今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の112話(漫画版は105話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説112話 あらすじ
…の前の管理人の本日のつぶやき。
「再婚承認を要求します」
原作小説112話の原題は『私を置いていかないで。』
ふおおおおおおお?笑
タイトルだけではまったくわからぬううう!!笑これ誰のセリフ・・!?
ナビエ?ハインリ?あのラスタラスタ言ってる女?それとも…
大穴で、カフメン・・・?笑
— ハッピー☆マンガ道場管理人halu (@happymangado) May 29, 2021
前話、原作小説第111話のネタバレはこちら
↓↓↓
結婚式を終え、お祝いの贈り物が届かなかったラスタ。
そんなラスタが貴族たちからの信頼回復を図るために開催した貴族たちとのお茶会。
その参加者の中には
ナビエとハインリの文通の橋渡しにもなってくれていたパルアン侯爵がいました。
反ラスタ(皇后)派とも言えるパルアンは
お茶会参加の1/3以上の貴族を連れてその場を離れます__
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再婚承認を要求します 原作小説 112話 ネタバレ
パルアン侯爵の退出もあり急遽お開きになったお茶会の後__
ラスタはエルギ公爵にここで起こった出来事を話しに会いに行った。
出迎えたエルギにラスタは開口一番に、
『…ラスタはあなたの言うとおりにしたのに、
なぜパルアン侯爵にあんな言い方をされなければならないの?』
と怒った。
あんな言い方=”「平民のための皇后」になると堂々と宣言した人間が、貴族側に近づこうとしているのは、ちょっと皮肉だなぁ”ってお茶会でパルアンがラスタに言い捨て帰った時のセリフだね。ってかなんでエルギに怒ってるのよ・・。
新聞取材で何を話すべきかアドバイスしたのは、エルギだったからだ。
当時、ラスタは彼のアドバイスに従った。
・・従ってなくないか?めっちゃ貴族側に歩み寄ってたよね、ラスタ・・。
しかし、パルアン侯爵が公然と取材記事の発言を皮肉り、
それに多くの貴族が同調していたことにラスタは怒りを覚えていた。
『ラスタにわざと間違った答えを教えたの?』
ラスタの質問に、エルギはちゃんと聞いていないような飄々とした笑顔を見せた。
『どういうことでしょうか?』
エルギもよく対応できるな・・。間違った答えってなんだよ・・。エルギのアドバイス聞いてないのラスタじゃないか・・。
『そうじゃないなら、
どうして皆はラスタにあんなに…あんなに失礼な態度をとるの?!』
ラスタの目には涙が浮かんでいて、悲しそうに話していた。
初めての主宰したお茶会で、最初はラスタはとても幸せを感じていた。
あのお茶会は彼女が一生懸命準備して作ったものだ。
・・・。
貴族と親しくなるためのあの初めてのお茶会は、結局は台無しになってしまった。実際にはパルアン侯爵に従って去った貴族よりも多くの貴族があの場にはまだ残ってはいた。しかし、侯爵と三分の一強の貴族たちが去った後、残った貴族たちの雰囲気はとても微妙なものになった。
だろうね。
まぁそもそもその残った参加者(2/3)たちもラスタのお腹の赤ちゃん(次期皇帝候補)に興味があっただけだしね。ラスタのために残ったわけじゃない。強い方に流れる。
パルアン侯爵の悪口を言ってラスタを励まそうとする者が多かったが、他の多くの者はお互いに視線を交わして、今まさに起こったことについて笑っていた。
ラスタは主に後者に注目していた。
『…ああ、そういうことですか。』
エルギ公爵は微笑んだ。
エルギ公爵は、ラスタが深く怒っているにもかかわらず、彼女の怒りなど関係ないかのように飄々とした態度をとっていた。
ラスタが彼を睨むと、エルギ公爵は笑顔で言った。
『貴方様はまだ…世間知らずなのかもしれません。』
『…!‼︎』
『皆が皆、皇后陛下に好意的な反応を示すとでも思っていたのでしょうか』
