【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 239話 240話ネタバレと感想。ニヤリと笑うサラの”お願い”。

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【小説版】悪女は砂時計をひっくり返す

今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の

悪女は砂時計をひっくり返す原作小説版 239話・240話(漫画版は77話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 239話 240話 ネタバレ

・・・の前の管理人のつぶやき。

前話ネタバレはこちらから

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 237話 238話ネタバレと感想。サラの結婚式会場へ・ミエールを連れて。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 237話・238話(漫画版は77話?)を読ん...

239話

『・・私に何かできることはありますか?』
『・・・いいえ、でもこんな私を嫌いにならないで欲しいです。』
管理人halu
管理人halu

ミエール対して改めて復讐を決意したアリアから、だったね。

『先ほどもお伝えした通り、そんなことであなたを嫌いになるはずがないですよ?むしろ、あなたが巧くまとめてくれているので、安心していますよ。』

アースは、心配そうなアリアの手をより強く握りしめながら言った。

『…ただ、私が何もお力に慣れないのではないかと、少し心配しているのです。』

『心配しないでください。
すべてが順調に進んでいますから。そして…これが終われば、すべてが元通りになるのです。』

管理人halu
管理人halu

・・・。

私の悪夢も終わるわ…。

『必要な時はいつでも言ってください。
どんなことでも、私は喜んであなたをお助けしますから。』

『ありがとうございます…。
久しぶりに会いましたけど、変な雰囲気にしてしまったかしら…。』

『全然変じゃないです。
どんな話でも、お嬢様と一緒にいるとその一瞬一瞬が楽しいので。』

『私もそう、です。』

管理人halu
管理人halu

オッフ。

アリアは再び笑顔を取り戻し、アースに向かって明るい笑顔を作った。

今こんなにアリアがあんなに明るく笑えるのは、本当の終わりに向かって走っているからである。
もうすぐ全てが整い、彼女は新しい人生を手に入れることになるのだ。
管理人halu
管理人halu
クライマックスの空気・・。

__

__

『・・・お前のせいで!!!』

アリアたちの馬車が去った後、
しばらく動けなかったアニーは、すぐにミエールに怒りをぶつけた。

ボブーン男爵が用意したドレスを着て、優雅な貴族を演じるつもりが、こんな邪魔者を連れいかなければならなくなったのだ。

『・・・私だってあなたについて行きたくないわ、アニー。』

ミエールも非常に冷たい口調で、どうやらアニーに同行したくないようだ。

管理人halu
管理人halu

バッチバチやぁ・・・!!

しかし、このような状況にした張本人(アリア)に言葉を伝えることができない二人は、お互いに鋭い敵意を持って歯を食いしばっていた。

そして残念なことに、事態が収束する前にボブーン男爵が屋敷に到着した。

『おや?もうご準備できていたのですか?』

庭に大勢の人が集まっていることを確認したボブーン男爵も、非常に驚いた表情で尋ねた。

『ボブーン男爵!』

アニーは慌てて顔色を変え、満面の笑みでボブーン男爵を迎えた。

このエキサイティングな状況の中で、使用人たちはアニー、ボブーン男爵、ミエールを観察していて、屋敷に戻ることなく息を止めていたのだ。
管理人halu
管理人halu

エキサイティング言うな笑

『思っていた通りの美人さんですね』

『ありがとうございます・・・あなたも素敵ですよ?』

管理人halu
管理人halu

あーらあら///

他の恋人たちと同じように、アニーへの愛を示したボブーン男爵は、「そろそろ参りましょうか。」と言って手を差し伸べた。

いつも通りだったら、アニーは思い切り顎を上げて、
みんなに自慢するかのように彼の手を握っただろうが、今は違う。

ミエールの件が残っていた。

アリアは荷物を置いて行ってしまった。
アニーはこのままミエールを連れて行きたくないし、かといってミエールを連れて行くとデートの邪魔になってしまうし、それが彼女を困惑させた。

しばらく沈黙が続くと、ジェシーがアニーの背中から、内緒に静かに話しかけてきた。

『アニー…、お嬢様がミエールと一緒に行ってくれと頼んだのですよ…?余計なトラブルを起こさないで……ミエールはいい子だってことを私も知っているから…。』

管理人halu
管理人halu

・・・ここでジェシーか・・。ちょっと前話不穏だったものね・・。

ジェシーは、ミエールの悩みの相談に乗ったことがあっただけに、ミエールに同情していたのだ。

ジェシーがミエールの味方をしてアニーを促すと、
他に選択肢がなかったアニーは目を丸くして、決心したように小さくため息をついた。

『・・・ボブーン男爵、申し訳ありませんが…、
このメイドさんを…乗せて…あげてもよろしいですか…?』

管理人halu
管理人halu

必死に声を絞り出すアニー。笑

『えぇ、全く構いませんよ?』

・・・!!!
“私たちの時間を邪魔しないで欲しい”って言わないの…!!?

