今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の
「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 199話・200話(漫画版は69話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 199話 200話 ネタバレ
の前の管理人のひとこと。
悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説版 199話の感想アップしました!
思い立ったが吉日ならぬ
思い立ったが吉”瞬”の皇太子アースパイセン。今夜も彼はいそいそとアリアの部屋に忍び込みます。https://t.co/M6OOftmUhe#悪女は砂時計をひっくり返す #ネタバレ #感想 #原作小説版 #翻訳
— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) September 24, 2021
前話ネタバレはこちらから
↓↓↓
199話
それまで怪訝な雰囲気だった伯爵夫人は、整理がついたのか、鋭く考え込むような表情で侯爵を見ていた。
『では、あなた(ピアスト侯爵)は私の娘を口実にして、私を脅しに来たのですか?…お金が必要なのですか?』
そうでなければ、伯爵から施しを受けたこの男が、健康を尋ねるためだけに訪れたこの男が、このように自分のところに来るはずがないから__
伯爵夫人のもとにピアスト侯爵(もはや義理パパ)が真実を告げに行ったんだよね。
皇太子が横にいるのは不思議だったが、それでも伯爵夫人がピアスト侯爵に対して敵意を露わにすると、じっとしていたアースが話に割り込んできた。
『ご夫人、少々お待ちください。こちらは、クロア王国のピアスト侯爵です。紹介が遅れて申し訳ありません。』
『・・・誰、ですって?』
まるで息を止めてしまったかのようだった。
・・・。
そして紹介を受けたピアストが改めて話し始めた。
『あなたが会ったクロエという男は”私の長男”で、あなたもある程度は察していると思いますが、その血縁関係がアリア様に繋がっているのではないか、と思ったのです。そうでなければ、彼女は息子に似ていないと思うので…。』
『・・・!!!
つまり…アリアは侯爵家の血を継いでいるの?』
『えぇ、そうだと考えます。』
『・・・。』
それでも…良かったね伯爵夫人。伯爵家はすでに手中だし、アースもいるし、侯爵家にもいけそうだし、運がめちゃめちゃ回ってきたね。笑
これまでにも何人かの下級貴族が彼女を訪ねてきたことがあり、可能性はあるかもしれないと思っていたが、まさか侯爵家の人間だとは思わなかったのだ。
・・・そういうご職業でもあったからね・・
『息子が困っていて、あなたに会いに来られなかったのですが、…今でもあなたに会いたがっています。娘ができていたと聞いて、息子はさらに喜ぶでしょう…』
『・・・ま、待って、待って。ちょっと考えさせてください。あまりにも突然のことで、何と言っていいのかわかりません。それに、確かなことではありませんが、あなたはただ私のアリアにその子が似ているから来たのでは…』
伯爵夫人がティーカップを置いたのは、侯爵が更に話を前に進めようとしたからだった。
そして以前の仕事(娼婦)の関係でそれを確認することは困難だった。
『ご夫人、心配いりません、確認する方法があります。』
その言葉に、伯爵夫人と侯爵は同時にアースを見た。
・・・。
すると、侯爵は何かを悟ったように目を大きく開いた。
『…帝国城の池、か。』
『そうです、もしアリア様が聖水を飲んだバイオレットの孫娘であれば、皇城の池に触れることができます。』
池・・。
つまり、王家の一員、ってことだよね・・。
確認する方法があるという言葉に伯爵夫人は頷いた。
『…では、確かならば、また教えてください。私としては、それまでに整理しなければなりません。』
会話を終えた侯爵は、切迫した声で尋ねた。
『よろしければ、お手紙をお送りしてもよろしいでしょうか?』
『・・・はい。それなら私かアリア宛に送ってくれますか?』
『わかりました。あなたに送ります・・・そして、クロエからも・・・』
身分を偽って帝国を訪れるかもしれない。
・・・。
伯爵夫人は立ち上がり、冷ややかな声で答えた。
『まあ、そんなこと。すでに結婚している女性(自分)に男が手紙を書いたら誤解を招くでしょうね。さて、これでお話が終わりなら先に失礼します。』
断りはしない、と・・。
一方、自身の執務室に戻ったアースは、手にした指輪に触れながら何かを考えていた__
・・・。
__
__
一日の終わり、寝る前に突然現れたアースに、アリアは小さく叫んだ。
アース:『いそいそ… ´・ω・`コンヤモ アリアノ トコ イクゥ』
寝る前に突然現れるアース。これ彼氏(※但しイケメン皇太子に限る)じゃなきゃ通報モンよ・・笑
メイドがいなくなってからだったのは幸いだったが、
『どうして話してから来てくれなかったのです?』
と、小言を伝えた。
『ごめんなさい。』
´・ω・`
アースの申し訳なさそうな視線は、アリアの手にある指輪を通り越して、キャビネットの中にある砂時計の箱に向かった。
・・・・!!!