『…どういうこと…?』
『皇后陛下は貴族と平民のどちらかを選ばなければなりませんでした。』
選ぶ=支持するってことね。
しかし…これずっとエルギも(ソビエシュも)言ってたよね・・。
言いながらエルギは、
「おわかりですか?」という表情でラスタを見た。
『無論、全員を選べるお立場ではありませんでしたので、最良の選択は”平民を選ぶこと”だったのです。』
ラスタは憤慨して叫んだ。
『平民の支持を得るとは言ったけど、貴族の敵になるなんて言わなかったじゃない!!』
・・・。
叫ぶラスタを見ても、エルギは平然としていた。
『あのパレードでのナビエ前皇后に対する平民の反応と、ラスタ皇后に対する平民の反応。この2つを比べてみましたか?』
ナビエは平民たちから無視・・だったね。(ずっと国民のためって思ってきたのに・・。
『えぇ…
『あの反応は、国民の多数派である平民を選んで得られたものです。そして、今日のお茶会で起きたこともまた、その反動です。』
平民に寄るなら、貴族からは嫌われる。当然の痛みとして受け入れろ、ってことね。
『…』
『心配することはありません。』
エルギは優しく微笑んでラスタを安心させた。
『貴族たちはソビエシュ皇帝との、もうすぐ生まれる貴方様たちの赤ん坊のために心を入れ替えるでしょうから』
『・・・本当に?』
『えぇ、本当です。』
エルギの自信に満ちた答えに、ラスタは落ち着いてきた。
しかし、一旦冷静になると、ラスタは自分が恥ずかしくて悔しくてたまらなくなった。
パルアン侯爵が貴族の3分の1以上を連れて帰ったことに驚いて、そのままエルギ公爵に怒りをぶつけてしまったのだ。
本当にね。
『…ごめんなさい。』
とラスタはかすれた声で謝った。
『ラスタは…さっきまでどうしていいかわからなかった…、今回のことは本当に驚いたの。だから…。』
『えぇ、わかっています。
ここに来た途端に貴方様は怒り出したのですから』
『・・・本当にごめんなさい。』
エルギは「よいのですよ」と笑顔で答えた。
しかし、ラスタは彼の態度にある種の隔たりを感じた。
まるで二人の間に壁があるかのように、以前のような親密さはなかった。
・・・?
(ワンチャンエルギはラスタに好意あるかも説がわたしの中で浮上してたけど、やっぱ違うんかね・・・?いやでも・・。(エルギほんと読めない・・。
『えーと…エルギ公爵?』
『はい、どうされましたか?』
『なぜ今は、ラスタを”お嬢さん”と呼ばないの?』
ラスタは、エルギとの疎遠感はこの(呼び名の)せいかもしれないと思い、尋ねた。
彼の話し方の変化は不思議だった。
数日前までずっと、エルギはラスタに親しみを込めて「お嬢さん」と呼んでいた。
そしてラスタが感じるエルギは今よりももっと親しみやすい人だった。
しかし、結婚式の後、
彼のラスタに対する態度は他の人に接するときと変わらないものとなった。
ふむ・・。
ラスタがこのことを尋ねると、エルギは口の端を片方だけ上げて笑った。
『貴方様は今、皇后ですから、
もう皇后陛下をそのようにお呼びすることはできません。』
『ああ…』
『私たちの関係も…
そろそろ距離を置いた方がいいのではないですか?』
その言葉を聞いたラスタは呆然とエルギを見て、
『嫌!!!!』
と叫んだ。
『私たちの友情に地位なんてものはありません!』
ラスタからの一方的な友情、ね・・。
『これは、ラスタ様が皇后陛下になられた時に決めていたことです。』
しかし、エルギは悔しさなど微塵も感じさせないほど断定的に語った。
ラスタはショックで目を見開いた。
貴族たちが誰も祝賀会の贈り物を送ってこない中、エルギだけがラスタに贈り物を送ってきたのだ。
しかも、指輪、よね・・。
だからラスタは昨日、エルギと心からの誠実な友情を築くことを決意したのだ。
言ってたね、この贈り物をしてくれた人が誰であれ、心からの友情を捧げるって。※参考:小説版110話 ラスタへの贈り物
しかし、今は距離を置かなければならないのか。
昨日の今日でね。
ラスタが本当に信頼しているのは彼だけだった。
・・・あれ??ラスタ、あなたの大好きなソビパイセンはどうしたの?