アリアに懇願して文句を言った皇太子とは違い、
ボブーン男爵は「できますよ」と即答し、アニーは不満を募らせた。

管理人halu
管理人halu

サラッとボブーン快諾に笑う。

『・・・行きましょう、ミエール。』

『・・・ミエール様?』

そこで、アニーが弱々しい声でミエールの名を呼ぶと、ボブーン男爵は驚きの表情でミエールを見つめた。

噂のミエールがアニーに付き添っているのを見て、ボブーン男爵の表情が硬くなった。

どうして、ミエール様がアニーに付き添っているのだ…?

なぜ彼女がアニーのメイドになったのかという疑問に満ちた顔だった。

管理人halu
管理人halu

あぁなるほど、ボブーンは経緯を知らなかったわけだ。で、普通のメイドだと思って快諾した。と。

それに気づいたのはアニーの方だったが、ミエールへの苛立ちとボブーン男爵への失望で気が動転していたため、他の説明を加えることはなく、馬車の中ではサラの結婚式会場に到着するまで何の会話も交わされなかった__
管理人halu
管理人halu

雰囲気悪スンギ笑

__

__

遅れて出発したアニーとボブーン男爵の馬車は、アリアとアースの馬車よりも先にヴィンセント侯爵の屋敷に到着した。

これは、沈黙を克服できなかったボブーン男爵が御者を急かしたためである。
管理人halu
管理人halu

笑う。

また、わざわざ首都を一周したアリアとアースのおかげでもある。
管理人halu
管理人halu

会場までをデートコースにしてるこちらにも笑う。

そして、不機嫌そうに馬車から降りたアニーは、
ちょうどその時に侯爵邸に入ってきた派手な馬車に気を取られる羽目になった。

『あら、今きたあの馬車を見て。誰の馬車です?!』
『皇太子殿下の馬車ではありませんか?!あの紋章を見てください!!』
『ああ、本当だ!』
『あの馬車に乗っているのは 皇太子殿下とアリア様ですか?!』
『彼らはこのような場所に参加するのは初めてでしょう?!』
『あぁそうだ!!楽しみですね!!』

帝国で最も立派な馬車に注目が集まるのは当然のことだった。

先に到着していた客たちは、アリアと皇太子がどのような姿で登場するのかと騒いでいた。

そして、アースに手を引かれてワゴンから降りてきたアリアの姿に、集まった客たちは目を見開き、感嘆の声を隠せなかった。
『なんということだ…文字通り輝いている…。』
『彼女はもう貴族の女性でもないのに、どうしてこんなに美しいのだろう?』
『違う…あれは身分に関係ない自然な美しさだ…』
管理人halu
管理人halu

まぁ・・ちな、アリア、クロア王国では侯爵だけどな。(しかも王家の血を引いているというチート設定。

そして視線はアリアとアース二人のお揃いの衣装に羨望の眼差しが注がれた。

それを後ろから見ていたミエールは、
アニーにしか聞こえないほど静かに独り言を言っていた。

『お姉様は同じ平民でも、あなたとは全ッ然違うわね。』

管理人halu
管理人halu

!!!!!!!!!!!!笑
お前、よく言えたなwwwwwwww

『・・・は?』

もちろん、アニーは聞いたことに怒り、その言葉が聞こえず理由を知らないボブーン男爵は目を大きく開けてアニーを見た。

『アニー?どうした?』

『・・・い、いえ・・・!!!!!』

管理人halu
管理人halu

これ・・ボブーンとアニー大丈夫か・・?笑

アニーはここで本当のことを言ってしまうとバカにされてしまうと感じた。
だから、何も言えずにいると、ミエールが満足そうに笑っているのが見えた。

管理人halu
管理人halu

ミエール肝が座っているというかなんというか・・笑

しかしよくもまあ、そんなことを言えたわね。
奈落の底に落ちたお前と違って、今度は私が男爵夫人になるのよ…!?

