今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の117話(漫画版は110話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説 117話 あらすじ
…の前の管理人の本日のつぶやき。
「再婚承認を要求します」
原作小説117話の原題は『結婚式の夜』
きてしまう・・きてしまうのか・・!///
\( ‘ω’)/\( ‘ω’)/\( ‘ω’)/
セッ!(自粛
\( ‘ω’)/\( ‘ω’)/\( ‘ω’)/はたしてわたしは読みきることが出来るのだろうか・・!#再婚承認を要求します
— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) June 25, 2021
前話、原作小説第116話のネタバレはこちら
↓↓↓
ついに開かれた西王国での結婚式。
ハインリはナビエを迎えると同時に西王国の帝国建国宣言も行い、西王国は西大帝国へ。
晴れてハインリは西大帝国の皇帝、ナビエは皇后となったのでした__
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再婚承認を要求します 原作小説 117話 ネタバレ
Viva★!西大帝国!
ハインリ皇帝・ナビエ皇后ご夫妻!ご結婚おめでとう!
前話ほんと神回だった・・!そしてこれから描かれるのはやっぱり・・ヌッフッフフフフ…///
披露宴が終わり、いよいよ私が最も恐れていた結婚式の夜がやってきた。
き・・た・・笑
妻である自分が主役となる結婚式の夜。
はたして、うまくできるだろうか。
……実は私はこのような関係でリードをした経験がない。
もちろん、できるはずだが、一歩踏み出す勇気があるだろうか。
恥ずかしくて顔も上げられないかもしれない。
しかし、経験の浅いハインリを前にして、ただじっと黙っているわけにはいかない。
浅いというか・・ね。
巷では、ハインリ・チェリー・ラズロなんて言われ方も…してません。すみません。
どうしよう、どうしよう…と心の中で繰り返してしまっていた。
ナビエがこんなに困ってることが未だかつてあったであろうか・・(いやない・・笑
そうこうしているうちに、あっという間に時間が過ぎ、
結婚式が行われるまで入ることを禁じられていた「王妃の間」にようやく入ることができた。
今では「皇后の間」と呼ぶべきなのだろう。
皇后の間には既に大きめのベッドが置かれていて、
ハインリの部屋と私の部屋の間には更にもう一部屋、共有のベッドルームがあったので、少し驚いた。
なるほどすごい設計ね・・笑
○ – ○ – ○
ハインリ – 共有ベッドルーム – ナビエ
この宮殿が建てられたときの、
西王国の国王は王妃とこんなに親密な関係にあったのだろうか?
なぜ、このような迷惑な構造で設計されたのだろうか?
迷惑な構造www
それはさておき..この部屋(皇后の間)は本当に素晴らしかった。
ハインリはわざわざこの部屋を金色の装飾を施していた。
実際、部屋全体が金色に輝いていた。
濃い金色、薄い金色など、金色の中でも濃淡が分かれ、とても美しかった。
これあれだよね。
前にハインリがナビエと文通してた時に手紙で好きな色を聞いたんだよね。それに全力で応えてくれたハインリ。
私が見とれていると、
私の後に続いて部屋に入ってきた侍女たちも次々と感嘆の声を上げた。
『これは…離宮とは比較にならないほど美しいですね、皇后陛下!』
『本当にきれいですね…!これからはここにお泊りになるのですね。』
『ちなみに私たち侍女の部屋はどこですか、ローズさん?』
『えぇ、こちらですよ。』
ローズが侍女たちを部屋に案内するために廊下に出ると、
私は一人でベッドの上に座り、柔らかいシーツをぎゅっと握りしめた。
この部屋のドアを開けたとき、私はユニムの表情を思い出して笑った。
彼はこの部屋が正式に私のものになったことを喜んでいないかもしれない。
しかし、最近の彼は驚くほど静かだった。
ユニムはローズのお兄さんで、ハインリ護衛騎士のひとりだね。もともとナビエに対して疑ってかかってた人だったね。
私への敵意が徐々に薄れてきたのだろうか。そうだといいのだが。
しばらくすると、
自分の部屋を見終わった侍女たちが、興奮気味に部屋の構造を説明してくれた。
『ベッドがあって、クローゼットがあって、そこに机がありました!』
『化粧台は銀色で統一されていました…!皇后陛下!』
『クローゼットはここから・・もうずーっとあそこまで!!(でっかい)』
侍女たち大興奮笑
私の部屋だけではなく、各侍女の部屋もとても豪華だったようだ。
『あら…またあとで見させてくださいね?』
と笑顔で聞くと、騒いでいた侍女たちが途端に黙ってしまった。
私が不思議に思っていると、彼女たちはお互いに顔を見合わせてニヤニヤし始めた。
あ・・笑///
今すぐお風呂に入って、例の共有のベッドルームに入れということなのだろう。
ドック・・ドックン…!