ラスタは何かに気付き驚いてエルギに近づいた。
『そういうことなの?
あなたは怒っているのは…ラスタが怒ったから?』
は?
『…怒る?どうして皇后陛下がお怒りなことで、私が怒るのですか?』
『じゃあどうして急に距離を置こうなんて言うの…!!』
なんだよこの今日もどこかの喫茶店で繰り広げられているだろう修羅場カップルみたいな会話は…笑
ラスタは泣きそうになりながら彼に懇願した。
『そんなこと言うのはやめて…!ラスタには他に信頼できる人がいないの…!!』
『皇帝陛下がいるではないですか。』
『ラスタは陛下を愛していますが、
ラスタは陛下を信用してはいないの!!』
へっ!!!!!???wwww
おまっ…!さすがになくないか?!…少なくともソビエシュの配慮でお前は奴隷から皇后になれたのに…(注:ソビエシュはクソです)そして、こういうことは口に出していいものじゃない…
『…』
自分の放った言葉に驚いて、ラスタは目を見開いた。
それは彼女がいつも考えていたことではあった。
しかし、それを口にするのは初めてだったので、話した相手の反応が怖かったのだ。
ラスタは急に緊張しだして、慌ててエルギから視線を逸らした。
『えーと、うーん、ラスタは陛下を信用していないわけではなくて、ただ……
エルギは苦笑しながら、
『陛下よりも私を信頼してくださっているのですか?』
と尋ねた。
まぁエルギ的には、これでラスタをまた動かしやすくなった、とか思ってそうだけどね。知らんけど。笑
幸い、エルギはそれ(ソビエシュへの侮辱)を悪いとは思っていないようだった。
ラスタは安心してうなずいた。
そして両手を差し出し、エルギの手を握って言った。
『二人きりの時は、関係など気にせずこれまで通り、気楽に声をかけてください。…ね?』
『…それでは、これからも「お嬢さん」とお呼びすればよろしいでしょうか?』
『えぇ。ただ…その…名前で呼んでください…。』
・・・。(イラッ
エルギ公爵は再び笑い、
『今まで私は貴方様のことを名前で呼んだことはありませんでしたよ。皇后になったからこそ、お名前で呼んでほしい、と言うことですか?』
あー、そゆこと?
”お嬢さん”はもう皇后だからやだってこと?単純にエルギにときめいてんのかと思ったわ。
ラスタは手を強く握りしめて頷き思った。
えーと、エルギが関係を終わらせようとしたのは、ラスタが怒ったから、ではないよね。
『二人きりでいるときは…、
あなたはラスタのことを名前で呼んでくれてもいいんだよね?』
一度ラスタが不安げに尋ねると、エルギの目尻が奇妙に曲がった。
『…よいのですか?』
ラスタの肩越しに見えるそのエルギの表情は、満たされた獣のそれに似ていた。
・・・。
これそろそろエルギのターンが来そうね・・
しかし、ラスタはそんな彼の表情には気づかず、さらに言い続けた。
『あと…二人きりでいるときは…、
もっとゆっくり時間とって話してもいいと思うの…。』
だからなんなのよこの勘違いヒロインは…あなたのラブロマンス()は始まらないのだよ…?(そもそもヒロインでもないけど…)
言い終わると、ラスタは「ねっ?」と可愛らしい声を出して答えを迫った。
・・・。
エルギの表情がいつものように和らいだのはこの時だった。
『ラスタ様は人から欲しいものを得る術をよくご存知で』
今までと違って、敬語を使っていても壁を感じない。
ラスタはほっとしたが、
『ね?気楽に話せるって言ったでしょ?』と再び詰め寄った。
『はい、ありがたいことですが、
親しくなればなるほど、礼儀作法を守らなければなりませんけれど。』
エルギの言葉を聞いて、
ラスタは今まで少しでも彼を疑っていたことをより一層後悔した。
と後悔していると、エルギがさりげなく、
『ところでラスタ様、お金の管理はどうされているのですか?』
と尋ねてきた。
ラスタは、突然のお金の話に驚いて彼を見た。
そういや前借りてたね。ロテシュの宝石代やらなんやらで。
皇后になった今、ラスタはおそらくエルギからの借入額を返すことができる。
しかし、ラスタは自分がどれだけのお金を持っているのか、今どれだけ使えるのかも分からないのだ。
ラスタが驚いた表情をしているのを見て、エルギはまたさりげなく
『皇后になったからには、自分のお金は自分で管理しております…よね?』
と尋ねた。
はーい!エルギ先生!