しかし、堪忍袋の緒が切れたアニーは、
拳を振った後、名案が浮かんだように声を上げた。

『ほぅらミエール!?
アリア様がいらっしゃるから、会いに行きなさい?』

管理人halu
管理人halu

おっ・・笑
わざと声を張り上げて・・笑
あとミエールを爆弾ゲームみたいにアリアに渡そうとすな・・笑

アニーが大声でミエールの名前を叫んだので、周りの人たちはその方向を見て驚いた。

『おい、あの女性、ミエールって言ったか……?』

と誰かがつぶやき始めた。
そして、アニーは再びミエールの名を呼び返した。

『ミエール!?ほら!どうしたの?!答えないで何をしているの?!』

一瞬にして会衆の目が鋭くなった。
アリアに罪をなすりつけ、帝国を売り払おうとした邪悪な女(ミエール)に、皆の殺気立った目が集中し始めたのだ。

『ミエール!!!!!』

静かな庭でアニーが再び大声で名前を呼ぶと、その声は遠くにいたアリアにも届いた。

皆に非難されて青ざめたミエールと、何も知らないように穏やかに微笑むアニー。

そしてアリアは、この期待以上の光景に笑い出しそうになるので、唇を噛んでなんとか気持ちを隠していた。
管理人halu
管理人halu

ヒィィィィ

『おい、嘘だろ?あんな邪悪な女が、こんな神聖な場所にくるなんて…!?』
『恥知らずも大概ね…。』
『まさか、今度はサラ様に危害を加えるようなことをするんじゃないでしょうね…?』
『いや・・あるかもしれないぞ・・あの凶悪そうな顔を見ろよ・・。』
管理人halu
管理人halu

すげぇね、本当短期間で一気にミエールが悪女になったね。今までこのポジションアリアだったんだよね、って思うと・・。

罵詈雑言の嵐が押し寄せ一気に顔面蒼白になったミエールは頭を抱えて今にも倒れそうに震えだし、横にいたボブーン男爵はどうしていいかわからず恥ずかしそうに目を丸くしていた。

その様子をしばらく見ていたアリアは笑った。

管理人halu
管理人halu

ついに・・笑

なーに?何をそんなに恐れているの?これまでも、あなたは何度も私を批判してきたじゃない?ほら、少し前には、令嬢たちを屋敷に招いて私を侮辱したり、私の誕生日会に現れて、なぜ自分を呼ばなかったのかと私を困らせたりしたじゃなぁい?
管理人halu
管理人halu

ゾゾッゾオ…

そんな思い出を思い浮かべながら、アリアはミエールが気絶するまでこのままにしておこうかと悩んでいたが、サラの困惑している顔を見て、この注目のアイドルの余興を辞めることにして、彼女の名前を呼んだ。

管理人halu
管理人halu

注目のアイドルの余興言うな・・笑

『ミエール!?あなたは先にここに到着してたのね?!顔色が悪いわ…?!』

アースの手を握ったアリアが一歩踏み出すと、観客が彼女のために道を開け始めた。

__

240話

何も知らなかったように優雅な一歩を踏み出したアリアに、ミエールに注がれていた視線が散り始めた。

『ねぇ、どうしたのミエール?』

ミエールのそばに行って、アースから手を離したアリアが、ミエールの青白い頬に触れた。

ミエールの目は不安に満ちていた。

ねぇねぇ、誰があなたをそんなに屈辱的にしたの?ねぇ?いつものように復讐するべきだとは思わないの?私はその方法を知っているわ?あなたが非常に愚かな選択をして、過去の私のように自滅する方法を、ぜんぶ、ね?
管理人halu
管理人halu

ヒヒヒッヒィ!!

『んー?ミエール??』

心を込めてミエールの名を呼ぶと、ミエールは目に涙を浮かべながらアリアの手を取った。

『・・・お姉さま!!!!』

アリアは、泣いて抱きついてきたミエールの手を離したい気持ちを押し殺しながら、この手を渡せる使用人が近くにいないか探した。
ここでこの女の手を離してしまったら、すべてが無駄になってしまうからだ。

『ねぇ、ミエールは体調が悪いので、少し休ませてあげてください。あれから(事件)しばらくしてから連れてきたのですが、こんなこの子の具合の悪さを見ると心が痛むわ…。』

ミエールを連れてきたのはアリアであるという告白は、観客の目からそのミエールに投げかけられた憎しみの感情を奪った。
代わりに、アリアへの嘆きと称賛の声が上がった。

「彼女は自分を傷つけようとした人の面倒すら見ることができるのか…!」
と。

__

__

『どうしたのですか?』

そんな中、騒動を払拭するように侯爵家の屋敷の執事が現れた。

丹精込めて準備した主人の結婚式だったが、突然起こった不愉快な状況が気に入らない様子だった。

『あ・・・その…この子、ミエールが体調が悪くなってしまって…。』

その執事の表情を見て、アリアは結婚式を台無しにしてしまったことを申し訳なく思ったが、どうせみんなの記憶には残らない些細なことである。

『馬車が残っていたら貸してもらえませんか?お屋敷に帰さないといけないと思うのですが』

管理人halu
管理人halu

・・・?
ミエールここで帰すんか・・?
わざわざ連れてきた意味は・・これだけ?

