今回はピッコマで連載中のmiraenavi/S.Yang先生の
「小説の中の悪女皇帝になった」32話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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小説の中の悪女皇帝になった 32話 あらすじ
の前の管理人のつぶやき…
「小説の中の悪女皇帝になった」
これもまた読み始めた!面白い\( ‘ω’)/ロクサナちっくなテイストの、美しい作画。わたし悪女転生譚大好きや。笑
物語のテンポも良き良き(‘ω’)b https://t.co/prjdYgFWTh
— ハッピー☆マンガ道場管理人halu (@happymangado) May 17, 2021
前話ネタバレはこちらから
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ボロが出ては困ると寝室からユーストを締め出したものの、ベッドの上で待っているイケメン四人をどうすれば良いかわからず、つぐみは途方にくれてしまいます。
結局彼女は仕方なく、己に課していたルールを破りました。
それは「目下の人間にお酒を勧めない」ということです。
少々ズルい手も使いつつアッサリと全員を酔い潰すのに成功したつぐみは、ユーストのフォローをしようと彼に声をかけるのでした。
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小説の中の悪女皇帝になった 32話 ネタバレ
スチェータ男爵本人が目の前にいなくとも、屋敷内は至る所に使用人がいます。
彼らが見ているところでうっかり本音でも漏らそうものなら、すぐさま男爵へと伝わってしまうことでしょう。
当然、好色と噂される皇帝への貢ぎ物にされた美青年たちも然りです。
そんなわけで、此処まで来て計画が頓挫するような事態は避けたいつぐみは、怪しまれる前にさっさとユーストを部屋から追い出したのです。
でもユーストもさぞ不安やろうなぁ。笑
しかし、そこから先はさしものつぐみもノープランでした。
あられもない格好をした四人の見目麗しい青年達は、なかなか動こうとしない彼女を不安そうに見つめてきます。
そんな視線を受けたつぐみは、彼らを差し向けてきたスチェータ男爵や、似たようなことをしていたフェーズ公爵に対して思わず怒りを滾らせてしまうのでした。
しかし今は冷静になり、この場を凌ぐ手を早急に考えなければなりません。
しばし頭を悩ませた結果、
つぐみはこれまで8年もの間守り続けてきた誓いの一つを破ることにしました。
それは「安原つぐみ」として会社勤めをしていた頃に、例の部長からされて苦痛だった行為を自分の部下にはしないように・・・というシンプルな理由から生まれたものです。
今回泣く泣く諦めるのは、自分よりも公的な立場が下の者に対しては、強要になりかねないためお酒を勧めないという自分ルールでした。
そうして矜持を捨てたつぐみは、青年達に「ゲームをしよう」と持ち掛け、飲み比べと称して酔い潰そうと画策します。
彼らはお酒には弱いと尻込みしましたが、
「自分に勝てば褒美をやる」と言ってなんとかその気にさせることが出来ました。
選んだお酒はお誂え向きに置いてあったウィスキーです。
つぐみは度数が高いと明記してあるそのお酒を、やはり会社員時代に覚えた「自分だけが有利になるやり方」でグラスに注ぎます。
それはオン・ザ・ロックの氷を自分の分だけは大きく砕き、相手のグラスにはごく小さな氷しか入れないという方法でした。
バチクソせこいやり方・・笑
おかげで四人の男達は皆一杯目で寝入ってしまい、つぐみはなんとかこのピンチを乗り切れたことに安堵します。
しかし、そうなると次に気にかかるのはユーストのことでした。
つぐみは罵りながら扉の外へ追いやってしまった際の彼の表情を思い出しながら、まさか真に受けているのではないかと心配します。
せっかく助け船を出してくれたのを拒絶したのは演技だったと分かっているのか今一度確かめるため、つぐみは寝室のすぐ前で警護をしていたユーストに労いの言葉をかけるのでした。
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小説の中の悪女皇帝になった 32話 感想・考察
32話は終始コミカルなノリのストーリー展開が見どころです。
とりわけ、つぐみがユリアに憑依する前の会社員時代の経験を思い出しながら、わざわざ剣気を使って氷を削り出しオン・ザ・ロックを作るシーンは思わずフフッと笑いが漏れてしまいます。
また、皇帝らしい振る舞いや考え方がいくら板についていても、彼女は小説内のキャラクターではなく、それに憑依した一般人であることを改めて思い出させてくれるエピソードとしての役割も果たしている回なので、是非読んでみて下さい。
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次回第33話ネタバレはこちらから
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