この子お金の管理自分で全然できていませーん!私知ってます!(クラスにひとりはいる密告者
__
__
エルギ侯爵が来た翌日、ラスタは決心してラント男爵を呼んだ。
ラント男爵、ね。
ナビエはラスタとの最後の会話(ダンス中)でわざわざ、このラント男爵に困ったらカルル侯爵に頼れ、って言うくらいナビエは側には置いてなかった人だよね。
『ラスタが側室だった頃、あなたがラスタのお金を管理していた。覚えてますか?』
ラント男爵は、即座に「もちろんです」と、
『皇后陛下、今でも私がお金の管理をしています』と続けて答えた。
ラント男爵は心配そうな表情を浮かべていた。
ラスタが何のためにこの話を始めたのか彼には想像がついていた。
案の定、ラスタはこの話題を切り出した。
『今、ラスタは皇后になった。
私は幼く見えても、もうすっかり大人になったの。それに、私は一生懸命勉強してきた。』
『皇后陛下。』
『今、私は自分で管理したいと思っています。皇后として当然の権利です。』
なんか笑ってしまう・・。(小物感がすごい・・)笑
ラント男爵はぎこちない笑顔で答えた。
『しかし、皇后陛下、まずそれには皇帝陛下の承認が必要です。』
『陛下の承認が必要とはどういうこと?』
ラスタは怒りを露わにした。
『皇居の予算に関することは、皇帝陛下の権限ではなく、ラスタの権限なの。だから陛下の承認は必要ない。』
『えぇ、仰る通りです…。』
『じゃあ、今すぐラスタに権限を返して!』
『申し訳ありません、皇后陛下。
その…やはり、最終決定権は皇帝陛下にございます。』
『!!!!』
ラスタが本当に驚いていることに気づくと、ラント男爵は少し照れくさそうに、
『お金の管理はひどい頭痛の種です。
皇后陛下にとってはちっとも楽しくないでしょう。』
『ラスタはまだやったことがないので、楽しいかどうかはわかりません…!』
『でも現在のこの状況でも、皇后陛下が好きなようにお金を使うことができますよ…!』
なんかラントも隠してるっぽくない、コレ?
話を進めないと言うか逸らしていると言うか…
『ラスタは一人で管理したいと言ってるの!!』
ラスタの決意の言葉に、ラント男爵は気まずい笑みを浮かべながら、
『えぇ…えぇ…!
それでは、皇帝陛下に直接聞いてみましょう。』
と言った。
でもまぁ、ラントも大変だよ・・。
__
__
ナビエパートです!!!!うわあああい!!!