ハインリは自分の部屋の浴室に入っているのだろうか?
2階に上がる前に、ハインリの秘書が慌てて呼び止めてきた。
王国の郊外に関わる緊急の報告があったという。
ということは、ハインリはまだ部屋にいなかったのだろう。
ん・・・?そうなの・・?
『皇后陛下、さぁさぁお風呂へどうぞ!』
『私はユリとバラの香水を持っています、皇后陛下のお身体をほのかなお花の香りにできますよ!今、とっても流行しているものなんです!』
『わたしはまるで雲の中にいるような気分になれるバスボムを持ってきました…!』
侍女たちモチベ高いクッソやる気。笑
侍女たちが私を引きずり出そうとしたので、私はちょっと抵抗した。
『あれ…皇后?』
私が動かないので、ローラは困った顔をしていた。
『どうしたのですか?』
私は指をドアに向けた。
『ちょっと待って。新鮮な空気を吸いたいの。』
『今ですか?』
『皇帝陛下がまだお部屋にいらっしゃらないので…』
夜風に当たって、火照った顔を冷ましたかった。
今日からハインリと私の関係は変わる。
その変化がポジティブなものになるのか、それともどこか気まずいものになるのかはわからない。
だから、そうなる前の残された時間を私は楽しみたかった。
そう、このなんだかヒリヒリとした感じを__
コッコッコッコッキャワアアアアアアア‼︎‼︎
___
__
階段を数段降りて、ベランダに出る。
手すりに手をかけ、鼻先をかすめる夜風を吸い込む。
冷たい空気が通り過ぎて肺を満たした。
しかし、それでも私の顔の熱は冷めない。
私は、まだレセプション(披露宴のスタッフ)の人たちが残っているパーティー会場の方を見た。
時折、花火の音が聞こえ、ここからもその光がよく見える。
また、外の空気を吸いに出てくる人や、密かに愛を育んでいる恋人たち、そしてカフメン大公…. カフメン大公?
カフメン大公????!笑
カフメン大公が一人で?
立っていた…会場のベランダに。
その表情はここからではよく見えなかったが、
一見するととても寂しそうで落ち込んでいるように見えた。
おそらく、薬の効果のせいだろう。
カフメン大公の普段な真面目な口調に混じって、
薬の効果で出てしまうのであろう、似合わない言葉を聞いてしまうと、それが面白くてちょっと笑ってしまう。
”あっ・・このっ・・くそっ・・言うでない・・” ね笑
考えてみれば、本当に怖い薬だ。
恋煩いになってしまうほどの副作用があるなんて。
苦しんで仕方がないほど、その薬の効果は強かったのだろうか。
残念ながら、カフメン自身の手で過ちを犯してしまったのが原因なのだが…。
すると、突然、カフメン大公がこちらを見た。
あっ・・・。
(これ・・声(というかナビエの気持ち)聞こえちゃったかな・・?
確かに私を見ていた。
遠く離れていても目が合った気がした…。
彼が私から目を逸らさないので、私が先に振り返ってベランダを出た__
__
__
_
私はハインリとの初夜を迎えようとしていた。
彼の気持ちを知っているだけに、冷静に挨拶できなかった。
結局、あちこち歩き回って自分の部屋に戻ってきた。
『あっ!ちょうどいいところに来られましたね?』
『先ほど”皇帝陛下”も部屋に入られましたよ。』
ついに・・・!!!!!!
