今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の
「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の200話 201話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は109話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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皇帝と女騎士 200話 201話 ネタバレ
前話のネタバレはこちら!
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200話
レベッカが・・・。
もう日が暮れて空は暗くなっていた。
ジャイノ卿がヤパでポリアナを待っていた。
アイノの弟さんだね・・。
ジャイノは
『城の入り口は閉まっている。明日の朝、開門されたら行ってみてください。』
と伝えた。
その上でジャイノはポリアナに一緒に食事をしようと言ったが、ポリアナは断らなかった。
ジャイノは、自分の留守中にヤパで起こったことを説明しながら、豪勢な食事を用意した__
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ここからジェイノの回想になります。
レベッカ、やっぱり身体がもともと弱いことからくる妊娠・出産の負荷から、だったんだね。。(元老会の凶刃ではなく。
ルクソスが到着すると、医師から母子ともに救うことは不可能であると告げられた。ルクソスは我を忘れて激昂し、打ちのめされた。その時、医師たちはレベッカが意識のあるうちに書いた遺書をルクソスに手渡した。
それを読んだルクソスは、赤ん坊を救うことを選んだ。
健康な状態で生まれてくるためには、最低でも妊娠期間が8ヶ月は必要だ。ルクソスが到着したとき、レベッカは妊娠7ヶ月だった。レベッカは、娘を無事に出産するために、最後の力を振り絞って残りの1ヶ月を生き抜いた。レベッカは娘が生まれてすぐに亡くなった。
レベッカ・・。1ヶ月、娘を無事に産むために・・。
そして遺書にはなんて書いてあったんだろうね。。
その後しばらく取り乱していたルクソスだったが、自ら葬儀を計画した。
しかし、葬儀が終わっても、彼は生まれたばかりの娘に会う気になれなかった。
彼は一度も娘を抱くことがなく、赤ん坊の助産師やナニ公爵夫人を心配させた。
葬儀の後、ルクソスは仕事を続けていたが、ほとんど一人で抱え込んでいたという。
・・・。
__
__
ジャイノが事情を話し終えると、ポリアナは立ち上がった。
城に行く気、だね・・。
ジャイノは首を振って彼女を止めた。
『いいから寝てくれ、朝になったら行くんだ。』
『そこをどいてください、ジャイノ卿。』
『お前こそ聞くんだ。お前はひどい顔をしていて、声も出ないだろう。今夜は休んで、明日行けばいい。』
『私は大丈夫です』
ジャイノは主張し続けたが、ポリアナを止めることはできなかった。
彼女は内城に向かって歩き始めたが、ありがたいことに、すでに馬が用意されていた。
彼女を止められないことを知っていたようだ。
・・・。
門を守る衛兵は、近づく者を質問攻めにしていた。
ほとんどの人は入ることができなかったが、第二師団の団長は例外だった。
衛兵の一人が、「…お姫様に会いに行かれるのですか…?」と聞いてきた。
『いいえ、私は殿下に会いに行きます』
ポリアナは、そう答えた。
ポリアナは姫のところには行かなかった。
生まれたばかりの赤ん坊にあまり多くの来客があるのはよくないし、それにポリアナはルクソスに会いに来たのだ。
彼女は、ルクソスがいかに繊細で思いやりがあるかを知っていた。
ポリアナよりも彼の方がひどいに違いない。
ポリアナは友人を失ったが、ルクソスは妻を失ったのだから。
ルクソスの結婚は、確かに普通の人のそれではなかった。
一度に3人の女性と結婚し、しかも政略結婚である。
恋愛結婚ではなかったが、ルクソスは常に妻たちのために最善を尽くそうとした。
ルクソスは、最高の支配者になろうとしたし、最高の夫にもなろうとしていた。
ルクソスがすべての妻に心からの好意を持っていたことは疑いの余地がない。
昔、ルクソスはポリアナに
「自分の妻たちはみんな違う理由で好きになった」と言っていた。
トリーが好きなのは聡明だからで、ストラが好きなのは優しいから。
レベッカが好きなのは、欲張りだからだ。
ポリアナも同じように、レベッカが欲張りだから、好きだった__
ウワアアアアアアン…
__
__
歩いているうちに、ポリアナはどんどんルクソスの屋敷に近づいていった。