結婚式の一週間前になると、賓客たちが続々と集まってきた。
しかし、花嫁である私は彼らを迎えることができなかった。
ナビエが今回の主役だから、東大帝国でやってたいつもみたいに皇后の仕事としての挨拶周りとかは、今回はできないってことね。
もちろん、自由な時間ができたといっても、勉強しなければならないことはたくさんある。
しかし、時折、周囲から大きな笑い声が聞こえてくると、胸の高鳴りが止まなかった。
そして結婚式が終われば、私は本当の意味で西王国の王妃になる。
すでに王妃ではあったが、
これからは王妃としての本当の義務を果たすことでハインリを助けることができる。
しかし、私には不安な部分もあった。
あっ…。///
初めてではないにしても、コレばかりはあまり関係がない。
突然、初夜のことが頭に浮かんできて、恥ずかしくなった。
新婚初夜の後、私はハインリの目をまっすぐに見ることができるだろうか。
いやコレさ…やっぱ描かれちゃうのかな…///笑
なんか読みたくもあり、読みたくなくも…いや、読みたい。笑
考えただけで顔が熱くなってきた。
彼は…なに?///笑
はじめてだ、とか…?///ウキャワアアアア‼︎‼︎(自爆崩壊
『皇后殿下?お顔が…とても赤いですね。もしかしてお熱でもあるのでしょうか?』
ローラの質問を聞いて、私は急いで本を閉じた。
馬鹿げているが、
ローラが私の考えに気付いていた可能性を考えるととても恥ずかしくなった。
『そうね、部屋の中は少し暖かいわね』
私はわざと席を立って窓に向かい、大きく窓を開けた。
ローラは私の後に続き、首を傾げながら話を続けた。
『今日はとてもいい天気ですね、殿下。
結婚式の日もこんな日になるといいですね。』
『えぇ、本当に。』
『…これですべてがうまくいくでしょうか?』
ナビエが正式に王妃になって、だね
『うん、大丈夫よ。』
『あ、昨日、マレーニ嬢が植木鉢を送ってきたのと、
トゥアニア公爵夫人、いや、ニアン夫人が貴族社会(社交界)に進出しました。』
お!マレーニ、返答どうなんだろう。
ナビエはマレーニに、コリダリスとゲルディアの花を贈ったんだよね、秘密裏に。花言葉は、「秘密」と「協力」。
ローラの言葉を聞いて、私は机の上に置かれたアゲラタムの植木鉢に目をやった。
それは昨日マレーニが執事と一緒に送ってきた、薄紫色の花をいっぱいに咲かせた植木鉢だった。
これが彼女の答えである「信頼」だ。
きたか…!!
アゲラタムの花言葉=”信頼。”
彼女は、秘密裏に我々と同盟を結ぶという私の申し出を受け入れたのだ。
それに、ローラが言っていたように、
ニアンも西王国の貴族社会に無事に、いや、強引に入り込んだのだ。
彼女は、東大帝国での自分にまつわる噂を否定しなかった。
離婚して、駆け落ちして…ね。
それどころか、それを逆手に取って話題の中心となり、あちこちからパーティーの招待を受けていた。
さすがニアン。笑
また、「ファム・ファタール=(フランス語で男を破滅させる魔性の女)」というイメージを隠すのではなく、堂々と使っていた。
男を破滅させる魔性の女www
さすが愛の国フランス、的確な言葉があります。
それを逆に利用して、右手には噂のランドレ子爵、左手には西王国の若い貴族たちを従えてパーティーに参加したのだ。
これ”ファム・ファタール”の右手に従えられる夫のランドレの面持ちやいかに・・ww
これについてローズは、
『西王国の貴族たちは、
突如現れたこの大胆なニアン夫人の姿に完全に唖然としていたみたいです…!』
と言っていた。
なんか西王国ってこういう東大帝国のぶっ飛んでる人が人気になるよね、コシャールしかり。笑 みんなおとなしい国民性なのかな?笑
こう、良いことは続いているが、
とはいえ、果たしてすべてうまくいくのだろうか?
ソビエシュは結婚式に来てくれるのか?ラスタもだ。
両親は来てくれることを願うばかりだ。
そういえば、ソビエシュの様子はおかしかった。
あいつはいつも、な。だからデフォ。おかしくはない。いや…もう全部おかしいか。
ソビエシュはどうして私にあんなことを言ったのだろうか?
私はただでさえ最初の再婚の皇后になったのに、
ソビエシュは私が二度も再婚の皇后になりたいと思っているとでも言うのだろうか?