『マスタスさん、
なんでそんなに”皇帝陛下”を強調するんですか?言わなくてもいいじゃないですか…!』
マスタスとローズがいつものように喧嘩をし始めたので、私はジュベル伯爵夫人と一緒に先にバスルームに入った。
先ほどローラが言っていたように、大きなバスタブには泡のような雲が入っていた。
侍女たちの本気のバスセットでございます。笑
服を脱いで湯船に入ると、足の指先から温かい感覚が広がってきた。
しばらく目を閉じて温かさを味わっていたが、眠くなってきたので目を開けた。
ユリとバラの香りの香水を少しつけてから、再び体を洗う。
最後に、ウェディングドレスと一緒に用意されていたローブを着た。
手が、震えた。
・・・。
幸いなことに、
鏡を見るといつもより少しだけ官能的な気分になった。
ハインリもこんなローブを着るのだろうか。
夫婦で着られるように作られているとはいえ……
ハインリがこのような服を着るとどのように見えるのか想像できない。
周りを見渡して気まずくなった私は、意を決して侍女たちに退出を促した。
ゴクッ・・。
この場所の構造は、どこか奇妙なものだった。
その寝室には、私の部屋かハインリの部屋を通ってしか入ることができず、侍女でさえも勝手に入ることはできないのだ。
禁断の秘密の花園・・笑
共有の部屋の前に立ち、
何度か深呼吸をした後、突然寝室の中から咳払いをするような音が聞こえてきた。
どうやらハインリは先に入っているらしい。
おわあああああああ・・!!///
私は最後にもう一度深呼吸をして、ゆっくりと歩き、ドアノブに手をかけた。
気を引き締めて、慎重にドアを回した。
ドアを開くと、目の前に今まで隠れていたベッドルームが現れた__
ついに・・やって・・きて・・きてしまったあああ・・!!!
__
__
_
本当に、いわゆる“ベッドルーム”だった。
家具といえば、ベッドとその下に敷かれた気持ち良さそうなフカフカのラグだけ。
皇后の間のベッドも大きいが、
中央にあるそれは明らかに自分の部屋のものよりも大きいものだった。
ここは本当に寝るだけの場所なのだろうか。
しかし、周りにはカスミソウの花がたくさん咲いていて、空虚な感じはしない。
また、ベッドからはほのかな光が放たれていた。
周りを見渡していると、
後ろから
『クイーン。』
という声が聞こえてきた。
うっはああああああ!!!///
驚いたことに、
私の部屋とベッドルームをつなぐドアの横の壁に、ハインリが立っていたのだ。
ハインリ隊長、スタンばっておりました。
そして予想通り、彼は私と同じローブを着ていた……。
『えぇ。』
私は恥ずかしくなって、急いで後ろを振り向いた。
ローブのベルトが緩く結ばれていたので、彼の胸元がほとんど見えていた。
気まずくて目を合わせないようにしていると、
ハインリがやってきて、後ろからそっと私の腰に腕を回してきた。
んっはああああああ!!!
そして私の耳に、頬に、そしてもう一度耳にキスをして、ささやいた。
『早く教えてください。』
と。
私はあまりの恥ずかしさと気まずさで、思わず涙が出そうになった。
また、彼の唇が触れた部分はすでに熱が上がっていた。
そして、お風呂に入ったばかりのせいか、彼の唇は濡れていた。
『行って・・・。ベッドに…。』
私の言葉に、ハインリは小さく笑い、私を見たままベッドに向かった。
ドッ…ドッ…ドッ…ドッ…
そして、ベッドのふちの上に座り、膝を軽く開いて両手をこちらに広げた。
『クイーンも、早く来てください。』
彼は私にリードしてほしいと言っていたが、
本当にそうしてほしいと思っているのだろうか?