ルクソスのことを心配しているのか、使用人たちは皆、不安げな表情をしていた。
ルクソスの部屋の扉を守っていたチャイルがポリアナを見つけた。
チャイルは、ポリアナが来ることを知らないようだった。
彼女の姿を見て、チャイル様は安心した様子だった。
ポリアナは「殿下はどこですか」と尋ねた。
『中にいます』
チャイルは答えた。
しかしポリアナが中に入ろうとすると、チャイルがそれを止めた。
『侯爵様、今夜は誰も入れないように、と命じられているのです。』
チャイルはポリアナに首を振ったが、期待を込めてポリアナを見つめ続けていた。
ポリアナはルクソスに最も近い人物の一人であり、彼女は多くの特別な特権を与えられていた。その一つはルクソスが誰の訪問も望んでいない時でも訪問できることであった。
ポリアナは
『ルクソスはアイノ卿にも入るなと命じたのですか?』
『いいえ…、アイノ卿であれば…殿下にお会いすることができます。』
ポリアナは、アインノ卿が例外的に許されているのなら、自分も同じように許されるのではないかと思ったのだ。
ポリアナが考えを変えようとしないと、チャイルが再び彼女をつかまえた。
長い間、ルクソスに仕えてきたチャイルは、ルクソスの心を読むことに長けていた。
いつもなら、チャイルはポリアナがルクソスと酒を酌み交わして気分を良くしてくれることに喜びを感じていたのだが、なぜか今日はそれが良くないような気がしていた。
そこで、チャイルはポリアナに「朝になったら来てください」と再度お願いした__
・・・。
__
__
201話
しかし、ポリアナはやはりチャイルの静止を聞かなかった。
ポリアナは
『チャイル様、どうしてもすぐに殿下にお会いしたいのです』
と言い出した。
『侯爵様、あなたも大変だと思いますが、殿下はもっと大変なのです。今はそっとしておいてあげたほうがいいと思います。』
『だからこそ、私は殿下に会わなければならないのです。』
__
__
ノックもせず、名乗りもせず、ポリアナは応接室に入り、次に皇帝の私室に入った。
強引に行ったね。うん、それで、いい。
チャイルと他の使用人たちは彼女を追わなかった。
ルクソスの部屋は暗く、カーテンはすべて閉じられていて、まるで洞窟のようだった。
皇帝の気持ちを見事に表していた。
ポリアナがその暗さに慣れてくると、
椅子の上でうつむいているルクソスの姿が見えてきた。
ルクソスはテーブルにもたれていて、動かない。
ルクソスは顔を上げずに静かに尋ねた。
『…イノか?』
ルクソスは、入ってきたのがポリアナではなく、アイノだと思ったようだ。
テーブルや床には、ワインのボトルが散乱していた。
全部飲んでしまったのか、それともアイノと一緒に飲んだのか。
どちらにしても、ルクソスは酔っ払っているようだった。
・・ルクソス・・。
ポリアナは彼に近づくことをためらった。
__
__
そのような状態の皇帝を他の人に見られるのはよくないので、ポリアナはまず後ろの扉を閉めてから、近くの壁掛けランプに火をつけた。
それでも顔を上げずに、ルクソスは苦しそうな声で
『イノ…イノ…俺は本当に女性運がないんだな…』
・・・。
と言った。
彼女がルクソスに残した遺書には、事態の合法性が記されており、彼女が王家の姫としての義務を十分に認識していたことを証明していたが、それがルクソスをさらに悲しませていた。
誰かの陰謀ではなく、純粋に妊娠に伴う、その結果・・ってことだよね・・。それも皇后候補として”報告”をしないといけない。自分の死だっていうのに・・。
ルクソスの母親は幼くして亡くなっている。
また自分の妻は出産中に死んでしまった。
ルクソスは、
『私はいろいろなことに恵まれてここまでこれたが、女性だけには恵まれていないのではないか…?』
と言った。
妻の命と引き換えに娘を授かったが、ルクソスはこの子すら自分を捨ててしまうのではないかと恐れていた。ルクソスはその小さな存在を、震えながら見ることもできなかった。
いつ亡くなってもおかしくないし、ルクソスが本当に不運だったことを証明してくれるかもしれない。その可能性を考えるだけで、ルクソスは耐え難い気持ちになった。
母、最初の娘、妻、そして今は娘……彼の人生には誰もいなくなってしまうのだ。
ルクソスは苦しそうに手を振りながら、「酒をくれ…!」と必死につぶやいてから叫んだ。
『イノ!今すぐ酒を持ってこい!!!。』
そんなルクソスにポリアナは優しく、ゆっくりと声をかけた。
『…殿下、おやめになってください。』
ルクソスが最も会いたかったのは、ポリアナだった。
ルクソスが今一番避けたい人物もまた、同じ人物だった。
ゆっくりとルクソスが顔を上げると、そこには疲れた表情のポリアナがいた。
母、妻、そして娘……彼の人生に残る女性はいるのだろうか?
