今回はピッコマで連載中のmiraenavi/S.Yang先生の
「小説の中の悪女皇帝になった」58話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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小説の中の悪女皇帝になった 58話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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小説の中の悪女皇帝になった 58話 ネタバレ
そこで優しげな印象のイーレン伯爵が進み出て、彼らを安心させるため自身が聖女であることを明かした上で事情を尋ねます。
生贄・・・。
生贄として領主が指名したのは少女とその兄の2人らしいのですが、彼らが命令に応じず逃亡すれば、確実に残った家族が咎められることになると考えた上での決断なのでしょう。
あまりに衝撃的かつ腹立たしい話につぐみが何も言えずにいると、彼女の険しい表情を目の当たりにした少女の母は慌てて地に伏し、涙ながらに「見逃してください! 」と訴え始めました。
と切々と語る母親へ「私はお前たちに怒っているわけではない」と答えた後、つぐみはイーレン伯爵に彼らのことを一任します。
ユーストは命令通り、日が昇る前に調査を終えて戻ってきました。
彼からテルンの詳しい状況について報告を受けたつぐみは、あまりの酷さに強い憤りを覚えます。
・・・。
しかも民から集めた血税は海賊の来襲に備え城を強固にするための改築費用として使われているらしく、つぐみは領主の思慮の浅さに「それが海賊を刺激するとなぜわからないんだ」とため息を吐きました。
あげくに見目の良い少年少女を集めて海賊に差し出そうとしていたのですから、救いようがありません。
最早怒りを通り越しすっかり呆れ果ててしまったつぐみは、ひとまずテルン領主宛てに使者を送ることにしました。
なぜなら戦闘になった場合、矢面に立ち傷付くことになるのは愚かな領主ではなく罪なき領民たちだからです。
と領主に伝えようと考えたのでした。
しかし、どうやらそう上手くはいかないようです。
朝一番にテルン領主の居城に向かった使者は門前で足止めを食らったばかりか、海賊が変装しているのではないか?と疑われてしまったのです。
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小説の中の悪女皇帝になった 58話 感想・考察
58話では前話にて偶然出会ったワケありっぽい家族の事情が明かされて、テルン領主との対決という新たな展開がスタートします。
今回の遠征は海賊の討伐と銘打ってはいるものの、これまでの流れからどうやら海賊イコール悪者というわけではなさそうなので、このエピソードでの敵はテルン領主ということになるのかもしれません。
使者の行く手を阻んだ門番たちの態度と言いなかなかの曲者の予感がするテルン領主ですが、本作は憎たらしい悪役の描写が非常に秀逸な作品なので、領主も一体どれだけイヤな感じの人物なのか登場が楽しみです。
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次回第59話ネタバレはこちらから
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