今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の206話 207話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は112話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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皇帝と女騎士 206話 207話 ネタバレ
前話のネタバレはこちら!
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206話
ポリアナはプラウに結婚の意思を伝えて…、一方亡くなったレベッカの母親は親として性格難ありヤバすぎてトリーが出て行けって言った。。
トリーの言葉にナニ公爵夫人は戸惑いながら
『どういうことでしょうか。』
と尋ねた。
トリーは冷たく説明した。
『”私たち”、ストラ夫人と私で姫様を育てます。
あなたにお世話頂くわけにはいきませんので、お引き取りください。』
と冷たく説明した。
いいぞ・・!!
『…しかしトリー様、私はその姫様の祖母であり、レベッカの母でもあるのですよ。よくもまあ、そんな私に出て行けと申せたものですね…?』
こええ・・
『たとえ姫様を大切に思っていなかったとしても、言葉にまでは出す必要はありませんでした。だからこそ、公爵夫人。あなたにお姫様を育ててもらうわけにはいかないのです。あなたが姫様を育てた場合、姫様がどうお育ちになるのか私たちは心配で仕方がありません。』
そのトリーの言葉にストラも
『そうです、私たちがお姫様の母親になりますので、私たちが育てます。ナニ公爵夫人、お帰りください。』
と同意した。
ナニ公爵夫人はショックを受け、
『私は…あなた方の言っていることがわかりませんが…!』
と口ごもった。
『お帰りください』
結局、ナニ公爵夫人は、皇帝の二人の妻にはかなわなかった。
彼女は応接室を出て行き、トリーはため息をついた。
彼女は公爵夫人にここから去るように言ったが、ナニ公爵夫人が自分の命令に従うかどうかわからなかった。
皇帝の命令がなければ、公爵夫人は城を出られないからだ。
・・・なるほどね。
幸運だったのは、トリーとストラが確かに皇女の母親のひとりであるという事実だった。
たとえ公爵夫人がヤパに残っても、トリーとストラが皇女を育てるのを止めることができる。
同じ夫の子供であるから、母親も同然ってことね。しかもずっと皇女の近くにいれる。
トリーは公爵夫人を追い出すという軽率な判断をしたことを後悔していた。
こんなことに巻き込まれる必要はなかったのだ。
どうなるか分からないのに、こんな風に目立ってしまうのは得策ではない。
彼女はいつも目立たないようにしていたので、今日の行動は失敗だった。
今日の出来事は…城の人間全員がすぐに知ることになるだろうし、この出来事を人々がどう解釈するのか想像もできなかったのだ。
さらに、敵に利用されてしまうのは間違いない。
・・・。
トリーにとって、敵、は誰を指すんだろうね・・。
だからこそ、トリーは常に冷静沈着でいなければならない。
衝動的で軽率な行動は許されない。慎重に判断しなければならないのである。
これまで、トリーは冷静にずっと行動してきた。
城の女主人として、またすべての皇帝の妻たちの筆頭妻として、トリーは従順に、そして外交的に行動してきた。だからこそ、だ。
トリーの手が震えたが、その手をストラが握った。
ストラはトリーの手を握りしめ、
『姫様をこの王国の最高の女性として育てましょう』
と囁いた。
ストラの言葉は、提案というよりも、自分自身への誓いのように聞こえた。
本来ならば、ストラの言葉はトリーを慰めるものであったが、今日はトリーの心に重くのしかかっていた。
ストラがトリーに優しくすればするほど、トリーの気分は沈んでいった__
・・・えっ・・。
これ単純に今日のトリーは自分でも出過ぎた行動だったから、ってことでそれ以外の深い意味はない・・よね・・・?