私はゆっくりと彼のもとに近づいていった。
ただ、あっという間にハインリの膝の間に立ってしまった。
しかし、彼の大胆な行動はここまでだったようで……。
彼はこのあとどうしたらいいものかわからない、といった未知の表情で私を見つめ、私はその彼の神秘的な瞳孔を見つめながら固唾を呑んだ。
彼のまだ湿った髪が、いつもより魅力的に見えた。
私はゆっくりと手を伸ばし、彼の髪に手をやった。
///////////
するとハインリは目を閉じて顔をゆっくり少し上げた。
それは「あなたの思い通りにしてください」と言っているように見えた。
そんな彼の態度は、私に少し勇気を与えてくれた。
私はハインリの髪の毛に指を入れて撫でると、
彼の髪の毛が私の手に優しく絡みついてきた。
少し撫でたあとで、彼のおでこに軽くキスをして、ささやいた。
『ベッドの…もう少し上に行って。うん、もっと中央に…。』
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
ハインリは目を開けて微笑み、素直にベッドの上に上がった。
躊躇しながらも、私は彼の胸を少しだけ押して、上半身を完全に寝かせてあげた。
私の指先が彼の裸体に触れると、
ハインリは一瞬たじろいだが、何の抵抗もなくベッドに横になった。
その体勢のまま、彼は私を見つめ、期待に満ちた目でささやいてきた。
『…乱暴にしても構わない…ですよ?』
『このえっちなワシ。
乱暴にしても”構わない”の?……それとも、乱暴に“して欲しい”の?』
えっちな、ワッシーーー!!!!!
乱暴にしちゃうなんてああああああああああ!!!!(崩壊ドンドコドンドコ…
笑顔で尋ねると、ハインリは「奥さんの、お望み通りに。」とつぶやき、
片手を下に伸ばしてローブのベルトを掴み、彼自身のローブを完全に解いた。
ベルトを外すと、ハインリの上半身が露わになった。
私はスリッパを床に落とし、
膝を立ててベッドに登り、彼のお腹の上に足を滑り込ませて彼にまたがった。
『はあぁあああっ…』
ハインリは、もう我慢できない、というように苦しそうなため息をつき、私の太ももに寝そべった状態で手を置いた。
彼の手は、私のローブに触れているにもかかわらず、直接肌に触れているような感覚があった。
私の顔に一気に熱が上がり、下唇を噛んでいると、
ハインリの手はゆっくりと私の足の側面を駆け上がり、尾骨の上あたりで止まった。
『奥さん、上から見た私はどう見えますか?』
『・・・素敵よ?そして、いやらしいわね。』
『もっといやらしく、して、ください…。』
彼の囁きが私の鼓膜をくすぐった。
私はゆっくりと手を伸ばし、彼の上半身を撫で回った。
胸から首筋にかけて、両手で彼の肌を愛撫すると、ハインリは呻き声を上げた。
それでもなお、大胆にゆっくりと手を動かし続けた…。
するとハインリの手が何やら私に向かってコソコソと動いていることに気付いた。
それに気付くと私は彼の手を掴み、
顔の横付近のベッドにしっかりと押し付けた。
『…?えっ、奥さん?』
『今日は私がリードするって言ったでしょう?』
『・・・!!!』
驚くハインリの頬に何度かキスをしてから、ゆっくりと唇を重ねた。
この瞬間を十分に楽しみたいと思った私は、
両手を下げて彼のズボンをゆっくりと脱がした。
…この部分はすでに準備万全だった。
『ほんと、いやらしいワシね』
あまりの可愛さに思わず私がプッと吹き出してしまうと、
ハインリは耳まで赤くして、私のローブのベルトを掴んで軽く引っ張った。
『恥ずかしいので…、キスしながら…して…ください』
エンダアアアアアアアアア—イヤアアア—-!!!♪ラーラーラー♬フウウウウウウ〜♬
※流れるI will always love you
__
__
_