それに、なぜ私に戻ってきてほしいと思ったのだろう。
彼はラスタを愛していて、結婚までしたのだ。
それに加えて、数ヶ月後には子供も生まれる。
その時は、会話をするのもバカバカしいと思って、単純に『嫌よ。』と答えた。
私は彼の心の中がどうなっているのか、とても気になってはいた。
彼の心の中ではナビエの”嫌よ”が渦巻いておりました。笑
※参考:小説版110話 ソビエシュの葛藤
私はソビエシュをよく知っているつもりだったが、
今では彼があのように言った理由を想像することすらできなくなった。
うん!いいと思う!健全です!
__
__
しかし色々考えると不安になってきて、私は窓から離れた。
『外の空気を吸いたいわね』
『それなら…!何か食べるものを用意しませんか?陛下、ピクニックするなんていかがでしょう!』
『えぇ…!そうしましょうか?』
結婚式の後では、(忙しくて)こんなことをしている暇はないだろう。
私が笑顔で同意すると、ローラは興奮してローズに駆け寄った。
『さぁ、お弁当を作って、遊びに行きましょう!』
ローラ、昔っからこういうとき素直に感情出してくれるから良いよね。
私たちはバスケットに白パン、チーズ、3種類のサンドイッチ、フルーツジュースを入れて出発した。
なんか、いいね…!
私たちは、離宮の近くにある日当たりの良い場所に行って、食事をしたり遊んだりするつもりだった。
だった?
しかし、急に立ち止まることになった。
そこには…一人の人間が先に到着していたのである。
カフメン大公だった。
カフメンきちゃあああ!!笑
なんでひとりピクニックしとんねん笑笑
それともナビエの心読んで張ってきたのかな?
__
__
『大公…』
私が低い声で呼びかけると、彼は驚いて顔を上げた。
カフメン大公は急いで立ち上がると、手に持っていたロケットを首にかけた。
ナビエの肖像画が入ったペンダント・・笑 あぁ…想い馳せてたんだろうな…せつねぇ…。
そして、ロケットの端を服の中に入れて、硬い笑顔で私に挨拶した。
『…またお会いしましたね。』
『…それは、私がここに滞在しているからです。』
『”ここ”に?』
カフメン大公は顔をしかめて、遠くに見える離宮を見た。
『あれが王妃の宮殿ですか?少し小さいような気がしますが。』
『結婚式の日まで、一時的にあそこに滞在しているのです。』
『ああ』
カフメン大公はうなずき、気まずそうにつぶやいた。
『そうとは知りませんでした…。
私は西王国に来てからずっとこのあたりにいたので…だから、こうしてすれ違うのですね』
カフメン大公は驚いた様子で笑顔で言った。
しかし、すぐに彼の耳は赤みを帯びてきた。
彼の理性は、薬の効果によって再び失われつつあるのだ。
いいえ、違います。彼はマジ恋です。
『でも、これでいい。
これでいいのだ…、だってあなたの姿を見れたんだから。』
!!!!!!!!!!!!!!笑笑笑
ドズン‼︎
私はわざと手に持っていた食べ物の入ったバスケットを地面に落とした。
カフメン大公は困った顔をしていた。
私は、落としたふりを続けて、バスケットを見ながら、侍女たちに尋ねた。
『食べ物が落ちて全部汚れてしまいました。
本当にごめんなさい、改めて用意して頂けないでしょうか。』
笑!
侍女たちは顔を見合わせていたが、すぐにバスケットを持ってその場を去った。
二人きりになってから、私はカフメン大公に
『まだ薬の効果を打ち消せていないのですか』
と尋ねた。
『薬の効果を消したくないわけではありません。しかし…』
『・・・?』
『できないのです』
”解毒する、というその行為そのものが”できない、ね・・笑。カフメンはこの薬の効果(ナビエのことが好きな想い)を消したくない。でも何回も言うけど、恋の妙薬の効果は切れてます。笑
カフメン大公は意味不明の言葉をつぶやいていた。
ただ、私の言葉を誤解したのか、困った顔をしていた。
しかし、すぐに表情を抑えて、
『私を招待したのはハインリ国王ですか、
それともナビエ王妃ですか』
と質問をした。
『私です。』
『…!!!