__
__
トリーとナニ公爵夫人との間に起こったことは、すぐにルクソスのもとに届いた。
あの後__ナニ公爵夫人は激怒し、トリーに対し処罰を求めた。
しかしルクソスは、ナニ公爵夫人に直接会うことすらなかった。
本来ならば、義母にもっと敬意を払うべきなのだが、今はそんな気分ではなかった。
そして、
『子供は母親が育てるものだ。
私の妻たちに好きなようにさせなさい』と言った。
おっし・・!ルクソス、ありがとう。
『しかし、殿下…ナニ公爵夫人は皇女の母方の祖母ですが…本当に彼女を追放してよいのでしょうか…』
子供のことは母親が一番よく知っているはずだが、この場合、母方の祖母は皇女の血縁者であり、他のルクソスの妻たちはそうではない。もしかしたら、皇女は継母たちよりも自分の祖母を望んでいるかもしれない…。
しかし、ルクソスは妻たちの味方であることを明らかにした。
『いや、トリーの言うとおりだ。
私は以前からナニ公爵夫人のことを心配していた。これは正しいことだ。』
ルクソスは、娘が生まれた日のことを思い出していた。
その日は慌ただしくひどい日で、レベッカが娘を産むとすぐに、ナニ公爵夫人がルクソスのもとに歩み寄り、謝罪した。
ナニ公爵夫人は、
『私の不肖の娘が、殿下に娘を授けてしまって、本当に申し訳ありませんでした。』と言った。
・・・。
産まれた子や、その父親に言う言葉じゃないだろ・・ましてや自分で産んでない祖母の立場で・・。
ルクソスはその時、違和感を覚えた。
妻のレベッカが命をかけて産んだ子なのに、その妻の母親が代わりに謝っているのだ。
ルクソスは動揺したが、
それ以上にショックを受けたのは、生まれたばかりの娘についてだった。
健康な赤ちゃんなら泣き叫ぶのだろうが、姫様にはそれすらできなかった。息をするのもやっとで、このままでは夜を越せないかもしれないことは明らかだった。
ルクソスは恐れを抱いた。
自分の娘も妻と同じように生き残れないかもしれないと恐れたのだ。
恐怖のあまり娘を無視し、今まで娘の世話をしてきたのは実際、義母のナニ公爵夫人だった。その為、今さら公爵夫人を追い出すことに罪悪感を感じていたが、今は妻たちの味方をするのが正しい判断だと確信していた。
ルクソスはアイノ卿に
『・・・姫は大丈夫か』と尋ねた。
『…殿下、ご自分で見に行かれてはいかがでしょうか』
とアイノは答えた。
うむ・・・。
周りの召使たちは、ルクソスが皇女のことを心配しているのを見て安心した様子だった。ルクソスが優しい人であることは皆知っていたので、彼が元気になったら自分の娘の世話をしてくれるだろうと信じて疑わなかったのである。
しかし、ルクソス自身は皇女の顔を見るのが怖くて、
ルクソスは再び「…良くなったのか」と尋ねた。
『殿下、直接殿下が会って確かめなければなりません。
父親である殿下が行かないのに、私が姫に会いに行くことができるでしょうか。』
ルクソスは長い間迷ったあげく、ついに姫を訪ねることにした。
うん・・!!
レベッカのお姫様…大丈夫だろうか・・
__
__
207話
生まれた時には息もろくにできていなかった姫が、今ではすっかり元気になっていた。
うおおお!!よかっ・・た・・!!!
ルクソスが娘を訪ねると、侍女や保母たちは安堵のため息をついた。
ルクソスは、
娘が元気になったことを確認して、いよいよ娘に名前をつけることにした。
うおおおお!!!
目を開けた娘は、少し目を伏せたような表情をしていた。
そこでルクソスは、
『この子をルミナエと呼ぶことにしよう』
と宣言した。
めっちゃいい・・。凛としてて、”光”みたいな意味があるっぽい。(名前はわたしの翻訳だから間違ってたらごめん・・・!名前はいつも一か八かッス・・笑
みんなは安堵のため息をついた。
ルクソスが皇女の面会を拒んでいることを心配していたが、
これでルクソスも娘と向き合う覚悟ができたようだ。
ルクソスは、皇女の小さな指を弄び、じっくりと観察した。
母親のレベッカに似て、ルミナエ姫は黒い髪と黒い目をしていた。
父に似て色白の肌をしていた。
むっちゃ可愛いんだろうな・・・
『殿下、姫様は両親がとても美しいので、もちろん美しく似てくれておりますよ!』
『姫様はとても元気になりました…!殿下。』
ルクソスは小さく笑って、
『そうだな、娘は私に似ているし、レベッカにも似ているな。』と答えた。
『あと…レベッカは貪欲な女性だった。
私も野心家だから、この娘も欲張りな女の子になると思うぞ。』
と付け加えた。
『そうですね!
あ、そうそう!姫様は今ではたくさんお食事を取られるのですよ!』
『そうか・・!よかった、よかった。
本来よりも2ヶ月早く生まれたからな…!できるだけたくさん食べさせてあげて欲しい・・!』
うん・・!
