今回はピッコマで連載中のSarkk/Eunhye kim/binu/Siya先生の
「緑陰の冠」5話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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緑陰の冠 5話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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ロス卿を自分の護衛騎士に迎えたランは、本格的にラチア公爵家の財政の立て直しに着手します。
彼女は手始めに、公爵家の資金を使って詐欺行為を働いている会計官をクビにすることにしました。
さらにまだ誰にも知られていない領地内にある鉱山の開発を騎士団長に命じます。
そんなランの手際の良さに、元よりユスタフの敵として彼女を嫌悪しているロス卿は、何か企んでいるのではないか？とますますランに対する疑念を深めるのでした。
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緑陰の冠 5話 ネタバレ
そこにはラチア公爵家が抱える問題についての書類が山積みになっていました。
それらに目を通したランは、想定していたよりもずっとラチア公爵家の資産状況がピンチであることを知って頭を抱えます。
誰が作ったのよ・・？
借金があるのは分かっていましたが、その額が予想以上に莫大で、なんとそのカタとして土地が差し押さえられているという事態にまで発展していたのです。
しかもその土地がラチア公爵領内で唯一の穀倉地帯だったものですからたまりません。
その他の土地は農業には適さないため、
広大なラチア公爵領全体の食糧をまかなうことが出来なくなってしまうのです。
しかし、この世界の元となった小説を書いた張本人であるランには、この財政難の原因の一つが分かっていました。
まずは邸内の管理全般に従事する、執事を筆頭とした侍女や従者達がおり、さらに領地に関する諸々を任されている行政官がいます。軍事を取り仕切っているのは騎士団で、会計業務を専門に行う会計官という職に就いている者もいました。
そしてこの会計官こそが、私腹を肥やすために不正を行い、ラチア公爵家の経済状態を悪化させた元凶たる人物だたったのです。
悪いのは会計官、だったのね・・！！
そこでランはロス卿に頼み、騎士団長ブレインと行政官エリザベートの二人を執務室へと呼び出しました。
ランは彼らにラチア公爵家の困窮を隠すことなく打ち明け、さらに会計官による粉飾決算の事実を伝えます。
そして会計官を解雇することを宣言したのです。
誤魔化された帳簿の数字を信じていたエリザベートは驚きました。
しかしランから「信用している」と言われ、会計官を内々に裁くだけでなくその悪事の証拠をきっちりと残したいという彼女の意向に積極的に協力しようと心に決めます。
それからランはブレインに、北の山脈の調査を依頼しました。
というのが原作小説の「設定」なのです。
なるほどね。笑
ランはその貴重な魔石を売り捌き、
逼迫している公爵家の懐事情を解消しようと考えていました。
そんなランの采配に対しロス卿は、
当主としての教育を受けていない彼女が何故ここまで出来るのか？と疑問に思います。
そして、後妻の連れ子でしかないランが臨時当主に就任した一連の流れそのものを怪しむのでした。
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緑陰の冠 5話 感想・考察
５話の見どころは、一時的とはいえ公爵家の当主として申し分なく振る舞えている凛々しいランの勇姿と、原作者ならではの知識チートです。
ある種の俺tueee系とも言え、この先彼女の活躍ぶりに周囲が驚く展開が予想できる、ワクワク感たっぷりの回になっています。
また、今話初登場のエリザベートとブレインは珍しくランに対してフラットな態度のキャラクターであり、今後彼女の味方になってくれそうな雰囲気もあるので、是非とも実際に読んで確かめてみて下さい。
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次回第6話ネタバレはこちらから
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