はあっ…はあっ…至高…!至高だった…はあっ…はぁ…。このあとソビエシュパートなんて信じられない…はあっ…はあっ…。みんな一回これ読むのやめて余韻に浸ってからにしよう・・。いっかい、心を落ち着かせよう・・(しかし…しかし…!もっと続けて欲しかったアァアアア!!※阻まれる一般小説の壁。漏れまくる心の声。
ソビエシュは、
ナビエがパーティー会場を出るとすぐに自身の来賓専用の宿泊先に戻った。
ベッドに座ってしばらくぼんやりした後、窓に行って窓枠に頭をもたれかけた。
はぁー、まじでソビエシュパートかぁ…(しつこい笑
目眩がしていて、心が折れそうだった。
今も吐き気がして、心臓が粉々に砕けてしまいそうだった。
それ、お前がナビエにしたことだし、ナビエも何回も味わってたんだからな。(嗚呼…先ほどまでの甘美な気持ちは何処へやら・・
ソビエシュの目の前に、あの忌まわしい国王の手を握って微笑むナビエの姿が現れた。
もう皇帝、な。
ソビエシュはこぶしを握りしめた。
ハイソウデス。
イマメチャイイトコッス。(棒
その考えが頭に浮かんだ時、ソビエシュの目の前辺り一面真っ白になった。
西王国が帝国になったことよりも、
ハインリの隣で微笑むナビエの姿に耐えられなかった。
二人が一緒に踊っているのも耐えられなかった。
あのクソガキがまるで本当に仲が良いかのようにナビエにくっついているのも耐えられなかった。
『…ハハッ…!!クハハハハハ…!!!!!』
ソビエシュは、胸の痛みから胸を押さえて屈んだ。
痛かった。
その痛みは、込み上がる怒りを抑えるほどの強さだった。
いつも自分の隣で微笑んでいた妻が、今は他の男の隣に立っている。
そのことだけで、頭の中の血が騒ぎ、目から血が出そうになる。
すると、本当にソビエシュの足元に血が滴り落ちてきた。
血は目からではなく、鼻から出てきたようだ。
ソビエシュはハンカチを取り出して、血の滴る鼻を拭いた。
『ナビエ…ナビエ…ナビエ…!!』
ふと、ラスタを連れてきたとき、
ナビエも同じ気持ちだったのではないかと考えた。
死ぬほど遅えよ。
『もしナビエが怒っていたとしたとして、ナビエがそれを表に出さなかった。
彼女は自分の気持ちを抑えたのだろうか。』
ソビエシュは歯を食いしばって一気に呟いた。
いや、何がまさかなんだよ。
お前の頭がまさかの出来だよ…。
『そうだとしたら、私はどこかで気づいていたはずだが、ナビエは全く気にも止めていないようだった。そう、ナビエは私に興味がなかったのだ。だからあんなに淡々とした態度をとったんだ』
と__
お前みたいにナビエは国政に私情を挟まないんだよ・・。
しかし、彼はそれも当然だと思った。
もし、ナビエが同じ気持ちを味わっていたら、
今の自分のように大変なことになっていただろうから。
コレソビ。
膝が震えた。
ソビエシュは窓に背を向けて床に座った。
また頭を壁にもたせかけて、ハンカチを下げた。
酔ってはいないんじゃない?くるってるとは思うけど。
__
__
彼の目の前には戴冠式の日のあの日のナビエが見えた。
あの日のナビエは、ソビエシュに手を差し出した。
彼女は顔をしかめて、責めるような口調でこう続けた。
『ナビエ…。』
ソビエシュは、すっかり酔っぱらって、思わず答えた。
『私は起き上がれないのだ…、ナビエ。』
彼女はソビエシュをじっと見た後、再び手を伸ばした。
『本当に…歩けないんだ…』
ナビエははっきりとそう言った。
これは、彼の記憶にあるあの日のことではなかった。
よくよく考えてみると、戴冠式の日の少し前にこんなことがあったことを思い出した。
『あぁ、これは私が初めての酔っぱらった日のことではないか…。それが今になって思い出すとは…。』
ソビエシュは妻の手を取ろうとした。
しかし、手が重なった瞬間、ナビエの幻影は消えてしまった。
・・まじわたし(含む読者様)は何を見せられてるのだ・・?