ルミナエ姫、元気そうで本当によかったよかった・・!(なんか泣けてきた。
ルクソスは、娘がよく食べていることを知り、安心した。ルミナエ姫が生きているのは、ルミナエ姫の貪欲さのおかげなのかもしれない。
ルクソスはルミナエに
『お前は自由にわがままに育つといい。
自分の欲しいものは自分で手に入れなさい。
そして…長生きするんだ。私より先に絶対に死んではいけない。』
そう言って、ルミナエを強く抱きしめた。
彼は母を、そして妻をあまりにも早くに失った。
ルクソスは、自分が娘まで失うことに耐えられるとは思えなかったのだ。
(ウワアアアアアン
__
__ナニ公爵夫人は、ヤパを離れざるを得なくなったとき、激怒した。
南部地域の侍女たちも彼女への扱いに激しく抗議したが、ルクソスはそれを無視した。
ルクソスは、これは家族の仕事だと主張した。
・・・うむ。
トリーは、ナニ公爵夫人がいなくなってほっとした。
長い一日の後、彼女はベッドで一人になるとようやくリラックスできた。
誰に頼まれたわけでもなく、命令されたわけでもないのに、
トリーは城の非公式な女城主になってしまっていた。
トリーは、他の皇帝の妻たちも含めて、誰にでも優しかった。
いつも笑顔を絶やさず、完璧な態度で振る舞っていた。
これが彼女の仕事であり、みんなが彼女に期待していることだった。
彼女は皇帝の完璧な妻であり、未来の皇后であり、アクレアを代表する女性であった。
・・みんなからは、ね・・。
トリーは、自分を選び、ルクソスに推薦したシーゼ侯爵を失望させないためにも、為すべきことを為す必要があった。
トリーは、キャビネットからアイスワインのボトルを取り出した。
それは、ナナバを離れる前にシーゼ侯爵が彼女にくれたものだった。
・・・もらってたね。
トリーはボトルを軽く振って、中で液体が踊るのを見た。
このボトルには、ただのワイン以外のものが入っているはずだ。
シーゼ侯爵からもらったボトルがただの美味しいワインだと信じるほど、彼女は甘くはなかった。
なるほどね・・
(よく、手紙とかが2重底で入ってたりするんだよね、こういうの・・※ミステリ好きなわたし・・笑
事故に見せかけて壊してしまえば、すぐに別のボトルが送られてくるだろう。
・・・。
トリーはシーゼには逆らえないと思ってたけど、内心は違うのかもわからんね。
また壊してしまったら、また別のボトルが送られてくるだろう。
しかしもし彼女が壊し続ければ、やがて届くのはワインのボトルではなく、トリー自身に代わる別の女性になるだろう。
うわ・・・。
使えない奴だ、ってことで人間すらも取り替えられる・・と。
これは行ってはいけないと、やめたいと思っていても、それはできない。
元老会の意向に逆らうことはできないのだ。
送り込まれた自分の使用人がシーゼ侯爵に逐一報告しているのだから、意図を隠そうにも隠せない。
トリーが皇帝の妻になれたのは、シーゼ含む家族のおかげなのだ。
トリーがヤパ城を掌握できたのは、家族の命令に従った使用人たちの助けがあったからだ。
裏では相当ヨイショされてたっぽいね。
結婚した使用人が簡単に他の女性に取って代わられるように、自分も簡単に取って代わられることをトリーは知っていた。
トリーは亡くなったレベッカと、ストラのことを考えた。
トリーは、彼女たちと親しくなったことが良いことなのかどうかわからなかった。
彼女たちはとても親切で、純粋に彼女のことが好きなようだった。
しかし、彼女たちが本当に友達になるつもりなのかどうかは、トリーにはわからなかった。
ストラは親切で純粋だった。
最年長のレベッカは昔は病弱だったが、とても頼りになる存在だった。
トリーはこの女性たちのように本当に純粋になることはできなかった。
トリーの笑顔は彼女たちと違って偽物だった。
・・・偽物・・。
彼女たちの夫であるルクソスは、よく彼女を「頭がいい」と褒めた。
トリーがこれまでに聞いた褒め言葉は、
従順でおとなしいということだけだったので、それは驚きだった。
トリーは、自分のやるべきことが、本当に皇帝のため、アクレアのためになるのかどうかわからなかった。
問題は、自分がその渦中にいるために、自分の状況を報告できないことだった。
彼女は家族と同じ立場だった。
彼女の家族が滅びれば、彼女も滅びる。
トリーは自分に嘘をついた。
彼女は目を閉じて、枕に顔を埋めた。
この状況を変えるために彼女ができることは何もなかった。
他の女性たちと同じように、トリーは従順になるように育てられたから__
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皇帝と女騎士 206話 207話 感想・考察
ナニ公爵夫人がヤパから追い出され、そして元老会に逆らえないトリーの苦悩・・
なかなかに重い話の中でも、幸せな話題がひとつ!
ルクソスとレベッカの娘が元気になった・・!!
ルミナエ姫、良かったよ・・!!
ルクソスはもうこれ以上自分の身近な人を失いたくない一心で、
未熟児として生まれたルミナエ姫になかなか会えないでしました。
でもアイノのフォローもあって・・!対面・・!
名前を付けたとき、長生きしてね、って伝えたとき、思わずわたしゃ涙が・・
そして終盤では、
ナニ公爵夫人がトリーの剣幕もあって、ヤパを出ていくことになり、
ルミナエ姫にとっても平穏が訪れそうではあるのですが・・
でもナニ公爵夫人の反乱が怖いな・・相当根に持ってそうだし、レベッカが亡くなってしまった今、ナニクン王国の実権握ってるっぽいし・・。
そしてそして、
そのトリーはやはりシーゼ侯爵からの命令に葛藤しているようでした・・。
ワインの中にはなにが・・?
今トリーは何をしろって言われてるの・・?
次回も気になります・・!
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次回第208話ネタバレはこちらから
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