ありがとうございます。とても嬉しいです。でも…何のために…?』
カフメン大公が明らかに顔を紅潮させて小声で言った後、
そのままぎこちなく硬くなっているのを見ると、不思議な感じはした。
しかし、私は東大帝国で何度かこのような経験をしていたので、
薬の効果が彼の理性にどのような影響を与えているかは何となくわかっていた。
この間も彼は意味不明なことを言ったりボソボソ呟いたりしていた。
私は彼の戯言に気づかないふりをして、
戯言て笑
辛辣 w
『東大帝国ではできなかったルイフトとの交易を実現するために、あなたを招待させて頂いたのです』
と答えた__
↓↓↓
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再婚承認を要求します 原作小説 112話 感想・考察
わたしお気に入りのカフメンが出てきて今話は続きます。
ロケット(ペンダント)見ながら”今もこの王宮のどこかにナビエはいるんだろうな”って草原でひとりピクニックしながら想いを馳せてるカフメン想像してもうダメだった・・笑 最高。
さて、今話も振り返ってまいりましょう!まず序盤!
初めてのお茶会主催で失敗してしまったラスタが八つ当たり的にエルギにかち込み入れましたね。笑
や、ほんとエルギ流れ弾もいいとこよね笑
エルギの意見を聞いて自分で”決めた”のはラスタだし、自分の行動でどんな影響があるか考えなかったのも自分なんだから・・。
結果、エルギはその場を収めただけでなく、
よりラスタを利用できそうな含みを見せて序盤は終わります。
やー、相変わらずエルギ掴めないわ。ハインリと組んで東大帝国を失墜させようとしてるのだとは思うんだけど、どうなんだろう。
そして(頭の中だけ)”お姫様”ラスタは自分のことを名前で呼ばせたり、可愛く(?)エルギにすり寄ってみたりとラブロマンス()を始めていました。笑
中盤では、そんなラスタがお金の管理を自分で行おうと(多分無理ですが・・)ラントに話に行きますが、ヒラリとかわされ、ソビエシュに会いに行くことになりそうです。
これなんかラント男爵も不審だったね。
まぁ、ソビエシュに言付けとして、ラスタの要請を拒否るように告げるんだろうけど、またソビエシュがビシュビシュしだして、ラスタラスタいうことになると、どうなるかわからんね。私がなに言ってるのかもわからんね。
そして、終盤では、
ハインリとの初夜を気にするナビエ(最高。)、
対クリスタとして、秘密裏に協力してくれることになったマレーニ。
マレーニは諸刃の剣でもあるんだけどね。
そしてピクニックに行ったらまた会ってしまうカフメン。
ナビエからカフメンへの答えは当然、”貿易のため”でしたね。笑
まぁ…カフメンには可愛そうなんだけど、事実そうだもんね。笑
カフメン自体はいい人だと思うのですが、
もう今からカフメンが猛アタックしたとしてもナビエとハインリの結婚式は間近・・。
しかし、どうなるでしょうか。
本当今となってはもうifだけど、前も言ったカフメンが東大帝国に残って(ソビエシュぶたないで)、ナビエと貿易の話する中で仲良くなって、ソビエシュが離婚切り出して…の展開だったらわからなかったよね・・!
個人的には、ハインリが今話も出てこなかったので、
ちょっとカフメンには暴れてもらってハインリとナビエの絆がまた深くなるようなところが見たいのではあるのですが・・・!笑
カフメンをだしに使おうとするわたし・・笑
次回も気になります・・!
いつもコメントくださるみなさま、ありがとうございます!本業でつらい時、心の支えになってくれております・・!Twitterのコメント・フォローもみなさま嬉しすです・・!(つД`)ノ
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次回原作小説版第113話ネタバレはこちらから
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コメント
原作翻訳、ありがとうございます!
結婚式がいよいよ間近に…
ビシュビシュなラスタラスタなお式を上回る、絢爛豪華かつラブラブな展開になると勝手に期待しています。
今回はビシュビシュがツボでした笑
次回もhaluさんのツッコミが楽しみです!!
komekoさん
こちらこそいつも立ち寄って頂きましてありがとうございます・・・!\( ‘ω’)/
>ビシュビシュなラスタラスタなお式を上回る、絢爛豪華かつラブラブな展開になる
あれ・・ちょっとkomekoさんが何を仰っているのかわたしには・・笑!!
