今回はピッコマで連載中のkinlip/hayul先生の
「影の皇妃」13話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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影の皇妃 13話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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皇帝と大公は政治的に対立しており、大公やリアブリックは権力を手に入れる為に様々な工作をしていました。その１つが皇后の毒殺でした。
嫡子が生まれる前に偽ベロニカを皇后にするために行われた作戦だったのです。
前の人生でクラディオスを恨んでいたエレナも、今は全ての真相を知っています。
そして人物を説明していく中で最後に出てきたのがレン・バスタージュという男性でした。彼はリアブリックが警戒しているベロニカの遠い親戚です。フランツェ大公家の番犬として蔑まれる運命にある家に生まれた彼は、主の首を狙う危険な番犬へと成長しました。
そしてレンはエレナを初対面で偽ベロニカだと見破った人物でもありました。大公家の秘密を暴き出すためにレンは前の人生でエレナを利用していた人物でもあります。偽物だと見破った心当たりがエレナには少しありました。
そしていよいよベロニカとしての実践が始まります。2日後には一行は大公家へ向かうことになりました。
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影の皇妃 13話 ネタバレ
クラディオス・デ・シアンは、エレナがこの世で最も愛した男性です。
そして、エレナのことをこの世で最も憎んだ男性でもありました。
・・・。
ｸｿだ・・。
皇帝と大公は政治に対する志が異なり対立していました。
フランツェ大公とリアブリックは皇帝を牽制し権力を手に入れる野望を抱いて恐ろしい結果を招きます。それは皇后の毒殺でした。嫡子の皇太子が生まれるのを防ぎ、皇妃だった偽ベロニカを皇后にするために行われたのです。
当時のエレナはそんなことは当然知らず、彼をずっと恨んでいました。
過去に戻り事件を振り返って真相を知ることが出来たのです。
クラディオスの顔を見てそれらが一気に脳内に駆け巡り一瞬心が飛んでしまいます。リアブリックに声をかけられ我に返ったエレナは、皇太子殿下の顔に見とれてしまったと言い訳をしました。お目にかかる日もそう遠くないと説明するリアブリックに、エレナはまたお花を浮かべて返事をします。そのためにもここにある内容を全て覚えるようにとリアブリックはエレナに伝えました。
エレナは書類を見て思います。
と。
リアブリックが説明する人物達も次で最後です。
そこに写っていたのはレン・バスタージュという公女の遠い親戚であるバスタージュ家の後継者の男性でした。
彼を見たエレナはやっと出て来たと内心名前を呼び捨てにします。
親戚だから仲が良かったでしょうにと話すエレナですが、リアブリックからは不仲だったと伝えられます。危険だから絶対に近づかないようにとリアブリックは釘を刺しました。
リアブリックが警戒するのには訳があります。バスタージュ家はフリードリヒ家に属していた家ですが、大公家と百年条約を結び独立した家門でした。百年条約とは大公家に対する絶対服従の意味を成す条約で、大公家のいわば「番犬」的な存在なのです。
大公家はその理由からバスタージュを蔑み続け、レンという主の首を狙う最も危険な番犬を生み出したのです。
前の人生で、既に偽ベロニカとしてエレナが活動していた時、レンとエレナは初対面で部屋に二人きりでいました。体調が悪かったと聞いていたが元気そうだなと話すレンは、席を立つとエレナの元へ近づき、どす黒い顔でエレナに言ったのです。
偽物を用意するとは面白いと。
一瞬でバレたのね。。
部屋を出て行ったレンは、出る直前に仲良くしようとエレナに話していました。可愛い偽の再従妹だと言い残して彼は出て行ったのです。
初対面で偽物であることを見破り、それに付け込んで大公家の秘密を暴き出すためにエレナを利用していました。どうやって偽物だと気付いたのか、彼が見破った時の視線はエレナの右側を見ていました。
エレナはそれを思い出し、ある可能性を考えていました。
右・・・？何かベロニカには特徴があったっけな・・？
資料を全て説明したリアブリックは、明日までに全て覚えろと話します。
今から実践が始まり、ミスを挽回することは出来ないのです。
一行は2日後に大公家へ向かう手はずになっていました。
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影の皇妃 13話 感想・考察
クラディオスのことを今も愛しているのかと思ったら、予想以上にこちらもヘビーな過去がありました。
エレナは最も愛していたのに、最も憎まれていたとか・・。
そしてエレナが順調に皇后になったのかと思えばそうでもありませんでした。
ちゃんと皇后がいたのにその席に行く為に毒殺もしていたとか、さすがリアブリック達です。
本当に情け容赦がありません。
そして、愛する人との間に生まれた大事な子供なのに、失態だと愛する人に言われるとか本当に辛いです。真実を知らない前の人生のエレナにとってはとてつもなく辛い出来事だったでしょうね。
クラディオスは今回は最初の皇后とずっと添い遂げられるといいですね。エレナとは違う人生を歩んで幸せになってもらいたいものです。しかし今後絶対に関わってはくるでしょうから、今からどんな風になるのかとても楽しみと同時に怖いですね。
そしてもう一人、重要そうな人物が登場しました。レンはとても頭が切れそうですね。
リアブリックが警戒するくらいですから相当でしょう。
しかし彼も大公家の首を狙う人物なので、
今回の人生ではエレナが逆に上手く利用しようとするのでしょう。
偽ベロニカだと見破ったのにも何か理由がありそうですし、エレナもそれにおおよそ見当がついていそうなので、その見当が当たるといいなと思います。
ほくろとかそういうのでしょうか。その内きっと明かされるでしょう。上手く共闘関係になれればそれもいいかなと思います。
エレナが彼と今後どのように関わっていくのかもとても気になりますね。
そしてとうとうベロニカとして実践が始まるようです。
何が待っているのかとてもドキドキします。
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次回第14話ネタバレはこちらから
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