとも普通にジェニットが、かな・・?
『ハンッ、アイツはショーにでも出るつもりかっての?
まぁいい、アイツに合わせてやるか。』
そう言って指をフィッってやるルーカス。(丁寧口調どこいった。
“ショーにでも出るつもりか”→アナスタシウスがバッチリ正装してるからだね
__
__
『久しいな、クロード。』
『まさか生きてるとはな。アエテルニタスに感謝するんだな。』
そう言ってアナスタシウスの対面に座るクロード。
『あぁ、コイツは”カラックス”と呼んでくれよ。』
で、このシーンですよ・・!!(spoon先生のTwitterの一枚目・・!!クロードの服装をルーカス★マジックで正装に変えてあげたルーカス。
そしてこの2人の神々しさたるや…目の保養やでええええええ。
で、アエテルニタス=”カラックス”ってあだ名つけてるんね。
『で?今のお前はどっちだ?』
『さぁな。』
か、かっこいい・・(それしか感想言えんよ・・)笑
で、ここで”わたしこの席に座ってもいいの?”ってアタナシアはおどおどしてる。笑
『探すのに苦労したぞ?
ネズミのようにキョロキョロ、ウロウロして、俺の視線を避けようとしてたな。』
『そんなことはなかったなぁ。
俺が白昼堂々、皇宮を練り歩いていても、お前は全く気にしていなかったじゃないか。
か、かっけえ・・(x回目・・)笑
ここでバチバチッと2人の視線から火花が散ります。笑
もう呆然とするしかないアタナシア。
てゆか、やっぱりクロードの想像通り優しいアナスタシウス兄さんじゃない、のか・・?(あの日の優しい兄さんはいずこ・・泣
それがわかっているはずなのに、
なぜ前帝はこんなにのんびりした顔をしているのだろう。
何もかもあきらめているのかしら…。
ルーカスもパパもいるんだから、もはや正攻法では勝てないはず…。
ふむ・・。
『お前はここに世間話をしに来たのか?
どうして俺を早く殺さない?お前は既に1回やってるじゃないか。2回目はもっと簡単なはずだろう?』
めっちゃ煽ってくるアナスタシウス・・これ・・逆に不穏ね・・。
クロードの攻撃をトリガーに何か策を仕掛けてたりするの…?
自分が攻撃したらルーカスのバリア(?)が反応するし、クロードの返り討ちにあうから、罠でも仕掛けて・・る・・?
よりにもよってここでパパをバカにする、普通?!
『お前に戯言を言われなくても、そうするつもりだ。』
クロードはそう言うと指先から赤い光を発します。
魔法・・!!
ギュン‼︎
しかしその魔法は…
アナスタシウスではなくジェニットに向けて放たれ…
!!!!!!
リイイイイイイイイン‼︎
アナスタシウスがジェニットの前に飛び出し、ジェニットを同じく魔法の盾で防ぎます。
ジェニットを・・助けた・・!!!
『俺の心の中にいつも引っ掛かってたんだ。』
そう言うと魔法をジェニットに放ったクロードは、
ゆっくりジェニットとアナスタシウスに向かって近づいていきます。
『お前は自分の意志で飛び込んでくるじゃないか…。』
クロード・・!!!!!!
今のアナスタシウスの身体はどっちが支配してるか確かめたってこと!!!?
そしてまたクロードの口から”意思”って言葉が出てきたよ…。
でも、これジェニット・・後ろの椅子とか砕け散ってるしアナスタシウスが守らなかったらまじで危なかった・・・!!
でも、アナスタシウスは守った・・!!!!!!
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ある日、お姫様になってしまった件について 109話 感想・考察
最後・・・!!!!
クロードはアナスタシウス(アエテルニタス)に攻撃するわけではなく、ジェニットに向かって魔法を放ちました。。
ルーカスの意図(アエテルニタスごと封印)はクロードに伝えてるから、クロードはその作戦で動くはずなんだけど、ここでクロードの意図としてはアナスタシウスの身体を支配するアエテルニタスを炙り出そうとしてるってこと・・?? (もしルーカス作戦でいくなら速攻でアエテルニタスを捉えればよかったからね。)
さらに驚くべきなのは、
その攻撃をアナスタシウスがジェニットの前に立ちはだかって防いだことです・・!
ここよ・・!!
アナスタシウスにはやっぱり優しさが残ってる・・!!!??
だとしたら、できれば、できれば一緒に封印しないで欲しいよ・・。。優しいアナスタ兄さんとジェニットで幸せになって欲しいよ・・。
クロードの心にずっと引っ掛かってたもの。
それが、“あの日”の優しいアナスタシウス(幼少時代)の笑顔、だといいのですが・・
これどうなるよ・・!
アナスタシウスは勝ち目ないよね・・?頼む・・!!アエテルニタスだけ引き摺り出してくれ・・。
次回も気になりすぎます・・!
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ある日、お姫様になってしまった件について
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次回第110話ネタバレはこちらから
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