アリアには王家の血が流れているのだと思うと、彼女がいつも持っていた箱に疑問を感じたのだ。
うわ、いきなりの展開や・・・!!
『アース様?』
箱から目が離せなくなったアースは、彼女の呼びかけに応じて振り向いた。
そして、突然、彼女の部屋を訪れた理由を語った。
『・・夜の散歩をしませんか?』
『・・・でも、寒いわ?』
急な朝のごはんに続き、急な夜の散歩。
いつでもどこでも思い立ったら即行動のアース。
アースは彼女の質問に優しく微笑むと、彼女の肩にコートをかけた。
行く・確定。笑
『皇城の池はあまり寒くないですよ』
『え…?皇城の池…?』
そこか・・・!!
アースが急に皇城の池の話をしたので、
アリアが困惑して何かを聞こうとしたところ、アースが彼女の手を掴んで力を使った__
__
__
アリアは、突然の景色の変化に驚くこともなく、
到着した場所の物語でしか聞いたことのない絵のような風景に夢中になっていた。
『ここが、”皇城の池”、です。
神秘的な雰囲気と心癒される風景に惹かれて、私もよく訪れる場所です。』
『・・・これは、確かに素敵…ですね。』
周りの花々も神秘的だった。
そしてここには冬の寒さは感じられなかった。
アリアの驚きと困惑の表情は消え、恍惚とした情景に彼女の感情は流されていった。
アースはしばらく静かに彼女を見守っていたが、アリアを中央に案内した。
私の足で踏んだ草花が…!
不思議なことに、アリアの足で踏まれた草花は曲がることも枯れることもなく、再び立ち上がってきた。
すげぇ・・
『…この池の水は聖水と呼ばれています。帝国の皇帝がここで亡くなった後に、この池ができたという伝説があるからです。』
『そうですか、そんな伝説があったのですね…』
彼女はもうすっかり池に魅せられていた。
そんな彼女に、アースは自身の本当の望みを尋ねた。
『触れてみたいですか?』
『池の水に、ですか?触っていいのですか?』
『えぇ、幸せを呼ぶという神話があります。』
・・・。
幸せを呼ぶ、は建前で本音は王家の血の確認、だね・・。
(血を引かないものは『触れられない』、んだよね
アースの許可が出ていても、
アリアは一旦躊躇したが、幸せをもたらすという言葉に心を奪われてしまった。
アリアは腰をかがめて池の水に手を伸ばしてみた。
触っ・・た・・・
『冷たい、ですね、この池だけが冬の影響を受けているんだと思います…。』
『・・・なるほど。』
アリア確定だ・・鳥肌・・
それを見ていたアースは目を輝かせ、
池の水に触れたアリアは身を起こしてアースの近くに来た。
『私は水に触れました。ではこれから幸せが来るのでしょうかね?』
アースの突然の訪問と、真夜中の散歩が気に入ったようだ。
アースは「えぇ」と言って下を向いた。
アリアの指にはめられた指輪は、柔らかく輝いていた。
指輪も・・!!