そこでアリアが、これ以上の被害を避けるためにミエールを帰すと言うと、執事は丁寧にお辞儀をして、その言葉を待っていたかのようにすぐに消えてしまった。

『わかりました。すぐに準備します。少々お待ちください。』

『ミエール、ちょっと待っててね?』

アリアの心配そうな言葉に、目をぎゅっと閉じたミエールがうなずく。
とても可哀想な顔をしていたが、今まで過去に彼女は色々なことをしていたので、周りの誰も彼女に同情しなかった。

すぐに現れた執事は、馬車と一緒だった。

彼が持ってきたのは、屋敷の客のための豪華な馬車だった。
平民であるミエールには似つかわしくない馬車だったが、アリアに見栄を張るために用意されたもののようだった。

『ありがとうございます。』

執事のセンスに感心したアリアは、簡単にお礼を言ってミエールを馬車に乗せた。

『ミエール、お屋敷に戻って休んでください。屋敷の執事に医者を呼ぶように言ってね。いい?』

ミエールが医者を呼んでくれと言っても、どうせ執事は聞く耳を持たないだろうが。
アリアはそれ以上、彼女に言葉をかけずに馬車を閉じた。

そして、待っていたかのように馬車は出発し、ついに本物の悪女は姿を消し、ヴィンセント侯爵邸には明るい笑い声がゆっくりと響き始め、すっかり祝福の場として生まれ変わったのだった。

管理人halu
管理人halu

・・・。
この悪者消えてすぐハッピー感も狂気よね・・笑

『ミエールが無事だといいんだけど…』

アリアが心配そうに言うと、アースはアリアの肩に手を置いた。
彼女が心配しないようにと慰めたのだ。
アリアがミエールのことを心配していないことを知っていはいたが。

管理人halu
管理人halu

・・・。

『そうですね…。
あ、そうだ…侯爵夫人を訪ねてみてはいかがですか?きっと侯爵夫人はお嬢様を待っていますよ?』

そして同様に、アリアがミエールのことを心配していないことを知っていたアニーは、雰囲気を変えるためにも話題を変えた。

『そうですよ!お嬢様と侯爵夫人はご親友なのですから!』

『侯爵夫人から、あなたが到着したらすぐに知らせてほしいと言われています。すぐにご案内しますね。』

執事もそれを伝えると、ミエールのことを心配して震えていたアリアの面影は完全に消え、代わりに、一歩踏み出せば誰もが憧れる、将来皇太子妃となる帝国の美しいスターの姿があった。
管理人halu
管理人halu

アリアもすぐにハッピーになれます・・笑

__

__

『アリアお嬢様!!!!』

『サラ…!!!!!!』

サラはアリアの来訪を喜びいっぱいに迎えた。

何か嫌なことがあってアリアがここに来られないのではないかと心配していたようで、何事も無さそうなアリアの姿を見て、サラの目には安堵の色が浮かんでいた。

『ご結婚、おめでとうございます。本当にあなたは美しいわ!!』

アリアはサラを見て、誠意をもって言った。

サラは、帝国の侯爵家の唯一の愛人にふさわしく、上品でエレガントなドレスを着ていた。

『ありがとうございます。お嬢様にそう言われるとどうしたらいいのかわかりません…。』

『あ、これから侯爵夫人とお呼びしましょうか?』

『お嬢様そのように呼ばれるのは少し寂しい気がしますので、いつものようにサラと呼んでください?』

普通、人は高い地位に就くと変わるものだ。しかし、今日から帝国唯一の侯爵夫人となったサラは、最初にアリアが見たように、とても純粋で無垢な目をしていた。
管理人halu
管理人halu

サラはずっと変わらない。

サラが最後まで自分の計画を知らないことを願いながら、アリアはしばらくサラと向き合っていたのが、突然、サラがニヤリと笑って口を開いた。

管理人halu
管理人halu

・・・?
ニヤリ・・??