立ち上がろうとしたとき、
ソビエシュは再び仰向けに倒れ、窓枠に頭を思いきりぶつけてしまった。
しかし、その痛みよりも、
目の前で消えてしまったナビエの幻影の方が大事だった。
『ナビエ?…ナビエ?』
ソビエシュは戸惑いながらも彼女の名前を叫び、手を振った。
『ナビエ? どこに行ったんだ?ナビエ!?』
やばいのだ。もう限界なのだ。
早くなんとかして欲しいのだ。ヘケッ。(突然のハム太郎。
彼女はさっきまでここに…。どこに、行ったんだ…?
『ナビエ?』
と呟いて、ソビエシュはなんとか立ち上がった。
実際彼はアルコールの影響を受けてはいた。
いてもたってもいられなくなったソビエシュは、急いでドアを開け、叫んで外へ飛び出した。
『ナビエ!!!
…カルル侯爵?!おい、ナビエを探せ!』
『…陛下!?』
部屋の前で護衛をしていたカルル侯爵は驚いてソビエシュを支えた。
『陛下!あなたは酔っています!』
いいえ、くるってるんです。もう、ダメなんです。
『カルル、ナビエ、ナビエが消えた!消えたんだ!ナビエ!!!』
『陛下!!!』
カルル侯爵は、倒れかかるソビエシュを支えながら素早く部屋に運んだ。
『酔い覚ましの薬を持ってきてくれ!』
そんなんじゃ効かない!
“ジンカク マトモニナールEX”みたいな薬じゃないと!!!!
カルル侯爵はすぐに衛兵の一人に指示して、ソビエシュをベッドに寝かせた。
そこに子守唄を歌ってもらいにラスタがやって来ていた。
ラスタは廊下で呆然と立ち尽くした後、後ろを向いて走り去った__
壊れてゆーくー♫
ソビエシュとラスタと東大帝国ー♬らんらんるー♪
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再婚承認を要求します 原作小説 117話 感想・考察
初夜・・最高でした・・書ききりました・・。
なんかもうナビエのドキドキが伝わってきたり、ハインリが乱暴にしてくれとか言ったりした時には、ひとりで”アアアアア‼︎”とか”ヒャアアア‼︎”とか言いまくってたわ。。笑 はたから見たらだいぶおかしかっただろうな・・(遠い目。
2人で迎えた初めての夜。
この幸せな時間が終わって2人の間に今まであったちょっとした緊張感が取れて無くなって、今まで以上に自然な感じの2人のやりとりが見られたらいいなって思います・・!
もうナビエなんかハインリを自然とワシ呼ばわりしたり、皮肉をお互いに言い合える関係でむっちゃいいけどね!笑
途中の謎カフメンや、はた迷惑な泥酔ラリビシュ(メダパニ状態)などありましたが、ちょっと今話の記憶にないっすね・・!笑
前話に引き続きお祝いの言葉で締めようと思います。
ハインリ!!
卒★業おめでと〜!!!(何とは言わん。笑
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次回原作小説版第118話ネタバレはこちらから
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コメント
フワァァァァァァァ( *´艸)
もう思わず読んでいて声だしてしまいました!
ハインリ、初恋実らせてとうとう念願の今まで守ってきたチェリー卒業おめでとう!
思いを遂げて大好きなナビエ様とやっとひとつに…。
リードしてもらってわんこハインリ発動してて可愛すぎ。
ハインリ、至福の時だったんだろうな。
おさわりさわさわしてるところやナビエ様のことを奥さんて呼ぶたびにフハハハって変な照れ笑いをしながら読みました。
本当に、良かった。母じゃないけど母の気持ちです。
私は信じていたけどナビエ様もやっぱりまんざらじゃないみたい。
ハインリのこと好きでしょーと思いましたよ、コレ。
ハインリさん希望で毎晩共用寝室のみ利用されてラブラブな日々のはじまりですね!
可愛いベビーちゃんに恵まれ、不妊不妊と騒いだバカ野郎を見返すことができますように。
そしてどんどん愛が深まって、末長く幸せな2人でありますように。
haruさん、ありがとうございました。
鷲さん
いつもありがとうございます!✌︎(‘ω’✌︎ )
>毎晩共用寝室のみ利用されてラブラブな日々のはじまり
この日々を別冊にまとめて広辞苑レベルにしてもらって発売希望ですな・・!!笑笑
コチラこそ嬉しいッス!!