そう、彼はこの質問の答えを知っていた。
ルクソスの人生で最も重要な女性はもう、一人だけだった。
彼が愛した女性だ。
ルクソスは、
『私は夢を見ているのだろうか?
それとも、ワインの飲み過ぎで幻覚を見ているのだろうか?』
とおぼろげに呟いていた。
そんなルクソスを見てポリアナは改めて優しくゆっくりと諭すように伝えた。
『…殿下。少し…飲み過ぎではないでしょうか?』
__
__
ポリアナは、ルクソスがこれほどまでに乱れ、無力である姿を見たことがなかった。
ポリアナがひどく苦しんでいるように、ルクソスもまた苦しんでいるのは明らかだった。
ポリアナはどうすることもできず、ルクソスを強く抱きしめた。
うん・・・。
ルクソスは、最初は気が動転していたが、彼女の温もりに包まれてようやく少し落ち着きを取り戻し始めた。
ポリアナ・ウィンター。
俺が愛した女性だ…。
ふと我に返ったルクソスは、
『…!!!
ポリアナ卿…俺は…!』
と叫んだ。
彼女の体から出る熱が、これが夢でないことを証明していた。
彼が愛した女性、ポリアナがここにいるのだ。
彼女はルクソスと一緒にいて、ルクソスを抱きしめていた。
酔っぱらっていても、ルクソスの頭は冷静に計算して動いていた。
今、彼女を連れて行けば、自分の夢が叶うのだ。
ポリアナもまた、友人のレベッカ夫人を失ったことで苦悩していた。
ルクソスが彼女に愛を告白してベッドに連れて行けば、ポリアナは彼に抵抗しないだろう。
・・・。
自分の行動を、妻を亡くした悲しみと酒のせいにすることもできる。
その後で、彼女との結婚を主張すれば、彼女を永遠に自分の側に置いておけることになる。
これこそが、ルクソスが長い間待ち望んでいたチャンスでもあり、全く皮肉にも今この瞬間になって訪れたのであった__
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皇帝と女騎士 200話 201話 感想・考察
レベッカの死__
もともと病弱だった身体へ妊娠による負荷が掛かっての、とのことでした。
ルクソスは子供の性別なんかよりもずっと母子ともに健康であることを願ってた。それなのに・・
幼い頃に亡くなってしまった母親の姿も重なり、
ルクソスは責任を感じ、アルコールに頼り、ひとり自室で酒に溺れていました。
”自分のせい”でって、本当は違うし、考えたくなくてもそう考えちゃうよね・・。最後にレベッカとお話しできればまた違ったかもしれない。。
そして、そこにポリアナが来るんだよね・・
ポリアナはルクソスを優しく抱きしめた。
酒も入り自暴自棄になってるルクソスですが理性が飛んでいるわけではなく、冷静に頭ではポリアナとのこの後のことを考えていました。
でも・・どうだろうね・・。
そんなことしたらルクソスはより自分が嫌いになってしまいそうで・・
次回も気になります・・!
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次回第202話ネタバレはこちらから
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