『ところで、私、アリアお嬢様にお願いしたいことがあるのですが…』

管理人halu
管理人halu

お願い・・。

『私…に…?』

『えぇ!そうよ、それにアリアお嬢様の結婚式でやりたいこともあるんだから!』

そう言うとサラは目の前のティアラを指差した。

隣で待機していたメイドが、ティアラを丁寧に拾い上げ、アリアのもとに持ってきた。

『このティアラを私の頭につけてほしいの…。』

管理人halu
管理人halu

もうサラの”お願い”、”ニヤリとした笑い”が純粋すぎて…笑笑
もうわたしゃの心は腐ってしもうた・・´・ω・`・・。

『・・・!!ティアラを…?』

『はい、このためにドレスをアレンジして…そして今日の私を完成させるティアラを私の頭の上に置いてほしいのです。お嬢様に。』

『でも、でも…これは…!!』

ティアラは母親が花嫁の頭に乗せるのが一般的だった。
洋服や装飾品は親しい知人が手伝えばいいが、ティアラはそうはいかない。

そこで、アリアが躊躇していると、
サラは、「ほらほら、時間がないですよ?」と言って、アリアを促し始めた。

『さあ?結婚式に遅れてしまうわ?』

そう言われるがままにアリアは慎重に手を伸ばし、ティアラを手にした。

豪華な宝石が散りばめられたそれは、見た目以上に重かった。
それは、外見とは違い、配慮の行き届いたサラの性格のようだった。

アリアがゆっくりとサラの頭の上に乗せようとすると、サラは少し頭を下げて助けてくれた。

ティアラを髪につけると、メイドたちが待ってましたとばかりにティアラを直してくれた。
それは、間違って落としてしまうと、花嫁が不幸に見舞われるという迷信があったからだ。
派手なティアラは、サラのシンプルで優美な顔立ちには似合わないように思えたが、アリアが思っている以上にサラに似合っていた。
管理人halu
管理人halu
なんか久しぶりに幸せな空気が流れておるよ…

『ありがとうございます。
これで今日の結婚式を無事に終えることができそうです。』

サラはとっても嬉しそうにしていた。

ねぇ…どうしてサラはいつも私を信頼して、好きでいてくれるの?

もうサラを利用する必要はないのだが、最初は不純な意図でサラに近づいたことを思い出したアリアは、自分の胸に手を当てた。

管理人halu
管理人halu

もともとヴィンセント侯爵家を味方につけるためにアリアはサラにハンカチの刺繍させて、落とさせたりしたんだものね。

なぜかヒリヒリとした感覚を覚えたのだ。

それを知らないサラは、やはり信頼の眼差しでアリアをまっすぐ見つめていた。

『・・・サラ、あなたは私の生涯の大切な友人です。』

管理人halu
管理人halu

おおおおおおお泣

過去から現在に至るまで、二人として会うことのない大切な大切な友人だった。
突然のアリアの発言だったが、サラには真摯な気持ちが伝わったようだった。

『私もですよ?』

アリアの最も真剣な顔に優しくうなずきながら、サラはやはり明るい笑顔で応えてくれた。

管理人halu
管理人halu

ああああああああああああああ泣
いきなりこういうのくるんかあああああああ泣!!!

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 239話 240話 感想・考察

なんでしょうか、このいきなり幸せな空気になると逆に心がザワザワ戸惑ってしまう感じは・・

管理人halu
管理人halu

それは・・あなたの心が汚れてしまったからだよ・・笑
サラも何か企んでるのか?とか思ってしまったよ・・なんだよ、ティアラを載せて欲しいって・・そんな美しい純粋なお願いあるかよ・・ゲスいワイの心をケルヒャー(高圧洗浄機)で洗い流してくれ・・。

さてさて、せっかく連れてきたミエチュウはすぐに屋敷に戻ってしまいました・・。

管理人halu
管理人halu

▶︎ミエチュウはひんしだ。
▶︎”もういい!もどれミエチュウ!”。
てゆかアリアはさすがにサラの結婚式ではミエールになんかするわけじゃなかったか。よかったよかった。

しかし、ミエールの一件で色々ボブーン男爵は悟ったようで、行きの馬車でも彼らは無言だったそうです・・・笑

管理人halu
管理人halu

これアニーとボブーン大丈夫か・・?笑

さてさて次回、いよいよサラとヴィンセント侯爵の結婚式が描かれるでしょうか?!

管理人halu
管理人halu

復讐の谷間の幸せなお話になるだろうね・・笑
砂漠の癒しのオアシス的な・・。笑

次回も気になります・・・!!!

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管理人halu
管理人halu

待望のコミックスは2021年11月05日発売・・!!

次回ネタバレはこちらから!

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【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 241話 242話ネタバレと感想。新章23章"逆転の運命"開幕。ミエールを扇動するアリア。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 241話・242話(漫画版は78話?)を読ん...

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