いやー、、すごいですなー、
おめでとー!ハインリ皇帝!よかったねー(泣) 何だか二人のベッドの相性も良さそーです、ニヤニヤニヤ♡
に比べて、、、
ラリビシュ(笑)には驚きました!
この人、ナビエさまイジメで、変だ変だとは思ってたけど、いくら飲酒してたとはいえ、妄想に幻覚まで??う〜ん、もともと精神疾患っぽかったのかなぁ。そういえば、ご先祖さまにナビエの家門から嫁ぐ事多かったらしいし、、、皇帝達はかなり血が濃い?とすれば、こういう症状も少し腑に落ちます。
ラスタの存在など無、ですよね?? 所詮その程度なのか??やはりソビエシュの性質が理解できないです(・_・;
前半のあまっあまーな初夜に比べて、後半のラリビシュのくだりは絶望一色。なんというコントラスト!!!
そして、またまた数々のhaluさまの名言(笑)受けまくりでした!有難う、お疲れ様でした!続きも期待しております。
Lilasさん
>ラリビシュのくだり
の字面よ・・笑笑
もはやネタパートでしたな笑笑
いつもコメントくださりありがとうございます!!(°▽°)
ハインリ☆。.:*・゜卒業おめでとう☆。.:*・゜
更新ありがとうございます♡
この作品を知ってからずっとこのシーンを待っていました!
ソビエシュの皇后であった時とは違って、お互いが支え合いながら、時に茶化しあいながらの関係になっている2人に感動しました。
想像よりハインリのチェリー感強…
もぐさん
コメントあざまっす!!(つД`)ノ
☆。.:*・゜卒業おめでとう☆。.:*・゜
晴れて聖騎士パラディンとなりましたな。笑
>想像よりハインリのチェリー感強…
これは言わない約束wwww
ああ~!そこからが読みたい所なんですっ!!
(鼻息荒い)
原作者さま~!
それにしてもhaluさんの突っ込みが面白すぎて笑ってしまい、我が子の寝かしつけ失敗しました(笑)
ナビエ様の極上プロポーション味わったら
週5コースかもしれませんね。
若いみたいだし。
これでナビエ様が妊娠したら究極のザマーなのになぁ( 〃▽〃)
次回更新も楽しみにしています、心より(*^O^*)
さくらさん
嬉しいコメントあざまっす!!!
一般小説の壁は高かった・・嗚呼ウォールマリアのようだ・・。
週5コース朝までパック、ですなwwww
最高でし・・。
結婚式の喜びから爆笑へ(^◇^)
haluさんのミュージック♪チョイスで場面の臨場感増しますx2
そして、突然のハム太郎登場に、腹筋痛しヽ(;▽;)
ナビエさま、仔犬やワシ、とハインリヒを完全ペット化!?でも今後、国政に関しては、ハインリヒをしっかりとサポートされるのでしょうね。
今後、西と東のからみも気になります。次回の翻訳もよろしくお願いいたします。いつもありがとうです!
ミャーさん
コメントありがとうございます!✌︎(‘ω’✌︎ )
ちょっとラリビシュがムリすぎてハム公になってしまいました・・笑笑
こっからの展開もさらに気になりますな!!いつもありがとうございまっす!!!
haluさまへ
いつも以上にhaluさまの合いの手と心の叫びが
私の気持ちとシンクロして
ナビエさまとハインリのシーンではニヤニヤが止まらず
ソビエシュのシーンに移ると、スン…となって
ただ「ジンカクマトモニナールEX」で吹き出しました
ソビエシュは残念な人ですね
ホントに 死ぬほど遅ぇ
すべて自業自得だし、哀れだと思うけど
これまでにナビエさま(と、関係者)にした言動を思うと
絶対に許さないし、ザマを見よとしか思えない
今後のカフメンや元王妃、ろくでもないパスタも
どうなって行くのか気になるところです
読むのが楽し過ぎて、夜更かし&寝不足常習犯
いつもありがとうございます♪
ではでは また