『アース、さん?』
アリアは、アースが目を合わせないので、不思議そうな声でアースを呼んだ。
やがて、指輪の光が消えていくと、
彼女の手から目を離していたアースが彼女と目を合わせた。
先日、指輪の色が変わったのは間違いではなかったのだ。
『私の手に何かついていますか……?』
アースの視線が自分の手に注がれていることに気付いたアリアは、視線を下げて尋ねた。
この前、アースが指輪の色のことを言っていたのを思い出し、
アリアも自分でも指輪に触れてみると、アースはまた何でもないように答えた。
『いいえ、指先に蝶がいるのかな、と思ったのですが、私の錯覚でした。』
・・・。
『蝶、ですか?この冬の夜に?』
アリアは明らかに何かを隠しているアースをじっと見つめ、物思いにふけっていた。
力を使っても指輪の色が変わるんだったよね。アリアは一度力を使った後で指輪の色が変わることをアースに見られてる。
しかし、今ここで聞いてしまうと、アリアを皇城の池に連れてきたのは、
彼女の身元(血縁関係)を確認したかったからだと自ら告白しなければならないことになる。
これ、アリアが砂時計使えるのもアースが高速移動できるのも王家だから、なのかもね・・王家の人間には代々何らかの能力に目覚める人がいるんかね・・?
__
200話
アースとんでもない自信
だからこそ、アースは真実を知りたい思いを心の奥底に秘めることにした。
『…もう遅いし、風邪をひきます。そろそろ帰りましょうか。』
いつも彼女に見せている柔らかな微笑みを浮かべていた。
『・・・えぇ。』
それに対し、アリアは怪訝な顔をしていたが、
アースにも何か理由があるだろうと思ってアースの横に黙って佇んでいた。
隣のアースが一歩前に踏み出したかと思うと、すぐに視界が自分の部屋に変わった。
アースの能力、だね。
__
__
『…もうすぐ決着がつきます。』
アースが口を開いた。
『・・・えぇ、そうですね。
もうその時が来ると思っていましたが…ミエールは現れるのでしょうか?』
今はクロア王国にローハンと一緒にいるミエール、だね。
ローハンがどっち側なのか、で状況はだいぶ違うよね・・。
ミエールはアースの力のことを伝えたわけだし。
アリアも会話に乗って言った。
『そして…、私はもう行きますね。
お嬢様の誕生日に、また会いましょう。』
『次は、そんなに先に…?』
そして今日もまだそれほど遅い時間ではなかったのでアリアはアースに思わず聞いてしまった。
アースは素敵な笑顔でアリアに尋ねた。
『それでは皇城に、一緒に来てくれるのですか?』
オッフ。
『それは…』
アリアが躊躇していると、アースは少しだけ微笑んだ。
『もし…許されるなら、時間があればこうしてこっそりお邪魔しますね。それができなければ、必ずお手紙を差し上げます。』
『・・・そうですか…。』
アリアの手の甲にキスをして、別れを告げてから姿を消した。
アース・・またきてくれぃ・・。
アースが消えた直後、儚げな少女の顔をしていたアリアは、自分の手を見ていた。
『指輪…』
それは代々の王家の指輪で、力を使うと色が変わるとアースは説明していた。
前回、アースは自分の指輪を見て色が変わったと言っていた。
アリアは忘れていたが、
アースは前回も不思議な目で自分の手を見ていたことを思い出した。
・・・。
その考えに、アリアは顔を強張らせた。
・・・ゴクッ。
前回、彼女は砂時計を使ったが、今日は使っていない。
皇城の池の近くを散歩しただけだ。
それでも、念のために箱に入れておいた砂時計を取り出し、そんな考えはありえないと思いながらも確認した。
ひっくり返した・・。
彼女は砂時計をテーブルに置き、震える手を伏せて指輪を確認した。
『・・・!!!』
・・・そうだよね・・。
その指輪は、信じられないことに、アースが力を使ったときのような青い光を発していた。
私は王家の一員ではないのに、アースと同じ力を使っているからなの・・?
指輪が青く光っていたので、それが唯一の答えだと思った。
彼は最初から何が起こっているのか知っていた…?