いつもたわいのないわたしの感想に笑ってくださりありがとうございます!
これからも末長くよろしくお願いいたしまする!!_|\○_オネガイシヤァァァァァス!
コメントは初めてですが、こちらの翻訳を毎日毎日心待ちにしています!いつも本当にありがとうございます。
今話も最高でした!
カフメンがこれからもっとかわいそうになりそうでわくわく…
そしてhaluさんのツッコミなしではラスタを見られない体になってしまいました。ツッコミなしで見たらイラッとしてスマホ投げそうです
杓さん
はじめまして!ハッピーマンガ道場のガヤ担当haluと申します!
※普段自分の感情をぶち撒けられないぶん、
壮大にこの感想記事でぶち撒けてさせて頂いております!笑 お目汚し失礼つかまつります・・_|\○_
コメントむちゃくちゃ嬉しいです!!
>そしてhaluさんのツッコミなしではラスタを見られない体になってしまいました。
ちなみに、相当ヤバい体質になってしまっているかと思いますので、
一度お身体まるっと精密検査を受けられることを強く推奨しまする・・\( ‘ω’)/笑笑
それではこれからもスマホ投げたくなられたらふらっと立ち寄ってくださりますと嬉しいです!笑
ぜひ今後ともよろしくお願いいたしますッ!!╰( `•ω•)╮-=ニ=゚。☆←スマホ
初めてコメントいたします。
ずっと楽しく読ませていただいています!
しかし、次のページが開けないので悲しいです〜〜!
Nekomata様
いらっしゃいませ!初めまして!ガヤ担当haluです!
次回113話絶賛翻訳中となりまする・・!!!
※その為、エラーとなっております・・!いつも筆と作業が遅くて有名なhaluでございます・・
お待たせして申し訳ございませぬうううう 三_|\○_(高速スライディング土下座アルティメット
今週中に更新予定ですので、どうか、どうかご堪忍をおおお・・!!
いえいえいえ!こちらが楽しみにしすぎているだけなので〜〜〜!
翻訳を載せてくださって、本当に×100感謝しています!
過去の話からもう3回以上読み返しています(笑)
続きを心待ちにしていますが、どうぞご無理はなさらないでください。
画面越しに応援していますね!
Nekomataさん
ささ、さっさ!ささっさっさっ!!え?さっっささっさっっさ3回も・・!!!!!!!(うるさい
ほんとーに!!ありがとうございますす・・!
がんばれます・・!!
更新ありがとうございます。
この回は急ピッチで物事が進み、緊迫感ありますね。まさか、ハインくんが登場しないから(^◇^;)なのでしょうか。癒しの提供者であることを実感しました。
カフメンさま、やはらビジネスか‥とガックリしていることでしょう(既に読心でわかっているとは思いますが)
翻訳いつもありがとうございます、
ミャーさん
いつもありがとうございますすす・・!!
ハインリくん…最近でなさすぎですよね…ナビエとのイチャラブなくて悲しい…癒し…ホシイ…イヤシ…ガガガ
いつも楽しく読ませていただいています
何しろ、ツッコミが絶妙でツボります
切ないカフメンが気の毒だけど(ナビエさまとカフメンでの話も読んでみたい)
とりあえず、ハインリとの結婚式が楽しみです
低脳腹黒パスタ(つい、漫画版での呼び方が出てしまいました)は
皇后になっても自称が名前という…
しかも勝手に誤解して思い込んで、ろくな事しない病んでる人だから手に負えない
ナビエさまの結婚式で何かやらかすとしても、ハインリが絶対に守り切ると思うので
その辺りはいいけど、逆に自分やおバカ皇帝に取り返しのつかない問題が降り掛かってくれたらいい気味だなと思うわたしも腹黒だな…
何はともあれ、いつもありがとうございます