そこまで考えて、アリアは自分の顔から血の気が引いていくのを感じた。
いつかは言わなければならないと思っていたが、アースに先に気づかれたくなかったのだ。
・・今はまだ、だけど、いずれ・・
悩んだが、答えは出なかった。
そして、砂時計を使っていたので、眠くもなってきていた。
一人で考えていても答えは出ない。
アースが自分秘密を打ち明けたように、彼女も秘密を打ち明ける時が近づいていた__
ついに・・くるのか・・!!
__
__
『お兄様、今回の誕生日パーティーは盛大にやったほうがいいと思いますよ』
知らない人のように扱われ無視されてきたアリアが突然話しかけてきて、カインは硬直した。
彼女は今まで何か言いたいことがあると使用人を介して話していたが、何か理由があったのだろうか。
『・・・えっ?』
彼は何を言っているのかわからず、今言ったことをもう一度聞くと、彼が少し間抜けな口調で言ったので、アリアは少し微笑みを加えた。
『私の友達だけでなく、お屋敷に住んでいるお兄様の知り合い(兵士)も参加するから、私の誕生日パーティーは少し大規模にしないといけないと思います。』
・・アースも来る可能性あるし、何よりお金を使わせたいしね?笑
兵士に言及したアリアの言葉に、
その意味を理解したカインは、咳払いをしてさりげないふりをした。
『それなら納得だ。』
お金に困っているのは明らかなのに、アリアの頼みとなると断れない自分がいた。
『わぁ!ではそれを執事に伝えてもいいですか?お兄様が許可したと言いますから』
『・・・あぁ、そうしてくれ。』
アリアは一瞥もしなかったが、自分をロースチェント伯爵家の当主であることを認め、許可を求めてきたことにカインは満足している様子だった。
・・どうしようもないな・・笑
カインは知らなかったが、伯爵夫人はすでに伯爵家のほとんどすべてのお金を取り上げており、伯爵家には盛大な誕生日パーティーに使うお金など残っていなかった。
もうなかった。笑
伯爵夫人どんだけ使い込んだんだよ・・笑
家計の危機を知らない伯爵も、自分の心を溶かしてくれた伯爵夫人に、自分の世話をするという口実で、夫人に自分の財産を使わせていたのである。
『ありがとうございます、お兄様。』
『ああ、一年に一度しかない機会なんだから、帝国で一番立派なものを作るのも悪くないだろう。』
アホや・・。
カインに明るい笑顔を向けたアリアは、
その言葉を受けてすぐに執事にパーティーを盛大にするように指示を出した。
その執事は心配そうな顔をしていたが、
聡明なアリアの指示なので、そのようにすると言った。
『お嬢様の期待を裏切らないように頑張ります。』
と。
そして執事は本当に一生懸命にパーティーの準備をした。
冬だったので、庭の飾り付けは最小限で済んだが、屋敷の飾り付けは万全だった。
その間、アリアが訪問を期待していたアースは結局姿を見せず、誕生日パーティーでお会いしましょう、と手紙を送ってきただけだった。
アース、忙しかったか・・。
アリア、伝える気、か・・。(ゴクッ。
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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 199話 200話 感想・考察
まずアースとピアスト侯爵が伯爵夫人に真実を告げるところから始まりました。
伯爵夫人、最初こそ侯爵家の血がアリアに流れていることを知って動揺こそすれ、それを隠していたね。アースの手前でもあるのかな。それでもクロエからの手紙は断らなかった。
そして、アースがまたアリアのもとを急に訪ねて夜の散歩(意味深)に繰り出します。
思い立ったが吉日のアース。自分の能力を最大限に活かして思い立ったが吉”瞬”、にできちゃう。笑
皇城の池ではアリアが無事(?)池に触れることができ、指輪も再度輝き、アリアが王家の血を引くことが確定しました・・
アースの目も改めて変わってたね。
そしてアリアもアースが自分と指輪を見る視線からそのことになんとなく気付き、アースに全てを伝える覚悟を決めたようね・・・!!
さて、伯爵家は財政難で崩壊寸前、次回はそんななか開かれるアリアの誕生日パーティ!
次回も気になります・・!
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